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【クリスマス豆知識】クリスマスイブは恋人とは過ごさない。 意外と知らないカトリックのクリスマス(2)

 

こんにちは、まのんです。

欧州でも、晩秋というより、初冬といえる季節が来て、街全体がそわそわしてきました。そう、クリスマスです。

 

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これほど世界中に浸透しきっているクリスマスですが、宗教行事としてのクリスマスって意外と知らないことが多くないですか?

日本では恋人たちと子供が盛り上がるクリスマスイブですが、本来、何をするんでしょうか?

なかでも、なんとなく伝統をじっと守っている感じのカトリックのクリスマスってどんな風にお祝いするのでしょうか。

前回の【英語の暮らし】【クリスマス豆知識】アドベントって何?意外と知らないカトリックのクリスマス(1)では「アドベント」と「クリブ」についてご紹介しました。今回は、クリスマスの本番24日から25日にかけての様子をご紹介したいと思います。

 

24日はクリスマスイブ

 

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実はあまりロマンチックではないクリスマスイブ

クリスマスイブといえば、街じゅういたるところでクリスマスケーキが売られていて、特別な夜のデートに胸をときめかせておしゃれする女子、っていうイメージがあります。バブル期のわすれがたみ、ですかね。

欧米では、クリスマスケーキの街頭販売も、恋人とのロマンチックナイトも、一般的にはほぼナシといっていいと思います。

恋人とディナーにでかけ、シャンパンを開けて愛を語り合い、ホテルの高層階のスイートで甘い夜。。。なんていうこととは無縁の日です。

「家族優先」「実家優先」です。

カトリック教徒が多いラテン系民族のフランスやイタリアでも同じじゃないでしょうか。

 

クリスマスイブにすること

じゃ、イブには何をするかというと、もちろん教会のミサに行くのです。

以前は、イブのミサは深夜に行われていたと聞きますが、現在は午後7時くらいからのスタートが一般的じゃないでしょうか。

早く行って席を確保しないと座る場所がなくなるほど、イブのミサは参加者が多くなります。普段はあまり教会に行かない人たちも、さすがにクリスマスとイースターは礼拝に参加する人が多いようですよ。

 

12月24日は祝日か?

12月24日は、会社員の場合はすでにクリスマス休暇に入っている人もいますが、欧米でもほとんどの国で24日は「ほぼ平日」扱いですね。北欧など一部の国ではイブから休みのようですが、多くの国は「営業日」のようです。

商店やスーパー、ショッピングモールなど少なくとも夕方までは開店しているところのほうが多いんじゃないでしょうか。クリスマスの本場なら24日からお祭りが始まるので国を挙げて休むのかと思いきや、そうでもないのですね。

カナダで会社員をしていた頃、24日は確かオフィスのみんなでレストランに行って昼食を食べたあと、みんなさっさと仕事を片付けて帰宅していたことを思い出します。独身者はたいてい実家に帰省し、家族のいる人も、夫か妻の実家に出かける人がほとんど。

 

イブの食事

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欧米のイブの食事は日本とは違う

どうも「12月24日には、チキンとクリスマスケーキを食べる」イメージが染み付いてしまっている昭和の人間としては、欧米でも24日夜はどんちゃん騒ぎをするんじゃないか、と思ってしまっていました。

ところが、24日は日本の大晦日のように、「どんちゃん騒ぎ」というよりも「厳粛」な感じですよ。

なにしろ救世主キリストの誕生を祝う日(教会の暦では24日の日没からがクリスマスだそうですね)ですから、厳かに祈る日なのです。

 

ミサのあとの食事

 

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クリスマスイブのミサが終わって家に戻ると、午後9時ごろです。

筆者の義実家などは、教会から戻ったあとは、事前に準備しておける冷たい食事をとるのが習慣です。

雪深い年など、冷え切った体で戻ってくるので、まずは暖かいポタージュなどをいただくこともあります。

そして、大皿に盛られたフォアグラと、温めたブリオッシュ(甘めのパン)やパン・ド・ミー(いわゆる食パン)を各自取り分けていただきます。好みでいちじくのコンフィチュールや、塩・コショウ、玉ねぎのコンフィなどを添える人もいます。

もちろん、飲み物は甘口ワインのソーテルヌかシャンパンです。

そのほか、スモークサーモンやサラミと簡単なサラダなどをいただき、チーズでシメるのが毎年のパターン。

フォアグラ大好きな人たちは大喜びですが、イマイチすきじゃない人(自分)だと、「え?これで終わり?」的なシンプルさです。メインがない、っていうか。。。

 

 

プレゼント受け取り準備とは?

 

簡単な食事(フォアグラがあるので、実際には「豪勢」な食事のランクになるんですが)のあと、重要な仕事が待っています。

それは、プレゼント受け取りの準備!

これをやらなきゃサンタクロースはプレゼントを持ってきてくれない、らしい。

 

準備するものは、各自の靴。もしくは室内履きのスリッパ。

 

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『サザエさん』のひとこまで、カツオが巨大靴下を用意するシーンがありましたっけ。サンタクロースは「くつした」にプレゼントを入れるものだと思っていたら、「靴」に入れてくれる国もあるんですね。

 

深夜の大人たち

 

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クリスマスイブの夜、遠い北の空からトナカイのひく空飛ぶそりに乗ってやってくる、白ひげ&赤いコートのおじいさん。

「Ho, ho, ho!」と、やってきて煙突から家に入って、良い子にプレゼントを置いていくんでしたよね。

うちのコドモも6歳くらいまでは、サンタクロースの存在を信じていました。

 

イブの深夜、ほろ酔い加減でガサゴソとクリスマスツリー周辺にあらわれるのは、サンタクロースではなくて、大人たちです。家族や親戚が用意した、それぞれの靴の中とか周辺に、用意してきたプレゼントを置きます。

一応、大人同士でも建前は「サンタクロースがプレゼントを持ってくる」ということになっているので、こっそりとツリー前にやってきては、プレゼントを配置していきます。おじいちゃん・おばあちゃん宅に、子世代家族が集まるので、それぞれ相当な数のプレゼントを用意してくるのです。

次回は、12月25日のクリスマスデーについてのお話です。

 

 

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