大人の習い事のトップはいつも「語学」だそうですが、なかでも世界の共通語とも言える英語は、ダントツ人気。
英語ができると、得することがたくさんあります。
こんにちは、まのん (@ManonYoshino)です。
中学・高校時代に好きになったブリティッシュ・ロック。その音楽が生まれた地に一度でいいから行ってみたいと夢見て、本当にイギリスで暮らして以来、いつのまにか英語が暮らしの一部になってしまい数十年!
英語のおかげで、人生いろいろと豊かに楽しく暮らしています。
まるっとまとめてしまうと、英語を話すことで「トクしてるなあ」と思うことがたくさんあります。英語という言葉のおかげで、子供時代には想像もできなかったさまざまな体験をすることができました。
英語ができると得することはたくさんありますが、その中でも特に大きなことを5つご紹介したいと思います!
目次
英語ができると、本当に得をする
21世紀、英語ができる人は得をする
世界各地を旅行をしたい、海外で専門の勉強をしてみたい、やりがいのある仕事に就きたい。
英語という言語を自由に使えると、「やりたいことができる」可能性がグンと高くなります。
世界各地の空港やホテルで、英語ができるとほぼ困りません。日本ではできない研究をしたい、海外で学びたいというとき、英語ができると有利です。また、世界の共通言語である英語が自由に操れると、仕事を選択する幅もうんと広がります。
英語が世界共通語である理由
えっ、英語話す人って13億人もいるの??
英語が母語という人と、第二外国語として使えるという人の数のおよその合計です。
ウィキペディアのEnglish-speaking world(https://en.wikipedia.org/wiki/English-speaking_world)という記事によれば、英語を母語とする人口は3億3,000万人から3億6,000万人。
そして、英語を第二外国語とする人の数は、4億7,000万人から10億人になるそうで、この数字の割り出しは調査方法によってばらつきがあるということです。
イギリスの言語学者デイヴィッド・クリスタル氏によれば、英語を話す「英語話者」の人口の比は、ネイティブスピーカー(英語が母語)とノン・ネイティブスピーカー(英語が母語ではない)で1対3になるそうです(参照:wikipedia https://en.wikipedia.org/wiki/English-speaking_world)。
英語が母語の人口を3億5,000万人とすると、母語ではないけれど英語を話す人を含めると、英語を話す人は世界中で約13億人ということになるのでしょうか。
この英語話者の人口については、データソースによってまちまちですが、依然として、ビジネスの世界でも、学問の世界でも英語は強し!
英語ができることは自分の世界を広げる大きな強みになりそうですが、具体的に、どんな点が得なのか、ここから先は具体的に見ていきたいと思います。
英語ができると得 ① 仕事
仕事の選択肢がぐんと増える!
はい、それは、もうまぎれもない事実です。
英語だけできても、他の知識や経験がないともちろん選べる職種は限られますが、ことビジネスの世界においては、たかが英語、されど英語なんです。
ナチュラルスピードで英語を話すことができて、議論できて、ときには相手を論破できるくらいであれば、ビジネスシーンでもとても重宝されます。
「今の時代、英語を話せる人なんて日本にもいくらだっているでしょ」と、思いますか?
確かにその通りです。英語を話せる日本人はたくさんいます。
でも、「英語を話すことができるよ」という人が、全員「仕事で本当に使える英語力」を身につけているかというと、それはまた別の話のようで、それほど街にあふれてはいません。
日本企業でも、外資系企業でも、英語は絶対プラスになる!
日本企業でも、もちろん語学に堪能な人材は重宝されますし、外資系企業ならなおさらです。
友人・知人・同僚など、英語話者の日本人たちをたくさん見てきました。その活躍の場も、海外の日本政府公館、海外の日系企業、日本国内の日本企業、日本国内の外資系企業、海外の現地企業などいろいろです。
英語を使いこなせるということで給与面でもかなり優遇されているケースも多いですし、より充実した内容の仕事を任される人も多いです。
自身の経験ですが、外資系企業では、海外の本社・支社のスタッフや、日本オフィスの外国人スタッフとも英語のおかげでフランクに付き合えるので、仕事の面でもとてもプラスに働きました。
業務を超えた友情が芽生えることも多く、その同僚たちの国に遊びに行ったこともあるし、出張中などの週末もショッピングや食事に一緒に出かけたり。。。 お互いに仕事で困った時に助け合ったりして、その人脈がピンチを救ってくれることもありましたね。
英語ができると得 ② 外国文化を存分に楽しめる
いろいろな文化を、よりたくさん享受することができる!
やはり、英語は世界の多くの国で「世界の共通語」として扱われているようで、旅行をしても、暮らしてみても、もっとも役立つ言葉だなあと思うのです。
フランス語圏では残念ながらあまり英語に強くない人が多いようで、なかなか通じませんが、それ以外のヨーロッパ諸国を旅してみると、実際にどこにいっても英語が話せればだいたい大丈夫だと感じます。
博物館や美術館にいっても、歴史的建造物の見学に行っても、表示や説明は「その国の言葉」と、他言語表記があればそれは、ほぼ必ず「英語」。見学者のためのオーディオツアーも(最近は有名観光地では日本語バージョンも多いけれど)、英語さえできりゃなんとかなることが多いです。
英語なら生きた現地の文化に触れることもできる
以前、「英語やっといてよかったー」と改めて思ったのは、ロンドンで『London Walk』というウォーキングツアーに参加した時でした。
確か、その時のテーマは「ディケンズの時代のロンドンを歩く」。
普通にロンドンを観光しただけでは絶対に知り得ない、チャールズ・ディケンズの視線で、ロンドンの古い町並みを散策しながら、当時を偲ぶ話を聞くことができたのでした。
「えー、ディケンズなんて好きじゃないしー」と思われるかもしれませんが、その他にも旅をしていると英語のおかげで楽しめることが増えますよ。
英語ができると得 ③ 国際交流、外国人との交流
さまざまな人々との交流に役立つ
英語を介せば、英語圏だけでなく、いろいろな国の人と話すことが可能です。
旅行先であれば、いく先々で現地の人や旅人との出会いがあるでしょう。そして、その時、99%の確率で「共通語」として役立つであろう言葉が英語だと思います。
実際に英語がとっても役に立った旅
イタリア
ローカル線で出会ったイタリア青年との会話も英語でした。イタリア人の視点でピッツアについていろいろ話してくれて、数時間の電車の旅もあっという間でした。
スウェーデン
スウェーデンに仕事で出かけた時に、環境問題について熱く語ってくれた企業の説明も全部英語でした。
そこに集まった世界の同僚たち、それぞれの母語を全部あわせると12ヶ国語という、かなりインターナショナル度の高い集団。
でも英語という共通語のおかげで仕事だけでなくプライベートな話題でも盛り上がりました。特に女性が多かったので、女子共通の話題は恋バナですね。。。
ドイツ
ドイツ・バイエルン地方をめぐるバスツアーに参加した時も英語での説明があり、それはそれは美しい景色を堪能することができました。
地元の歴史などの説明も英語だったので、第二次世界大戦時のことなど、遠い国のことなのに身近に感じることができてよかったです。
エストニア
大相撲の元力士(大関)の把瑠都さんで、日本でも若干馴染みのでた(?)エストニア。バルト三国のひとつといったほうがわかりやすいのかな。旧ソビエト連邦の国です。
訪れた時は、独立からまだ数年という時期。寒々としていて、デパートに行っても品揃えがさびしく、物資が足りていないんだろうなあという感じでした。
レストランでも、メニューに載っている多くのものが「今日は材料が入らずに、できません」でした。
その、エストニアのマクドナルドで、注文を受けてくれた店員も英語でした。エストニア語ができなかったので大助かりです。
アジアのリゾート地
タイやインドネシア、マレーシアなどアジアの国々でも、ホテルやレストランなど、やはり英語なら通じますよね。
逆に英語が通じなかったのは?
全く英語が通じずにダメだったのは、フランスの田舎と、チリ最南端の村の雑貨屋だけ、かも。。。。
人種も言語もさまざまな人たちと出会い、語り合い、文化にふれるという貴重な経験を支えてくれるのはいつも英語です。
英語ができると得 ④ 恋愛と結婚
恋愛も結婚もオプションがぐんと広がる!
さまざまな国の、いろいろな文化の人々との出会いがあれば、そこにはもちろん、恋が芽生えることもあるし、その先に結婚もありうるわけです。
これまで英語圏3カ国で暮らしたことがありますが、そのなかで多くの国際恋愛のケースを見てきました。
恋愛に悩む日本人女性の話もたくさん聞きました。
日本人と欧米出身の人の国際カップルの大半は、女性が日本人というパターン。(これは、日本人男性の多くが恋愛に対してシャイだったりすることも理由の一つかもしれません)
上手な国際恋愛に英語は役立つ
夫が外国人、妻が日本人という国際結婚の女性たちを見ていると、その多くが「語学が達者」です。その言語は、かならずしも英語とは限りませんが、相手との共通言語を上手に操る女性が多いですね。
カップルが共に人生を歩んでいくには、お互いを深く理解し合うための言葉が必要。
逆に、言葉がおぼつかないまま情熱に任せて一緒になったカップルは、残念ながら破局に至るケースも多いようです。
「目は口ほどにものをいう」と言いますが、口に出して言わないとお互いを理解することはできないですよね。特に、欧米社会ではきちんと自分の考えを言葉で表現するのが当たり前。
「黙っていてもわかってくれるはず」、なんて通用しませんもの。
世界に通じる英語を話すことができると、出会える異性の数もぐんと増えます。そして、それだけ恋愛のオプションも、そして結婚のチャンスも広がりますよ。
英語ができると得 ⑤ 世界の最新情報を楽しめる
多くの最新情報を知ることができる
最後の5つ目は、「英語が話せる」というよりも「英語がわかると」とトクすることと言ったほうが正しいかもしれません。
ネットでもテレビでも英語を介した情報はほんとうにふんだんにあります。BBCやCNNといった放送でも、世界の最新ニュースをより詳しく知ることができます。
または、自分の興味のあることに関しても、英語という言葉を介して得られる情報がたくさんあります。
知人の男性は、仕事で使うデータベースを作っていますが、行き詰まった時、ネット上でいろいろ調べていると、参考になる資料は英語の動画であることが多いようで、「英語できてよかったー」と言っていました。
働く大人のネットワークに英語は役立つ
さらに、筆者が会社員時代に、よく感じたことをひとつ。
「英語が話せて、英語で仕事ができると、会社員としてさまざまなシーンで先に情報が入ったりするのでトク」です。
会社って、けっこう組織変更とかで社内がワサワサすることがありますが、こういうときに外資系だと本社からの情報というのはとても貴重です。組織変更やシステム変更などのときに、英語での作業や会話が苦にならない人物ということで、重要な仕事を任せてもらえることもあるんですよ!
まとめ
英語で会話ができることでトクすること、ほんとうにたくさんあります。ここで挙げたことはきっとほんの一部です。
- 仕事の選択肢がふえる
- いろいろな文化を享受できる
- さまざまな人々と交流できる
- 恋愛や結婚のオプションも広がる
- 多くの最新情報を知ることができる
まだもっともっとあると思いますよ。ぜひぜひ、英語を活かして世界を広げてくださいね!