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【海外生活で日本人が辛いことは食生活!】外国で和食作り18の工夫

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海外に住んでいて、日本人が辛いなあと思うこと。

外国なので皆さんいろいろ苦労はありますが、多くの方があげるのは「食生活」ではないでしょうか。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

海外生活での食生活、最初は「おいしい、楽しい、珍しい」です。

でも、外国暮らしが長くなるとやはり食生活は悩みの種に…。

欧米で暮らす日本人の多くが、脂っこい現地料理に疲れを感じ始めたりするようです。

 

この記事では、

欧米に暮らす日本人が食生活において工夫していること

をご紹介します。

海外生活でだんだん辛くなってくる食生活のストレス、ちょっとの工夫で軽減していきましょう。

 

海外生活で日本人が辛いことは食生活

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海外での暮らし、自分でその道を選んだのなら「外国で暮らしたい!」と希望を持って始める方がほとんどだと思います。

言葉の壁は当然のことながら、食生活で海外生活が辛くなることも多いんです。

最初はなんとかなる食生活

外国での食事も、最初はなんとかなるんです。

最近では世界中各地に日本食レストラン(本当に「純粋に日本食」かどうかは別として)や、アジア食材店があります。

時々は和食が恋しくなりながらも、簡単に自分で和食もどきを作ったり、レストランで「とんかつ定食」を食べたり。

物珍しさもあるし、若くて体力(消化力)もあるので、現地のこってり料理も楽しめるんですよね。

慣れてくると辛くなるのが食生活

ところが、海外生活も長くなってくると、みなさん嗜好が日本へ日本へと戻っていくようなんです。

ピザより、ソースとかつお節たっぷりのお好み焼き!

スパゲティボロネーゼより、煮込みうどんがいい…。

ジャガイモのグラタンより、白いほかほかご飯とお味噌汁!

ローストビーフより、やっぱり、和牛のしゃぶしゃぶ。

ラタトゥイユより、筑前煮。

 

日本での暮らしが遠くなればなるほど、日本が懐かしい故郷になり、子供の頃から慣れ親しんだ味が恋しくなるようです。

また、年齢を重ねていくと、「やっぱり和食が体に馴染む」という人が多いですよね。

 

海外で日本食を食べたい時はどうしている?

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大都市なら食材が揃う

例えばパリ。

日本食材店が何軒もあり、日本食に合う薄切り肉や鮮魚なども簡単に手に入ります。

野菜も、和食に使うものがほとんど入手可能です。

 

例えばカナダ最大の都市トロント。

こちらも、日本食材店が何軒もあります。

お豆腐、油揚げ、うどんなどを製造販売している業者もあるので、本格的な日本食を作るのも難しいことではありません。

 

ただいずれも、日本での価格よりずっと高いです。お金さえあれば、日本の食生活が実現可能、という感じですね。

 

手作りで頑張る

シソやゆずなどを栽培している人たちもいますし、普段ならお店で買う食材を手作りしてしまう人もいます。

味噌、お豆腐、納豆、パン、うどん、ラーメン、和菓子。

なんでも作ってしまう器用な人もたくさんいるんです。

 

ヨーロッパで和食を作るための18の工夫

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では、ここからはヨーロッパに住みながら和食を作るために日本人のみなさんがなさっている工夫をご紹介していきます!

1. ビオのお店をフル活用

ビオ(BIO)は、有機農産物や有機農産物を使った加工食品のことを指すのですが、化粧品や洗剤、衣料品などもBIOだったりします。

このビオのお店が、和食作りには大活躍。お豆腐、おから、こんにゃく、おみそ、切り干し大根やにがり、小豆などが手に入ります。

2. ネットショッピング

ネット通販も展開している日本食材店もあります。

ただ、ヨーロッパでは冷蔵・冷凍の宅配便とかがないので、送ってもらえる食材に限りがあります。

品揃えも店頭と比べるとグンと少ないですが、近くに日本食材を買えるお店がない場合は「救いの神」ですね。

3. 大型スーパー

最近ではチェーンの大型スーパーでも、日本食材が売られています。

お醤油やポン酢はもちろんのこと、お味噌やインスタント味噌汁、ラーメン、やきそば、海苔などが手に入ります。

4.  一時帰国を最大活用

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軽いもの、日持ちのするもの、日本でしか入手できない食材などは、一時帰国の際にどーんと買い込んでくる人が多いです。

戻りの飛行機には段ボール数箱(スーツケースだと、それ自体が重いのですぐに制限重量になってしまうため、段ボール!)を機内預けで運ぶご家庭も。

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5. 塩麹を活用する

塩麹、便利ですよね。洋食材を簡単に和食材に変えられます。

脂っこいサーモンも塩麹でマリネしてから焼くと、こんがり焼けた「焼き鮭」に。

赤身のサーロインも塩麹マリネでしっとり和風ステーキに。

6. みりんを活用する

みりんも、海外に住んでも絶対ストックしておくべき調味料です。

お吸い物、煮物、煮びたし等々、なんでもひと味グレードアップしますよね。

7. 缶詰にも注目

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ヨーロッパでももちろん、いろんな缶詰が売られています。

さすがに和風の缶詰はないんですが、魚の缶詰は使えますよ!ただ焼いただけの鯖の缶詰は、そのままでもOKですが、みりんとお醤油をちょっとたらしてオーブンで焼くと照り焼き風に。

イワシ(サーディン)の缶詰も同様に、さまざまな和風アレンジが可能です。

8. 重曹

もうご存知の方も多いかもしれない情報ですが、スパゲッティを茹でる時に重曹を加えると、中華麺風になります。

生麺のスパゲッティなら、より太麺ラーメン風になります。

9. 和食に合う野菜とは?

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海外で和食を作るとき、意外に困るのが野菜です。

和食に使える野菜が限られているので、いつも同じものになってしまう悩みを抱えている方は多いでしょう。

でも、トマト、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー、いんげん、アスパラあたりは大抵どこでも手に入ります。

白菜や椎茸も入手可能です。

太いキュウリは、たて半分に切って種を取り除くと水っぽさが減ります。

ナスも日本のものより何倍も大きくて皮も硬いですが、皮をむいて水にさらしてアク抜きをすれば煮びたしなどにぴったりの食材になります。

マッシュルームは薄切りにして冷凍すると、和食にも合うようになります。

10. 和食に合う肉類とは?

肉類も、なぜかバターくさいというか獣くさいというか、微妙に扱いが難しかったりします。

鶏肉、豚肉、牛肉、鴨肉あたりは和食に使い易いと思います。

鶏肉は、日本のように骨を取り除いたもも肉は売られていないので、自分で開いて骨を取ります。

また、基本、薄切り肉も売られていません。

11. ひき肉

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日本の料理レシピには、合挽き肉、豚ひき肉、鶏ひき肉がよく登場しますよね。

これら、なかなか売られていません。肉屋さんに交渉すれば、豚ひき肉や鶏ひき肉を用意してくれる場合もあります。

普通に買えるのは牛ひき肉だけです。それもうんと赤身のやつです。

では、売られていない種類のひき肉が必要な時どうすればよいのでしょうか。

  1. ひき肉にしたい肉を薄めに切ってかたまりにして冷凍。
  2. ゆるめ解凍でかたまりにした肉をサイコロ状に切る(2cm角以下)。
  3. フードプロセッサーで小刻みに様子を見ながらミンチに。

この時、いきなりフードプロセッサーで肉を砕いてしまうとミンチというより、マッシュになってしまうのでご注意を。

行きつけの肉屋さんがあれば、お願いすると鶏もも肉を開いてくれたり、豚ひき肉を用意してくれる場合もあります。

12. 薄切り豚肉が手に入らない

アメリカ中西部にお住いの日本人家庭をお尋ねした時、本格的なミートスライサーで切った超薄切り肉でしゃぶしゃぶをご馳走していただきました。

実はうちにもミートスライサーありますが、素人にはなかなか超薄切り難しくて使っていません。。。

代わりに、スモークしていないタイプの生ベーコンの薄切りを使っています。ベーコンに塩気があるので、余分な塩分は追加しないように注意します。

13. ハーブの活用

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市場や生鮮食料品専門のスーパーに行くと、多種多様なハーブが大きな束で売られています。

和食に合わせるのが難しい印象があるハーブたちですが、パセリなどは使い易いですよ。

イタリアンパセリはザクザク刻んで蒸し茹でにして、ポン酢とごま油で和え物に。普通のパセリはみじん切りでポテトサラダに入れたり、コロッケに加えます。

14. マヨネーズの味がいまいち

日本の市販のマヨネーズ美味しいですよね。日本からのお土産にいただくことがあるくらい、ヨーロッパの「マヨネーズいまいち」は有名。

自宅で作る人も多いマヨネーズなので、工夫すれば好みのものが作れます。お酢を多めにして、塩加減に注意するといいかもしれません。

また、市販のマヨネーズを使う場合、米酢など日本のお酢と塩を少し加えると、ぐんと味がよくなります。

15. 塩鮭が食べたいとき

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脂ののったサーモンは、あれはあれで美味ですよね。

でも、「食べたいのは塩鮭!」というときは、サーモンを塩でしめます。

サーモンに軽く塩を振り15分ほど置いて、浮いてきた水分を拭き取ります。その後、しっかりと塩を振って1日ほど冷蔵庫で寝かせます。

塩鮭に(甘塩)だいたい近い味になるかと思います。

16. ニラが欲しい

炒め物や餃子など、ニラがないと味が決まらない料理ってありますよね。でも、ニラ、なかなか売っていません。

そんなときは、チャイブ(フランス語ではシブレット)で代用します。あさつきをもっと細くしたような感じですが、ちょっとだけニラっぽい風味があります。

17. 漬物が食べたい

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自分でつけるしかありません。

簡単に作れるのは、きゅうりや人参、キャベツなどに生姜のおろし汁、昆布だし、塩、酢を混ぜて半日ほどおいた即席漬け。

きゅうりをざっくり切って塩をまぶしておき、いったん水分を切ってから昆布だし、酢、しょうゆで漬け込んでも美味しいです。

きゅうりのQちゃん風も簡単にできるらしいですよ。

18. テーブルセッティングに凝る

和風の布のテーブルクロスに、ちょっとおしゃれな手ぬぐいをテーブルセンターとしてデコ。

そこに、アジア風のランチョンマットや、箸置き。これだけで、食卓がちょっと和風になります。テーブルセッティングでも日本を演出できます。

 

また、和食をいただくなら使いたい和食器。でも日本から運ぶのは大変ですよね。

それでも、みなさん、一時帰国時にちょこっとずつ運んでは揃えていらっしゃるようです。

ヨーロッパでも、日用雑貨のお店にも和風テイストの食器が売られているので、そういったものを集めておくのもいいですよね。

また、和風テイストでなくても、ガラスの小さな器やグラスなども活用できます。お酢の物や、お漬物を盛り付けてもかわいいです。

 

まとめ

外国暮らしに憧れて海外に住み始めた人が、だんだん辛くなってくることの一つが食生活。

この記事では、海外に暮らす日本人が食生活で工夫していることをご紹介しました。

皆さん、さまざまな工夫をしながら日々の食事を楽しんでいるようです。

「海外生活、楽しいんだけど食事が。。。」と辛くなってきたときの参考にしていただけたらうれしいです!

 

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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