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【英語が出てこない】いざとなると話せない4つの理由と5つの解決法

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学生時代にもさんざん勉強した英語。

それなのに、いざ話そうという時になると頭が真っ白になって、「聞き取れないし話せない!」なんていうこと、ありませんか?

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

一生懸命英語を勉強してきたのに、「いざ話そうと思うと言葉がうまく出てこない!自分には、そもそも語学の才能がないのでは?」と、諦めモードになってしまう人、多いのではないでしょうか。

「いざ話そうと思うと難しい」というのは、英語をはじめとする外国語の学習者みんなの共通の悩みの一つだと思います。

この記事では、次の点についてご紹介させていただきます。

  • せっかく勉強したのにいざとなると英語が出てこない理由
  • 英語の知識を実際の会話で使えるようにする解決法

 

英語が出てこない4つの理由

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理由1. 文法や語彙の知識が、「音」と連結していない

せっかく学んだ文法や語彙。でも、読んで書いて覚えただけになっていませんか?

外国語の会話には「音」の聞き分けが重要

外国語の会話には、「音」が重要です。スラスラと会話を楽しむためには、学んだ外国語の知識が、「聞く」「話す」ための音として体に染み込んでいないとダメなんです。

書いたものを見ながら聞くと英文がよくわかるのに、テキストなしだと、とたんに頭の中が「???」になってしまう経験ってありませんか?

耳から入ってくる「音」がそのまま頭の中で「意味」に結びつかないと、その言葉は聞き取れないし、話せないんですね。日本人にとって日本語は、生まれた時から耳にし、成長する過程で「音」が「言葉の意味」と紐付けされていくので、全く苦もなく話せるわけですよね。

英語の言葉を聞いて、内容をイメージ

英語の音を聞いた時、その内容のイメージが頭に浮かびますか?

例えば、日本語で「りんご」という言葉を聞いたときには、頭の中には果物のりんごがイメージとして浮かびますよね。

では、「Apple」という英語の言葉を聞いた時、何が頭に浮かびますか?果物のりんごのイメージですか、それともそこに日本語の「りんご」という言葉が入ってから、果物のリンゴのイメージになりますか?

また、「Apple」の音は、カタカナの「アップル」じゃないですよね。アメリカ式なら、(強いてカタカナで表記するなら。。。)「ーポウ」という感じ。

筆者自身、第二外国語のフランス語では特に、ボキャブラリーと音が頭の中で紐付けされていないために、ちんぷんかんぷん?になってしまうことがよくあります。フランス語のボキャブラリーの音を、慣れている英語式発音で頭の中に覚えてしまい、実際は音が全然違っていたため、聴き取れなかったりするんです。

理由2. 話すための訓練が不十分

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習った言い回しやボキャブラリーを、音声として記憶し、すぐに口に出して言えるだけの訓練を重ねていない、というのも理由の一つです。

赤ちゃんが言語を学ぶ過程を見ていると、お母さんや大人たちが繰り返し言ってくれる言葉を聞いて、自分で発音しておぼえていきますよね。大人になればなるほど、音読もあまりしなくなるし、単語を繰り返して発音するなんていう練習、していないのではないでしょうか。

外国語を理解して、その外国語でスラスラと会話するためには、スピードが必要だそうで、そこが「読み書きできても会話は苦手」という、多くの日本人(に、限ったことではないですが)の悩みです。

文章の読解のように、目で見て、頭で母語である日本語で解釈して、「ああこういう意味か」と意味を理解するプロセスをたどっていたのでは、遅すぎて会話にならないわけです。だから、あとになって「ああいえばよかったんだな」「あ、あのときはこういう意味だったんだな」という後追い解釈になってしまうのですね。

スムーズに話すためには、頭の中の回路の「通訳機能」を使っていてはいけないらしいです。

理由3. 英語という「言語」が上手に聞き取れていない

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「聞き取れない音は発音できない。」

お世話になったフランス語会話の先生がおっしゃっていた言葉です。

トマティスメソッドという聴覚訓練法を取り入れたレッスンをしていらして、聴覚の訓練によって聞き取れる周波数のエリアを広げ、外国語習得につなげるという講座を開いていました。

それぞれの言語の音の周波数には違いがあって、たとえば使う周波数の幅が広いロシア語や中国語を母語とする人たちは他言語の習得も早いそうなのです。

日本語と英語(イギリス英語と米語はまたちょっと違うらしい)が使う音の周波数の幅もずれているため、聴き取りが難しいと感じる人が多いのだとおっしゃっていました。

そう言われてみれば、フランス語を習っていた時、中国語を母語とする学生と、ロシア語を母語とする学生たちが、リスニング授業でダントツの成績だったのを思い出します。たまたまその人たちが優秀だったのかもしれないけれど、ロシア系の人たちの習得スピードの速さには驚いたのをおぼえています。

理由4. 上手に話そうと気負いすぎている

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これは、結構、大きな理由だと思います。

下手でもなんでもいい、多少ヘンな発音でも、妙な言い方でも構わずに「話したい!」という気持ちでぶつかっていけば、結構、なんとかなったりするものです。

「だって日本人だもん。英語がうまく喋れなくて当然じゃない!」くらいの気持ちで、おおらかに構えるといいかもしれません。

聞き取り(リスニング)は、言葉の意味と音がきちんとわかっていないと難しいことも多いですが、話すこと(スピーキング)は、自分が発信元ですからある程度の言葉の知識があれば、思いを伝えることは可能だと思います。

「英語が出てこない!」5つの速攻解決法

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「なんとかなる」という自信を持つ

まずは、自分の英語力(というか、英語の知識のストック)に対して自信を持つことが大切かと思います。

中学・高校で英語の授業を受けてきた人なら、かなりの時間数を英語と関わってきているはず。「英語で話したい!」と思っている人なら、英語への関心度は高いわけですよね。

きっと気付かないだけで、たくさんの英語の語彙や文法が頭の中に入っていると思いますよ。

英語は、世界中で使われている言葉。小さい子供だって、どんな国の人だって、「なんとかかんとか」話せたりする言語です。だから、絶対大丈夫!

恥をかく覚悟を決める

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「下手だと思われると恥ずかしい。。。」

こう思い始めると、なかなか言葉が出ません。

大人になってから外国語を習い始めて上達した人が、みんな一様に言うのは「恥をかく回数が増えれば増えるほど上達する!」ということです。

上手じゃなくてもいいんですよ!間違ったっていいんですよ!外国語なんですから!

もしバカにする人がいたら、「悔しかったらアンタ、日本の当用漢字全部覚えてから笑いなよ」と思いましょう。

場数をとにかく踏む

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外国語がスラスラでるようになるためには、知識を蓄えるインプット作業だけでなく、知識を使うアウトプット作業(話す)がとても重要だと言います。

しかも、アウトプット量はインプット量を大幅に上回る必要があるそうですよ。

ということは、英語の文法やら構文やらをたくさん勉強した何倍も「おしゃべり」や「作文」という形でアウトプットしないといけないらしい。

なにより、英語で会話する場数をとにかくふむことが一番です。度胸がつきますよ!

 

» こちらの記事では、自分一人で取り組む英語のスピーキングについていろいろな方法をご紹介しています!

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間違ってもいいから伝える努力を

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言葉は思いを伝えるツール。

どうしても英語でなくては通じない相手に囲まれている自分を想像してみてください(海外留学や就職で「英語オンリー」の場所にいったらそうなります)。

下手だの恥ずかしいだの言ってられないですよね。文法なんて間違ってても、ボキャブラリーが多少変でも、自分の言い分を通すために必死で話す…。

これが、上達の極意じゃないでしょうか。伝えるために最大限の努力をするんですね。

プロの力を借りる

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上記4つの方法、本気でやれば短期間にぐっと力がつくのを感じるはず。

実際、本当に英語漬けの生活になれば、あっという間に上達するものです。

でも、なかなか「英語だけで頑張らなくてはいけない」というシチュエーション、ないのが現実の生活じゃないですか?

こういう時には、プロに任せてみるというのも一つの方法です。

外資系勤務時代に、急いで英語の会話力をアップしなくてはいけない同僚たちが、短期集中英会話コースに参加してグンと力を伸ばしていました。1週間毎日朝から晩まで英語漬けというものでしたが、もっと手軽な週末英語キャンプもあります。

一気に自分を追い込むことで、眠っていた英語知識が目を覚ます、という感覚だそうですよ(同僚たちの感想)。

 

仕事で必要だから、どうしてもすぐに英語を上達させたい。海外出張や海外旅行で、英会話力を至急アップさせたい。そんなニーズにがっちり応えてくれるすごい超短期集中英語講座があった!

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まとめ

一生懸命してきたはずなのに、いざ話そうと思うと英語がスラスラ出てこない!

なぜ、頑張ってきた英語が必要な時にさっと出てこないのか、4つの理由をあげてみました。

  • 英語が「音」で頭に入っていない
  • 話す訓練が不十分
  • 「英語という言語」が聞き取れていない
  • 上手に話そうと気負いすぎ

さらに、いざという時にさらっと英語が出てくるために、すぐに簡単に取り組める方法をご紹介しました。「なんだそんなことでいいの?」というような方法ばかりですので、気楽にお試しいただけたらと思います!

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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