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【フランス人と暮らしてみれば】フランスの常識、日本だったら非常識!

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フランスにちょっと憧れています。。。

でも、フランス人って実際はどんな感じの人たちなの?

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

フランスは日本人にとって遠くて近い国。グルメ、モード、コスメなど、フランスのエッセンスは私たちの暮らしにあふれていますよね。日本人が行きたい海外旅行先にいつもランキングされる国でもあります!

でも、フランス人と身近に接したことがあるという人は意外に少ないと思います。

今回は、日本人から見たらちょっとビックリの、「フランス人の常識」をお届けします。結構、笑えるポイント、多いかもしれませんよ!

 

フランス人と付き合ってみて驚いたこと

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留学中や仕事先で、全くご縁のなかったのがフランスの人なのですが、ひょんなきっかけでフランス人が人生のパートナーになりました。

フランス人と恋愛し、結婚したことで、フランス人に囲まれて暮らすことになり、いろいろ知ることができました。

ビックリするほどロマンチスト

欧米の男性の多くは、感情表現がストレート。「いいな」と思った女性へのアプローチも、手慣れた印象があります。

そして、さりげなく花束を用意するとか、エスコートがスマートだとか、恋愛上手な人が多いかも。

「アムール(愛)」の国と言われているフランスでも、もちろん男性は女性を喜ばせるのが上手だと思います。いくつになっても、男と女は恋愛で結ばれている、という環境で育っているからですよね。

ビックリするほどラテン

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ラテンの民族っていうと、南米の国の人たちとか、スペイン、イタリアなどを思い浮かべますよね。

フランスだってラテン民族。

実は、お恥ずかしいことに、いい年の大人になるまでフランス人がラテンだということを知らなかった私。

でも、彼ら、本当にラテン的。

カーッと怒ってスッと引く

よく怒る人たち、っていう印象があります。

カーッとエキサイトしちゃうって感じ。運転マナーなんか、本当に情熱的(悪い意味で)。

でも、後を引かないのが彼らのいいところかも。カーッと怒って、す〜っと引いちゃう引いちゃう。執念深く深追いなんかしないんです。

だから、「あおり運転」なんていうことも聞かないですね。

意外にみなさん平和主義

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フランス人っていうと自己主張が強く、自分の正当性を守るためなら争いもいとわないイメージありませんか?

ところが、そうでもないんです。

カーッと怒って、自分の主張は声を大にしてする割に、みなさん平和主義。

パン屋や肉屋での順番待ちで、割り込んできた人を絶対に見逃さないのは、フランス人も同じ。そこで口論にならずに、「ちょっと!私のほうが先に並んでたわよ(怒)。でもまあ、そんなに急いでないから別にいいんだけどね。」と譲っちゃったりするんです。

日本人ビックリのフランス的常識

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住んでみないと気がつかない、フランス的常識をご紹介します。日本人の常識とはちょっと違うので戸惑います。

ランデブー(約束)の時間

昭和の頃、「ランデブー」というと日本では「恋人同士のデート」でした。本家フランスでは、単なる時間の約束を意味します。

この「ランデブー」、医療期間の予約や、学校・政府機関のアポイントメントなどの場合は、基本的に時間厳守。

ところが、個人宅に呼ばれた時などは、必ず時間より遅れていくのがマナーなんです。

「お食事にいらっしゃいよ。そうね、7時半くらいに来てね」と言われた場合、7時40分頃に行くのがベスト。時間ぴったりだと、逆に相手に慌てさせることになるからなんですって。

待ち人来らず

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約束の時間といえば、もうひとつ、日本人がイライラさせられるものがあります。

それは、家のメンテナンスや修理、工事や清掃など業者を頼む時。そして、宅配!

遅れてくるならまだ良心的で、待てど暮らせど来ないこともあるんです。

ボイラーの修理を頼み、業者は「10時に行きます」というので朝から仕事を休んで待っているのに、来ない。ようやく来たらお昼だった、とかね。

自宅の庭の整備を頼んだ業者はありえないくらいひどかったですね。来るという日には、だれも来ない。工期は一年遅れで、ようやく私たちが不在中に来たらしいのですが、とんでもないずさんな工事をして知らん顔。支払いだけ求めてきて、「払わないなら訴える」と。

宅配も、選べる配達時間はせいぜい午前か午後の二枠のみ。午前中指定といいながら、最終的に来たのは午後2時とか、よくある話です。

夕食が終わる時間は?

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ラテン民族は全体的に夕食は遅め、というのが普通らしいですね。

フランス人も同様です。友人や親戚と一緒に食事をする場合、開始時間も遅いし、終わるのも遅いです。

午後8時くらいから食前酒でおしゃべりを楽しみます。

テーブルにつくのは9時ごろなんてことも。前菜、メイン、サラダ、チーズ、デザートと進みます(おうちディナーでもこんな感じ)。

最後に、コーヒーやハーブティーを飲みながら、チョコレートなどを楽しんでいると深夜零時だったりします。

胃に悪いですね。。。。

長い結婚披露宴

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延々と続く長時間イベントのひとつが結婚披露宴!

これは、ホントーに長いんです。

例をご紹介しますね(笑)。

 

15:00 – 16:00教会にて挙式
19:00別会場にて食前酒
20:00 – 22:00テーブルに着席してフルコースディナー
22:00新郎新婦によるウェディングケーキ(ピエスモンテ)入刀、コーヒー、食後酒など
23:00新婦と父によるワルツでダンスパーティー開始
〜 未明会場付属の宿泊施設に、最後まで踊り飲み続けた猛者たちが引き上げて夜は終了
09:00会場に泊まった人たちの朝食
13:00 – 15:00会場に泊まった人たちのランチパーティー

 

すごい体力ですよね。24時間勝負です!

ダンスは男女ペアが基本

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日本でも北米でも、クラブなどで踊る時、チークダンス以外は男女ペアで踊らないですよね。(社交ダンスや、サルサなどのラテンダンスは別ですが)

フランスの、気軽なダンスは男女ペアが基本なんです。

ロックやポップスで踊る時も、男女ペア。社交ダンス風。男子は10代の間に、ちゃんと女子をリードできるよう習うらしいと聞きました。

朝ごはんはおやつ?

ごく普通のフランス人の毎朝の食事は、とっても簡単。

トーストしたバゲットにバターやジャムを塗ったものと、コーヒー。たまに贅沢して、クロワッサンやパンオショコラ。子供たちの多くは、ココアとパンや、シリアルです。

マドレーヌ1個とコーヒー、ビスケットとコーヒー、なんていう「え?おやつ?」みたいな朝食の人もいるようですよ。

国境を超えたスイスやドイツ、イギリスなどでは、朝から塩気のあるものを食べる家庭も多いですが、フランスはあくまでも甘系です。

間違っても朝からサラダやオムレツなんて出てきませんね(「主婦はラクでいいね〜」と日本の友達が言います)。

まとめ

「郷にいらば郷に従え」とは言いますが、慣れないとやはり日本との違いにビックリしたりイライラしたりすることがあります。

最初は戸惑って、「フランスのここが嫌」的な批判を繰り返す人もおおいようです。でも、長年暮らしてみると、住めば都。

おおらかなフランス人たちに囲まれる暮らしは決して悪くないですよ。

 

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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