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【風邪ひきさんのフランス的常識】どうする?くしゃみと鼻水!

 

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外国人が、大きな音を立てて鼻をかんでいましたが、それって普通?

海外で風邪をひいた時の常識やマナーって?

 

こんにちは、こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

学生の時、イギリスを旅行してとても驚いたことのひとつが、鼻をかむマナー。いつでもどこでも、大きな音で「ブーーーーッツ」と鼻をかむイギリス人。しかも、ハンカチで。。。

その後、この「人前でブーッツ!と鼻かみ」が、実は欧米では当たり前のことだと知ったのでした。

今回は、フランスでの風邪ひきの常識について、書いてみたいと思います。日本とちょっと違います。

郷に入っては郷に従え、風邪の時でもマナーはあるのです。

フランスの風邪のなぞ

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「大きな鼻かぜ」?

鼻がくしゅくしゅして、くしゃみや鼻水。

「風邪かな?アレルギーかな?」と、日本人ならその程度ですよね。

フランスでは、鼻風邪のことを「rhume(リューム)」といい、ちょっと鼻水が出始めると「J’ai gros rhume!」といいます。

(軽い風邪じゃん?)と突っ込みたくなるような鼻風邪でも、「大きな風邪(ひどい風邪)」と言って何度も何度も鼻をかみますね。

喉の痛みは風邪?

風邪のことをフランス語でなんというのかな?と、昔、辞書でいろいろ調べたことがあります。和仏辞典だと、rhume(リューム) が真っ先に出てきます。

でも、rhume(リューム) って言ってしまうと、くしゃみ鼻水系の風邪のみなんですね。

喉の痛みは rhume(リューム)ではないそうで、妙に細分化されています(笑)。

咳が止まらない時は?

もっぱら「咳止めシロップ」で対応するようですよ。

大人も子供も、咳にはドロッと甘〜いシロップです。

先日、ドイツ語圏スイスを旅行した時に、風邪で咳が苦しかったので薬局で相談したら、ヨーロッパで初めて咳止め錠剤を勧められました。

シロップよりもめちゃくちゃ早く効きました!

「彼はとても疲れている」の意味

「疲れている」というフランス語の表現、体調不良のときにも使うんです。

大病している人のことを、「彼はとても疲れているんだよ」と言うので、単純に疲労しているだけかなと思ったらそうではなくて、具合が悪いという意味でした。

フランスで風邪?「くしゃみのマナー」

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国際的な「くしゃみマナー」

国際的には、くしゃみをするときには両手で口を覆うのではなくて、肘の内側で顔を覆うようにしてくしゃみをする、というのが一般的だそうですね。

では、くしゃみが出た後はどうしたらいいのか。

鼻水や鼻づまりの時には、ティッシュで鼻をかみますよね。でも、ただ鼻がむずっとして軽くくしゃみが出た時どうするか?

くしゃみをしたら鼻をかめ

フランス人と生活を共にするまで(夫と)、まったく気にもしなかったことなのですが、くしゃみのあとのマナーです。

「くしゃみをする=鼻の中が汚れている、何かが詰まっている」という考え方らしいです。

だから、くしゃみが出たら必ず鼻をかまなくてはいけないそうですよ。

くしゃみが出たのにそのままにしていると、「鼻をかみなさい」と言われます。

フランスで風邪?「鼻水マナー」

画像ファイル受験の時期は、風邪が流行する時期でもあります。隣の受験生が、ずーっと鼻水をズルズルすすりあげていて、気が散ってたまらなかった思い出があります。

日本人は鼻風邪をひくとマスクをする人がほとんどではないでしょうか。人前では、「ズーッツ」「ブーッツ」と音を出しながら鼻をかむ人は少ないと思います(オフィスでこれをやって白い目で見られた経験があります)。

鼻水は、すすらない!

フランスでは、鼻水をすすると、とてもいやがられます。

両手に荷物を持ってバスに乗り、思わず鼻水が出そうにり、ティッシュを取り出す余裕がなくてちょっとすすってしまったら、周りの乗客たちに思い切り白い目で見られたことがあります(笑)。

出てきた鼻水をすすりあげるということは、風邪のばい菌をまた吸い上げてしまうこと、という認識です。これは正しいですよね。

マスクはしない

フランスでは、医療従事者や、特殊な作業以外にはマスクをすることはありません。

「公共の場で顔を隠してはいけない」という法律もあるため、マスクで顔半分を隠すのはNG。

また、重篤な伝染病を持っている人というイメージがあるとも言いますね。

* マスクについての詳しいお話は、こちら↓の記事をご覧ください!

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【日本といえばマスク!】海外ではマスクをしていると「怪しい人」?毎年、寒くなるとヨーロッパでも風邪やウィルス性胃腸炎が大流行します。「ああ、あれがあったら防御できるのに!」と思うのが、日本の高性能マスクです。「ゲホゲホ、ハークション」とウィルス撒き散らしながらも、絶対にマスクが浸透しないヨーロッパ。なぜなのでしょうか。 ...

日本とフランス、ティッシュの違い

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フランス、というよりも日本以外の多くの国、といったほうが正しいかもしれないのがティッシュの常識。

日本のポケットティッシュのような、薄くて柔らかい「鼻をかむ紙」って、世界から見るとレアかもしれません。

厚手の「鼻紙」が基本

スーパーやドラッグストア、空港や駅の売店などで「ポケットティッシュ」を探すと、売られているのは Pocket Tissue(ポケットティッシュ) や Facial Tissue(フェイシャルティッシュ)と呼ばれるもの。

「え?意外と安くない」と思いつつ中身を取り出すと、かなり厚手です。

日本の薄いティッシュだと、鼻水の量が多い時には1枚(2枚1セットになっているものが多いですが)では足りずに、2枚目も使うことがありますよね?

でも、海外の分厚いティッシュは、1枚でがっちり OKです!

再利用が基本

みなさん、この厚手のティッシュ、一度鼻をかんだくらいでは捨てません。鼻で濡れた部分を内側に折り込み、ポケットにしまいます。

次の鼻かみの時には、この「ちょっと乾いてきたティッシュ」をまた使います。

濡れた部分をまた折り込んで、ポケットにしまいます。

これを何度かくりかえし、厚手のティッシュを十分使い切ってから捨てます。

持ち歩かない人も多い

みんながみんな、ポケットティッシュを常時持ち歩いているわけではありません。小さな子供がいる人、風邪をひいている人、鼻をかむことが多い人など以外は、持っていない人も多いかも。

幼稚園も小学校も、ティッシュとハンカチを持ち歩く子供は少ないかと思います。教室に常時備品として共有のティッシュボックスがあります(年度始めに各自1箱ずつ持って行って、1年分のクラスのストックにする)。

日本では、各ご家庭のリビングやキッチンにはティッシュの箱があるのが普通ですよね。これも、特に用意していない家庭がけっこうあります。鼻をかみたい時は、トイレに行ってトイレットペーパーで「ブーッツ」、みたいな。

ハンカチの使い方

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ここでもうひとつ、鼻かみのお話。

日本人は、お出かけには「ハンカチとティッシュは持って」行く人が多いですよね。この、ハンカチ、海外ではほとんど存在しないかも、、、です。

ハンカチ売ってない

どのデパートに行っても、日本でなら必ず「ハンカチ売り場」というのがあります。ちょっとした贈り物にも「ハンカチ」は重宝ですよね。

英語なら Handkerchief、フランス語だと Mouchoir がハンカチなんですが、フランス語の Mouchoir なんて、ハンカチではなくほとんど「鼻紙」という意味で使われている気がします。

でも、日本風に手を拭くハンカチを探そうとすると、かなり頑張って探さないと見つからないかもしれません。

昔風の大判の紳士用ハンカチなら、割と簡単にみつかるようです。

ハンカチの使い道

ハンカチは、もちろん鼻をかむために使います。

最近は、鼻をかむ時にハンカチをだしてブーっとやる光景は見かけないですが、お年寄りはまだハンカチを使っているかもしれません。

ちょっと前まで、イギリスではごく普通にみなさん、布製のハンカチで鼻をかんでいるのを見かけました。もちろん、鼻をかんだあとのハンカチは、たたんでポケットにしまいます。

もしかしたら空気が乾燥しているので、けっこうすぐに鼻水も乾くのかも。。。

 

トイレで手を洗ったら何で拭くか?という疑問もありますよね。

公共の場やレストランなどのトイレには、ほぼ100%、ハンドドライヤーがついているので、それで「ブーーーン」と乾かします。

また、トイレの後に手を洗わない人も多いという恐ろしい現実も、実はあります(怖!)

まとめ

郷に入れば郷に従え、フランスではフランス式の風邪のマナーあり!

日本と違うなあと強く思う点は、やはり3つですね。

  1. くしゃみが出たら鼻をかめ
  2. 鼻水はとことん出し切れ
  3. ティッシュは何度も使え

 

長年、ヨーロッパに暮らしても、どうしても慣れない(というより納得できない)のが、2と3ですね。

あまりぎゅーっと絞り出すように鼻水を出しきるって、なんかデリケートな鼻の粘膜とか傷つけそうだし、耳とかにも影響がありそうです。

また、ティッシュを何度も使う、というのもウィルスを鼻にこすりつけているような気がするし、どうにも不衛生な感じがします。

文化の違いを尊重しながらも、ほどほどに取り入れて暮らしていくというのが、今のところたどり着いたラクラク海外生活術のひとつかもしれません。

 

 

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