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【イギリスのシャワー】使い方にコツがいる、日本人泣かせの浴室!

 

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憧れの国イギリスを訪れた日本人の旅行者や滞在者が、かの国で困ってしまうことのひとつ、お風呂とシャワー。

設備が古かったり、湯量が足りなかったり、水はけが悪かったりと、イギリスの浴室はとかく日本人泣かせです。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

熱い湯船に毎日浸かるのが難しいのは仕方ないとして、せめてスッキリさっぱりシャワーを浴びたいもの。文化が違うから、では片付けられない毎日の生活の一部ですよね。

この記事では、「使いづらい」「そもそもどうやったら心地よく洗えるのか不明」というイギリスの浴室のシャワーについて使い方のコツなどご紹介していきたいと思います。

 

イギリスのシャワーの使い方にはコツがいる

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使い方にコツがいるシャワー

「え、シャワーはシャワーでしょ。使い方にコツなんていらないでしょ?」と思われるかもしれませんよね。

もちろん、中級以上のホテルや有名チェーンのホテルなどでは「コツ」なんていりません。ただ、私たちが日本で普通に使っているように、湯温をお好みに設定して蛇口をひねるだけです。

お湯もふんだんに出てきます。家族で次々にシャワーを浴びても、なんの問題も起こらないでしょう。

問題なのは、安宿や、お手軽価格の民宿B&Bや、アパートや一般家庭でのシャワーです。

なぜシャワーにコツがいる?

大まかに言って、次の5つの問題があるからです。

  1. お湯の量に制限がある
  2. 水圧が低い
  3. バスタブがあってもシャワーがない
  4. バスタブの蛇口がお湯と水で別々
  5. 温度調節がしづらい

イギリスの浴室については、「【イギリスのお風呂はとても不便】あの浴室をイギリス人はどう使う?」にてご紹介していますので、そちらも参考にしていただければと思います。

イギリスのシャワー、使い方のコツ

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さきにご紹介した、イギリスのシャワーの5つの問題点。学生時代の友人たちや自分の体験から、それぞれの問題点を解決(?)するコツをご紹介したいと思います。

問題1. お湯の量に制限がある

解決法は滞在先の状況によります。

ホームステイやフラットシェアなどの場合

ホームステイでは、あらかじめホストファミリーにシャワー時間を決めてもらうようにするといいでしょう。

お湯が確実にある時間帯を割り当ててもらって、できるだけ時短でシャワーを浴びます。

フラットシェアの場合は、フラットメイトと話し合って決めておくとトラブルが防げます。

B&Bやホテル

「ホテル」という名がつく施設では基本的に湯量の問題はないかと思います。民宿であるB&Bは、一般家屋を宿にしているタイプのところでは要注意(室数が少ないケースが多い)。

他に宿泊客がいる場合、夕方早い時間や、他の宿泊客が夕食に出ている時間帯にシャワーを使うと湯量に困ることは少ないでしょう。

自分達が複数人のときには、一人ひとりのシャワー時間をできるだけ短くするのが思いやり。

また、共有シャワーの場合、浴室が湿っていたり濡れていたら要注意。前に誰かシャワーを浴びていたので、湯量は残り少なくなっている可能性大です。

洗い方の工夫で乗り切る

シャワーを出しっぱなしにしないことが肝心です。

シャワーに入ったら、最初に髪を含む全体をお湯で濡らし、いったんシャワーを止めます。シャンプーを髪になじませ、もみあらい。ボディソープを泡立てて体全体になじませます。

そして、ふたたびシャワーを出して髪を洗い、体も洗い流します。

これで、少ないお湯の量でもなんとか最後までお湯でシャワーできるはずです。

シャワーで温まろう、なんていうことは考えないようにして、とにかく汚れをさっと落とすことに専念するんですね。お風呂好きの人にはとても残念なことなのですが、イギリスでは仕方のないことかもしれません。

問題2. 水圧が低い

本来は低水圧用シャワーヘッドを取り付けるのがベストなんですが、旅行者やホームステイなどではそうはいきませんよね。

B&Bなどで水圧の低いシャワーにあたってしまったとき。実際にやってみたのは、シャワーヘッドの目詰まりを掃除することですね。あとは、シャンプー時やボディソープをつかったあと、できるだけ泡を手でぬぐってからシャワーで流すという方法です。

問題3. バスタブだけでシャワーがない

ホームステイや、アパート、いろいろなB&Bで「超使いにくい浴室」と戦い続けてきた自分の体験から、次のような方法に辿り着きました。

「シャワーのついていないバスタブのみの、湯量の少ない浴室」で髪を洗い、体も洗える方法です。

この場合、くれぐれもバスタブに先にお湯を張ったりしないように。洗うためのお湯がなくなり、冷水で洗うことになりかねないので要注意です!

かけ湯方式

  1. 日用雑貨の店などで、洗面器の代用になるもの(ボールや小型の洗濯用バケツなど)を購入。
  2. バスタブの中で、まず洗面器一杯のお湯で髪全体を濡らし(その前に、十分ブラッシングをしておく)、シャンプーを手にとって泡立て、地肌をマッサージするように髪全体になじませる。シャンプーの泡をできるだけ手で落とす。
  3. 次に、新たにお湯をはった洗面器に頭をやおら突っ込み、とにかく泡を落としきる。
  4. お湯を替えた洗面器で洗い流す。これをもう1回程度。
  5. コンディショナーを使う場合は、同様に洗面器で。
  6. 次に、ボディソープや石鹸を泡立てて、体全体にマッサージするように泡を広げる。
  7. シャンプーのときと同じように、洗面器にお湯を汲んで体を洗い流す。
  8. ・・・・ここまでで冬場はかなり体は寒くなっているはずなので、最後に高めの温度のお湯を洗面器に汲んで体全体に掛け湯をして、おしまい。

 

問題4. バスタブの蛇口がお湯と水で別々(シャワーもない)

まずは、上記の「かけ湯方式」が解決法の一つです。

さらに、ホームステイやフラットシェアなどの長期滞在なら、「取り付け型シャワーホース」なる便利グッズも考えてみてはいかがでしょうか。

蛇口が2個ついているバスタブ用の差し込み型シャワーヘッド&ホース

日本人の友人の中に、「蛇口に差し込むシャワー」なるものを買って使っている人もいました。例えて言うなら、大きな聴診器のような姿。聴診器の耳に差し込む部分が、温水・冷水の取水口で、聴診器の胸に当てる部分がシャワーの出口。

バスタブのところの、お湯蛇口と水の蛇口に、それぞれホースを差し込みます。ゴムとかシリコンのような柔らかな素材でできているので、すっと入ります

そして、お湯と水とちょうどいい湯加減になるよう調節し、シャワー口からでる「いい湯加減」のお湯でシャワーを浴びる、というシステム。

これを初めて見たとき、「おお、すばらしい!」と仲間みんなで絶賛し、さっそく借り風呂。

が、シャワーの湯加減ができたと思った途端。。。

スッポーーン!」とお湯の蛇口からホースが落ちて、シャワーからは冷水が出るのみ。。。

取り付けるときに、蛇口にすっと入っただけあって、水圧にはすぐに負けてすっと抜けた、わけですね(苦笑)。

ずいぶん昔の話なので、さすがに現代には存在しないだろうと思って、検索したら、まだありました。。。。! しかも通販サイトで簡単に数種類が見つかりました。しかも、安価。この値段じゃ役に立たなくてもしかたないだろ、って感じの値段です。

名称は、Double Tap Bath Sink Shower Head Hose Spray Hairdresser Pet Push On と書いてあります。「蛇口が2個ついているバスタブ用の差し込み型シャワーヘッド&ホース」ですかね。

未だに悩んでいる人が多いということでしょうね。そして、さすがイギリス。頑固に古いものを守る国、です。

問題5. 温度調節がしづらい

お湯の温度をレバーで調節できるのが最近の混合水栓。それになれてしまっていると、クラシックなイギリスのシャワーは使いづらいもの。

この場合、まずは水のレバーをひねって水を出し、そのあとお湯のレバーをひねり、温度を確認しながら適温に調節します。お湯をいきなり出すと、危ないですので注意してください。

お湯と水がそれぞれ別の蛇口になっている浴室で、体を洗う場合は、特に注意が必要です。だって、お湯の蛇口から「熱いお湯」がでるんですから。やけど注意です。

最近はどうなんだろう?

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蛇口別々には理由があった

かつては、とても苦労したイギリスでの入浴。お湯の出が悪かったり、途中で水になってしまったり、バスタブしかなくて途方にくれたり。

さすがに21世紀、イギリスの浴室にも革命が起きているんじゃないでしょうか。

と、思っていろいろ検索してみました。一般家庭のお風呂は最近では見る機会がないのですが、ネットで見る限り、劇的には変わってはいないようです。

さきに「【イギリスのお風呂はとても不便】あの浴室をイギリス人はどう使う?」でご紹介した通り、大手通販サイトでも数種類の簡易取り付け型シャワーホースが売られています。

つまり、相変わらず「浴室にはシャワー無しバスタブのみ、 お湯と水の蛇口はそれぞれ別々」のお宅がかなり存在するということでしょう。

 

この蛇口別々には理由があるらしく、かつての住宅では屋根裏とかにタンクをおいてそこにためた水を沸かして温水として使用するというシステムだったとか。

水を溜めるので必ずしも100%衛生的とは言えないという観点から、お湯はそのタンクからひっぱって、お湯専用の蛇口へという造りになったんだそうです。

一方、飲用水にも使う冷水は、安全な公共の衛生管理された水道から引いてきて、水専用の蛇口から注ぐ。完全に衛生的とは言えないお湯とは別の蛇口にして、万が一にでも水道全体に汚染が広がらないように工夫したんだとか。

もちろんボイラーも配管技術も進化したということで、近年建てられる住宅では、日本と同様にお湯と水を混ぜて出せる混合水栓が一般的だそうですよ。(参照:BBCアメリカ「10 things about a British home that will confuse Americans」http://www.bbcamerica.com)

小さなホテルではどうか?

古い建物を改修しながら営業している地方のホテルなどは、まだ「別々水栓」のところも結構あります。

歯磨きや洗顔の時など、水だけじゃ冷たくて洗いたくない、でもお湯を出すとほぼ熱湯でやけどしそう。。。どーしたらいいの?という感じですね。。。

旅先なので、留学時代のように「洗面器もどき」など用意していないし。

 

そういうときはですね。こうします!

水を多めに、お湯を少なめ(ちょろちょろ程度)に出します。そして、両手をお椀型にあわせ、最初に水を7割程度、次にお湯を3割程度、その両手お椀に入れるとちょうどよい温度になります。

でもお湯が直に肌に触れると熱いので、タイミングよくしないとダメです。

 

もちろん、小さなホテルでも配水管や水回りを全面リフォームしてあるところも少なくありません。そういうところでは、ちゃんとひとつの蛇口から「好みの温度の温水」を出すことができます。

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↑↑↑蛇口はひとつでも、レバーは二つ。

でも、蛇口のレバーは水とお湯別々というところが多いかもしれません。。。(いわゆるダブルレバー混合水栓、ですかね) 日本でもちょっと古めのホテルや旅館だと、これですよね。あの、ころっとしたレバーの上に赤い丸と青い丸がついているやつです。

大型チェーンホテルでは?

大型高級ホテルではどうなっているか?これは、残念ながら我が家では縁がないので、わかりません。

独身時代の一人旅でお世話になった四つ星とかの中級のホテルでは、ほぼ全部が混合水栓で「あっちっち!」体験はしていませんね。

家族持ちになっての旅行では、よく大型チェーンホテルを使います。安いとこです。でも、設備は全面的に近代的なので、シャワーも当然混合水栓ですね。

ちょっとロマンチックな最果ての地の小さなホテルにでも泊まらない限り、最近では「あっちっち!」体験はしなくなりました。先日、海辺の可愛いホテルに泊まった時はさすがに、「あっちっち」で大変でしたよ(笑)。

まとめ

「大好き!」「憧れの国!」という人が多いわりに、さまざまな欠点を挙げる人があとをたたないイギリス。

とくにお風呂やシャワーは、日本人が風呂好き民族だけあって、注目が集まるところなのでしょう。

亀の歩みのイギリスの浴室事業近代化。BBCアメリカでもトピックとして掲載しているということは、イギリス人以外の外国人にとって、共通の悩みの種なのかもしれませんね!

今回ご紹介した、イギリスのシャワーの使い方のコツ、何かの参考にしていただけましたらうれしいです。

 

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