日本から海外へ、友人や家族を訪ねて行く時、または出張で海外のオフィスなどに出向く時、気の利いたお土産って何だろうって悩みませんか?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
欧米でも、友人や家族を訪ねる時にお土産を持参することはあります。
でも、同じ国内とか近場だったりして、チョコレートや花束など定番のものを持っていけばOKで、日本人のようにあれこれ悩むことはあまりなさそうです。
そして、こちらではお土産やギフトを渡すのは、ディナーに招待された時や、お泊りに招待された時など。あまり悩まなくて済みます。
一方、こちらから日本に帰省する際は、家族、親類、会う予定の友人たちそれぞれにお土産を用意していきます。結構、毎回すごく悩みます。よほど欧州好きな友人でないと、せっかく選んで持参したお土産もあまり使っていただけなかったりね。
悩みの種なのです。
本題です。日本から来る友人・知人のお土産で、こちらに暮らす日本人が本当にありがたい!と思うものは何でしょう。日本からのうれしいお土産10選、順不同です!
目次
海外で喜ばれる、うれしいお土産(1) 焼き海苔
最近の和食ブーム、日本礼賛の風潮(MANGA と ZENが大好きな欧米人)から、普通の大手スーパーでも日本食材が売られるようになりました。
有機食品の商店やスーパーもどんどんできて、そこでも Miso だの Tofu だの Dried Daikon(切り干し大根)や Udon などが売られています。
もちろん、Sushi は大人気ですからスーパーにも寿司カウンターができるくらい(いや、実際は日本人の寿司職人が握っているわけではなく、東洋系の店員が粘り気のありすぎるシャリで Maki よばれる巻き寿司を作っていたりする)です。
当然、海苔も普通にスーパーで売られています。
でも、どこで「製造」されたのかよくわからない、あまり食欲のわかない海苔なのです。
日本の真っ黒に光る、ぷーんと磯の香りがする、あの海苔とはちょっと違う。。。(磯の香りというより生臭い系?)
だからおいしい日本の焼き海苔は最高の贅沢なんですよ。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(2) お茶
こちらも、欧州でもさまざまなブランドのティーショップが大流行り。イギリス以外でも美味しい紅茶や緑茶が簡単に手に入ります。
スーパーですら、お茶カウンターがあったりして Sencha や Gyokuro など売られています。でもイマイチ香りが飛んじゃってる。お茶を入れると、いかにも「酸化終了」っていう色してるし。。。
お茶といえば香りが命じゃないですか???
あの茶箱を開けた時の芳しい茶の香り、日本人が昔から親しんできた芳香、「アロマ」ですよね。
香り高き日本茶をお土産にいただくと本当にうれしいですね。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(3) グルメ系の「だし」
だしといえば、粉末の「なんとかダシ」だった時代は終わりました。無添加、天然などの謳い文句は今や常識のうちで、超がつくほど美味しい本格的なだしパックが出回っていますよね。
某日系航空会社では、機内のドリンクサービスでも「〇〇〇〇のだし」のスープが出てきます。ホッとします。
海外在住の日本人がいただいてうれしい日本土産のひとつが、こういったグルメ系の「だし」じゃないでしょうか。海外食材で工夫して作る日本食が、グレードアップしますものね。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(4) ふりかけ
お米そのものは銘柄などの贅沢を言わなければ、海外でも手に入ります。
大都市の日本食料品店には、日本から輸入された日本米(高いけれど)もあるし、カリフォルニやイタリア、スペインなどで生産されたジャポニカ種といわれるお米もあります。
また、最近はやりのBIO(有機食品)のお店に行けば、日本のお米に近いイタリア米なども売っています。大手スーパーでも「Sushi Rice」としてお米が売られていますね。
でも、ふりかけの類は、もちろん日本食料品店に行かなければ手に入りません。
まあBIOショップでゴマを買って、それを煎りゴマにしておいしい天然塩とまぜる、なんてことをすればゴマ塩はできますが。。。
ちょこっとシメにごはん、というときにふりかけなどがあると嬉しいし、おにぎりなどにも重宝するのです。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(5) 乾物
日本土産の定番、ワカメ、鰹節、ひじき、昆布。和食を楽しみたい時にはぜひ使いたい食材です。
出張などでやってくる知人などから、こういった乾物が届くととても嬉しいです。良質なものは日本食料品店でも手に入らなかったり、すごい高額だったりするんですよ。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(6) 子供の絵本
ウチのコドモがまだ小さかった頃、とてもうれしかったお土産は、日本の名作の絵本や紙芝居です。
絵本も、パリやロンドンの日本書店に行けばある程度は売っています。また、通販で取り寄せることもできます(高い関税があとから請求されるから注意が必要)。でも、いずれもとても高額になりがち。
欧米に住みながら、コドモに日本語を教えているお母さんはとても多いと思います。都会じゃないと日本語を教えてくれる補習校もないし、現地語(英語やその他の言葉)がどんどん入ってくる環境で日本語を続けるのは至難の技だったりするんですね。
小さい頃から絵本や日本文学に親しむことは、語学教育にとても重要なので、絵本などのお土産はありがたいのです。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(7) つけもの、飯の友系
さきに書いた「ふりかけ」と同様なのですが、ご飯は炊けても、やっぱり飯の友系が欲しい!
成田で買ってきてくれたという明太子が到着した時は、もう、格別なうれしさでした! まさに、「神お土産」。失神しそうでした(笑)。
お漬物などもとても嬉しいサプライズです。。。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(8) 和菓子
これも、パリやロンドンなどでは、和菓子屋さんが出店しているのでお金さえ出せば買えます。
でも地方では入手が難しい。。。
がんばって小豆から煮てぜんざいなど作る人もいますが、欧州の小豆は小ぶりで皮が固いので「なんか違う?」感が漂います。
日本人同士のお土産やりとりでは、「羊羹」「どら焼き」「おまんじゅう」などが、歓声が上がるレベルの喜ばれようなんですよ。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(9) カステラ
日本に住んでいた頃には、特に注目していなかったお菓子のひとつなんですが、なぜか欧州に来てからカステラのありがたさが身にしみます。
友人・知人の中にも「一時帰国時には必ず買って帰る」人が多いのです。
カステラなんてもともとポルトガルのキャステーリャじゃん?と思うかもしれませんが、日本の小麦粉で作ってこそのあのしっとり感だと思いますよ。
海外で喜ばれる、うれしいお土産(10) 雑誌
ネットでなんでも見られるから今更雑誌なんていらない?
でも、やはりネットで検索する情報は「自分から探しにいかなくてはいけない情報」です。雑誌をパラパラめくって、「あー、こんないいものがある」と見つける情報とは違うんですね。
雑誌も、日本書店にはありますが値段は3倍くらいするので、お土産にいただけるととても嬉しいアイテムのひとつなのです。
まとめ
いかがでしょう。海外在住の人に喜ばれる日本土産を10アイテムあげてみました。改めて考えると食べ物多し、ですね。
(自分の好みが入っていて、いまさらながら「食いしん坊」すぎることに恥ずかしいです。)
いっとき、欧米ではラップが質が悪いのでお土産に最適!と言われていましたね。最近はぐんと質感がアップしているので、やはり食べ物が喜ばれるかと。。。
参考になさっていただければうれしいです。