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【フランス人の食文化】日本とは違いすぎる食生活やキッチンの常識!

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画像ファイルグルメでおなじみフランス人。

でも、意外にスリムな人も多い。

いったい彼らは普段どんな食生活をしているの?

 

こんにちは、まのん@ManonYoshino)です。

食文化や食生活ってお国柄がでますよね。

 

イギリスやドイツなどは一般に「質素」、イタリアやスペインなどラテンヨーロッパは「食い道楽」のイメージがあります。

フランスはというと、洗練されたグルメな食文化を想像される方も多いと思いますが、本当のところはどうでしょうか。

フランス人の普通の「食」との関わり…。旅行で訪れるだけではわかりにくいかもしれませんね。

 

この記事では、

 フランスの食にまつわる習慣

 フランスの普段の食事

 フランスのキッチンの常識

についてご案内したいと思います。

 

フランス人と「食」とは?

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フランス人の食についてお話しする前に、「おそらく対照的」なのがイギリスかと思われます。

イギリスでホームステイをしたとき、強く感じたことは、

イギリス人の食事は「ハレ」と「ケ」の差がハッキリしている!

ということでした。

平日は、手をかけずに決まった内容の食事が繰り返され、日曜日のディナーは、肉のローストや手作りデザートが出される…という感じ。

本当に、月曜日はコテージパイ、火曜日はスパゲティ…、みたいに判で押したように同じでした。

 

では、海を挟んでフランスではどうなんでしょうか。

フランスの家庭でも食事はハレとケがある

フランスでも(全国的かどうかはわかりませんが)、ハレとケはあると思います。

共稼ぎ家庭が多いので、平日は手をかけない食事。

週末や来客があるときやイベントはハレの食事。

しょっちゅうフォアグラを食べているわけじゃないんです。

健康を考えて、チーズは週末だけとか、アルコールも毎日は飲まないとか節度を守った食生活を送っている人も多いです。

 

ただ、イギリスと大きく違うと思うのは、

普段の食事でも「コース仕立て」

だという点です。

いっぺんに食事がテーブルに並ぶ日本とは違い、前菜、メイン、サラダ、デザートといった順にいただきます。

決して凝ったものではなく、単に一度に並べない…という感じ。

カナダやアメリカでも「一度にどーん」と出てくることが多かったので、フランス人おしゃれ!とか思います。

 

フランス人の食卓ルール

フランス料理のマナーというと、「ナイフとフォークは外側から…」など堅苦しいものを想像しませんか?

もちろん、きちんとした席では正式なテーブルマナーが重んじられるのかもしれません。

(庶民は「晩餐会」とかにはまずめったに縁がないので、実際はかなりくだけています。)

とはいえ、いろいろな決まりはあります。

テーブルの席は、その家のマダムが決めるとか、大人と子供は別に食事をする(お客のある場合です)とか。

 

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フランス人は何を食べているの?

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フランス人の普段の食事、凝ったものは食べていないとはいえ、いったいどんなものを食べているのか気になりませんか?

フランス人の主食

フランス人を風刺するとき、必ず登場するのが「ベレー帽をかぶった男性が小脇にバゲットを抱えている」図。

日本では、昔から「フランスパン」と呼ばれているバゲット。

細長くて、皮がパリパリの、あれです。

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欧米の人って、日本人みたいに「食事には必ずごはんやパン」を食べるわけではなく、主食自体が曖昧なことが多いんですよね。

主菜に温野菜とジャガイモを付け合わせて終わり、みたいな。

 

でも、フランス人の食卓にはしっかり(ほぼ)必ずパンが添えられます。

高齢者だと、パンもないと食事にならない…というくらい。

「食パン」もありますが、あれは朝食用。

昼食や夕食のパンは、バゲットやパンドカンパーニュのように、皮が固いものに限られているんですね。

ちなみに、「バゲット小脇に抱えたムッシュ(男性)」は、本当に街でよく見かける風景。

昼時、パン屋で焼きたてバゲットを買い、まず端っこのカリカリ部分をちぎって食べながら早足で家路を急ぐ男性の姿は、まさにフランスです。

なぜか、女性の「小脇にバゲット」は見かけませんね。

 

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フランスらしい献立とは?

さて、主食の話が済んだところで、前菜やメインなど、庶民はどんなものをたべているんでしょうか。

 

まず朝は、いわゆる「コンチネンタル朝食」です。

バゲットや食パンを焼いてバターやジャムを塗ったものと、コーヒーなど。子供は甘いミルクココアとパンやシリアルが多いかもしれません。

「朝から塩気のものは無理だわ〜」とはフランス女性の言葉。ビスケットやマドレーヌとコーヒーなども、フランス的朝食です。

調理した温かい朝食を理想とする日本とは反対ですよね。

 

夕食は、簡単シンプルであっても「コース仕立て」。

前菜、メイン、サラダ(&チーズ)、デザートと順にテーブルに供するのが一般的。

忙しい平日でも、こんな感じでコース仕立て。

フランス人の普通の夕食
前菜アボカド(切っただけ)に塩・胡椒
メインステーキ(塩・胡椒してバターで焼き、マスタードを添える)と缶詰のグリーンピース、グリーンサラダ、バゲット1切れ
デザート季節の果物(各々が自分で皮を剥いたり切ったりして食べる)

 

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太らないフランス人の食生活

欧米って「太っている人が多い」イメージ、ありませんか?

確かにエリアによっては、明らかに肥満人口が多かったりしますよね。

 

でも、フランス人ってスリムな人が多いですよ。

女性も男性も、目立って大柄な人はあまり多くないかもしれません。

 

でも、美食の国フランスですよね?

ワイン、チーズ、畜肉製品やスイーツなど、脂肪たっぷりの美味しいものがたくさんある国です。

それなのになぜかほっそりしている人がいっぱい。

たぶん、食事の仕方が上手なんでしょうね。

 

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キッチンの常識「フランス流」

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キッチンの常識も、ところ変われば変わるもの。

日本が優れているとか、フランスが優れているとか、そんな話ではなく、歴史的背景とかの影響を受けているんだと思いますね。

魚や野菜と穀物中心で暮らしてきた日本人。

肉と乳製品に芋や穀物で暮らしてきたフランス人。

違って当たり前ですよね。

フランス人を見ていると、キッチンの使い方や料理をする上で、神経を使う部分が日本人とはかなり違うのに驚くことも多いです。

 

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まとめ

フランス人の、

 食卓の常識

 普段の食事

 キッチンの使い方や料理方法

についてご紹介させていただきました。

 

フランス人の食生活、意外と質素なんですよ。

でも、ちゃんとコース仕立てにしちゃうあたりは、やはりセンスを感じるところです。

ところ変われば、食事の常識も変わるんですね。

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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