外国人の彼氏と国際恋愛中のかたへ。
クリスマスは彼と超ロマンチックに過ごしたいですよね。でも、実はクリスマスって国際恋愛女子にとっては、ちょっと悩める時期でもあるんです。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
クリスマスといえば、日本では1年で一番、恋人たちが盛り上がる季節です。やさしい外国人彼氏と、とびきり素敵な時間を!と考える人が多いのではないでしょうか。
ところが、現実は違ってしまってガッカリ!なんていうことがよくあるんです。
実は、国際恋愛真っ最中のカップルにとって、最もよくある「戸惑いポイント」のひとつがクリスマスなんですよ!
目次
国際恋愛の戸惑いポイント、クリスマス
外国人と恋をしたら。。。
やはり気になる文化の違い
初めて、外国の人とお付き合いする場合も、初めてでない場合も、結構戸惑う、いろんな文化の違い。
言葉や価値観の違いなども、もちろんあるのですが、習慣の違いからくる誤解ってけっこうあるものです。
ほんのちょっとのことなのに、基本的な習慣の違いが理解できていなくてケンカになったり、二人の関係にヒビがはいることも。。。
日本人と外国人(主にはキリスト教の信者の人たち)との間で、意外に違っていることの一つが、クリスマスの過ごし方。
クリスマスは、キリスト教の信者の人たちにとって、とても大切な祝日なので、この日を誰とどうやって過ごすかということも、とても大切なことなのです。
クリスマスは誰のためのもの?
日本のクリスマス
はっきり言って、日本のクリスマスは「子供のいる家庭」「恋人たち」向けに仕組まれていると思います。
とくに、恋人たち、ですねーー。
きっとこれは、バブル経済の置き土産のひとつなのかもしれませんが、日本のシングルたちにとって、恋人がいてもいなくても、クリスマスとは「恋」がらみのイベントと言えるのではないでしょうか。
メディアが育てたクリスマスのイメージは、とても強烈です。
例えば。。。
遠距離恋愛の彼が、クリスマスイブの夜、彼女に会うために新幹線に乗ってやってくる。。。(クリスマスのデコを見ただけて歌が頭の中をかけめぐる自分は、もう完璧バブルクリスマス世代。。。)
また、10月から12月にかけて放送されるテレビドラマの多くが、最終回(クリスマス前後)に向けて、ロマンチックな展開を見せつけます。
テレビのコマーシャルも、雑誌も、世の中全てが「幸せな恋人たちを祝福するためのクリスマス」モード。
独身なのに、クリスマスに特別なデートがセットされていないと「負け組」気分全開になりませんか? やはりフリーな女友達と食事に出かけてもなんとなくパッとしなかったり。。。
欧米のクリスマス
じゃ、「本場」欧米ではどうでしょうか。
ロマンチックなクリスマス映画なんかを見ていると、欧米の「恋人たちのクリスマス」はさぞ素敵なんだろうなあと想像するところですよね。
ところが、現実はそんなことはないんです。
クリスマスは、家族や親戚とすごすもの、という考え方が主流なのです。日本のお盆やお正月のスタンスに似ています。
独身者は実家に帰り、既婚者もそれぞれの実家や親戚とともに過ごすのが欧米のクリスマスなのです。
この基本的な考えの違いで、いろいろ微妙なすれ違いが生じる国際カップルって、多いんですよ。
外国人の恋人がいるのに、「おひとりさま」?
クリスマスを「おひとりさま」で過ごすのって、なんか詫びしいって考えているシングルは多いと思います。たいていの年は平日にあたりますので、日中は普通に仕事に行くという人がほとんどでしょう。
でも恋人がいる場合、できる限りクリスマスイブの夜は一緒に過ごしたいですよね。バレンタインデーよりもクリスマスのほうがロマンチックな感じ、しませんか?
ところが、恋人が外国人の場合、せっかく彼氏や彼女がいるのに「クリスマスおひとりさま」になってしまうこともあるんです。
仲良く付き合っているのに、クリスマスは彼や彼女が国に帰ってしまって置いてけぼり。
日本に住む外国人と知り合って恋人どうしになった場合、「クリスマスおひとりさま」は避けて通れないかもしれませんよ。
外国人が日本人の恋人を置いて帰省する理由
彼があなたを置いて年末年始に国に帰省してしまった!
「やっぱり真剣には思ってくれていないんだー」と落ち込みがちです。
その気持ち、すごーーーくわかります。
彼に置いて行かれた彼女
かつての同僚Kちゃん。夏にサークルで知り合った外国人の彼と、付き合い始めて数ヶ月。とても誠実で優しい彼と楽しい時間を重ねていたそう。
それまでの彼氏いない歴がしばらくあったので、今年こそはロマンチックなクリスマスを過ごせると期待していたのに。。。
東京で一緒に過ごせないのなら、きっと彼は彼の国に一緒に行こうって誘ってくれるんじゃないか、と思っていたんですね。
それなのに!
なんと彼は12月の20日頃には休暇をとって帰省してしまったそうです。
「きみも良いクリスマスと、素晴らしいニューイヤーを過ごしてね!」と言いながら。。。
Kちゃんとしては、期待が大きかっただけに落胆も大きく、「もうふたりはだめなんじゃないか」とも思ったそうですよ。
1月になってお土産をたくさん抱えて帰ってきた彼は、あっけらかんとしていたそう。
「きみも実家に帰ったの?楽しかった?よかったねーーー!」なんて明るくチューされたとか。
恋人を日本においてクリスマス帰省する外国人の気持ち
これ、実際にいろいろ聞いてみました。
「え?なんで??? クリスマスを恋人と一緒に過ごすことってそんなに大切なの?」というのが大半の外国の人の反応でした。
日本通の男性に聞いたら、こんな答えでしたよ。
「だって日本人だってオボンやオショーガツ、実家に帰るでしょ?それって、僕らが国に帰るのといっしょじゃん?」
確かにそうです。お盆の帰省に、まだ結婚の決まっていない「恋人」は連れて帰らないですよね。お正月だって、彼氏を連れて田舎にいってましたー!っていう人は少ないと思います。
だから、彼らにしてみたらクリスマスは色恋ぬきで「自分の家族と」というのが一般的な考えなんですね。
外国人の恋人に、帰省同行を誘われたら
これは付き合いの深さや、人によると思うんですが、クリスマス休暇を一緒に自分の家族と過ごそうと誘ってくれる恋人もいます。
二人の関係が、周囲も認めるもので、親兄弟にも紹介ができている場合、誘われることもあります。
飛行機代などの渡航費用が無理なく出せるなら(全額出してくれるという人もいるかもしれませんが)、相手の家族と親しくなるチャンスだし、恋人をより一層深く知ることができるチャンスなので、ぜひ行ってみるといいと思います。
先方で会う可能性のある家族や親戚など、たくさんのプレゼントの準備もお忘れなく。
もしかしたら、この休暇が「既成事実」となって、結婚への決意が固まるかもしれませんよ!
まとめ
恋人が外国人であった場合、そして欧米のクリスチャンであった場合。
クリスマスをどう過ごすかで文化の違いを感じるかもしれません。でも、それはお互い様のこと。
クリスマス時期に一人で帰省する恋人を見送るのは寂しいけれど、ぜひ明るく「良いクリスマスをね!」といって送り出しましょう。
二人の時間をしっかり重ねていけば、いつかクリスマスは一緒に過ごすのが当然という時期が来るかもしれませんよ。。。