家族と海外に住んでいます。
日本への一時帰国が楽しみなんだけど、なかでも買い物はしっかりしたい。
買い忘れて「あ、あれを買えばよかった」にならないよう、みんなはどんな工夫をしているんだろう。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
一時帰国、めちゃくちゃ楽しみです。
そのために普段の外国生活をがんばっているんじゃないか?とも思えるくらい(笑)。
何がそんなに楽しみかというと、
日本の全部
ですね。
普段は食べられない日本の味を堪能し、心から笑い合える友と再会し、日本の風景に浸るんです。
離れてみると、日本の良いところばかりを思い出すものなんです。
日本を想うと、ノスタルジー全開。
一時帰国は、ある意味、遠く離れた恋人に逢いにいくような感覚かもしれません。
そしてもちろん、日本でのお買い物も一時帰国の楽しみの一つです。
「ショッピング♪」というより、海外で使うものを一気に買っていくという感じなので、「買い出し」ですね。
期間限定の日本滞在なので、一時帰国の買い物は計画的にシステマティックにこなしていくのがコツ。
この記事では、
一時帰国の買い物のコツ
一時帰国で買いたいもの(カテゴリー別)
についてご紹介していきます。
もうすぐ一時帰国、効率的に必要なものを無駄なく買いたいというかた、ぜひご覧ください!
目次
一時帰国の買い物のコツ
ぼーっと過ごしているとあっという間に終わってしまうのが一時帰国。
日本での買い物については、わりときっちり計画を立てて、事前に下調べもしていくほうだと思うのですが、毎年なにかしら反省点が残ります。
「もっと早く買い物を済ませて、後半は日本の休暇を楽しめばよかった〜」
「買いたいと思っていたものを買い忘れてしまった💦」
など、消化不良のまま日本を離れることもしばしば。
子どもを連れて家族で一時帰国すると、自分のペースで動くことが難しいので計画性をもった買い物術はとても大切ですよね。
ずっとバタバタし続ける日本滞在ではなく、余裕をもってリラックスする時間も欲しいもの。
▼ 海外在住者の日本への一時帰国は、準備も含め、やることがいっぱい。たまにしか帰れない日本の時間を有効に過ごしてやり残しがないようにするためのヒントをご紹介します。
日本で買ってきたいものとは?
何を日本から運んできたいのか、については各個人・ご家庭によってさまざまだと思います。
家族構成や、家族のライフステージによっても違うでしょうし、食品に関しては味の好みもありますよね。
海外在住者が、一時帰国する時に日本から買ってきたい代表的なものは次のような感じでしょう。
● 和食材
● 日用雑貨(100均で十分なもの)・文房具
● 化粧品・医薬品
● 下着類・衣類
● 子どものもの
飛行機で運べる荷物の重量には制限があるので、なんでもかんでも持ち帰るわけにもいかないのがつらいところです。
買い物メモを作っておく
買い物メモの作成は、多くのかたが実行されている「一時帰国の定型作業」のひとつなのではないでしょうか。
私が実践している方法は、次の通りです。
① 一時帰国後に、買い物に関する反省点をメモする
- 買ってよかったもの
- 通販の良かった点・そうでなかった点
- その他気づいた点
② 次回買いたいものを思いついたらすぐにスマホでメモする
③ 一時帰国直前に、日本での買い物リストを作る
▼ 一時帰国の準備について、各種リストなど詳しくはこちら⇩の記事でご案内しています!
店舗別リストを作る
海外生活を始めた最初の頃は、買ってきたいものをただ箇条書きにしていました。
でも、それだと意外と買い忘れるものがあって、また買い物に行かなくてはならず効率が悪かったんですよね。
その後は、店舗別リストを作るようにしています。
ドラッグストア用リスト、100円ショップ用リスト、スーパー用リスト…、という具合です。
サクサクと効率良く買い物を進められるので、無駄な時間を節約できますよ。
帰国前の発注も考える
一時帰国の期間が短い場合、通販の買い物が時間切になることもあります。
発注しようとしたら、配送が2週間先だった…なんてことありますよね。
ガッカリしないように、通販での買い物は帰国の前に済ませておくというのも一つのアイディアです。
ただし、日本で受け取っておいてくれる人が必要ですが…。
▼ 海外で暮らす日本人にとって最大の楽しみの一つ、日本への一時帰国。「絶対日本で買ってきたいもの」のアイディアをご紹介します。
一時帰国で買いたい食品
ここからは、具体的に「日本で買うもの」をご紹介していきます。
個人的に日本で必ず買ってくるものや、海外在住日本人たちが「一時帰国で買ってくるよ」というものをピックアップしました。
まずは食品。
個人の嗜好にもよりますが、和食を作るための基本的な食材は「一時帰国の必須購入アイテム」です。
一時帰国で必ず買いたい食品 | |
和食作りに | だしパック |
焼き海苔 | |
かつおぶし | |
だし昆布 | |
乾燥わかめ | |
ラクラク和食に | ふりかけ・つくだに |
フリーズドライ味噌汁 | |
フリーズドライ油揚げ | |
日本の味で癒されたいときに | 緑茶 |
和菓子 | |
こしあんペースト |
海外でも和食を味わいたいなら買うべきもの
海外でも大都市であれば和食材が買えます。
日本の価格の3倍くらいの値段だったりしますが、かなりのものを揃えることができるはず。
地方でも、アジア食材店や大型スーパーでは、お醤油やお味噌やソースなどが手に入ることが多いです。品質にこだわらなければ、お米や海苔やうどんなども売っています。
でも、せっかくの日本ですから「本当の日本の味」を持ち帰りたいですよね。
自分で和食を作るなら、一時帰国で買ってくるべきは次の5つでしょう。
● だしパック
● 焼き海苔
● かつおぶし
● だし昆布
● 乾燥わかめ
日本の味を手軽に楽しむために買うべきもの
時間も手間もかけたくない、でも心がほっこりする和食を食べたいというとき。
日本だったら、お惣菜を買ったり、レトルト食品を利用したり、食べたいものを気軽に食べられますよね。
でも、さすがに海外ではそうはいきません。
和食が食べたいなら、日本食レストランに行くか、自分で作るかの2択。
ですので、せっかく日本に行くなら「パパッとラクチンに」ごはんがすすむアイテムを購入してくるのがおすすめです。
● ふりかけ
● つくだに
● フリーズドライ食品
日本の味で癒されたいときに
日本に住んでいたときには、「いつでも食べられるし」と、特に意識していなかったものが海外では癒しアイテムになることも。
人によって違うかもしれませんが、あんこや和菓子が恋しくなる、という人が多いですよね。
そして、香り高い日本の緑茶!
最近では、ヨーロッパでも日本産の煎茶や抹茶が簡単に買えます。日本食材店に行かなくとも、有機食品店で買えちゃうんです。
でも、「これ、何年まえのお茶?」って聞きたくなるような、なんとも残念なものばかり。
お茶は日本で買ってきたい癒しアイテムのひとつですね。
そして、あんこ。
さらに、和菓子。
自分で作っちゃうよ、という人も多いですが、一時帰国するなら日持ちのする和菓子も帰りの荷物にいれたいものです。
▼ 日本では「ごく普通のもの」が手に入りにくい海外生活。日本人が海外で恋しくなるものとは?
一時帰国で買いたい雑貨や文房具
雑貨や文房具といえば、ヨーロッパにもおしゃれなものやカワイイものがたくさん売られています。
ところが、海外在住の日本人の「一時帰国で絶対買うもの」のなかに雑貨や文房具が入っているんですよね。
日本で買ってきたい日用品・雑貨とは
一時帰国で買いたい日用品や雑貨といえば、100円ショップで扱っている商品だったり、食器やカトラリーだったり、さらには布製品などですね。
日用雑貨
実用的な雑貨は、やはり日本で買いたくなります。
なぜかというと、まずモノがいいから。
そして、モノがいいのに安いから。
日本でいつも買い足しているものの一つが、洗濯ネットです。これ、ヨーロッパで買うと結構高いんですよね。
食器・カトラリー
食器やカトラリーも、日本に行くたび少しずつ買い足してくるものの一つ。
日々の食卓を変化のあるものにしたいなら、食器にもこだわりたいですよね。
陶器や漆器など和食器使いで、多少素材の揃わない海外の和食をワンランク上のものに演出できます。
布製品
日本の布製品、意外と「持って来ればよかった」と思うシーンが多いんです。
ハンカチというものがほぼ存在しない欧米ですが、小さい頃から「ハンカチ持って出かける」習慣が身に付いているので、ないと不便なんですよね。
出先で手を洗ったとき、汗をかいたときなど、やはりハンカチが便利。
手ぬぐいや風呂敷も、海外生活では意外に役に立ちます。
パーティーやイベントで「日本」を演出したいときに、和風の布一枚でぐっと雰囲気がでるものなんですよね(子どもが日本語補習校に通っている、なんていう場合、手ぬぐいや風呂敷はけっこう出番があります)。
やはり文房具は日本製がいい
普段使うボールペンなどの消耗品は、住んでいる国のもので十分OK。
でも、せっかく日本に一時帰国するなら、使い勝手のいい文房具も持ち帰りたいもの。
日本製の文房具は、コンパクトで軽量、使いやすいんですよね。なんといっても日本人の手のサイズに馴染む感じがします。
そして、価格に対してクオリティも高い!
具体的にどんなものを買おうとしているのかというと、
- シャープペン
- 付箋
- ハサミ
- クリップ
- 定規
- 消しゴム
などは定番です。
とくに、小学生までの子どもがいるご家庭では、HBやBの鉛筆、消しゴムなどは「必ず日本で買ってくるもの」の定番といえます。
一時帰国で買いたい自分のためのもの
もちろん、自分自身のためだけの買い物もしっかりしてきたい一時帰国。
パーソナルケアグッズや下着なども、デザインやクオリティ面でやはり日本製がいいという海外在住者も少なくありません。
コスメ・スキンケア
長年海外生活をしていても、コスメやスキンケア製品は日本で買っている、という人もいます。
また、どんどん発売される新製品を、一時帰国のたびに買って試すのを楽しみにしている人も…。
いろいろな種類が売られているシートマスクは、日本からのお土産の定番でもあります。
慣れている日本の医薬品
欧米の薬局で買う鎮痛剤や風邪薬などは、日本人にはちょっと強すぎたりするんですよね。
また、日本では普通に買える、「かゆみ」対策系の薬が欧米では効き目がイマイチ。皮膚でも目でも、かゆいときってつらいですよね。
でも欧米の薬局で処方箋なしで買えるのは、「かゆみを止めず保湿のみ」とか「かゆみを止めず水分で潤す」タイプの薬。
しかも、眼科も皮膚科も予約が取れるのは数ヶ月先だったりするんですよね。
ですので、日本では必ずアレルギー用目薬や結膜炎用目薬などを調達してきます。
下着・衣類
骨格が違う、体型が違う、などの理由で「下着は日本で買う」という人、けっこういますよ。
衣類も袖の長さが合わないとか、クオリティと価格があっていない、などの理由から居住国で自分に合った服を探せないことも。
私自身、一時帰国のときに、体型に合った下着や服をまとめて買うことが多いですね。
一時帰国で買いたい子どものもの
海外で子育て中のご家庭の場合、子どもの年齢に合わせて日本で買ってきたいモものがたくさんあります。
とくに、日本語と現地語のバイリンガル教育を目指しているなら、教材や知育玩具など買物は増えがち。
子ども向けの買物は、
ちょうど良いタイミングで子どもに与える
ものを選んでくることが大切です。
子どもの成長と興味の範囲を見ながら、「ちょっと先を見越した」買い物をしてくるとよいでしょう。
知育玩具や学用品は、「翌年に使うだろう」と思うものを選ぶのがコツです。日本語教育用の絵本やおもちゃは、海外だとすぐには買えませんよね。
そのため、ちょっとだけ興味の先取りをしたアイテムを、一時帰国のときに購入してくるわけです。
▼ 日本で買いたいものも多い子連れ一時帰国の「これは日本から持ってきたい!」ものマストアイテムをご紹介します。
乳児期の子どもに
お子様が赤ちゃんの時期には、離乳食グッズや情操教育に役立つものを買ってくるといいですよ。
海外に暮らしていても、日本の文化や食文化をお子さんにも伝えていきたいな、と思う日本人ママ&パパは少なくありません。
まずは離乳食からちょっとずつ日本を紹介していきましょう。
日本の味を加えた離乳食作りには、日本製の離乳食グッズが便利です。
また、情操教育に役立つものとして、日本語の絵本や、音の出る絵本もぜひ持ち帰りましょう。
日本語と現地語のバイリンガル教育を目指すなら、乳児期からの読み聞かせはとても大切です。
幼児期の子どもに
2〜3歳から学齢期に入る前までの子どもには、
● 情操教育に役立つもの
● 楽しく遊びながら日本語学習につながるもの
がおすすめです。
この時期、「大好きなキャラクター」ができてくる子どもたち。
このキャラクターが描かれた絵本や知育玩具は、子どもも喜びますし、しつけや日本語教育に役立つものがたくさんあります。
一時帰国が決まったら、ネットの口コミ情報などをチェックしてみましょう。
バイリンガル教育は、幼児期の過ごし方がとても重要なんですよね。
なぜかというと、その時期を過ぎると、暮らしている現地の言葉が優勢になってくるからです。
小学校からは、現地語での教育が始まり、友達との会話も現地語になります。兄弟姉妹間の会話も現地語のみになってくるのがこの時期。
ですので、日本語をしっかり学んでほしいと願うなら、幼児期に「日本と日本語が大好き!」になる基礎を作ってあげましょう。
キャラクター知育玩具
ひらがな表
ひらがなカード
▼ 海外で子育てする国際結婚や移住家族の多くが頭を悩ます、子供の日本語教育。海外子育てファミリーの成功する日本語教育とは?
小学校低学年の子どもに
小学生になった子には、キャラクターグッズや知育玩具など、日本でしか買えない「大好きなもの」を。
一時帰国は、子どもに自分で買いたい本や文房具を選ばせるチャンス。
親子で書店などに行って時間をかけて興味のある本を探すのも楽しいですよ。
まとめ
海外在住者の多くが、「日本への帰省が何よりも楽しみ!」と言います。
一時帰国では、やらなければいけない事務手続きをこなし、懐かしい友達に会い、家族と大切な時間を過ごし…と、あっという間に時間がなくなるもの。
買い物も大切な一時帰国の目的の一つですよね。
日頃から買いたいものをメモして、どこでなにを買うのかのリストを作っておくといいですよ。
効率的に、システマティックに、一時帰国の買い物を楽しみましょう!