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【外出自粛どう過ごす】自由の国フランスの外出禁止令下の生活術とは

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戦後最大の危機、と言われる昨今の新型コロナウィルスによる感染拡大。

おそらく、ここまで大事になってしまうとは、誰も考えていなかったのではないでしょうか。ヨーロッパでも、急激な感染爆発が起こるまでは「遠いところで起こっていること」というのが大半の人の見方でした。

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

あれよあれよという間に、学校休校、飲食店休業、商業施設休業となり、突然の外出禁止令!何の準備もないまま、生まれて初めての「制限生活」に入ることに。

しかも、外出禁止令、期間は延びるし厳しさは増していきます(トホホ)。

そんな中で、自由を尊ぶ国フランスの個人主義崇拝国民がどのように過ごそうとしているのか、ご紹介したいと思います。日本でも、みなさん外出自粛要請に戸惑われていることと思いますが、「ちょこっとだけ快適」生活のヒントにしていただけたらうれしいです!

外出自粛、どうすごせばいいのか

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やはり基本は、「家にいる」こと

みんなが「家にいる」ことで、急激な感染拡大を防げるとのことですよね。一気に感染者が増えてしまうと、重篤者も増えてしまい、医療施設がパンクしてしまうわけで。

今回、ニュースなどで頻繁に出てくる「不要不急の外出」というのが、実はわかりにくいかもと思います。当初、定義が不明確でしたよね。

フランスの例を言えば、外出には証明書がいるんです。そして、証明書には外出理由の選択肢が書かれているので、誰にでもわかりやすい。また、不要不急にあてはまる店舗は全て休業なので迷いようがないという状況です。

「自粛」という言葉、ちょっと緊迫度が伝わりにくいですよね。

外出禁止令のフランスの現実

フランスでは、新型コロナウィルス感染拡大を受けて、外出禁止令が出されています。

取り締まりはかなり厳しく、警察が見回りを続けている状態。特別な理由がない外出は全面禁止で、違反者には罰金が科されます(連続して違反してしまうとかなり高額になっていく)。

犬の散歩だって一人1日一回、自宅から1キロ圏内で1時間以内と決められています。アパートぐらしのワンちゃんはかなり可哀想かも。

買い占めも起きた

トイレットペーパーや小麦粉、卵の買い占めがありました。また、保存のきくパスタ類、パスタソース、缶詰類もスーパーの棚が空っぽ状態に。

もちろん、使い捨て手袋や漂白剤なども品薄になっていました。

ずっと続く品薄な商品とは

トイレットペーパーはすぐに流通が復活しましたが、ずっとスーパーの棚から消えたままなのが「除菌」を謳ったウェットティッシュや、一部のブランドの住宅用洗剤です。

除菌スプレーやジェルなどもアルコールを使用したものは流通していません。

生産はされても、おそらく医療施設や介護施設など、優先順位の高いところに流通して一般の商店には入荷されないのではと思います。

外出禁止令下のフランス人の暮らし

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変わったこと

テレワーク

自宅で、インターネット経由で仕事をするテレワークが増えましたね。会議も、電話やビデオ会議。

子どもも、学校から次々にネット経由で課題やテストが到着するので、だいたい終日お勉強。体育の先生からは、室内エクササイズの動画が届き、美術の先生には課題の絵を写真で送信します。さすがに小中学校のスカイプなどを経由したビデオ授業はまだのようです。

もともと個人のプライベートを尊重する社会なので、オフィスで働く人の多くの間でテレワークができる環境ができていました。

夕方は早めに会社を出て子どもを迎えに行き、どうしても終わらなかった仕事は家で済ませる。子どもが体調不良で学校を休むときは、自宅で仕事をする。そんな働き方が可能な社会になりつつあったんですね。

マスク

マスクを「顔を隠すのはNG」とか「重篤な伝染病者だけするもの」と言って異常視してたフランス人。

外出禁止令が出たとたん、どこから入手したのかマスク姿の人を普通に見かけるようになりました。マスクが実は感染症予防に役立つという認識が高まりつつあるようです。

マスクをしない欧米人についての記事はこちら

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【日本といえばマスク!】海外ではマスクをしていると「怪しい人」?毎年、寒くなるとヨーロッパでも風邪やウィルス性胃腸炎が大流行します。「ああ、あれがあったら防御できるのに!」と思うのが、日本の高性能マスクです。「ゲホゲホ、ハークション」とウィルス撒き散らしながらも、絶対にマスクが浸透しないヨーロッパ。なぜなのでしょうか。 ...

これまでは、マスクをしている人は皆無でした。欧州生活15年近く、新型コロナウィルスの騒ぎが起きるまで、マスクをしている人を見かけたのはたった一度!

新型インフルエンザの時も、誰もしていませんでした。

警戒心アップ

道ですれ違う人同士、見知らぬ人でも「ボンジュール」と言い合うのが普通だったのに、外出禁止令以来、ボンジュールが確実に減りました。

すれ違うときも、お互いに警戒し合って2〜3メートル開けています。

バーやカフェで一杯ができない

外出禁止令に先立ち、レストラン、バー、カフェが一斉に休業となりました。

何かと言うとカフェでエスプレッソとおしゃべりを楽しんでいたフランス人、街から姿を消しました。バーで一杯ひっかけてご近所さんと盛り上がるおじさんたちも、みんなお家の中です。

とにかく料理しないと

テイクアウトやデリバリーも含め、外食が一切出来ないので、毎日来る日も来る日も料理してますね。スーパーやパン屋で出来合いのキッシュなどを買うくらいしかオプションはありません。

学校も会社も、家での仕事・学習なので、三食がお家ご飯。けっこう手間ですよね。

変わらないこと

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遊び心

少しでも多く人生を楽しみたい、というフランス人の基本的なスタンスは変わっていないようです。

平日はみなさんテレワークで忙しいようですが、週末はきちんと楽しんでいるようです。

昼時の住宅街、いろんなところから芳しいバーベキューの香りが漂ってきます。お庭やベランダにテーブルを出し、食前酒を楽しみながら音楽とともに家族の「お外ランチ」。

一緒に住んでいる家族以外、基本は会ってはいけないので、みなさんこじんまりと楽しんでいます。

アパートのお隣さんと、ベランダ越しに食前酒の乾杯をしている人も見かけます。

毎日バゲットを買いにいく

画像ファイルフランス人といえばバゲット。

日本人と白いご飯のように、フランス人は毎日バゲットを買いに行きます(全員じゃないですよ、でもかなり多くの人たち)。

外出禁止令下でも、これは変わらず。パン屋の前には「入店人数制限」のため、間隔を開けた長蛇の列。

走る&散歩する

もともと「目的の特にない散歩」が大好きなフランス人。外出禁止令が出ても、健康維持のための運動は許可証を持っていればOKなため(先ごろ、パリでは時間制限が設けられました)、走ったり歩いたり。

自宅から1キロ圏内しか移動してはいけないので、同じ道を何度も往復するランナーもいます。

外出禁止令下で発見する「素敵なこと」

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自由を制限される外出禁止令。未知のウィルスへの恐怖や、明日が見えないストレスはありますが、この初めての事態で発見したこともあります。

「変わらない毎日」は実は貴重なこと

「明日も変わらない1日がやってくる」なんて保証はどこにもないことはわかっていました。天変地異もあるし、急な病気で突然亡くなるひとだっています。

それでも、おそらく多くの人たちは明日も当然、朝が来て、眠いと文句を言いながら起き上がり、いつもと同じ1日がくることを当然の事だと思っています。

外出禁止令が出て、自由に動けなくなり、買い物も外食も出来ない。元気なのに、天気がいいのに「家にこもっている」不自然さ。昨日とは全く違ってしまった今日に、明日がとっても不安。

「変わらない平凡な毎日」が、実はとっても貴重なことだったんだと気付かされます。

健康により一層気を配る

医療機関は、新型コロナウィルス感染者の対応で大変な混乱の最中です。ヨーロッパは、感染拡大があっという間だったし、患者数の増加がとても急激。

かかりつけ医の診察も、電話診察やビデオ診察です。急を要する場合のみ、実際に診察してもらえるようで、病院の救急受付もまずは電話等でスクリーニングが行われます。

つまり、ちょっとやそっとの病気や怪我ではなかなかお医者さんに診てもらえない状態。歯科医、眼科医、皮膚科なども通常診療を受け付けていないようです。

だから怪我しちゃいけない、事故には十分気をつけよう、体調を整えるよう今までよりずっと気をくばるようになりました。

家族の再認識

外出禁止令下の生活で、もっともありがたいのが家族の存在です。ぐるっと家族の顔を見回して、この素晴らしいメンバーと一緒に入られてすごくラッキーだなあと感謝。

ひとりじゃない心強さだけでなく、一緒なら頑張れる、そんな気持ちです。普段は、日常生活の忙しさでゆっくり考えることもなかった、豊かな気持ちですね。

まとめ

私たちの「自由」と「私権」が制限されてしまう外出禁止令が出されたヨーロッパ諸国。自分たちの命を守るためとはいえ、初めての経験にみんなが戸惑っています。

個性を大切にし、自由を尊ぶラテンな国フランス。とにかく政府のやることに口を出すのが好きで年がら年中ストやデモを行う国でもあります。

そんな自由な国の外出禁止令下のフランス人たちの生活に、「深刻な時でもちょこっとだけ楽しく生きる」エスプリが活かされているように感じます。

 

 

 

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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