こんにちは、まのんです。
ちょこっとだけのイギリス「真夏」旅。大好きなイギリスに、行こうと思えば連休プラスα程度の日程で行けてしまう距離なので、ラッキーと言えばラッキー。
1年ぶりのグレートブリテンでした。
カナダでも同様でしたが、ヨーロッパの多くの国では、夏時間の期間中、「あきれるほど日が長い」です。
緯度の高いイギリスもしかり。
夏至の頃は、日没は夜9時過ぎです。いつまでも明るい。(北欧はもっともっと昼間が長いです。フィンランドなどは、南部の首都ヘルシンキでも日没が夜の11時近くで日の出は午前4時ですから、ほぼ白夜。)
人々は、ここぞとばかり肌を出し、外で時間を過ごそうとします。
抜けるような青空、気温19度&水温15度でも海水浴する人々
「無理かなあ」と思いつつ、ビーチグッズは用意していきました。
日本の真夏のビーチの、砂が焼けるように熱くて、太陽がギラギラしていて、というイメージとはちょっと違うイギリスの「真夏のビーチ」。
数年前、南海岸のリゾート地ボーンマスを訪れた時、いちおう水着にはなったものの砂浜は「涼しくて気持ちいい♪」程度だったため海水浴はしませんでした。
昨年は西端のコーンウォールを訪れましたが、7月中旬なのに水着というよりセーターが欲しいという気温。これまた海水浴はしませんでした。
(それでも、もちろん現地の人たちの中には海水浴をしている人がいるんです。日本の関東地方であれば、3月下旬くらいの気温(というよりも、体感温度)だと思うんですが)
さて2018年。
1週間ほど前から、ビーチサイドホテルに滞在する予定の日の天気予報をチェックしていましたが、「快晴、最高気温19度」という残念な予報。
半袖、もしくは薄手の長袖で海風が心地よい、という感じです。
つまり、「わーーー、海だー!ざぶーん!」という海水浴日和ではない、ということですね。
当日、確かに澄み渡った青空、心地よい海風で、ワクワク。でも、ビーチに降りて波打ち際で海水に足を入れるとやっぱり「冷水」。ちょっとだけならいいけれど、水着になって泳ぎたいという気温ではなかったです。
それでもビーチには水着姿の子供達が大勢遊んでいて、震えながらも海に入る勇気ある大人の姿も。。。(心臓に悪いと思うんだけど)
午後から別のビーチに向かうと、こちらは海水浴客(=本当に海に入っている人たち)で大にぎわい。若干気温も上がったし、早朝からの強い太陽の日差しで水温も少しだけ上がったらしいです。
筆者を除いた家族は勇気を持って、水着に着替え、海の中。
「ちょーーー、さむーーーい」と言いつつ、ちゃんと遊んでいました。
欧州人、強し。
でも日本の「あっつい夏の海水浴」を知っている筆者家族には、イギリスの寒い海水浴はかなり不評でしたね。
焼きとうもろこし、焼きそば、かき氷、海の家。夏の海は、やはり日本がいいなあと思ってしまいました。
レトロな海辺の町
ロンドンは、本当にどんどん変わってしまって超近代的な高層ビルがたくさん立っています。地方都市も、やはり近代的になってきているなと感じます。
でも、田舎町はレトロ。
日本同様に、街道筋に大型店舗ができたり、ショッピングセンターができたりして、そこにはどこの先進諸国に行っても同じように大勢の買い物客であふれています。
だからこそ、昔からある街や村の中心部は、あまり変わっていなくてレトロな雰囲気そのままですね。ただ個人商店はやはり苦戦を強いられているらしく、開店休業状態だったり、よく見ると空き店舗だったりします。
夏だから、街全体が明るい雰囲気だけれど、秋が来てどんより曇り空が低く空を包む冬にかけては、きっと、とってもひっそりと寂しい通りになるんだろうな。
味があるイギリスの田舎町、「レトロで素敵!」なんて呑気なことを言えるのは、いっとき通り過ぎるだけの観光客に過ぎないからでしょうね。
真夏日のイギリスは久しぶり
海辺は、海風の影響で気温もあまり高くなくて「涼しいイギリス」でしたが、少し内陸に入れば、やはり「7月の快晴=真夏日」のようでした。
ギラギラ暑い日差し。日本のように高温多湿ではないので、木陰はしのぎやすいですが、それでも暑い!
思えば、夏のイギリスは初めてではないし、語学学校時代も夏は過ごしているのですが、真夏日を体験するのはレアなこと。
真夏日に大英博物館にも行きましたが、まー、暑いこと。夏休みでものすごく大勢の観光客でごった返していて、人いきれと人々の体温と、館内の気温がミックスされて暑くてギブアップ。
ロンドンは季節外れに限る、と心に決めたミニホリデーでした。。。