アラサー女子、会社員です。
海外で勉強してもっとキャリアアップできないかなと思っています。
でも、留学したら周りは若い学生ばかりなのかな?
いまからでも留学して成果出るのか?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
海外留学してキャリアップ目指したいという社会人のかたは少なくないでしょう。
就職して何年か経ち、
「もっと別の可能性があるのでは?」
「このままではイヤだな」
と、考え始める人が多いのが20代後半から30代前半。
海外で勉強してみたかったな、と思っている人なら留学を考えるかもしれませんね。
でも、そのときに気になることの一つは「年齢」。
結論をまず言ってしまうと、
● 社会人の海外留学は、もちろん「アリ」。
● しかも、海外留学に年齢制限なし。
ということです。
でも、社会人だと、「明日から海外行ってきまーす」なんてことも簡単にはできないですよね。
仕事をどうするか、帰国後の生活をどうするか、まず悩むと思います。
そして、勉強から離れていた期間が長ければ長いほど、「今から語学が学べるの?外国語で新しい勉強なんてついていけるの?」と心配にもなるでしょう。
大丈夫です!
その心配を乗り越えて新しい人生を切り開いた人はたくさんいます!
この記事では、
留学は何歳まで可能なのか
社会人の留学と、そのメリット&デメリット
社会人の留学成功のポイント
についてご案内します。
アラサー以上で、これから海外留学をしたいけれど年齢的に不安だというかた、ごらんいただけましたら嬉しいです♪
【 この記事を書いている管理人と語学の関わり 】
20代前半でイギリスに語学留学し、その後はカナダ、アメリカ、日本で英語をフルに使った仕事に従事。多くの「社会人留学経験者」の採用面接にも関わる。
英語での仕事・生活歴30年以上。家族とフランスに移住したため、40代で現地大学の附属語学学校に通う。
留学は何歳まで行ける?
結論:留学に年齢制限はありません
留学に年齢制限はありません。
何歳になっても、その気があって留学費用が用意できれば大丈夫です。
厳密には、留学先の学校によって違いがあるようです。
でも、「最低年齢」の規定はあっても「最高年齢」については特に規定はないところがほどんどでしょう。
語学学校でも、大学・大学院でも同様のようです。
日本人の留学は何歳くらいが多い?
日本人の場合、海外留学をする年齢層としては、10代後半から20代前半が多いです。
高校生や大学生の年代ですね。
交換留学制度や、長期休みを利用して語学研修に行く学生も多いですよね。
また、大学を休学して留学する人や、日本の大学を卒業して海外の学校に留学する人もいます。
ちなみに、私がイギリスの語学学校に通っていた頃も、日本人の大半が高校卒業直後か大学在学中での留学生でした。
その後、徐々に社会人留学が増えていったなあという感じです。
海外の学校ではどんな年齢層なのか?
どの国のどのエリアにあるか、そしてどんなタイプの学校なのかによって年齢層はまちまちだといえます。
例えば、大学附属の語学学校では、その大学や大学院への編入を目指す人たちが多く学んでいます。
なので、メインの年齢層は大学生や卒業したばかりの人たち。
それでも、語学習得だけを目的に来ている人たちもいるので、30代や40代の社会人も混じっていたりします。
なかには、一旦社会に出たあと、大学院で学び直すという人も少なくありません。
イギリスやカナダの語学学校では、休みを利用しての高校生もいる一方で、20代後半から30代の学生も珍しくありません。
< 体験談 >
(フランス語を学ぶために大学附属の語学講座に通っていた時のクラスメートの年齢やバックグランドの様子です)
- フランスで医師として働くために語学を学んでいたロシア人の40代男性医師
- 政府派遣で大学院へ進学するために語学を学んでいたネパール人の30代男性公務員
- 国際結婚でフランスに移住してきた40代中国人女性
- 交換留学制度を利用して来ていた欧米の大学生たち20歳前後
ほかにも、中国の大学を卒業して、フランスの大学院へ進学するために語学を学ぶ20代前半の中国人学生が多数在籍していました。
全体を見ると10代後半から20代前半が多いですが、30代や40代の学生も各クラスに必ず数人はいるという状況でしたね。
留学に年齢が気になる理由とは?
留学に年齢制限はないよ、とは言ってもやはり年齢が気になるという人は多いでしょう。
その理由は、主に次の4点かと思われます。
学習面で不安がある
残念ながら、年齢と共に新しいことを学び吸収するスピードって衰えがち。
もし語学留学を考えているのなら、やはり若い子にはかなわないなと痛感する可能性が大きいです。
「語学習得は若いうちに…」と言いますよね。
これは、紛れもない事実。
海外にやってきた子どもの言語習得の様子を見ていると、本当に早いですから。
大人はあれこれ悩んだり恥ずかしがったりして、なかなか上達しない人が多いかもしれません。
大学や大学院への編入や、専門学校への留学の場合も同様に大変。
いくつになっても勉強はできますが、学生の頃の体力・気力のようにはいかない人も多いようです。
現地での生活に不安がある
社会人としての経験がなく海外に飛び込む学生たちは、わりとすんなり海外生活にも馴染んでいく人が少なくありません。
海外留学から、そのまま現地で就職したり、結婚したりと定住を選ぶ人もいます。
いっぽうで、大人世代はどうしても日本の生活と比較しがち。
社会人経験があって、大人として「日本の常識」のなかで生きてきただけあって
「日本のほうが便利でいい」
「この国では、なんでこんなことも通用しないの?」
などといった批判の言葉も出がち。
現地の生活に溶け込むのが難しい人も多いんです。
帰国後の仕事に不安がある
企業派遣での留学のケースを除き、社会人で海外留学する場合、それまでの仕事を休職するか退職しての出発ですよね。
長期間の休職を許可してくれる企業は、かなりまれかもしれません。
許可されたとしても最大1年といったところでしょう。
社会人で留学する多くの人は、勤めている会社を退職して渡航というパターンになるかと思います。
こちらは、留学後の再就職の保証はないわけですから不安はついて回りますよね。
語学力のブラッシュアップといった留学だと、再就職時の付加価値としてあまり高く評価されないかもしれません。
女性ならではの不安もある
社会人として何年かの経験を積み、次のステップを…と考える時、「仕事も大切だけれど結婚や出産はどうする?」という問題も浮かんでくるかもしれません。
20代後半から30代にかけての女性は、仕事だけでなくプライベート面でもターニングポイントにあるといえます。
お付き合い中の相手がいるなら、「留学したいけれど、結婚はどうしよう」と思いますよね。
決まった相手がいない場合も、「留学してキャリアアップを目指している間に、婚期や出産の時期を逃すかも?」と不安になるかもしれません。
社会人の留学の現実
社会人留学の形とは?
社会人の留学としては、
- 語学留学
- 大学・大学院留学
- MBA留学
- 海外インターンシップ
- ワーキングホリデー
などがあります。
語学留学は、海外の語学学校に通ってその国の言語を学ぶもの。入学資格や試験等はないのが普通かと思います。
英語圏の大学・大学院への留学を希望する場合は、まず、TOEFLやIELTSなどの試験を受けて英語力を証明する必要があります。
さらに、それぞれの教育機関で学ぶための学力を証明するテスト(アメリカならSATやGMATなど)の一定のスコアも要求されます。
MBAは、日本語では経営修士号ですが、こちらの場合はさらに職務経験が問われる場合が多いようです。
海外インターンシップの場合は、海外の企業で働きながら語学力や職務経験を積むというもの。ホテルやレストラン関係のインターンがわりと有名ですよね。
最後にワーキングホリデー。アルバイトなどで旅費を補助しながら休暇を楽しむためのビザなんですが、こちらは30歳までという年齢制限があります。
社会人留学はこんな人におすすめ!
社会人留学がおすすめなのは、次のような人でしょう。
● 転職のため、もっと語学力や専門知識を身につけて今後の仕事に活かしたい
● 海外の大学院で専門分野の知識を深めたい
● 今の生活をリセットさせて、自分を見つめ直すきっかけを作りたい
ずっと以前は、いったん社会に出たあと、お金を貯めて語学力アップのために留学をする人が多かった印象がありました。
でも近年は、学位取得や特殊スキル習得のための社会人留学もずいぶん多くなりましたよね。
社会人留学の6つのメリット
高校生や大学生の留学と比べて、社会人の留学にはどんなメリットがあるのでしょうか。
ここでは6つのポイントでご説明していきます。
- 目的意識が高く効率が良い
- 実務経験があるのでビジネス関連教科の理解が早い
- 帰国後のキャリアアップ&チェンジを目指せる
- 大人目線で海外を体験できる
- 留学費用の準備期間を持てる
- MBA留学を目指せる
メリット1. 目的意識が高く効率が良い
社会人の場合、仕事を退職したり休職したりしての留学というケースが多いと思います(主婦のかたの留学や、退職されたシニア世代の留学もありますが…)。
自分で目標を定めて資金を貯めて、いわば、満を辞しての留学。
きちんと学んで、その後につなげる留学にする必要があるわけです。
なので、学生の留学に見受ける「甘え」がありません。
大人の留学は、目的意識が高くてしっかり学ぶ姿勢があるため、効率が良いと言えます。
メリット2. 実務経験があるのでビジネス関連教科の理解が早い
学生と比べて社会人の絶対的優位は「経験」です。
実際に社会で働いた経験は、そのまま強みになります。
それは留学でも同じ。
大学や専門学校でビジネス関連の教科を学ぶとき、働いた経験が生きてくるはず。
「ああ、これはなんとなくわかる!」
「こういうケース、自分も担当したことあった!」
など、勘が働くと思いますよ。
飲み込みも早いです。
メリット3. 帰国後のキャリアアップ&チェンジを目指せる
海外で学ぶことで、専攻した学科だけでなく「実践に使える語学力」も身につきます。それを武器に、帰国後のキャリアアップを目指すことが可能に。
また、それまでの仕事とは別分野を学んで、キャリアチェンジを目指すこともできます。
職務経験に、「語学力+α」の付加価値をつけた転職がのぞめるのが、社会人留学の大きなメリットの一つでしょう。
メリット4. 大人目線で海外を体験できる
学生の留学とは違い、大人目線で海外生活を体験できるのも社会人留学の良いところではないでしょうか。
自分の経験をふりかえると、学生として留学していた自分達は「ある意味お気楽」。
語学留学だったのもあり、全然真剣みが足りませんでした。
一方、社会人経験を持った上で留学してきた人たちは、一段高い目線から留学生活を満喫していたように思います。
メリット5. 留学費用の準備期間が持てる
就職して数年から10数年働いて、ある程度の貯金ができてからの留学だと、資金に余裕を持った計画が可能です。
学生時代の留学は、自分で資金を調達するのが難しいですよね。
経済的に余裕のある家庭の場合や、難関の留学生試験に合格する必要があるなど、かなり敷居が高いこともあるでしょう。
社会人の場合は、自分の意思と努力次第で資金の準備期間が持てるため、自分なりの留学の実現が可能になってきます。
メリット6. MBA留学を目指せる
MBAの場合、一定基準の就業経験を求められる学校が多いですよね。
なかには、バチェラー(学士)の学位がなくても、就業経験の内容によって入学を認めてくれる学校もあるようです。
社会人留学なら、MBAの取得を目指すことも可能。
留学経験者の転職組には、MBAを取得して帰国してきたという人もわりといますね。
< 体験談 >
(アラフォーで大学付属のフランス語学校で学んだ時の授業の様子です)
学生の多くは、交換留学や自国で大学を卒業してフランスへ渡航して来た子たちが大半。フランス語のレベルを上げてから大学院への編入を目指すパターンです。
その中に一定数、30代・40代の学習者もいました(前述)。
彼らの強みは、目的意識の高さと知識の広さ。
まず、学ぶ目的がはっきりしているので、真面目で積極的です。
そして、社会経験豊富で知識が広いため、さまざまな資料などの理解が早いんです。
なんとなく呑気な20代前半の学生たちと比べて、試験の成績もいいのが大人世代の人たちでした。
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社会人留学の5つのデメリット
さて、社会人留学にはもちろんデメリットもあります。
ちょっとシビアかもしれませんが、隠さずに現実の話をしていきますね。
- 会社を休職・退職するリスクがある
- 帰国後の就職が未知数
- 語学習得に時間がかかることもある
- 現地生活に馴染むのに時間がかかる
- クラスメートと年齢的なギャップがある
デメリット1. 会社を休職・退職するリスクがある
留学前も後も、フリーランスで生活できる!という人でなければ、留学する場合、それまでの仕事をどうするかという問題に直面します。
休職を認めてくれる企業は、まだ少ないかもしれません。
また、休職できたとしても、期間が限られるので思い通りの留学ができない場合もああります。
仕事を退職して留学する人も多いでしょうが、辞めるからには、次にそれ以上の仕事が見つかる保証がないということも理解する必要があるでしょう。
デメリット2. 帰国後の就職が未知数
「社会人留学はキャリアアップにつながる!」というイメージがあるかもしれません。
でも、現実にはアップできる人だけではありません。
外資専門の人材紹介コンサルタントとして働いていた時、がっかりする現実もたくさんみました。
「留学=キャリアップ」の強いイメージを信じて海外に行ったものの、帰ってきて思い通りの仕事が見つからないケースもあります。
企業が求めるのは「留学経験」ではなくて、それまでの職務経験と「留学でさらに強力にアップしたスキル」なんですよ。
ただ語学がちょっとできるようになった…というだけでは、仕事の現場を離れた期間があるため残念ながらキャリアダウンになることもあります。
デメリット3. 語学習得に時間がかかることもある
語学の習得は、やはり若ければ若いほど早いようです。
10代で留学した人の上達の速さと、20代後半以降の上達スピードにはかなり差があるのが現実。
きれいなアクセントで流暢に外国語を話すことができるというレベルに到達するには、時間がかかるのを覚悟したほうがいいかもしれません。
▶︎ 「語学留学しても英語ができるようにならないよ」というのは本当なのか?体験者が教える留学成功のコツとは?>> 語学留学では英語ができるようにならない?成功する留学の5つの秘訣
デメリット4. 現地生活に馴染むのに時間がかかる
人それぞれかもしれませんが、日本でしっかり社会経験を積んだ人ほど現地生活に馴染むのに時間がかかる場合があります。
「立派な大人」として暮らしていた日本と、「言葉がおぼつかない外国人」として暮らす外国。
自分のそれまでの価値が認めえられない焦りを感じることも多いでしょう。
ついつい日本と比較してしまったりもするでしょう。
大人世代の留学は、現地生活に馴染むのに時間がかかる人が多いようです。
デメリット5. クラスメートと年齢的なギャップがある
語学学校も大学も、やはり10代〜20代前半が主流。
大人世代もいるとはいえ、大半は現役学生世代かと思います。
クラスメートと年齢的なギャップを感じることも多いでしょう。
なかなか友達が出来にくいことも覚悟しておくべきかもしれません。
< 体験談 >
フランスの語学学校では、自分以外全員「現役学生」というクラスも経験しました。
あれは、かなり孤独でしたね。
みんなそれぞれに仲良しを見つけていく中、自分だけ20歳くらい上。
溶け込めませんでした。
日本人は自分以外一人もいないという好環境だったんですが、残念です!
社会人留学を成功させるポイント
社会人としての留学のメリットとデメリットをご紹介した上で、成功のポイントについてふれてみたいと思います。
私が考える社会人留学の成功のポイントは5つです。
- 目標設定をしっかりと
- 最も的確な留学先を選ぶ
- 帰国後のプランを立てておく
- 現地では「年齢」は忘れる
- 何事にも柔軟に
目的や目標をしっかりと定める
実はよくありがちなパターンに、「とりあえず現状打破のために海外に行ってみる」というもの。
数ヶ月のリフレッシュ目的ならOKです。
でも、日本に戻って再就職を考えるのであれば、留学の目標設定はしっかりとしておきましょう。
語学、特に英語ができることは強力な付加価値です。
でも、それだけでは希望する仕事を見つけるのは難しいのが現実。
採用側は、「仕事を辞めて海外に行った⇨目的は何?海外で達成したことは?」という点を突いてきます。
ただ「行ってみたかったから海外で過ごしてきました」という人物に興味を示す採用担当者はいないと思いますよ。
留学先を吟味する
「留学」とひとことで言っても、選択肢は本当に多いです。
どんなことを学ぶために、どこにいくべきか。
一体どうやって絞り込んだらいいのか見当もつかないくらいです。
社会人が留学するのは、とても大きなコミットメント。
仕事を失うリスクもあるうえ、留学費用も思い切った投資になるでしょう。
だからこそ、失敗しないように留学先はしっかり選ぶ必要があります。
▶︎ 社会人こそ超短期で留学を試してみる価値あり!有給休暇を利用して、まずは現地を体験してみませんか? >>【社会人こそ超短期留学!】海外で英語、短期でも効果的な8つの理由
「住んでみたいな、行ってみたいな」という国や街に行って、語学学校に通いつつ生活体験をしてみるんです。
本格的に留学したらどうなるか、そのヒントが得られるはずですよ。
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帰国後のプランを立てておく
留学の計画を立てる時点で、帰国後のプランも綿密に。
おそらく、多くの社会人留学生は帰国後の着地地点を考えながらの留学計画になると思います。
キャリアップやキャリアチェンジのために、必要なスキルを絶対現地で身につけてくるという覚悟が必要です。
身近に社会人留学+転職の経験者がいれば、話を聞いてみるのもいいかもしれません。
留学エージェントの説明会にも積極的に足を運びましょう。
現地では年齢を気にしない
海外の人って、日本人のように年齢で枠組みを決めたりしません。
20歳だからこうしなくてはいけないとか、30歳ならこうすべきとか、そういう考えかたはあまりなさそうです。
現地で年齢を気にして「自分は歳が上だから…」なんて遠慮は無用ですよ。
留学したら、ぜひ「年齢」は忘れてください!
何事にも柔軟に
行くのは外国です。
よその国なんです。
文化も習慣も違います。
自分にとっては「常識でしょ」と思うことも、その国では「ありえない」ことかもしれません。
ぜひぜひ柔軟な考え方をもって、ハプニングを楽しむくらいの姿勢でいきましょう。
< 企業の採用担当の視点から >
私は、外資系企業専門の人材紹介会社でのコンサルタントとして働いたあと、企業側でスタッフ採用のために、たくさんの「社会人留学からの帰国者」を面接しました。
外資系企業の中途採用に応募してくる人材の多くが、実は社会人留学の経験者。
社会人留学をへて、日本でのキャリアアップを希望するなら、
● 強い語学力(特に交渉力、プレゼン能力)
● 語学+仕事で即活かせるスキルと経験
この2つは必須だと思ったほうがいいでしょう。
海外でMBAなどの学位を取得していれば、さらに理想的です。
「海外で数年勉強してきた」という経歴を持っていても全然即戦力にならない人も、実際には結構多かったですね。
なので、「すぐに使える、国際交渉力のある人材」こそが企業が求める社会人留学経験者といえます。
求められる人材:
- 海外との交渉が可能な語学力とプレゼン能力
- 仕事で即活かせるスキルと経験
採用に至らない人材:=留学が「価値」になっていない人
- 語学力が「そこそこ」レベル
- プレゼンが下手
- 理論先走りで小回りが効かないタイプ
- 職務経験が足りない
まとめ
「留学したいけれど、年齢が気になる。何歳までなら大丈夫なんだろう」
この疑問への答えは、「留学に年齢制限はない」ということです。
社会人になってから改めて勉強したいことが出てきて留学する人はたくさんいます。
留学は大きな投資。
だからこそ、しっかりとしたリターンを得たいものですよね。
社会人留学にはメリットもあれば、デメリットもあります。
「よし、行ってみよう!」となったら、事前に帰国後の計画をもきっちり立てましょう。
人生を変える可能性のある留学。
実りある海外での時間になりますように!