英語でのスムーズな会話に欠かせないのが、シチュエーションに合わせた定番のフレーズたち。いろいろな表現がたくさん頭の中にストックがあると、ネイティブ英語話者との会話にも困りません。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
人生、うまくいくことばかりならいいですが、そうでないことも多いですよね。誰かとの会話の中で、Bad News、よくない知らせを聞くこともあります。
悲しい出来事やショックを感じている友人や同僚などに、何と言って声をかければいいのか。
日本語でも難しいものですよね。
相手に寄り添う英語の表現について考えてみたいと思います。
ショックを表現する英語表現
Oh my … !
友達などから直接に聞くこともあるし、第三者を介してよくない知らせを耳にすることもあります。
純粋に感情からそのまま言葉が出てくると思うのですが、英語ではどんな風に言っているのでしょうか。
Oh my God!(なんてことなの!)
非常によく知られている言葉ですよね。でも、God は神様なので、本来クリスチャンなら簡単に驚きの表現として使っていい言葉ではありません。
ネイティブスピーカーもとっても頻繁に使いますが、敬虔なクリスチャンの人たちは、別の言葉に置き換えて使うようです。大人の女性も、Oh my God! と直接言うのを避ける人が多いです。
気軽に使うのは考えものです。(でも本当に予期しなかったショックの時には、口をついて出てしまうこともあるのです。)
God を避ける代わりの表現の例
- Oh my Gosh!
- Oh my Goodness!
- Oh dear…!
言葉に詰まるような気持ちの時は、ただ My Goodness! というだけでそのショックは伝わると思います。
That’s ….
That’s + 形容詞でショックを表現します。「なんてひどいことなの!」という意味合いですね。
That’s + 形容詞でショックを表す例:
- That’s awful!
- That’s terrible!
相手の気持ちに寄り添う英語表現
よくない出来事や悪いニュースに直面している友達に、その気持ちに寄り添うとき、どんなふうに言ったらいいのか?
その相手の気持ちをおもんばかっての言い方がいくつかあります。
友達の悲しい気持ちに寄り添いたい時の表現例:
- You must be feeling absolutely terrible / awful …!
- That must have been absolutely terrible / awful …!
日本語にすると、「あなたがどんなにつらかったかわかるよ!」「ほんとうにたいへんなことだったね!」といった意味になります。
Bad Newsを聞いたと相手に切り出す英語表現
友達がよくない出来事でショックを受けていると聞いたとき。心配して連絡をすると思います。
そんな時、英語ならどうやって話を切り出すでしょうか。
I heard about your news.
大きなショックの出来事であればあるほど(病気や離婚、身内の不幸など)、your news だけで伝わるものです。
I’m so sorry to hear about what happened.
この場合の sorry は謝罪の意味ではなくて「気の毒に思う、残念に思う」という意味になります。
Steve had told me about your terrible news. (スティーブからあなたの大変なニュースを聞いたんだけど)
友達として寄り添う気持ちを伝える英語表現
悲しみに打ちひしがれているとき、友達にして欲しいことはなんでしょうか?
ただ黙ってそばにいて欲しいと思うかもしれません。または、ゆっくり話を聞いて欲しいと思うかもしれません。ショックを受けた直後は、ただ一人にして欲しいと思うかもしれません。
何も言わずに、ぎゅっと抱きしめることで何かの救いになるかもしれません。「ひとりじゃないよ」との思いを伝えるだけでも、相手には救いかもしれませんよね。
そんなときの英語の言い方です。
Any time you want to talk, just come round.
話したいと思ったらいつでも来てね。
Any time you need to talk, just call me.
話したい時は、いつでも電話してよ。
If you ever need someone to talk, you know where I am.
誰かと話したいなと思ったら、私がどこにいるか知ってるよね(私のところにいつでもきてね)。
まとめ
悲しいことも、ショックな出来事もなく順風満帆なだけならいいですよね。でも、うまくいかないとき、特に、友達や同僚によくないことが起きた時、どうサポートしたらいいのか悩むことも多いもの。
こういう時、多くを語らずにただそこにいて、話を聞くだけでもいいのかもしれませんね。。。