遠距離恋愛って、経験したことありますか?
大学時代の恋人と、卒業後に離れ離れになってしまったとか、恋人の転勤で遠距離恋愛になってしまったとか、実は身近に起こることですよね。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
遠距離恋愛になると、日本国内でも、東京と名古屋に離れただけでも、簡単にちょっと会える距離ではなくなります。
「新幹線で2時間でしょ。すぐじゃない!」
と、思われるかもしれませんが、交通費も結構かかります。
毎週末を一緒に過ごすなんてちょっと難しい話。
それが国境を越えて離れ離れとなると、ますます会うのも難しい!
それでも、海を越えての国際遠距離恋愛をしている人は結構多いようですよ。
「離れている時間が愛を育む」、なんて言えばカッコいいですけれど、実際は Out of site, out of mind (去る者は日々にうとし)という現実があります。
目次
国際遠距離恋愛ってどんな感じなのか
外国の空港。入国審査を終えて、荷物を受け取って到着ロビーへ。出迎えの人の中に、花束を抱えた彼の姿。
半年ぶりに飛び込む彼の胸の中!
確かにロマンチックですよね。
普段は会えない大好きな彼。再会の旅を計画するときから夢の中。指折り数えてその日を迎えるわけです。
でも、休暇はすぐに終わってしまって、また空港で恋人たちは離れ離れになっていきます。
これは、けっこうキツいですよね。だから遠距離恋愛は継続が難しいと言われます。
遠距離恋愛へのみんなの意識
遠距離恋愛になってもお付き合いは続ける?
結婚情報サービスの大手、株式会社オーネット(https://onet.rakuten.co.jp/)が遠距離恋愛に関する意識調査の結果をネット上で公開していました。
未婚の男女20歳から34歳を対象に行った調査では、恋人と遠距離恋愛になった場合、過半数のひとたちが「交際を続ける」と回答したそうです。
相手が好きなら距離は関係ない、と思う人が多いようです。
「考えたい、わからない」と回答した人は、40%。「交際を続けない」と回答した人は全体の4%だったそうです。
遠距離恋愛になったらお付き合いを続けない理由は?
そしてその4%の人たちの別れる理由には男女差が明確に現れていましたね。
男性は、「交際が長く続くとは思えないので別れる」、「会うための移動の時間や費用などが非効率」、「さみしい」の3通りの回答に分かれたそうです。
一方女性は、全員が「交際が長く続くとは思えない」と回答したそうです。現実に、遠恋は継続が難しいというのは本当のことですよね。
国際恋愛が遠距離恋愛になりやすい理由
国籍が違うもの同士が恋愛するということは、どちらかが「外国人」。日本に滞在している外国人と恋をしても、日本を離れた外国で日本人以外の人と恋をしても、いずれは遠距離恋愛になる可能性が常について回ります。
日本国内で出会った場合
日本に旅行で訪れている外国人と仲良くなった場合。短期的なおつき合いで、すぐに離れ離れになりますよね。
日本に駐在やインターンなどでやってきた外国人と恋をすることもあるでしょう。でも、その相手の任期が終わったら遠距離になる可能性が大です。
海外で出会った場合
外国を旅行中に知り合った旅仲間や現地の人と恋をした場合も、短期的なおつき合いでバイバイとなります。
海外留学やワーキングホリデーなどで、海外に滞在中に現地の人と恋をしても同じ。留学期間が終わってからもおつき合いを続けるなら、帰国すると同時に遠距離になります。
愛があれば国境なんて、とか、恋愛に国籍なんて関係ない、などと言いますよね。でも、国境も国籍も、二人の関係が深まれば深まるほど、うんと関係しますよ。
もちろん、二人がしっかりと将来設計を持ち、愛情が深ければ、国の違いについては、多くの場合はなんてことはなくクリアできるハードルでもあります。
国際遠距離恋愛はなぜ難しいのか
日本と海外、もしくは別の国同士で離れて暮らす人と、遠距離でおつき合いをすることになったらどんな感じなんでしょうね。
旅行中に知り合った人と仲良くなった、という話はけっこう聞きます。旅行先の現地の人と、という場合もあるし、お互い旅行者同士だった、という場合もあります。でも、旅行中に出会った人に恋をしたら、即、遠距離恋愛になる運命ですね。
二人の間に「時差」があることが多い。
日本とオーストラリア、とかだったらさほど問題はないんですが、8〜9時間の時差があるヨーロッパや、14〜17時間の時差がある北米などはちょっと厄介です。
ヨーロッパの人との遠恋で、真夜中に起こされたーなんてこともあります。ラブラブのときには「うれしい!」で済みますが、実際に遠距離期間が長くなってくると二人のテンションが合わない時もあるのです。
例えば、とても疲れていて明日は重要な仕事があるため、少しでも早く休みたい時に、深夜の電話で起こされたらどうでしょうか。
向こうは、昼間。「ちょっとだけでも話したい」と思ってした電話に、明らかにテンションの低〜い受け答え。
歯車が噛み合わない、いやな予感。
お互いに相手をよく知り尽くしていて、相手の様子を慮る余裕があればなんてことはないシーンです。さらに、お互いの生活パターンを十分理解し合えていれば、心のすれ違いは避けられる可能性があります。
でも、相手の状況や表情が見えないだけに難しい時もあるんです。
会いたいときに簡単には会えない。
すぐ近くに暮らしていたって、仕事や出張などで、会いたい時になかなか会えない時はあるものです。
でも住むところの距離が近いのと、海の向こうというのは感覚的にずいぶん違うものだと思うのです。
会いたい時になかなか会えない時があったとしても、近くに住んでいる人なら、お互いが会おうと思えば時間は捻出できるものじゃないですか?
ましてや恋人同士なら、ちょっとの間でも会おうと努力するものだと思うんです。
でも、海を挟んだ国際遠距離恋愛だと、本当に簡単には会えません。
相手の生活が見えない
遠距離になる前に、十分な時間をかけて愛を育んできたカップルなら、ある程度は相手の生活のリズムや暮らしぶりは理解できているでしょう。
それでも、距離と時間に遮られた恋人の暮らしは、なかなか見えない部分が多いです。
「スカイプ使えばいいじゃない?」、と思うかもしれませんね。うーん、でもスカイプで見える相手の様子と、その場で一緒に過ごす相手の様子はまた違うものです。
ちょっとでも相手や二人の関係に不安がある場合、国際遠距離恋愛だと、その不安がどんどん膨らんでしまうこともあります。
会うにはお金と時間がかかる
国際遠距離恋愛の最大のハードルがここじゃないでしょうか。
国内の遠距離恋愛も、お互いに会うためには交通費がかかって大変ですが、海外の場合はさらにコストがかかります。
例えばヨーロッパ。東京とロンドンの間のフライトは直航便で12時間ほど。時差があるので、日本からの出発便は同日に到着しますが、日本に帰国する便は翌日着。
相手がロンドンやロンドン近郊に住んでいるならまだしも、そこから国内線に乗り換えたり、長距離電車に乗ったりするなら、もっと時間がかかります。
自宅から空港への移動も含め、東京・イギリスは往復するだけで3日はかかるので、「ちょっと会いに行ってくる」なんていうことはできませんね。
会いに行くには、最低でも1週間は時間が必要で、航空料金も10万円ほど必要になります。
その10万円を右から左に払える欧米人、とくに若い世代では、少ないと思いますよ。。。だから会えるとしても年に何回か、になるでしょうね。
まとめ
けっこう、タフな国際遠距離恋愛。時差、距離、お金。これらを乗り越えて愛を育み続けるにはお互いの熱い想いの継続が必要です。
また、ちょっとのことを気にしない精神的な強さも要求されるかもしれません。今回は、国際遠距離恋愛の難しさについてご紹介しました。
それでもうまくいくカップルはうまくいきますよ。【恋する英会話】上手な国際遠距離恋愛3つのケースでは、上手に距離を乗り越えて結婚した人たちのお話をご紹介させていただきますので、ぜひご覧くださいね。