海外で暮らしてみたいと思いませんか?
日本の生活より海外の方が生き生きと暮らせそう
外国で暮らすことに子供の頃から憧れていた
英語をしっかり習得したいから海外で暮らしてみたい
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
小さい頃から「いつかは外国に住みたい!」と思ってました。
そして大人になって、ほんとうに海外に飛び出しました。
最初に行ったイギリスでは、学生だったので毎日が新しい発見の連続。
楽しくて仕方ありませんでした。
そして就職したカナダでは、楽しさ半分、辛さ半分。
海外で一人生活していく厳しさを知りました。
海外生活は通算20年以上になりますが、実は「自分は海外向きじゃないかも」といまだに迷います。
やはり、日本人にとって海外での暮らしはアウェーの身。
楽しいことばかりではないんですね。
これまで、
🔵 海外生活が本当に合っている人
🔵 辛いながらも頑張ろうとしている人
🔵 日本と比較して現地批判が多い人
🔵 常に日本に帰りたがっている人
など、いろんなパターンの日本人移住者の方達と知り合いました。
やはり、同じ日本人でも
海外でも楽しく生きていける資質を持っている人
がいるんですよね。
この記事では、
海外生活に向いている人
海外生活が辛くなりそうな人
についてご紹介します。
目次
海外でも楽しく生きていくために大切なこと
最初に、この記事で一番お伝えしたいことを言います。
それは、
海外で楽しく生きていくには
自分の居場所をしっかり作る力が必要
ということです。
現地にたくましく生きている日本の人たちを見ると、みなさん居場所を作る努力を重ねてきたんだなと感じます。
海外に住むということは、外国人としてその地に生きること。
大変なことも多いです。でも、それが当たり前。
家族がいるから、仕事がそこにあるから、その地が生きて生きたい場所だから…。みなさん理由はそれぞれですが、前向きに頑張っています。
楽しい海外生活は、結局は、自分で作るものなんだと思います。
海外生活に向いている人が持っている6つの要素
海外生活に向いているタイプの人がいます。これはもう単純に、「そういう種類の人がいる」という感じ。
海外に住みたい日本人全員がそういうタイプなわけじゃないんですよね。
どんな人が海外生活に向いているのか、一つずつ見ていきましょう。
柔軟な思考ができる人
思考の柔軟さは、異文化の中で生きるためには大切なことですね。
細かいことにこだわりすぎてしまうと自分も辛いし、周りも疲れます。
自分の知っている常識にとらわれず、違いを楽しめる人はどこでも暮らしやすいかと思いますね。
居住先の国が大好きな人
居住先の国が大好きって、たぶん、何よりも一番大切なポイントかと…。
好きで選んだ国でも、暮らしてみると楽しいことばかりじゃないんですよね。
むしろ、外国人として生活すると大変なことばかり。
その中でも、「ここに住めるなんてうれしくてたまらない!」という人は強いですよ。
居住先の国の言語が大好きな人
例えばフランスの例なんですが…。
フランス語って、なかなか難しい言語だと思うんですよ。
すごく発音が細かく分かれていて、「ドンピシャ」じゃないと通じないことも多い。冠詞なんかも英語より細かくて、正しく使わないと見知らぬ人にも直されたりします。
で、フランス語が大好きで勉強してきたという人は、フランス社会で生きていく上でめちゃくちゃ有利。
言葉って、最初から堪能である必要はまったくなく、語学は「好きこそ物の上手なれ」です。
住んでいる国の言語が好きだと人との関わりをより一層楽しめます。
自己がしっかり確立されている人
海外で強く生きていくためには、自分をしっかり持っていることも必要ではないでしょうか。
🔵 信念を持って、ブレない。
🔵 周囲に惑わされない。
なんとなく周囲と同じでいれば大丈夫、誰かが守ってくれる、というのはNG。
まずは、自己がしっかり確立されていることが大切かと思います。
考えと行動が前向きな人
どこに住んでも同じことが言えるかもしれませんが、考えと行動が常に前向きな人は海外生活に向いています。
日本を遠く離れた外国では、自分で作り上げる人脈がその後の人生を支えてくれるんですよね。
しっかりとした人脈を築くには、やはりポジティブなものの考え方が重要。
居場所を作るには、ガンガン行動していくパワーがものを言います。
海外で暮らす明確な目的がある人
最後に、海外で暮らすはっきりとした目的があること、です。
ただなんとなく外国にいたい…、という人もいるでしょう。
現に、そういう「なんとなく派」の日本人もけっこういるんです。
でも充実した海外生活のためには、なぜそこでなくてはいけないのかという明確な目的が必要かと思います。
海外生活が辛くなりそうな人
ここからは、海外で暮らすと「辛いかも…」と思われるタイプの人についてみていきます。
ざっと考えたら10タイプありました。
「うわ、これ自分だわ…」と思うものもあって、苦笑いです。
繰り返しますが、この10タイプに当てはまったからと言って、海外生活に向いていないというわけではないですよ!
海外生活が辛くなる要因を知っておくと、問題点の予測がつくので上手に立ち回れると思います。
悲観的な人
何事においても悲観的だと、海外では損をしがち。
欧米で出会う人たちの多くは、日本人よりもおしなべて楽観的です。
外国で暮らしていてネガティブ思考のループにはまると、日本にいる時よりも抜け出すのにエネルギーがいるんですよね。
文句・愚痴が多くて否定的な人
海外にいたら自分は外国人です。本格的に定住をするなら、移民になるということです。
日本に来た外国人が、グチグチ日本の文句を言っていたらどう思いますか?
「文句言うなら来るな‼️」
って言いたくなりますよね。
自分が外国に住んでも同じことで、文句や愚痴が多い外国人は歓迎されません。
海外に暮らす場合、住んでいる国の文化や、そこに暮らす人々に対して敬意を払ってこそ外国人として歓迎されるものだと思います。
なかなか日本のようにはいかないことが多いですが、住む国の人々や文化の良い面を見るように努力できないと辛くなりますね。
潔癖症な人
外国では、ちょっとくらい不潔、と思っても気にしないこと!
日本ほど「キレイ」にこだわる国も、世界においては珍しい存在。
毎日入浴し、洗濯した下着や服を着て、ハンカチやティッシュを持ち歩き、トイレの後は必ず手を洗う…。
日本では、ごく普通のことですが、そうでない国も多いんですよね。
いちいち気にしていたら身が持ちません。
居住国の言語に興味がない人
日本に来ている外国人が、流暢な日本語を話すのを聞くとうれしいですよね?
「日本が好きなんだな、がんばったんだな、いい人そう」と思いますよね。好感度がバーンと上がりませんか?
やはり住んでいる国の言葉を学ぶ努力ってすごく大切。
完璧になるのは難しいけれど、居住する国の言語への興味が持てないと、その国で暮らすのは辛くなります。
自分の価値観にこだわりが強い人
日本の常識(もしくは自分にとっての常識)が、世界中どこに言っても通じるわけではありません。
もしかしたら、正しいと思っていたことが、全然受け入れられないことだってあります。
自分の価値観にこだわりが強くて融通がきかない人には、海外生活は向かないかもしれません。
好奇心があまりない人
なんでも面白い、やってみようと思えることって、海外生活には重要なことだと思うんですよね。
好奇心があまりなくて、新しいことへの挑戦にも興味がないと、外国に住んでもつまらなく感じるかもしれません。
依存心が強すぎる人
だれかがなんとかしてくれるだろう、と言う甘えは海外では通用しないことも…。
最近は、駐在員でさえも「自分でなんとかしてください」と会社から言われることが多いようですよ。
「サービスを受けるにはお金がかかる」という意識が強い欧米では、なんでも自分でやってしまう人が多いです。
何時間でも車を運転して遠隔地へ出かけるし、家の修理や庭の整備なども自分でやるのが普通なんですね。
だから、男も女も、まずは自分でやってみるんですね。
依存心が強い人も海外向きではないかと思います。
貯金や資産がない人
海外に本格的に移住したいと言う場合、移動と転居のお金がかかりますが、それだけじゃないですよ。
ビザ取得に預貯金額や資産を証明する書類を提出することもあるし、いざという時にものをいうのはお金です。
ある程度の蓄えがないと海外生活に飛び込むのはちょっと不安ですね。
海外移住に夢を持ちすぎの人
人生全て変わるかもしれない、自分らしく生きられるかもしれない…。
こんな夢を持って海外を目指す人もいると思います。
(自分はそうでしたよ)
でも、国が変わっても、「お金を稼いで生活する」という基本は変わらないんです。
夢をみるのは大切ですが、海外なら全て解決というのは幻想です。
和食にこだわりすぎる人
「郷にいれば郷に従え」で、食習慣も移住先の食材に合わせていくことが必要です。日本食でないと無理とか、食材にこだわりがありすぎると、海外生活は辛いです。
食は毎日のことですから…。
まとめ:海外に向いてない、でも行きたいという場合は?
海外生活が辛くなりそうな人のリストに当てはまってしまった!
でも海外で暮らしてみたい
という場合。
私を含め、海外生活者の多くがそこに当てはまると思います(笑)。
でも、なんとか「だいたい幸せに」暮らしています。
どこに住むかも大切なことですが、誰と一緒に暮らすのかはもっと大切。
自分の気持ちに寄り添った決断を。