英語で、決まり文句をさらっとスマートに言えたらいいですよね。
感動したときや、驚いた時など、「英語らしく」さらっと言いたいものです。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
英語で何かを話そうとする時、発音やイントネーションがいい感じというだけでなく、場面ごとの決まり文句がすっと出てくると、言葉はグンとナチュラルになります。
この記事では、実際の会話をスムーズにする英語の表現をいくつかご紹介します。話している相手に、感動した気持ちや驚きを表す言い方です。
目次
英語の会話では、感情をしっかり言葉で表現
英語は感情表現が熱い!
会話をしている時、英語だと感情の盛り上がりのレベルが違うなあと感じることがよくあります。
ネイティブ英語話者との会話では、実はそれほどスゴイことではなくても、ちょっと大げさなくらいに喜びや興奮を言葉に表したり、悲しみや怒りも言葉で表現することが多いと思うのです。
気持ちは、言葉にして言わなくては伝わらない
目は口ほどにものを言ってくれないのが、英語の世界。気持ちは、きちんと言葉にする必要があります。とくにポジティブなことなら、なおさらちゃんと言葉で伝えるのがベスト。
日本人同士の会話なら、「へー、そうなんだー」程度の相づちで終わるところを、英語だともっとトーンを上げて「わー!ほんとう!!?」的な感じになります。
感嘆符「!」の数が3倍くらい多いような、といったらいいのかな。
この感嘆符3倍分の表現をたくさん頭にストックしておくと、とても会話が盛り上がるので、ぜひ頭の片隅にストックしておいて、使ってみてくださいね。
相手に起きたステキなことを熱く喜ぶ英語表現
表現その1 熱い盛り上がりの気持ちを伝える
主語 + be動詞 + happy ( excited / delighted ) + for you ( him / her / them)
<例> I’m excited for your new job! (私は、あなたの新しい仕事に興奮しています = 新しい仕事、やったね、すごいね!!!)
主語(この場合、自分のことなので ” I “)と be動詞( am )のシンプルな文型で、相手もしくは第三者への、熱い盛り上がりの気持ちを表現する言い方です。
be動詞のあとに、強調する so / really / very / extremely などを挟むと、より一層、その熱い気持ちが表現できますよね。
<例> She is really excited for her new job. (彼女、新しい仕事、すごくはりきってるわ)
表現その2 「〜だろう」と予測して喜ぶ
主語 + must + be + happy / excited / delighted + for you / him / her / them
「法助動詞(modal verb)」の must を使って、第三者がそうであろうと予測して喜ぶ、という表現です。
<例> I heard that you are going to Europe. You must be so excited! (ヨーロッパに行くんだって? そりゃすごく楽しみだろうね!)
表現その3 熱く相槌を打つ
That’s wonderful / fantastic / great / superb / terrific !
良いニュースなどを聞いた時の、熱い相づち表現です。ボキャブラリーさえ頭に入っていれば、That’s… をくっつけるだけなので、簡単に感動を表現できます。
<例>
A: I’m finally getting married with Mike. (やっとマイクと結婚することになったわ)
B: Oh, that’s great!! (わー、やったね!)
よく聞くあの形容詞の英語表現で熱くうなづく
表現その4 「最高」を表現する
awesome / fantastic / amazing / incredible / unbelievable / fabulous など
映画や海外ドラマ(英語版の)で、登場人物たちがよく発する、形容詞たちを使って熱い感動を簡単に表現することができます。
極限形容詞(extreme adjective)と呼ばれるもので、日本語で簡単に訳するなら「超〇〇〜!」とか「めっちゃ〇〇〜!」のようなものでしょうか。
<例> Oh that’s awesome!! How did you do that? (わあ、すっごいじゃない! どんなふうにしたの?)
<例> Look! Can you see the cliff in front of us? Wow, that’s amazing!!! (見て!あの崖、見える?わあ、すごいねえ!!)
表現その5 「最悪〜!」を表現する
awful / horrible / terrible など
人生喜びのシーンばかりじゃないですよね。相手の「大変だったんだよ」という話を聞いて、そのネガティブ体験に同情するとき、that’s + 形容詞で表現できます。
<例>
A: My flight was late and I missed the connection at Chicago, and not only that, the airline lost my luggage, and I did not get it back for 3 days… (フライトが遅れてシカゴの乗り継ぎ便に乗れなかったんだよ。それだけじゃないよ、航空会社が荷物をなくしちゃって、3日間も届かなかったんだ。。。)
B: Oh my goodness, that’s terrible! (うわあ、ひどい目にあったね!)
まとめ
すぐに使える「相手に感動や驚きを伝える」英語の表現を5通りご紹介しました。
ネイティブ話者の会話でも、本当によく使うものばかりです。ごく普通の日常の会話で頻繁に使う言葉なので、さっと口から出るように覚えてしまえば、よりナチュラルに、よりスムーズに、英会話を楽しめること請け合いです。
同じように「すごいね!」「いいね!」という意味で頷きたいときも、いくつかの言葉のバリエーションがあると、より「英語が上手な自分」に近づけると思いますよ。なにより、英語で話すことが楽しくなるはずです!
英語で会話する機会には、ぜひ試してみてくださいね。
ここまで、相手や第三者の出来事に反応する表現をご紹介しました。次回は、自分の思いを伝える表現について見ていきたいと思います。