英語で日常生活

【フランス人とイギリス人どこが違う?】比べてみた海の向こうのお隣さん

 

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イギリス人とフランス人。

国としては隣同士だけど、ものすごく違う印象がある。

言葉以外にどんな違いがあるの?

 

海をはさんでお隣さんのイギリス人とフランス人。昔から喧嘩したり仲直りしたり、ヨーヨーのような関係です。

そういえば、昔は今のフランスの一部がイギリスの領土だったりしましたよね?

百年戦争なんて、実質100年以上も戦いが続いたり。今も、それぞれお互いの国を軽く鼻で笑いながら因縁の間柄を続けているように見えます。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

イギリスもフランスも、私たち日本人には遠いけれど馴染みの深い国ですよね。

ヨーロッパ旅行といえば、ロンドンとパリ、というくらいイギリスとフランス二つの国は、私たち日本人に人気の海外旅行先。

日本人の在住者も多いですし、テレビや雑誌でも、この二つの国については常にいろいろな情報が発信されています。

 

でも、そこに住む人たちのことって、意外と知られていなかったりするんですよね。

私たちから見たら、見た目だけで判別できないイギリス人とフランス人。なんとなく、彼らは全く似ていない国民だというイメージはありますが、どこが一体違うんでしょうか。

この記事では、イギリス人とフランス人の違いを現地目線で、掘り下げてみたいと思います。

次の海外旅行が、もっと興味深くなるかもしれませんよ!

 

イギリス人とフランス人の違いは言葉だけ?

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英語とフランス語、根本的な違い

イギリスとフランス、海を挟んではいますが、ドーバー海峡の二国間の最狭部の距離は34キロ。泳いで渡る人だっていますよね。

でも、話す言葉は別。英語とフランス語です。「似ている言葉(同じ綴りの言葉もある)もあるけれど、基本的に全く違う言語」なんです。

英語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派。

一方、フランス語はインド・ヨーロッパ語族のイタリック語派。ラテン語から発展した語彙がすごく多いなあと思います。

イギリス人とフランス人、民族も違う

イギリス人とフランス人の違いは、もちろん言葉だけではありません。

民族も違うんです。

イギリス人は、ゲルマン民族のアングロサクソン人や、ケルト系のスコットランド、アイルランド、ウェールズ人を始めとする多民族国家。旧植民地からの移民も多く、大都市などでは本当に多種多様な民族が入り混じって暮らしている印象を受けます。

フランス人は、ケルト、ラテン、ゲルマン系フランク人などが混じった混成民族だとか。こちらも旧植民地からの移民が多く、アフリカ系の人たちも多く暮らしています。

イギリスとフランス、食文化がとても違う

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イギリス人とフランス人を考察するうえで、違いがいちばんハッキリしているのが食文化だと思うのです。

具体的に見ていきましょう。

家庭での食事を比較してみる

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ごく普通の一般家庭の朝ごはんと夕ごはんをざっくり比較してみますね。

イギリス人のごはん

(平日)

 朝食 夕食(時間は早め。早い家は18時に食事だったりする)
  • 薄切り食パンのトースト、マーガリンとジャム(もしくはシリアルと牛乳)。
  • 目玉焼きを乗せたトーストを食べる場合も。
  • ミルクティーかコーヒー
  • ソーセージを焼いたもの
  • マッシュポテトにグレービーソース(市販)をかけたもの
  • グリーンピース(冷凍)
  • 市販のカップデザート(プリンのようなもの)

 

フランス人のごはん

(平日)

 朝食 夕食(大人の夕食は遅い。20時や21時開始。)
    • 切って焼いた昨日のバゲット、バターやジャム(もしくはシリアルと牛乳)
  •  カフェオレ
  • アボカド(塩・胡椒のみ、前菜)
  • サーロインステーキ(マスタード、塩、胡椒)
  • フレンチフライ
  • グリーンサラダ
  • バゲット
  • フルーツヨーグルト

 

朝ごはんは、どっちもどっちで「糖質」系。夕ごはんに関しては、多分フランス人の方がヘルシーかもしれません(でも食事の時間が遅いので健康的とは言えない)。

「イギリス人は朝からボリュームたっぷりのイングリッシュブレックファーストを食べる」という通説がありましたが、現代では糖質中心の超カンタン朝ごはんが中心のようですよ。

レストランでの食事は?

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レストランでの食事。

確かに、数十年前のイギリスのレストランは「ガッカリ」が多かったです(外国料理を除く)。あまりのお粗末さにびっくりしたり、干からびたビーチサンダルのようなステーキにむしろ潔さを感じたり。

でも、近年イギリスの食事がすごく向上しているんです。美味しいなと思う食事に出会う頻度がとても高いのです。

一方、グルメの国フランスの食文化のレベルの高さは世界トップクラス。星付きレストランはもちろんのこと、星がなくても某ガイドブックに掲載されてるレストランなら、大抵どこでもかなり満足の味に出会えます。

イギリスはかなり善戦していますが、味やサービスでは、フランスにやはり軍配があがると思います。

外食産業の特色は?

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イギリス人はどんなところで外食をするのでしょうか。

イギリスの外食はどんな感じ?

どんな街にもあるのが、まずパブです。最近のパブは、「食事が売り」というところも多く、かなり美味しい食事を楽しむことができます。

日曜のランチタイムは、「サンデーロースト」と称してローストビーフやローストラムなどの豪華な肉料理を楽しむ家族連れで賑わっていたりします。

また、テイクアウトもできるフィッシュアンドチップスやケバブショップなども、どこに行っても必ずあります。

イギリスの外食産業の特徴は、バラエティ豊かな外国料理が楽しめる点ではないでしょうか。旧植民地のインド料理や中華料理を始め、イタリア、ギリシャ、中近東などのレストランもたくさんあります。

イギリス料理よりも外国料理が美味しいのが、イギリスの特徴かもしれません。

 

フランスの外食はどんな感じ?

では、フランス人はどうでしょうか。

フランスといえば、まずカフェ。こちらも食事もできるところが多いです。主にランチタイム中心ですね。

そして、バー。普通にお酒もコーヒーも飲めます。昼は定食を出しているところも多いです。

レストランは、ブラッスリー、ビストロ、レストランなどいくつかカテゴリーがありますが、概ねフランス料理が中心。外国料理のレストランももちろんありますが、味は微妙だったりすることが多いんです。

フランスでは、一般に外国料理よりもフランス料理のほうが美味しいところが多いように思います(イギリスと反対)。

イギリスとフランス、宗教の違いもある

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イギリス人とフランス人の違いを作り上げている大きな要素の一つが「宗教」なのでは?と感じます。

イギリス英国国教会(プロテスタント)が中心
フランスカトリックが中心

 

英国国教会もカトリックも、もちろん同じキリスト教ですが色々違いがあるようです。

ローマ教皇を頂点にきっちりとしたピラミッド組織のカトリックは、伝統を重んじることで知られています。

一方、中世の宗教改革で分裂して生まれたプロテスタントは、聖書中心で清貧・質素を美徳としています。

カトリック信者が多いフランス人は、伝統を重んじつつ派手好み、プロテスタントが多いイギリス人は質素好みという図式、あながち間違いではないと思うのですがいかがでしょうか。

イギリスとフランス、人々の性格は?

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もちろん、人それぞれなので、いろんな性格の人がいます。なので、ここでの見解は「だいたい一般的に見られる傾向」&「個人的に感じること」です。

イギリス人
  • ユーモア好き。
  • 男性は、皮肉たっぷり自虐たっぷりのシニカルジョークが好きな人が多い。
  • 女性はキリスト教精神なのか、ボランティア意識も強く親切な人が多い。
  • 男女共に困っている人を放っておけない。
  • 地味で現実的。

 

フランス人
  • ラテン気質で楽天的な人が多い。
  • カーッとなりやすいが冷めやすく、「気のいい人」が多い。
  • 議論好きで文句は多いが、基本平和主義。
  • 人は人、自分は自分の個人主義。
  • パーティー好き。

 

イギリス人とフランス人、見た目の違いはある?

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イギリス人とフランス人、見た目でパッとわかるものなんでしょうか。

ちょっと見ではわからない

よほどそれぞれの国に精通している人でなければ、「はい、あの人はイギリス人じゃなくてフランス人」とはわからないかもしれないですね。

なにか話してもらうと、すぐにわかることが多いです。(イギリス人はフランス語を英語訛りで話すし、フランス人は英語をフランス語訛りで話し、この訛りは結構強いです。)

典型的な見た目は少し違う

個人的な見方なんですが、イギリス人のほうが「北の人」というイメージが強いように思います。色白・長身・金髪、といった感じ。

フランス人はといえば、中肉中背、ラテン系の顔つきの人も多いです。

見た目は、フランス人女性はかなりスリムで小柄な人も多いですね。

彼らの似ているところはあるの?

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では、イギリス人とフランス人、似ているところはどこかあるでしょうか。

先に答えを言ってしまうと、「もちろんあります」。

筆者のみたところ、似ている点は次の3つかなと思います。

言語習得能力

どちらの人たちも、一般的に他言語がイマイチ(一般論ですよ!上手な人もいます)。

イギリス人は、フランス語がイマイチ。アメリカ人も同様ですが、どうしても英語の発音でフランス語を言ってしまいがち。すぐにわかる訛りです。

フランス人は、英語がイマイチ。みんな学校で英語はみっちり勉強するはずなのに、なかなか「英語が上手なフランス人」にはお目にかかれません(日本人も同じですよね)。

似ている単語をフランス語式に発音してはばからないこと、前置詞の使い方がフランス語を単に英訳したものになっている、など自他共に認める英語音痴な人たちです。

全体に大雑把

イギリス人もフランス人も、だいたいが大雑把ですね。

細かいことをさほど気にしない。時間に遅れても全然平気、約束の時間に現れないなんてこともありがちですね。

きちきち神経質にこだわらないので、慣れるとつきあいがとってもラクです。

社交的

これはイギリス人とフランス人に限ったことではなく、ヨーロッパの人たちの多くがそうなんですが、とても社交的な人たちだなあと思います。

見知らぬ他人でも、道ですれ違う時に「ハロー」とニッコリしたり、「ボンジュール」と声をかけます。

お店に入る時もちゃんと挨拶して入りますし、お店の人にきちんと「ありがとう」や「良い1日をね!」などと伝えるところは同じです。

気持ちのいい習慣ですよね。

まとめ

イギリス人とフランス人、その違いを比べてみました。

英仏海峡(イギリスではイギリス海峡(English Channel)と呼び、フランスでは、ラ・マンシュ(La Manche)と、それぞれ自分達流の名称で呼ぶんです)を挟んでお隣同士のイギリスとフランス。

中世までは現フランスの一部がイギリス領土だったりして、長い戦いの歴史がある二つの国。20世紀からは、二つの世界大戦を共に味方として戦いましたが、依然として二つの国には大きな違いがあります。

そして、それぞれがとても魅力的な人たちでもあります。

次のヨーロッパ旅行では、国民性観察もしてみてはいかがでしょうか。さらに深く二つの国を楽しめること請け合いです!

 

 

 

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