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【夫が外国人!】みなさん、義母との関係はうまくいっていますか?

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画像ファイル外国人の彼と結婚して、海外に住んでいます。

義母との関係が微妙で、すっごいストレス!

みんなは、どうやってうまく関わっているんだろう?

 

こんにちは、こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

ヨーロッパで10年以上、「長男の嫁」をしています。

 

国際結婚だと、みんなオープンだから嫁姑問題なんてないんでしょう?いいわねえ」と、日本の友人や親戚によく言われます。

本当にそうなんでしょうか?

いやいやいやいや、周囲には「嫁姑問題なんてない」と言い切れる日本人嫁はいませんよ。

みんな、苦労しながら、うまく立ち回っているだけのようですよ。

 

今回は、外国人の夫を持つ日本人女性の、国際嫁姑問題についてお話ししたいと思います。

意外とみんな悩んでいるんですよ!(注: ヨーロッパや北米で見たり聞いたりしたものですので、他のエリアの嫁姑関係とは違いがあるかもしれません。)

 

国際結婚には嫁姑問題はない?

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国際結婚にも、もちろん嫁姑問題はあります。

文化や言葉の違いによるもの

日本人同士だって、それぞれの育った環境が違えば、分かり合えないことって多いですよね。

とくに、義家族とのつきあいは、やはりそれなりにストレスがあるもの。

お盆や年末年始といった「帰省時期」になると、決まってネット上や雑誌で取り上げられるのが、嫁姑のこと。

夫の実家に帰省するのが憂鬱、という「お嫁さん」は多いのではないでしょうか。

言葉や文化自体が違えば、もっともっと分かり合えないことは多いんです。

家族習慣の違いによるもの

なにかと親戚が集まる機会が多い、という家庭もあります。

イースター、夏休み、感謝祭、クリスマスなど、何日にもわたって家族・親戚が集い合うという場合もあるんですよ。

ハグやビズなどの、スキンシップも日本とは違います。

愛情を日常的に言葉で表現する文化の国では、成長した息子はいつまでも母親にべったり、というケースも多いんです。

 

日本の男子って、子供時代はお母さんべったりですが、徐々に距離を置いていくでしょう?

その呼び方も、「ママ〜」から「お母さん」になり、「おふくろ」に変わるようにね。

 

欧米男子は、赤ちゃんの時から、お母さんの呼び方、変わらない人がほとんど。

初老の息子が、老母を「ママ〜ン!」と呼ぶのが普通。

老母は、初老の息子を「モンシェリ(私の可愛い子)」と呼びますね(苦笑)。

 

国際結婚ならではの嫁姑メリットってあるの?

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「嫁姑問題はあります」と断言しましたが、もちろん国際結婚ならではの嫁姑メリットというのもありますよ。

義母は現地文化の先生

その土地ならではの習慣とか、子育て法とか、料理とか…。

外国にひとり嫁入った孤軍奮闘の日本人女性の、心強い味方になりうるのが、夫の母親。

かなり個人差はありますが(笑)、伝統の料理法とかを一生懸命教えてくれるお義母さんも多いようです。

また、子育て法も日本とは違ったりするので、頼りになる先生でもあります。

義母世代でも子離れしている女性が多い

子供世帯を尊重し、必要以上に介入してこない親世代が多いようですね。

子供は子供、自分は自分、という考え方を持っている女性が多いと思います。

欧米では、あまり三世代同居はない

嫁姑問題の一番の困り事は、「同居」ではないでしょうか。

暮らしのリズムも考え方もまったく違う、子世帯と親世帯が一緒に暮らすのは、特に女性にとっては気苦労が多いことですよね。

欧米の多くの国では、結婚して親と同居、というケースは非常に少ないかと思います。

もちろん、大農家で家族経営のお宅などでは、二世帯住宅にしているところもあるようです。

みなさん、「老後は、息子夫婦と同居して面倒を見てもらおう」という考えを持っていないわけです。

社会保障が充実しているから、とも言えますね。

 

国際結婚の義母との関係、なにが悩み?

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さて、国際結婚した外国人夫の母親、「義母」との関係ですが、日本人妻たちは、どんな悩みを持っているのでしょうか。

文化的な違い

「付き合い上の悩み」を持っている日本人妻は多いですよね。

● やたら親戚で集まりたがる

● 長期滞在で遊びに来る

● 休暇になると実家や別荘で週単位で一緒に過ごさなくてはならない

と、いう感じに。

 

また、フランス人やイギリス人と結婚した女性が、よく言うのが「衛生観念の違い」です。

皿の洗い方、ふきんの使い回し、皿洗いスポンジで床まで拭く、といったもの。

 

洗濯も、文化の違いを大きく感じますね。

洗濯物を溜め込むのがいやで毎日洗っていると、

「あなた、なぜそんなに毎日洗わなくちゃいけないの?一回着たら必ず洗うの?服が傷むわよ」

と注意されたり。

言葉の壁

外国人夫との結婚で、未知の言語を一から勉強しなくては、、、という場合は、義母との言葉の壁は高いです。

なかなか通じ合えないもどかしさ。

高齢の義母は耳も遠くなり、いろいろ理解してくれる柔軟性もなくなり、悩みのタネになっている日本人妻も多いのではないでしょうか。

ただ、言葉がわかるようになると、チクチク嫌味を言われているのもわかっちゃうので、それはちょっと面倒ですね(笑)。

過干渉

「この国のことを全然わかっていない嫁なので、自分が教えてあげなきゃ息子がかわいそう」とばかりに、なにかと干渉してくる義母に参っている日本人妻も多いようですね。

この場合、「自分の家族(自分と妻)」と「親たち」をきっちり線引きしない外国人夫にも非があります。

この義母の過干渉が、だんだんと夫婦に溝を作り離婚に至った知人もいます。

とにかく「お義母さんが何でも口出ししてくる。彼はちっとも守ってくれないし」とのことでした。

いじわる

これは、万国共通(笑笑)!

愛する息子を挟んで、なにかと対抗しがちな嫁姑。

それは欧米であっても、昔よくあったテレビドラマのテーマと変わりないですよ。

陰湿な意地悪をする義母に悩む人もいますが、カラッとした意地悪もけっこう嫌なもの。

意地悪って、された側はいつまでも忘れないものですよね。

年齢とともに頑固になる

これも、万国共通。

年齢とともに、頑固になり自分流しか認めない義母と、海外生活にも慣れて、はっきり物申す嫁。なかなかうまくいかないですよね。

義両親たちが夫婦二人で仲良く暮らしている間はまだしも、もし義父が先に亡くなった場合は、年々頑固になる義母に悩まされる日本人妻も多いのではないでしょうか。

 

国際結婚の嫁姑問題、みんなの対抗策は?

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距離をとる

べったり近くにいると問題が起きがちですが、物理的に距離があるとお互いに遠慮のある態度が取れますよね。

頻繁に会うのでなければ、夫の親孝行の手伝いだと割りきることもできます。

言いたいことはきちんと伝える

言われっぱなしでいると、相手も「何を言ってもいい」「いじりやすい嫁」という態度になりがち。

自分の意見ははっきり言うのが欧米流。

黙って我慢しないで、言いたいことはためずに(節度を保ちながら)はっきり言うことも大切かと思います。

相手を尊重する

自分の愛する夫を生み育てた人だという意識を常に持つこと。

これ、けっこう大事なことですよね。

そして人生の先輩でもある。

相手を尊重して思いやる気持ちを持てると、嫁姑の関係も悪化しないで済むと思いますね。

多少の頑固さや嫌味は「スルー」するくらいの度量がないと、海外でのアウェー嫁は辛いだけです。

夫をうまく使う

嫁姑がいさかいを起こさずに、しかも不満をためずにいるためのキープレイヤーは「夫」でしょう。

海外で暮らす日本人妻は、単身アフェーでのプレー状態。孤独です。

特に、家族・親族の集まりが多い国では、夫以外は味方になってくれる人がいない場合もあります。

夫というフィルターをフル活用して、彼に守ってもらいましょう。

 

まとめ

国際結婚の嫁姑問題について、これまで見たり聞いたりしてきた範囲でまとめてみました。

国や民族が違っても、やはり義理の家族とはいろいろあるなあというのが実感です。

ただ、自己主張が強い分、他人も尊重しようとしてくれる義両親世代の人たちも多いので、意外と波風が立ちにくい、ということもあるかもしれません。

やはり、他人同士。

しかも、言葉も文化も違います。

うまくやるには、相手への思いやりと、ある程度の忍耐が大切だといえるのではないでしょうか。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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