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【日本の小学校はすごい!】海外在住の子どもが驚く日本の学校の良さ

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画像ファイル海外で子育て中。

子どもを日本の小学校に体験入学させた日本人ママたちが、「日本の小学校はすごいよ」って言っていた。

体験入学には興味あるけど、大変そうだし、日本の小学校の良さを具体的に知りたい。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshino)です。

欧米での子育て、「のびのびしていていいね」とよく言われます。

個性を尊重する社会ですので、子どもを画一的に管理しないという点は優れていますよね。

 

でも、海外からみると、

日本の小学校は本当にすごい!

と感じるんです。

毎年、日本の小学校に体験入学させていただいて、親として感じたことでもあり、子どもの意見でもあります。

 

この記事では、

海外から見た日本の小学校のすごい点を

子どもと親それぞれの視点から

ご紹介していきます。

一時帰国に子どもを体験入学させたいな、とお考えの海外在住の方、これからの参考にしていただけましたらうれしいです!

 

成功する海外子育てファミリーの日本語教育についての情報はこちら★

【海外子育て、日本語どうする?】親子で取り組む日本語育児のコツ!

 

日本の小学校には、優れた点がいっぱい!

子どもの頃、日本の学校って窮屈だなあと思っていました。

なぜそうしなくてはいけないのかわからない校則や、みんなが同じことをやらなくてはいけない不自由さ…。

ところが、自分が親の立場になってみて、日本の小学校には優れた点がいっぱいだとようやく気付いたんですね。

親になって分かった「日本の学校」の良さ

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一言でまとめると、日本の小学校教育には「社会が凝縮されている」ということに尽きると思います。

日本の小学校のカリキュラムには、子どもが成長し生きていく中で役立つ、さまざまなオプションが盛り込まれているんですよね。

 

海外で子育てする中で、自分の子供時代を振り返ると、ほんと日本って「決まり」に縛られていたなと感じます。

それに比べ、個性を尊重する欧米の小学生は、ずっとのびのびしているように見えるんですね。

子ども時代を過ごすなら、欧米の方がいい!と思ってきました。

ところが、子どもが学齢期になり考えが変わりました。

 

 フランスの現地校での教育の様子を知った

 日本の小学校体験入学で、日本の最近の教育の様子を知った

二つの国の小学校の様子の違いを知ることで、それぞれの良さがわかるようになったんですね。

特に、日本の小学校のカリキュラムは「すごい!」と感じます。

 

一時帰国で体験入学させる利点

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海外在住の子育てファミリーのなかには、夏休みなどを利用して日本の学校に短期間子どもを通わせる家庭も多いんです。

これが、体験入学です。

日本の小学校での時間は、ほとんどの子どもたちにとって「とても楽しい」経験として思い出に残るようです。

一時帰国で体験入学させる最大の利点は、やはり子どもの日本語教育に大きく役立つということではないでしょうか。

同年代の子どもたちと出会い、学び、遊ぶことで、海外在住組の子どもたちの日本語能力は飛躍的にアップするはず。

そして、その後のやる気維持にも大きく影響するんですよね。

 

海外からの体験入学受け入れは、「制度」ではありません。

市区町村、学校単位での受け入れ許可となるので、事前に問い合わせが必要です。

 

日本の小学校はすごい:子どもの視点

さっそく子どもの視点からみた、「日本の小学校のすごいところ」をご紹介しましょう。

日本の小学校って、どんなところがすごいと思うの?
ワクワクしちゃうことがいっぱいなんだよ!
たとえばどんなこと?
学校にプールがあるし、校庭に遊ぶものがたくさんあるの!

 

学校にプールがある

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自分の子供時代、学校にプールがあるのは「普通」でした。

夏休みというと、学校のプールが解放されるので毎日通っていたくらい。

でも、世界的にみると学校にプールが併設されているのは、あまりないらしいですね。

 

ちなみに、私が暮らすエリアでは、プール授業は市民プールにバス移動。

プール付き住宅というのはけっこうあるけれど、学校にはないのが普通です。

 

校庭の遊具が充実している

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校庭にサッカーゴール、野球のバックネットがあり、滑り台やブランコ、鉄棒がある…。

普通の小学校の風景ですよね。

でも、欧米の小学校にはこういった遊具があるところは少ないかと思います。

幼稚園にシーソーや滑り台がある程度でしょうか。

 

給食を教室で食べる

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白衣を身につけた給食当番が、クラスのみんなにお昼を配膳し、先生も一緒に教室で食べる給食。

栄養バランスを考えた献立は、毎日いろんな食材や調理法のメニューを味わえるように工夫されているんですよね。

これが、海外からの子どもにとっては目新しくて楽しいらしいです。

 

中華スープにソフト麺を入れてラーメンにする

海老カツをレタスとマヨネーズと一緒にパンに挟んでエビカツバーガーにする

 

毎日、似たようなカフェテリアメニューで飽き飽きしているうちの子には、まるで夢の世界のランチに思えるそうです。

 

お掃除の時間がある

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自分たちの学校は、自分たちで協力してキレイにする…。

日本人にとっては当たり前のことなんですが、欧米では「掃除は専門の人がやる」のが普通。

なかには「僕は掃除のために学校に来ていないので、やりたくない」という体験入学児童がいたそうですが、うちの子どもは大張り切り。

「掃除の時間、楽しすぎーー!」だそうで…。

これも楽しい体験の一つですよね。

 

放送室がある

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何かというと「校内放送」が流れる日本の学校。

これも、欧米ではほとんどないかも。

放送室から流れる「お昼の校内放送」や「連絡放送」。

海外の学校に行っている子にとっては、これも日本の小学校の超すごいところだそうです。

本当に日本の学校は「社会のミニチュア版」ですよね。

 

教科ごとの特別教室がある

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我が子が通っていたフランスの小学校では、 フランス語、算数、英語の授業がカリキュラムのほとんどを占めます。

低学年の間は、ほんの少し体を動かす時間や、図画工作や校外学習の時間が少し入るくらい。

高学年になって歴史や地理などの授業も多少行われます。

 

それに比べ日本の小学校の授業は多岐にわたっていますよね。

しかも、楽器を実際に演奏できる音楽室や、実験ができる理科室、ミシンや調理ができちゃう家庭科室など、設備が充実しています。

一人一人に電子ピアノがある音楽室に感動したり、人体模型のある理科室にびっくりしたり。

 

フランスでは楽器を習いたい子は、専門の音楽教室に通うしかありません。

ミシンの使い方や、裁縫や調理の基本は家族に習います。

それと比べると、いろんな暮らしのオプションが学べる日本の小中学校はすごいですよね。

 

保健室がある

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学校の中に、養護の先生がいて、応急処置をしてくれたり、横になれるベッドがある保健室。

これも、日本の小学校がすごい点のひとつ。

 

海外で子どもを学校に通わせていて、とても驚いたことが

保健室がない!

ことでした。

 

ちょっとした怪我なら、担任が絆創膏を貼ってくれます。

具合の悪い時は、教室の隅に「お昼寝用ミニベッド」を置いて寝かせます。

それ以外は、親に連絡があって迎えにいくことになります。

 

日本の学校のように、保健室で養護の先生が手当てしてくれる…といったことはないんですね。

もちろん、集団検診や集団予防接種などもありません。

 

子どもだけで登下校

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日本では、小学校からは子どもだけで登下校しますよね。

 

これが、海外から体験入学する子どもには「すごい体験!」らしいんです。

特に集団登下校が「めっちゃかっこいい」そうで…。

 

フランスでは、原則として小学校卒業までは、保護者(もしくは代理人)の送迎が必要です。

朝は校門(もしくは校庭)まで送り、帰りは校門が開くのを待って子どもを迎えるのが一般的。

これは、アメリカやカナダも同様らしいです。

 

親の視点から見る日本の小学校のすごいところ

ここからは、親が感じる「日本の小学校のいいところ」をご紹介していきましょう。

教科の幅の広さ

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うちの子どもは、いろいろな教科のための「特別教室」と設備に感動していました。

親としては、設備だけでなく、小学校で子どもが体験できる学習内容の幅の広さに感心します。

自分が子どもの時は「当然」だったさまざまな学習機会。

大人になって改めて見直すと、すごいことだったんだなあと感じますね。

 

音楽の授業では、誰でも音符が読めるようになる指導がされます。鍵盤楽器も学べます。

書写の授業では、毛筆を使った書道の指導がされます。

図画工作の授業では、水彩画、粘土(陶芸がある地域も)、木版画など、美術の基礎を体験します。

家庭科では、被服・食物など家事の基本の指導がなされます。

 

これらは、子どもが大きくなる過程で「将来の生き方のいろんな可能性」を知る機会になりますよね。

 

生活指導がすごい

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日本の小学校では、基本の挨拶やマナーはもちろん、生活全般の指導まで行き届いています。

手洗いやうがいの習慣づけだけでなく、食後の歯磨き習慣まで先生が指導してくれます。

また、 交通課の警察官が来校して交通安全教室が開かれたり、健康指導があったりなど、子どもにかけてくれる時間がすごいと思いますね。

担任の先生は、クラスだよりとか学年だよりのようなプリントを作成してくれるので、学校の様子もよくわかります。

 

ちなみにフランスでは、小学校の教員は授業を担当するのが基本(他の仕事はしない)。

休み時間や昼休みは先生も休みですし、授業が終わると同時に帰宅するようです。

日本の教員のように職員室で仕事をし、会議に参加し、課外活動の指導までする…というようなことはありません。

 

給食と食育が充実

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最初の体験入学の時に、校長先生がおっしゃっていました。

「給食は校長がまず先にいただくんですよ。アレルギーのある児童のリストを見ながら、万一の事故が起こらないよう私がチェックします」

先生はランチどきも仕事なんだなあと、改めて思いましたね。

各担任の先生は、教室で子どもたちと同じ給食メニューで食事をします。

 

また、毎月配布される給食の献立表には、栄養素別の材料がしっかり記入されています。

子どもがどんなものを食べているのか、保護者もちゃんとチェックできる仕組みになっているんですね。

「晩ごはんはハンバーグだよ」

「え、お昼も同じもの食べた」

なんてことが起こらないのも日本の給食のすごさかも(すっかり忘れて同じものを準備することもありがちですが…)

 

▼ 海外で暮らす子どもたちが、 現地語同様に日本語も習得するのは、日々の努力の積み重ねが必要です。日本の小学校への体験入学については、次の記事でもメリットをご紹介しています!

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まとめ

日本の小学校、すごいですよね。

指導がバラエティに富んでいることも素晴らしいですが、設備が充実している学校が多いです。

小学校に限らず、日本の学校の設備は世界的に見てもすごいらしいですよ。

 

もし海外にお住まいで、学齢期にさしかかるお子さんがいらっしゃるなら、体験入学はとてもおすすめです。

子どもにとって、日本の小学校体験はポジティブなびっくりの連続になるかもしれません。

なにより、生きた日本語を学び、そして使うことは、子どもの日本語への自信につながるはずです!

学齢期になったら、メリットいっぱいの小学校体験入学を検討してみてはいかがでしょうか。

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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