英語のライティングが大嫌い!
ややこしい決まりが多くて英語で文章書くのって難しい!
英語で文章を書くことについて、こんなふうに思われる方、意外と多いのではないでしょうか。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
英語が生活の中の大切な言語のひとつとなって、もう何十年にもなります。しかしながら、決して「大得意!」ではありません。
こちらのサイトでも、自分自身の英語の苦手ポイントについてたびたび書いています。リスニングは今もってストレスを感じる分野でもあり、文法だって「もう忘れた」のか「はじめからあまり勉強していなかった」のか、不確かな部分が多いです。
それでも、英語という言葉は大好きです! 英語のおかげで、多分、自分の人生500倍くらい楽しくなったはずです。
目次
英語のライティング、苦手中の苦手だった
私と英語。最初は完全な片思い。
こちらは英語が好きだけれど、英語に「あんたじゃ無理!」と拒まれているような気持ちでした。高校英語と受験英語で苦手意識全開になってしまったんです。
もちろん英作文は苦手中の最大の苦手!
苦手だけれども、英作文だけはひとりで地道に勉強していました。例文をうつしたり、構文に自分の好きな言葉を埋め込んだりして、遊んでいました。
そして、入試で最終的に救ってくれたのは英作文だったんです。
コツコツ書き続けていた、その誠意がちょっとだけ役に立ったというところでしょうか。
英語で書く(ライティング)って、一見とっつきにくそうですが、好きなことを書けばいいわけです。別に文法的に完全なものをどこかに提出するわけではないので、気軽に手軽に取り組める学習法ですよ。
英語のライティング、その学習の取り組み方
好きな英語の文章や会話をコピーする
最初は英文なら何でもいいと思います。
気に入ったもの、興味のあるもの、書き写してみるんです。
例えば、大好きな海外TVドラマがあったとします。そのノベライズ本や、ネットサイトなどを見ながら、好きな部分を書き写してみてはいかがでしょう。
字幕や吹き替え付きでテレビを見ていた時とは、まったく違って、面白いですよ。
(ああ、こんなふうに言っていたんだなあ。そうか、こういう言い方をするのか)ってね。
かならずしも、文法的に完璧じゃないし、上品じゃないかもしれません。でも、いいじゃないですか、生きた英語を書いてみるって。楽しいですよ!
映画の原作本でもいいと思います。
とにかくトライしてみてください。楽しい!と感じるのが、ライティングが好きになる第一歩です。
英語学習テキストや参考書の文をまねしてみる
ここは、ちょっと真面目に。
英語学習に取り組んでいる方なら、テキストや参考書が1冊は手元にあるでしょ。テレビ講座のテキストでもいいです。
できたら、「必修英語構文150!」みたいな、ちょっと硬いやつがベスト。きちんと教科書通りに文法正しく書かれている短文がいっぱいあるものがいいですよ。
それらを書いてみます。昭和生まれの筆者のおすすめは、手書きです。
「えーー、いまどき手書きなんてしないよお!」なんて言わないでね。手書きをおすすめするのには理由があります。
人間の五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)ってありますよね。五感を使いながら覚えると、人間って記憶に残りやすいということです。手書きは視覚と触覚を使います。
「じゃあ、タブレットで書けばいいじゃん?」とおっしゃいますね、きっと。
否定はしません。でも、タブレットやスマホのノートアプリとかワープロアプリって、「入力サポート」ってのがありませんか? 予測変換と、スペルチェックなどですね。ユーザの行動を先読みしてくれて、「あなたの言いたいのは、この言葉じゃない?」とか、みたいに選択肢がでます。
これじゃ、ダメ! タブレットやスマホに作文してもらったら、ラクだけれど勉強にならないでしょ。
その点、手書きなら、もう愚鈍なくらいに自分の脳と目と手がたより。これは身につきますよ。
自分の言葉でとにかく書いてみる
そして、今度は自分の言葉で英語を書きます。参考書の構文の一部を、自分で考えた言葉に置き換えるだけでも勉強になります。
例えば、I take it for granted that…(…を当たり前のことだと思う)という構文なら、thatから後の部分を自分で考えてみます(黒字 → 赤字の部分)。
I take it for granted that you will always be with me.
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
He takes it for granted that his mother will always wake me up in the morning.
そのあとはテーマを決めて、文章を書いてみる練習をします。最初は短い文章で十分です。慣れてきたら、小学校の国語の授業で勉強したように、文の構成を考えてエッセーを書いてみるのも楽しいです。
添削してもらう
書いたものを、できればネイティブ話者に添削してもらいます。
お友達に気軽に頼める外国人がいるといいのですが、そんな上手い具合にはなかなかいかないですよね。友達がいても、添削してもらうために会うのも、ちょっと難しいし。。。
そんな時、今は便利なサービスが選べますよ。
オンライン英語添削サービス
有料のもの、無料のものがあります。添削してもらう英文の量や内容にもよりますが、ある程度の量の文章なら有料のサービスの方が良いと思います。添削者・校正者を選ぶことのできるサイトもありますよ。
オンライン英会話
添削をしてもらえるサイトもあれば、ダメなサイトもあるため、事前に確認してから契約すると良いと思います。Skype等で相手の顔を見ながら添削の説明もしてもらえると、どこをどう直したら良いのかわかりやすいですよね。
ただ、サイトによっても講師によっても「当たりハズレ」があるのも事実なので、相手がネイティブ英語話者だからといって優れた書き手かどうかは別だ、ということを念頭におく必要があります。
(日本人の私たちだって、文章書くのが得意な人とそうでない人がいるようにね)
書き直してみる
そして、添削してもらったら必ず、もう一度、自分で書き直して「きれいに整った」文章として完成させましょう。
特に、直しが入った箇所は、「自分では思いつかなかった言い回し」だったりするので、ぜひ次回の参考のために、書いて記憶して、自分の言葉にしてしまいましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語のライティング、こう考えるとそんなにハードル高くないですよね。コツは、「コツコツ続けること」と、「真似から始めること」ではないでしょうか。
すぐにできることから、ちょこちょこと始めてみてはいかがでしょうか。