こんにちは、まのんです。
せっかく身に付けた英語、仕事に活かしてみたい! それは当然のこと。
インターネットを見ていても、外資系企業転職のノウハウや、人材紹介会社のランキングやレビューが豊富にのっています。

採用側、応募者側、コンサルタント側、それぞれの立ち位置から内側を覗いてきた経験をベースに、外資系のポストに応募するためのちょっとしたコツを発信する2回目です。
前回の記事のリンクはこちら→「【英語を使って仕事】英語を活かす職探しの始め方」
キャリアゴールは明確ですか?

レジュメ作成にとりかかる前に、どんな企業の、どんな仕事をめざして就職活動をするのか、はっきりしていますか?
どんなキャリアを念頭に置いていますか?
どんな職種でもいい、企業もどこでもいい、というわけではないですよね。もちろん新卒の就職ではないので、希望する企業が求人を出しているとは限らず、むしろ求人を出している企業の中から希望をするという形になります。それでも、医療関係がいいとか、製造業がいいとか、製造業の中でも電気関連がいいとか、商社がいいとかあると思います。
そして、仕事を通じて自分が目指すもの、キャリアゴールをきちんとセットして、明文化しておいたらよいでしょう。
そのゴールによって、必然的にレジュメの中身も変わってくるはすです。
自分の強みと弱み、ちゃんと分析してありますか?

経営戦略を考えるときや、マーケティング戦略を考えるときに使われる分析手法にSWOTというものがありますよね。SWOTとは、次の4つの言葉の頭文字をとったものです。
- S = Strengths(強み)
- W = Weaknesses (弱み)
- O = Opportunities (機会)
- T = Threats (脅威)
SWOTの手法は、なにも企業の中だけでなく、就職活動をする際にもとても役に立ちます。職探しとは、自分という商品のマーケティングなのですから。
SWOT分析の中でも、S(強み)とW(弱み)の部分が特に有用だと思います。自分の何が強みなのか、そして何が弱点なのかを客観的に把握しておくことで、自分の売りがわかりますよね。
面接に臨むと、かなりの頻度で聞かれる質問が、強み(売り)に関するもの。
What are your strengths?
(あなたの強みはなんですか?)
What do you think you can contribute to our company?
(あなたがこの会社に貢献できると思うのはどんなことですか?)
面接官が外国人の場合(採用になった場合の直属の上司や部門長)、へりくだった言い方は不要で、直球勝負。ズバッと自分の売りを明確に(しかも簡潔に)伝えるのが良いと思います。
面接する方は、忙しいスケジュールの中、何人にも同じ質問をしていると思われるので、「ああ、この人を雇えば仕事がスムーズに進むぞ。」と思ってもらう必要がありますよね。
そして自分の弱点をちゃんと客観的に把握していることもとても大切です。これも、実際の外国人との面接で聞かれることが多い点ではないでしょうか。
In what areas would you like to improve?
(どんなところをもっと向上させたいと思っていますか?)=つまり応募者が自分の弱点をどうとらえているかを聞いているわけですね。
What is or are your weakness, if there is any?
(あなたに弱点がもしあるとしたら、それはなんですか?)
ポイントは、直しようのない弱点(欠点)を言うのではなく、取りようによっては長所じゃない?というような点をあげることです。
たとえば、「のめりこみやすい」は、何かにのめりこんで他が手につかないとなると、多くの職場では「弱点」です。
でも、「戦略を立てるにあたっては、徹底的に調べたくなるというのが私の弱点だと思います。きちんと裏付けをとってプランニングしたいので、ときどき残業になることもあったりします。」といえば、「責任感の強い論理派なんだな」という印象をあたえることでしょう。
まとめ
日本で英語を活かして仕事をしたい。。。
これだけネットが普及したボーダレス時代、外国語で仕事をする機会も以前よりずっと多くなりました。
でも「自分にあった企業の、自分がやりたい仕事」を探すのはいつの時代でも至難の技。だからこそ、職探しにもワザ(自分マーケティング)が必要なのです。
まずは、自分をよく分析して、ゴールを定め、完璧なレジュメ作成からすすめてみてはいかがでしょうか。
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