留学するならカナダがおすすめだって聞いた。
「カナダがいいよ!」っていう
理由はいったい何なの?
海外留学、ぐっと身近になりましたよね。
いろいろな形で海外に勉強に行く人が増えています。
こんにちは、元カナダ永住者のまのん(@ManonYoshino)です。
イギリスで英語を学び、カナダで会社員人生を歩みました!
話せる英語を学ぶために語学留学を考えている。
学んだ英語をその先のキャリアアップにつなげたい。
できれば留学中も楽しく過ごしたい。
そうお考えなら、カナダがおすすめですよ!
この記事では、語学留学&その先のキャリアアップを考えたい方へ、
カナダ留学がおすすめな理由
を詳しくご案内します。
【管理人の英語圏歴】
イギリス、カナダ、アメリカでの生活経験があります。
カナダでは最終的に永住権を取得しています。
オーストラリア、ニュージーランドは出張や旅行経験だけですが、それぞれの国の出身者たちと一緒に働いていました。
目次
留学するならカナダがいい!
自分自身はイギリスに留学しましたが、ここは「おすすめはカナダ!」と言い切ってしまいたいと思います。
なぜか?
それは、ほぼゼロ(お金なし、コネなし、身寄りなし、職なし、住処なし)の状態でカナダに到着しながら、なんとか永住権までこぎつけた経験があるからです。
だから「カナダはいいとこだよ!」と自信を持って言えちゃいます。
私は、「カナダには自由があふれている!」と思います。
ほどよく北米、でもどことなくヨーロッパの洗練さがあり、しかもアジアに近い。
日本人が留学生活を送るのに最適な場所ではないでしょうか。
カナダ留学がおすすめな15の理由
では、具体的にカナダの何がおすすめなのか、15のポイントをみていきましょう。
ポイント1. 英語がわかりやすい
カナダ人の英語はわかりやすい。
アメリカ英語に似ているが、よりクリア。
ゆっくり話す人も多い。
カナダの英語というと、
「アメリカ英語と何が違うの?」
と思いますよね。
イギリスやオーストラリアなどの英語の音と比べると、ほぼアメリカ英語と同じかなと感じるかと思います。
カナダ人の話す英語は、一般にクリアで癖がないようです(人によって違います)。
発音自体は、アメリカ北部と似ているんじゃないでしょうか。
体験談:
カナダのオンタリオ州・トロントに暮らした後、アメリカ人と仕事やプライベートでのつきあいが割とありました。
ワシントン州やオレゴン州、ミネソタ州などの出身の人たちと英語で違和感を感じたことがなかったので、きっと発音自体が近いんだと思いますよ。
また、よく言われるのは、カナダ人のコミュニケーションスキル。
「聞き手にしっかり伝わるようにゆっくり話す」
「訛りのある英語を辛抱強く理解する努力をしてくれる」
という二つの点です。
カナダには多数の移民が入っていて、英語が母語じゃない人が集まって暮らしています。
さまざまな訛りの強い英語が、普通に暮らしの中にある状態。
だから、カナダの人たちは、下手な英語でもバカにせず聞いてくれるように思います。
ポイント2. 留学先の選択肢が多い
カナダ留学は選択肢が多い!
英語・フランス語を学ぶ語学学校(私立の語学学校、大学付属の語学学校)
専門分野を学ぶカレッジ(専門学校)、大学、大学院
働きながら学ぶことも可能なワーキングホリデー
カナダでは、いろいろな形の留学が可能です。
私立の語学学校
「まずは英語が話せるようになりたい」人には、たくさんの語学学校があります。
私立の学校なら、週単位の超短期留学も可能。
毎週月曜から新規入学受付という学校もあり、自分のスケジュールに合わせて語学が学べるのが魅力。
大学付属の語学学校
また、カナダ語学留学では、大学付属の語学学校も人気です。
講師陣のレベルも高く、かなり密度の濃い英語学習も可能。
大学施設を使えたり、時期によっては寮に入ることもできるので、現地カナダ人との交流も魅力といえますよね。
現地大学への進学を目指す場合、語学学校での成績が大学入学に必要な英語力レベルの証明にもなります。
専門学校、大学、大学院
さらに、英語を生かしてもっと深いことを学びたい場合には、専門学校、大学、大学院進学などを目指す人もたくさんいます。
カナダには、Co-op(コープ)ビザという、「インターンとして就業体験をする制度」もあるんですよ。
これは、専門学校(カレッジ)で実務的なことを学んだあと、実際の職場でインターンとして働くというもの。
インターンをきっかけに現地就職するという人も多いですよ。
ワーキングホリデー
カナダの場合は、ワーキングホリデーでの滞在もできるので、働きながら語学の上達とバカンスを楽しむこともできますよね。
ポイント3. 留学費用が安い
アメリカやイギリスと比べると、留学費用が安め。
留学にはかなりの費用がかかるから、コストが抑えられるカナダはうれしい選択!
英語習得のための留学先というと、アメリカやイギリスを第一に思い浮かべる人は多いでしょう。
でも、アメリカもイギリスも留学費用が結構高いんですよね…。
学費だけでなく、滞在費も高い。
あ、それと治安の面でちょっと不安、という懸念もありますね。
カナダの場合、カナダドルの相場が比較的高くないため、アメリカやイギリスよりも費用は抑えた留学が可能になります。
日本人に人気が高い留学先には、ほかにオーストラリアとニュージーランドもあります。
こちらもアメリカやイギリスと比較すると、留学費用はリーズナブルといえます。
ただ、英語に独特なアクセントがあるので、慣れるまでちょっと大変かもしれません。
▼ シンプルに予算を抑えた海外留学、こちらの記事でご紹介しています!
ポイント4. キャリアにつながる選択肢がある
カナダでの留学なら、その先のキャリアにつながる選択肢が広がっています。
専門学校のインターン期間に、現地企業で経験を積んで、正規雇用への道も開く可能性があるんですよね。
ワーキングホリデーからの正規雇用の可能性は、本来「少ない」と言われています。でも、実は可能性はあるんですよ。
企業で実際に働いてみて、「手放すには惜しい」人材だと認めてもらえれば、会社のスポンサーで就労ビザに取得だってある!
その後、さらに永住権取得だって夢じゃないんです。
経験談:
私のカナダ生活、最初の1年はワーキングホリデーでした。
2年目以降は会社がスポンサーになってくれて、就労ビザを取得。
同時期に永住権の申請を始めて、2年後に永住権取得しました。
ポイント5. 国全体の教育水準が高い
カナダは教育水準が高い
高等教育修了者数は、OECD加盟国で2位
日本も大学進学率の高い国ですが、カナダはそれ以上なんです。
すごく教育意識の高い国なんですよ。
カナダで高等教育(短大・大学・高等専門学校)を修了した人は、25歳から34歳のグループなら63%。
2019年の調査では、OECD加盟国の中では韓国についでカナダは第二位。
日本の61.5%を上回ります。
その他の英語圏の高等教育修了者は、オーストラリア52.5%、イギリス51.8%、アメリカ50.4%、ニュージーランド43.8%。
(データはいずれも経済協力開発機構OECDのもの。OECD (2021), Population with tertiary education (indicator)より。)
体験談:
カナダに住んでいて、「出会う人がみんな大卒」という印象でした。
特に多かったのがトロント大学卒の人(日本で言ったら東大クラスですよね…)。
トロント大学は設備も整っているし、学部もバラエティに富んでいて、もちろん付属の語学学校もあります。
当時、会社員だった私ですが、すごーくナチュラルにトロント大学の部活動に参加していたんです(友達のコネで)。
今思えば、冗談言い合っていた部員はみんな秀才だった、ってことですよね(笑)。
ポイント6. 過ごしやすい
カナダは冬はとても寒いけれど、意外と過ごしやすい。
寒さをしのげる工夫がされている。
太平洋岸のバンクーバーとかは、わりと寒さがそれほどシビアじゃないそうですが…。
カナダは、やっぱり酷寒の国なんですよ。
トロントもめちゃくちゃ寒くなるし、オタワやモントリオールもすごく寒いです。
普通にマイナス10度とか。
それでも、カナダは快適だったなあと思います。
なぜか?
家が、真冬の寒さに耐えられるようになっているから、ですかね。
確かに外は寒くても、都市部の交通機関は発達しているし、家は暖かいんです。
トロントなどは地下通路がすごく張り巡らされていて、外に出ずに街を歩けちゃうんですね。
ビルからビルへ、モールから駅へ、地下で移動できちゃう。
また、真冬以外の季節はカラッとしていて快適です。
ただ近年、やはり夏は気温も湿度も高くなっているようですね。
ポイント7. 暮らしやすい
カナダは、日本人が暮らしやすい国。
移民を多く受け入れていて、「みんな違って当たり前」な国。
ヨーロッパに暮らしていて思うことは、
カナダは本当に暮らしやすかったなあ…
ということ。
まあ日本の便利さにはかなわないかもしれませんが(笑)、
カナダ(特に都市部)は日本人にとって暮らしやすいと思います。
その理由は、
カナダは違いに寛大
日本人・日系人が多く暮らしている
インフラが整っている
食事に困らない
という点です。
詳しくご説明しますね。
暮らしやすい理由1. カナダは違いに寛大
英語圏の国はいずれも古くから移民を受け入れています。
カナダは、その中でも人口比で移民の数が多いんです。
もともとが、17世紀以降にフランス系とイギリス系との移民が移り住んだという移民の国ですよね。
現在では、世界中からいろんな民族が集まって共存しています。
トロントなどでは、中国人街はもちろん、イタリア人街、ギリシャ人街、インド人街などが形成されていて、エキゾチックですよ(本場の味を楽しめるレストランも多いです!)。
その長い移民の歴史や、民族の多様性からか、「みんなそれぞれ違って当然」というカルチャーがあるように思います。
訛りの強い英語を話す人も多くて、多少間違っていても、妙な発音でも、みんな気にしません。
留学生も住みやすいですよ。
暮らしやすい理由2. 日本人・日系人が多く暮らしている
日本人からカナダへの移民は、明治時代に始まったそうです。
私が暮らしていたトロントにも、多くの日本人・日系カナダ人が住んでいます。
日本人が長年頑張ってきたカナダですので、日本企業も多く進出しているし、日本人経営の企業や商店も多数あります。
カナダの日常の暮らしの中に、日本人や日系文化が根付いているので、新参者の留学生もその恩恵(レストランや和食材店、日系企業など)を受けることができるんですね。
また、日本に対して好意的なカナダ人も多いですよ。
暮らしやすい理由3. インフラが整っている
都市部では、地下鉄やバス、路面電車などの交通網が発達しています。
さほど大きくない市街中心部を、公共交通が縦横に張り巡らされていて、とても便利。
また、留学生活には欠かせないインターネット。
街中のカフェやファーストフード店、モールや図書館などで無料Wi-Fiも使えるので、気軽にネット接続が可能です。
暮らしやすい理由4. 食事に困らない
「郷に入っては郷に従え」、せっかくの海外生活だから現地の食を楽しもうよ、と思うかもしれません。
でもでも…。
海外在住者の多くが和食材を熱心に買い求めたり、手に入らない食材を手作りしたりしているんですよね。
これは、やはり「慣れ親しんだ食事」を体が求めるからではないでしょうか。
食事って、海外生活を快適に元気に過ごすためには、すごく重要なんですよね。
移民の多いカナダでは、ほんとうにバラエティに富んだ食事が楽しめます。
テイクアウトやデリバリーも昔から盛ん。
和食材だって、トロントなどの大都市では「揃わないものがない」くらい。
ほぼなんでも揃いますよ。
▼ カナダと日本の暮らしの違い。いったいどんなところが違うのか、こちらの記事でご紹介しています!
ポイント8. 余暇が楽しい
カナダには、人生を楽しむ文化が根付いている。
お金をかけない遊び方がいっぱい。
カナダ人って、お金をあまりかけずに人生を楽しむのがとても上手だと思います。
人生をフルに楽しむ文化が根付いている、という感じですね。
パーティー好きな人が多くて、週末(平日も)などは理由をつけては、人が集まるんですよね。
独身者同士が集まって暮らしているシェアハウスなんて、しょっちゅう仲間が集まって食事や飲み会してました。
また、カナダといえば「アウトドア天国」。
ちょっと田舎に車を走らせれば、見渡す限りの大自然。
キャンプ、サイクリング、カヌー、ヨット、乗馬など、長い夏の日を存分に楽しみます。
そしてブリティッシュ・コロンビア州やアルバータ州では、ウィンタースポーツ!
ウィスラーやレイク・ルイーズなど、「いちどは滑ってみたい!」という人も多いのではないでしょうか。
ポイント9. 大自然を堪能できる
カナダといえば、「大自然!」という人も多いのではないでしょうか。
カナディアンロッキーはあまりにも有名ですよね。
意外と知られていないかもしれませんが、五大湖周辺もワイルドな自然を満喫できるスポットが目白押し。
360度パノラマなんて、広大なカナダならではです。
ポイント10. 街のセンスがいい
カナダは、イギリス連邦加盟国で、独立国家でありながらイギリスのエリザベス2世を君主としています。
隣のアメリカと似ているのかなと思いますが、「カナダらしさ」みたいなものをすごく大切にしている感じ。
街も、ヨーロッパ的テイストをきっちり守っている雰囲気があります。
でも新しい便利さも取り入れていて、居心地がいい!
小ぎれいな街づくりがされているなあと思います。
ポイント11. 新しいことを始めやすい環境がある
カナダの歴史は、開拓の歴史。
いまも人々の中には「開拓者精神」みたいなものがあるんじゃないかな。
カナダだと、新しいことを始めやすい環境があると思うんですよね。
自治体(教育委員会)の成人向け講座なんか、「新しいことが始めやすい」一つの例じゃないでしょうか。
タダみたいな価格で、いろんな科目の講座を受けられるんです(2021年現在、多くはオンライン開催)。
誰にだって、
「あんなこと一度やってみたいんだよねー」
っていうことがあるでしょ。
その「一度やってみたかった」をトライするのにピッタリなんですよ。
トロント教育委員会の講座で、「セスナ機を操縦するには」と「入門フランス語」を取ったことがあります。
いろいろな職業の、幅広い年代の人が集まって面白かったですね。
ポイント12. 日本との交通の便がいい
いってみれば、隣の国なんですよね。カナダって。
太平洋はさんで。
バンクーバーまでなら、直行便で約9時間。
トロントへは、直行便で約12時間。
ヨーロッパに飛ぶ場合、ヘルシンキが約9時間で、ロンドンが約12時間なので、同じくらいですね。
ポイント13. カナダ人気質が日本人と合う
カナダ人と、ひとくくりで言ってしまっていいのかわかりませんが…。
幅広い世代のカナダ人と知り合いましたが、ひとことでまとめると、
明るくて親切!
な人が本当に多かったです。
困っている人を放っておけないというか、キリスト教的助け合い精神というか、いい人が多かったんですよ、ほんと。
あのカナダの居心地の良さは、日本人に好意的な人が多いというのもあるかもしれません。
▼ 意外と知られていないカナダ人のこと、こちらの記事でご紹介しています!
ポイント14. アメリカに近くて便利
アメリカ合衆国と隣り合わせているので、カナダでの日常の暮らしは「本当にアメリカの影響」を受けています。
工業製品、食料品、書籍、雑誌からテレビ番組など、アメリカのものがカナダでも普通に買ったり見たりできるんですよね。
広大な国土のカナダも、人口は約3,800万人。
しかも公用語が英語とフランス語なので、カナダ独自で出版物やテレビ番組を製作するとなると、コストがかかりすぎですよね(価格に反映される)。
アメリカと流通が一緒、というのは消費者にとって、選択肢は増えるし価格は抑えられて、便利ですよ。
また、観光や交通の面でも、アメリカが隣なのはラッキー。
カナダ留学のついでに休暇を利用して、アメリカを旅するのも簡単ですよね。
ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスといった、アメリカの巨大ハブ空港が近いので、旅の利便性がいいのも便利!
ポイント15. グローバルな視野が身につく
カナダ留学の、総合的なプラス面は、「グローバルな視野が身につく」ことではないでしょうか。
人種のるつぼと言われるくらい、カナダにはさまざまな国の人が移り住んでいます。
そして、違いをポジティブにみんなで受け止める文化があると思うんです。
いろんな民族がいる
いろんな文化がある
いろんな価値観がある
ということを、身をもって体験する貴重な経験になるのがカナダ留学です。
◆ 語学留学? できるだけ費用はおさえたい? ◆
「語学留学したい、でもあまり予算をかけれらない…」。
格安留学サービススマ留なら、「手が届く」語学留学が可能ですよ!
最短1週間からの超短期留学も可能なので、会社員でも有給休暇を使っての語学留学も。
カナダは、英語がクリアでわかりやすくて、治安も比較的よいので語学留学先としておすすめ。
スマ留なら無料カウンセリングは、オンラインでもOK。カナダ留学が気になる人は、まずは話を聞いてみるといいですよ!
▼ 超短期からいける海外留学スマ留について、こちらの記事で詳しくご紹介しています!
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(*)「従来の最大半額」とは、2020年及び2023年に実施した業歴10年以上の複数の競合他社を対象とする調査結果に基づいたものです。
まとめ
これから留学を考える人へ、カナダをおすすめする理由をまとめました。
日本から程よく近い国、カナダ。
多くの移民を受け入れてきた多民族国家カナダは、外国人にとって居心地のいい国です。
- 英語がわかりやすい
- 留学先の選択肢が多い
- 留学費用が安い
- キャリアにつながる選択肢がある
- 国全体の教育水準が高い
- 過ごしやすい
- 暮らしやすい
- 余暇が楽しい
- 大自然を堪能できる
- 街のセンスがいい
- 新しいことを始めやすい環境がある
- 日本との交通の便がいい
- カナダ人気質が日本人と合う
- アメリカに近くて便利
- グローバルな視野が身につく
一生のターニングポイントになることもある留学。
カナダで未来の可能性を開いてみませんか?
▼ カナダ留学を本格的に考えたい方へ: シンプルに予算を抑えた海外留学、こちらの記事でご紹介しています!