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【英語で働く海外】カナダ会社員暮らしはここが最高!(冬)

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こんにちは、まのんです。

外国に暮らして、働いてみたい!と夢に描き、日本を飛び出して到着したカナダ。一つずつ問題をクリアして念願の労働許可証も手に入れ、会社員生活を送りました。

カナダの季節感を独断と先入観たっぷりに思い出す、(春)編(夏)編(秋)編に続く第4弾、冬のお話です。

 

冬のカナダのイメージってどんなふうでしょうか?

寒い、氷の世界、雪に埋もれている? ウィンタースポーツ三昧?

うーん、オンタリオの都市部に当てはまるのは、「寒い」だけですかね。あ、ウィンタースポーツでは、アイスホッケーは盛んです。プレーするというより、観戦するほうがね。

 

トロント万歳、サンタクロースパレード

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オンタリオ州の、秋の終わりと冬の始まりの境目はいつなのかなあと考えてみるに、サマータイムの終了時かなあと思います。11月最初の日曜日午前2時に時間が戻るのです。

感覚としては、変わる前日(土曜日)が1時間長い、という感じ。

日曜日の朝起きてみると、昨日までは午前8時だったのに、「あらまだ7時!もっと寝よう♪」なので、なんとなく気分的に「得した」気持ちになりますが、午後になるとちょっと気分が変わります。

お昼の後ちょっとのんびりしていると、途端に日暮れがやってくるからです。

昨日まで、午後6時くらいまでは明るかったのに、サマータイム終了と同時に午後5時には暗い。おまけに、寒い!日没が早いので、より一層寒さを感じるのは気のせいでしょうか。

気をつけていないと一人だけ1時間早く行動していたりして(笑)。。。 待ちぼうけ、なんてことも発生します。(サマータイム変更時に時間調整を忘れると1時間の遅刻になるので、ちょっと問題ですよ。)

 

オンタリオ州トロントでは、11月中旬(〜下旬)に大規模なサンタクロースパレードが行われます。これって北米でも最大級のパレードらしく、大騒ぎです。

歴史も古いらしく、最初のパレードは1905年とか。

街のメインストリートを数多くのフロート(日本式に言うと、山車?)が練り歩き、観客動員数も数十万人だそうです。

実は、筆者はこのイベント、見たことがありません。ルームメイト達が浮かれて見に行くのを見送ったくらい。

なぜか?

毎年、この日ってものすっごーーく寒いんです。路上でサンタクロースがのったフロートが来るまで待ってなきゃいけないし、そこまでしてサンタクロース見なくてもいいかなあと思っていました。子供じゃないし。

「子供だけじゃないよ、これは大人も楽しめるトロント最大のイベントなんだから!! これをみなくちゃ今年はクリスマスが来ない!」

と、大の大人のルームメイト達は言っておりました。

 

感覚としては、このサンタクロースパレードで本格的な冬の始まり、かな。この時期あたりから街じゅうクリスマス一色だし。クリスマスの買い物にアタフタしなかったら人間じゃない!みたいな。

キリスト教が主流を占める国ですので、クリスマスは最大のお祭りなわけです。宗教的な意味ももちろんですが、商業的にもこの時期とても大切。ショッピングモールも百貨店も、クリスマス商戦には火花をちらす、という感じ。

街じゅうみんなウキウキそわそわ、です。

 

カナダの冬は、とにかく寒くて暗い

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一年じゅうで最も日が短い冬至のころ。実際に調べたら冬至の頃で日没は午後4時45分くらいのようで、同時期の東京は午後4時30分くらいでした。

とても暗かった印象があるのは、日の出が午前8時ちょっと前なので日照時間が日本より短いという理由なのかもしれませんし、快晴日が少ないのかもしれません。

寒いです。

トロントなど、カナダ国内では南に位置しているけれど、寒い。1〜2月の平均最高気温0度、降水日8〜9日。

参考までに東京は、同時期の平均最高気温10度、降水日3〜5日。

「暗くて寒い」イメージのあるイギリス・ロンドンは平均最高気温9度、降水日10日程度です。ロンドンよりずっと寒く、同様にジメジメ曇天で暗いのがトロントらしいです。

 

カナダの冬は、鼻がパリパリ

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ちょっと外でバスや路面電車を待っていると、鼻(の穴)がパリパリになります。

「鼻がパリパリって何?」と思われるかもしれませんが、凍り始める、のです。それくらい寒いわけですね。

最高気温0度といっても、オンタリオ湖畔の場合、風の冷却温度(Wind chill)というのがあってこれで体感温度はぐんと下がるわけです。天気予報で発表される Wind chill の温度をみると、酷寒に感じるわけがわかります。

冬場は Wind chill で −10度や−20度なんてことも。

それだけ寒い時はどうするかというと、公共交通機関に頼る貧乏庶民は、ニットの帽子や分厚い手袋などで完全防備し、あとは、ひたすら「我慢」してバスを待つ、ですね。。。

 

この冬のしんどさに「カナダ、もう十分頑張ったからいいかな」と思ったのも、最終的に引き上げた理由の5%くらいは占めているかもしれません。。。

 

冬カナダは、まさにウィンターワンダーランド

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とはいえ、冬もカナダは美しかったです。

雪に一面覆われた公園など、空気がしんとして冷え切っているからこその美しさかもしれません。あまりに気温が低いので、一度雪が降ると簡単にはとけないのです。

だから、雪が積もってもすぐにドロドロ溶けて真っ黒(東京)、なんてことにならずに、しばらくはキレイ。

まさにウィンターワンダーランド!

ある時、真冬の快晴の日、広い郊外の公園に出かけたのですが、本当にキラキラ自然がキレイ。ツララが太陽の光を反射して美しい!

公園のカフェでホットサイダー(生のリンゴを絞ったジュースを温めたもの。シナモンが入っていました)をいただいたときの、ぜいたくな気分は忘れられません。

寒いのはつらいけれど、厳寒の地だからこその楽しみもあるなあと思った冬の日でした。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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