英作文、苦手〜。英語で文章書くなんて不可能!
英作文、嫌い〜!!
学生時代、作文があまり好きじゃなかったという人は、けっこういらっしゃるのではないでしょうか。ましてや英語で書く英作文は苦手!と感じていませんでしたか?
実は、私も英作文は苦手で大嫌いでした!
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
英作文が苦手だよー、英語でサクサク文章がかけるようになりたいー!という方、今回はそんな方のための記事です。
英作文が、苦手でなくなる取り組み方法をご紹介します!
ぜひ読み進めていただいて、「なんだこれならカンタン!」と気持ちをラクにしていただけたら嬉しいです。
目次
英作文なんて嫌い!苦手すぎる?日本の現状は?
かくいう自分も、英作文は苦手でした!
英作文は自分にとって不可能な分野で、なんだかよく作りのわからない言語=英語で、文章を書くなんて「ありえない!」と思っていた学生でした。
学生時代も、社会人になっても「わたし、英作文大好き!」という人に出会ったことがないし、ボランティアで子供たちと触れ合ってみても、作文好きな子供には滅多にお目にかかれません。
英語に限らず、作文は不人気なんですね。
◆ 英作文の苦手意識がなくなった体験談 ◆
「英語で文章を書くなんて、ムリ!」
そう思っていた筆者が、一冊の本と出会って自由に表現する楽しさを知りました。
そして、書くことが大好きに!
伝えたいことがちゃんと伝わる、100%を目指さない英作文への取り組み方:
「作文大好き!」な子は少ない
学生時代、英作文が好きだったという人は少数派。
では、国語の作文はどうでしょう。生まれたときから聞いて話している日本語でなら、作文は苦もなくできるはずですよね??
いやいやいやいや、そんなことはないのが現実。
意識調査が示す現実
小学生向け通信教育の「ドラゼミ」で、全国673名の10代から80代の男女を対象に作文に関する意識調査をしたそうです。
質問は、「お子さん(もしくは自身が子供のころ)作文を書くのが好きですか」というもの。
その結果、60%超が作文は「嫌い」「どちらかというと嫌い」と回答したそうです。(参照:ドラゼミ2015年調査 http://www.shopro.co.jp/dora/index.html )
作文は好きじゃないという子供が多いんですね。
母語である日本語で文を作ることが楽しめないなら、英語での作文が苦手でも当然、ということでもしかたがないわけです。
英作文が苦手、英作文嫌いになるメカニズム
作文の好き嫌いはこう作られる
自分の子供時代を振り返ると、作文は好きでしたし、算数などよりも楽しんでいました。それは、もともと絵や文を書くのが大好きな子供だったからです。
自由に紙の上に言葉を表現するのが楽しいなと思えたし、小中学校通じて作文指導に力を入れている先生に恵まれたからだと思います。
作文というものは、書く機会が多ければ多いほど上達するものです。ただ、コツコツ続ける必要があるのだそうです。一方、作文を嫌いになるのはとても簡単なのだと言います。
- きちんとした文章の構成スキルを習っていない。
- きちんとした根拠の説明なく批判される。
以上。これで誰でも作文が嫌いになれるとのことです。全く同意!です。
大人だってそうですが、子供なら完璧な文章構成ができなくて当然なのに、完璧じゃない点を挙げて減点法。
「ここがよくない」「あそこがわるい」「この表現ではつたわらない」などなど、そもそも作文(文章)には完全な正解はないはずなのに、採点の対象になっていたりします。
試験・受験対策の小論文や英作文で、ますます作文嫌いに
そして、面倒くさくて小難しいと感じる作文の最たるものが、「学校でやらされる、試験や受験のための英作文」ではないでしょうか。
そもそも、人間の書く文章に「正解」「不正解」なんて、あってないようなものだと思うのです。
確かに、文章構成や文法をきちんと理解した上で書くことは大切なことです。でも、その「きちんと」が作文嫌いを助長させているのではないでしょうか。
英作文が苦手&嫌いでなくなる5つの取り組み方
さて、英作文が嫌いではなくなる、好きになる方法はどんなものでしょうか。
作文ギライになるメカニズムの逆を行けば作文好きな人になるということですね。英語で文章を書く英作文でも同じことが言えると思います。
- きちんとした文章の構成スキルを習う。
- 書くたびに「よい点」をほめてもらう。
大人になると、なかなかこれを実践するのは難しそうです。
でも自宅で、無料で、作文好きな自分になれる方法もあります。これは、筆者もかつて取り組んだ英作文のやり方です。
誰かの文章の作り方や文の構成を、マネしてみる
きちんとした文章の構成スキル、というより文の組み立て方ですが、(今もそんなすごいスキルは習得していないので恥ずかしいけれど)先人の書いたものを真似るという方法があります。
① 英語の原書の文を真似する
英語の原書を読むととても参考になります。
読むのは面倒、大変すぎるという場合は、その中の文章を書き写すだけでOK。小説というより、ハウツー本とよばれる啓蒙書などがわかりやすいかもしれません。
すでに誰かが作ってくれた文を、使わせてもらうんです。お習字でいう「なぞり書き」ですね。
② 英語構文の参考書を真似る
構文の参考書に出てくる文をモデルに使います。モデルにする文の名詞や動詞、形容詞などを、自分の言葉に置き換えて書いてみるんですね。
この練習で、「英語の文とはこういうふうに形造られるんだな」と学ぶことができます。
③ 英語ネイティブ話者の書いたものを真似る
友達や同僚に英語ネイティブ話者がいるのなら、彼や彼女の書いた文書やメールをちょこちょこ真似させてもらっちゃう。
メールやSMSは略語が多いので「作文」にそのまま役立つかどうかは疑問が残りますが、生きた表現は是非とも拝借しましょう。
「毎日コツコツ、ちょこっとだけ自分の文」を続ける
④ 毎日、少しだけ、文を書く。
その日印象に残った表現や、聞いた英文、見た英文、読んだ表現などを使って、自由に少しだけでいいから毎日書く。
毎日1行か2行でも、1年経てば、かなりの量ですよ。
⑤ 英語日記をつける。
個人的には、英語で書くことに慣れるために、もっともおすすめの方法です。続けていくと、英作文に対する抵抗がなくなっていることに気づくと思います。
【英語日記は効果絶大】英語力が簡単にアップする8つのポイントとはで詳しくご紹介していますのでよろしかったらのぞいてみてくださいね。
英語日記については、まとめ
学生だけでなく、社会人の英語学習者にもすこぶる不人気な英作文(笑)。
英作文嫌いになってしまうメカニズムと、苦手でなくなる取り組み方を5つご紹介しました。
《 英作文嫌いになるメカニズム 》
- きちんとした英文の構成スキルを習う機会があまりない。(国語の作文が嫌いな理由と同じ)
- テストや受験で、何が良かったのか悪かったのか根拠の説明ない点数判定がつくのでモチベーション下がる。
《 苦手でなくなる取り組み方 》
- 好きな英語の原書を参考に、文を真似てみる。
- 英語構文の参考書を使い、自分の言葉で書き直してみる。
- 英語ネイティブのメールや文書を真似する。
- 毎日少しだけでいいので、文を書く。
- 英語日記をつける。
英作文への取り組みに、少しでも参考になれば幸いです。