こんにちは、まのんです。
日本で、そして海外で、英語を学んだら、次は仕事で使いたいですよね。語学堪能なスタッフはさまざまな分野で求められています。
日本で英語を活かした仕事を探すとき、多くの人が利用する、王道ともいえる人材紹介会社を経由しての就職活動。

人材紹介会社の選び方についてご紹介した記事の続きです。
前回の記事:
「日本で探す英語の仕事 人材紹介会社の活用方法3ステップ(1)」
目次
ステップ(2)登録する会社の特色を理解する

人材紹介会社に登録するときには、その会社の特色を理解しておくことが大切だと思います。前回の記事に書いたように、大手人材紹介会社と小規模紹介会社という大雑把なくくりだけでも特色に違いがありますよね。
規模だけでなく、得意とする分野がそれぞれの企業にあるので、できればそのあたりも情報を検索しておくとよいと思います。
例えば、化粧品やビューティーアイテムを扱う企業がいいなあと思っていても、その分野に強いパイプを持ち、顧客企業として持っていない人材紹介会社からは、その手のオファーはなかなか来ませんよね。
また、どんなコンサルティングを希望するかによっても、選ぶ人材紹介会社は変わってきます。
マンツーマン、アットホーム、いろんな言い方がありますが、あなたの「人物と可能性(ポテンシャル)」を顧客企業に売り込んでくれるコンサルタントに任せたいと思うなら、小規模特化型の会社が合っているかもしれませんね。
ステップ(3)コンサルタントとの付き合い方

転職成功の鍵を握る重要人物が、登録した人材紹介会社のコンサルタント(もちろん、各企業によってこの呼び方は様々です)。「人材コーディネーター」であったり「コンサルタント」であったり、「エージェント」であったり、いろいろでしょう。
ここでいう「コンサルタント」は、実際に応募者と面談し、キャリアコンサルティングを含めて顧客企業へ紹介し、契約をまとめるまでの流れを担当するスタッフのことです。
かつて、この立場の仕事に携わったものとしての考えを書いてみますね。
自分の希望をはっきり伝える
転職に成功したら、これから長い間、1日の多くを過ごす勤務先を選ぶのですから、希望ははっきり伝えましょう。
もちろん、自分の経歴やスキルから考えて妥当なラインでの希望に限りますが、職種・業種・勤務先のロケーションなど、明確に。
ただ、「絶対にこの条件でないといけない」というと紹介してもらえる仕事が限定されるので、ある程度のフレキシビリティを持って考えましょう。
それから、経験豊富なコンサルタントなら、あなた自身が気付いていないポテンシャルを見て、思いもよらなかった提案(あらたなキャリア分野や業種)をしてくれるかもしれませんよ。
コンサルタントの情報は貴重
日々、さまざまなバックグラウンドの応募者と面談し、顧客企業ともやりとりをしているコンサルタントは、「今まさに旬!」という情報を持っています。
これから急成長しそうな企業だったり、日本市場に新規参入しようとしている外資系企業など、業界のプロならではの貴重な情報です。
そして、彼ら、転職希望者のプロフィールに関しては目が肥えていますので、あなたが転職市場で「売り物」としてどのあたりのポジションにいるのか、よくわかっているはず。
よりよい転職のために、どこを強化したらよいかとか、魅力的なレジュメの作り方とか、できるかぎりのアドバイスを惜しまないコンサルタントもいます。
良い関係が良い仕事をもたらす
コンサルタントも人間です。顧客企業に紹介しやすい優れた経歴はもちろん大歓迎ですが、それだけはなく「明るく、前向き、素直」な応募者には全力でバックアップしたいと思うものではないでしょうか。
毎日、何人もの応募者と面談するわけですが、転職を希望する人たちの中には、やはり「上から目線」だったり「やけにネガティブ」だったりする残念な人も、はっきりいって、いるんですね。
コンサルタントが、顧客企業との案件と応募者とのマッチングを考えるとき、学歴や経歴、資格やスキルなどの動かせない条件に加えて、安心して顧客に紹介できる「人物」かどうかも加味します。
そこには、「新しい環境で、周囲とうまく仕事を進められるか」「ストレスに強いか」「仕事を前向きにとらえて頑張れるか」などの、コンサルタント自身が感じたソフト面での印象がプラスされるのです。
「この応募者、これまでの経歴面では御社の条件に若干、弱いように思えなくもないですが、とても明るく前向きな人物で、新しいことを吸収する力があるようです。ぜひ一度、会っていただけるとご理解いただけるのではと思いますよ!」などと、ポジティブなプッシュを加えてもられることも多々あるのです。
実際に、そうやって何人もの「実は経歴的には条件を満たさない」応募者を面接に送り込み、成功した経験がありますよ!
成功する人材紹介会社活用法のまとめ
いかがでしょうか。
英語を活かした転職を考えるなら、外資系転職の王道ルートともいえる人材紹介会社。
たくさんある選択肢のなかから、自分のキャリアの方向性に沿って、最低数社とはコンタクトを試みると良いと思います。
そして、人材紹介会社に登録したら、そこで安心せずに、定期的にコンサルタントに連絡をしてみてください。定期的な「いい仕事おねがいします」コールをすることで、存在をアピールできるし、新たな求人情報や業界情報が得られるかもしれません。
忙しいコンサルタントは、一度に多くの応募者を抱えているので、ときどき「わたし、さがしてますよ」アピールをすることは大切です。
人材紹介会社を有効に活用して、より自分らしいキャリア選択ができるといいですね。
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