一人旅は好きなんだけれど、
一人で食べる食事は苦手!
なんとかならないかなあ。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
10代から国内・海外の一人旅をたくさんしてきたんですが、旅先の一人ごはん、今も苦手ですねえ。
「絵になっていない自分」がなんとも恥ずかしくて。
寂しい女って思われているだろうなと思ったりして。
この記事では、
一人旅好き!
でも、旅先での一人ごはんは苦手!
という方のために、
旅先の一人ごはんの「乗り切りアイディア」
をご紹介したいと思います。
次の一人旅では、晩ごはん時間が今までより楽しくなるかも!です。
【この記事を書いている管理人の一人旅歴】
中学生時代から、一人でバスや電車で出かけるのが好きでした。時刻表を隅から隅まで眺めては、頭の中で妄想旅。
20歳以降は、さらにフットワークが軽くなり、海外への一人旅も年数回。
「そうだ、明日の土曜日は奈良に行って仏像三昧しよう!」的な国内一人旅も好きでした。
現在はヨーロッパ在住ですが、移住前の海外ソロ旅経験は50回ほどです。
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目次
一人旅の困りごとは食事!
「行きたい!」と思った時に自由に旅をしたい人なら、やはり「一人旅」ですよね。
そうは言っても、一人旅にはちょっとした不安や困りごともついて回ります。
その最たるものが、「食事」ではないでしょうか。
リピーターも悩む「一人旅の食事」
史跡を静かに見て回るのが大好きで、一人旅ばかりしていた頃のこと。
一人旅ばかりしていた親友と、「一人旅の食事」について話し合ったことがあります。彼も私と同じく、一人でじっくり見て回りたい派。
結構、旅慣れた人でも「一人ごはん」には気を使っているんですよね。
一人ごはんが憂鬱
旅は好きだけれど、一人で食べる晩ごはんが困る…。
一人旅をしてみたことのある人なら、「晩ごはんをどうしようか?」と一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。
日本国内の旅行なら、デパ地下のテイクアウトもあるし、コンビニはいたるところにあるので、ホテルのお部屋ディナーは簡単にできます。
でも、例えば温泉地の旅館に泊まる時などは、ちょっと躊躇しますよね。
海外なら、どこでどうやって食事をしたらいいのか迷うと思います。
一人旅の食事は恥ずかしい?
一人旅の食事の困りごとは、「どこで食べる」というよりも、人の目が気になって恥ずかしいという点にあるのだと思います。
おひとりさまディナーが馴染むシーン
人目を気にすることなく食事ができるなら、居心地の悪さはあまりないですよね。
日本の大都市などでは、女性一人の出張者もいるし、会社帰りの女性が一人で食事をする姿もよく見かけます。「おひとりさま」が珍しくないので、「一人ごはん」が目立たない!
温泉旅館の場合、お食事の場所が「お部屋」や「個室食事処」だと気が楽ですよね。
海外でも、出張者が多く泊まるホテルのレストランなどは、女性一人が食事をしていても違和感がないかと思います。
おひとりさまディナーが辛いシーン
確かに一人で食事をとるのが辛くなるシーンというのもありますよね。
【一人での食事がちょっと辛いシーン】
- カップルや家族連ればかりの店
- カップルに人気なペンションやプチホテルのダイニング
- 大型旅館のバイキング食事会場
例えば、カップルや家族連ればかりの飲食店。一人ポツンと食事をするには、なかなか勇気がいるかもしれません。
ペンションも、意外とハードルは高めじゃないかなあ。ラブラブモードのカップルたちに囲まれての食事は、居心地がよくないかも。
実際に経験した、本当に居心地の悪かったケースは、次のような場合ですね(いずれも仕事。イベント用のロケハンでした)。
軽井沢のとあるペンション。ダイニングルームは、私以外、全部カップル。大勢のカップルの中に、ぽつんと一人。かなり居心地悪かったです。
北陸のとある大型温泉ホテルの部屋食。通常、部屋食は居心地いいんですが、このときは、仲居さんがずっと「お一人じゃさびしいですよね」とか言いながら、話しかけてきました。一人にして欲しかった…。
一人旅の食事、恥ずかしさがやわらぐ方法
ここからは、もっとリラックスして一人旅の食事時間を過ごすためのアイディアをご紹介していきたいと思います。
国内一人旅の食事
日本国内の旅行なら、どんなところに行けば一人でも気後れしないか、予想しやすいですよね。
都市観光の場合
「一人ごはん」が気にならない場所には、
- 宿泊しているホテルのレストラン
- ビジネスタイプのホテルのレストラン
- カフェ
- デパートやファッションビル内のレストラン・カフェ
などがあります。
「おひとりさま」や「ソロ活」という言葉も広まり、一人で食事をしたりお酒を楽しんだりする女性の姿は珍しくなくなってきています。
それでも、ちょっと女性一人だと居心地が悪いなと感じる人も多いかもしれませんよね。
例えば、男性ばかりが目出つ定食屋やラーメン屋、チェーンの牛丼店などは、少し勇気がいるかもしれないです。また、家族づれやカップルが多いお店も、ハードルは高めです。
目指すは、お一人様にとって敷居の低い店。
東京や、京都、札幌など、都市観光の場合、宿泊しているホテルのレストランも使い勝手がいいと思います。出張客も多いので、一人で食事をしている人が目立ちません。
手持ち無沙汰の解消には、本やタブレットなどを持参してもいいかも(昼時の会社員がよくやるように)。
ルームサービスがあるようなホテルなら、お部屋でゆっくり食事するのもいいですよね。
また、個人的に好きなパターンは、デパ地下でデリやデザート、ワインのハーフボトルを買ってホテルでお部屋ディナーですね。地方都市なら、ご当地グルメのデパ地下弁当などを楽しみます。
(一人旅だと、見て回りたいところが多くて夕方にはヘトヘトなんですよね。だから、ホテルに戻ってお風呂に入り、後はゆっくりテイクアウトの一人飲み会!)
温泉旅館(ホテル)の場合
以前は、ひとり客を敬遠する傾向が強かった温泉旅館。近年は、お一人様プランを用意している旅館も少なくないようです。
食事時の気まずさを軽減するには、次のようなアイディアはいかがでしょうか。
- お一人様プランを利用する(食事時の配慮がされているケースが多い)
- 部屋食プランを利用する
- 一泊朝食付きプランにして、夕食は外のお店で食べる
- 大会場でのバイキング夕食プランは避ける
海外一人旅の食事
都市観光の場合
海外では、特に女性一人の場合は、ある程度の規模のホテルに宿泊するのがおすすめなのですが、夕食もホテル内のレストランが安心かと思います。
一見治安が悪くないように見えても、旅行者には本当に安全かどうかはわかりにくいもの。なので、夜間の一人での外出は要注意です。
一人でも比較的安心で、周りの目も気にならない食事場所には次のようなものがあります。
- ビジネス系ホテルのレストラン
- ホテル近くのカフェ
- ホテル近くのチェーンレストラン(ファミレスのようなもの)
また、スーパーやデリカテッセンなどでテイクアウトして、お部屋で食事をするのもいいですよ。
一人旅では1日中歩き回って観光するという人も多いでしょう。
夜はゆっくり。バスタブにお湯をためて疲れを癒す。
そして、ハーフボトルのワインと地元の焼きたてパン、チーズ、ハムやサラダなどを味わうのも楽しいですよ!
地方の町や観光地の場合
宿泊先が民宿(B&B)やプチホテルであっても、チェーンホテルが近くにあればレストランを使用してはいかがでしょう。
やはり仕事で来ている人もいるので、一人客もいたりして、居心地は悪くないと思います。
ヨーロッパでは開店間際の早めの時間を狙っていくのがおすすめ。遅くなると、グループやカップル客が増えてきます。
カフェやピザレストランなども、一人でも入りやすくてメニューもわかりやすいですね。
一人旅の食事が苦手だった私の作戦
ここからは、私自身の一人旅での食事作戦をご案内します。
こだわりの行き先があって、一人じっくり見て回りたくて、一人旅を選択することが多かった独身時代。
旅は好きなんですが、「一人ディナー」がとことん苦手でした。特に、海外!
なので、いろいろ工夫して「一人でも居心地のいい食事」を考えたものです。
【実行していたアイディア】
- 海外ではビジネスタイプのホテルを第一の選択肢に(館内にレストランのあるホテル)
- 外食しやすいエリアを選んで宿泊
- カフェやテイクアウトで現地の味を楽しむ
- ちょっと値のはるレストランはランチで楽しむ
宿泊先の選択
食べることが大好きなので…。
食事を念頭に置いた宿泊先を選ぶことも多かったです。
海外では、ビジネスタイプのホテルや、学生街の近くなどに宿をとりました。
ビジネスタイプのホテルでは、館内のレストランの一人客がけっこういるので、気が楽なんですよね。ルームサービスを頼むこともありました。
カフェとテイクアウトをフル活用
例えばイギリス。
カフェ、ティーハウス、ティールームなどなど名称はいろいろですが、コーヒー・紅茶に軽食がとれるお店ですね。
パスタ類やオムレツ、ボリューム系サラダや、キッシュなどもあるようなところ。
割と一人でも気にせず入れます。
宿泊先のB&Bのおじさんなどに「一人でも気軽に入れるお店があったら教えて!」と情報をもらったりもしていました。
または、スーパーやベーカリーなどで調理しないでも食べられる食材を買い込んだりもしました。「ご当地デザート」も忘れずに、ですね。
お昼をメインの食事にする
とはいえ、やはり「ちゃんとしたお食事」もしたいもの。
ヨーロッパでは、レストランで一人ディナーというのはちょっと敷居が高いんですよね。
ちょっと豪勢なレストランだと、夜の一人客ってあまりいないんですよ(まず見かけない)。
コース料理だと時間がかかるし、間が持てないし…。かなり浮いた存在になってしまうんです。
なので、「ちゃんとしっかりレストランで楽しむ」場合には、ランチタイムを利用していました。(さすがに星付きレストランには、ランチでも一人客は滅多にいないようですが…。)
お昼をレストランできちんと食べたいと思っている、私と同じような考えのビジネスマン(出張の人?)もいるらしく、わりと一人でランチをしている人を見かけますよ。
ただ、レストランで食べるときには服装には少し気をつけるようにはしていました。さすがにジーンズにスニーカーだと目立ちすぎるので、スマートカジュアルを心がけていました。
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まとめ
一人旅は好きだけれど、「一人で食べる晩ごはんがどうも苦手」という一人旅リピーターは、実はけっこうたくさんいるんです。
それでも、やっぱり一人旅を続けたいというかたに、長年の一人旅経験で積み重ねたアイディアをご紹介しました。
一人旅の食事はちょっと苦手だったけれど、今となっては全部が懐かしく貴重な思い出。
少しの工夫と勇気で、また一人旅に出かけてみませんか。