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【海外生活で友達ができない…】孤独で寂しいときの対処法と友達作りのコツ!

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画像ファイル海外に住んでいるけど、なかなか友達ができない…。

現地の人とは言葉の壁があるし、日本人とも知り合うチャンスがあまりない…。

日本に住んでいた時のように、すぐに仲の良い友達と会えないのが寂しくてたまらない。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshino)です。

海外生活で辛いことの一つは、なかなか親しい友達ができないことかもしれません。

これは、大人になって駐在や結婚などで海外移住することになった場合、特にありがちな悩みです。

語学留学した時、すぐに友達ってできたけど?
学生だと友達作りやすいのよね。でも、大人世代はけっこう人付き合いも難しいものなの
ママ友とか、旦那さんの友達とか、まわりにいろんな人がいるのでは?
うーん、そうは言っても、親しい友達はそう簡単にはできないよ?

 

自分もそうですが、20代独身の頃までは、どこに行っても友達作りで苦労したことがありませんでした。

ところが、結婚して子どもを育てながら暮らす今の異国生活だと、なかなか簡単には親しい友達ができません。

同じように、家庭を持った子育て世代の海外在住者のなかには、「超仲良し!」という友達がなかなか作れずにいる人は少なくないかもしれません。

 

この記事では、

 海外で友達ができにくい理由

 海外生活での友達の作り方

 寂しい時の対処法

についてご案内したいと思います。

 

「友達ができにくい…」と悶々としている海外在住者のかた、「自分だけじゃないんだなー」と思っていただけたらうれしいです!

 

海外生活、大人世代の友達はできにくい!

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「国際結婚で海外に住んでいますが、なかなか気を許せる友達ができなくて寂しいです」

という悩み、けっこうよくある話なのではないでしょうか。

 

自分自身、海外生活はかなり長くなりましたが、結婚してからは親友と呼べるような友達に出会えていませんね。

それは、行動範囲も交遊範囲も独身の頃とは全く違う、ということもあります。

例えば、夜遅くまで飲み歩いたり、夜通し友達とおしゃべり…といったことは、結婚以来していません。

というよりも、ある程度の年齢に達してからは、そういう仲間もいなくなってしまっていますね(みんな結婚して忙しい)。

 

結婚して夫や子どもがいて、家事や子育てに忙しい時期は、仲のいい友達でさえも疎遠になりがち。

フルタイムの仕事をしていれば、なおさら仕事と自分の家族のことだけで手一杯ですよね。

ましてや、それが自分の国を離れた異国の地ならなおのこと。

みんなそれぞれ立場が違ったりして、簡単に手放しで「仲間」になるのって難しいものだと思います。

駐在員家庭、国際結婚家庭、日日移住家庭(日本人カップルの海外移住者)、それぞれ軸足が違います。

また、子どもがいる家庭と、夫婦だけの家庭でも、行動範囲や経済事情も違うでしょう。

独身の身軽な時とは、交友範囲が全く変わってくるんですよね。

これは、海外に住んでいるからというだけでなく、やはり年齢と暮らしの環境が大きいかと思います。

 

海外生活で友達ができにくい理由

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そもそも親友は簡単には作れない

「親友です」とお互いにはっきり言い合える友達って、何人いますか?

とっても社交的で、いつでも周りに人が集まってくる人っていますよね。

でもその中の何人が本当の意味での「友達」なのかって言ったら、それほど多くないのではと思います。

 

友達が決して多くない自分ですが、心から信頼できる長年の友が数人います。

それは、長い長い年月をかけて育んできた友情のたまもの(でも、その親しい友人たちはいずれも遠い日本に住んでいます)。

ここまで生きてくる間に、もちろんたくさんの人と出会い影響も受けてきました。

毎日おしゃべりしても話題が尽きないほど仲良くしていた人たちもいます。

残念ながら、生活の環境が変わったりしていくうちに、多くの人たちとは自然と疎遠になってしまいました。

 

で、結果、どんなに環境が変わってもずっと友情を保ってきた人たちが、今の親友と呼べる数人。

だから、親友は簡単には作れないものだと思っています。

そもそも、作るものじゃなくて、「ご縁」

海外生活の中で親友が簡単にはできないのは、「あたりまえ」と考えるようにしています。

海外生活での出会いは限られている

20代前半でイギリスに語学留学し、その後カナダで就職した私。

その頃は、どんどん新しい友達ができていました。

学生の時は、学校で出会ったり、友達を通じて出会ったり。

独身会社員の時は、会社の同僚や、取引先を通じて仲良しの友達ができたりしていました。

友達の友達がみんな友達になってしまう…という、若さの特権でしょうか。

 

でも、結婚して移住した現在の国では、親しい友達を作る難しさを痛感しています。

子どもの学校や習い事を通じて知り合った「ママ友」には恵まれていますが、頻繁に集まって夜通し語り合う…、なんてことはありません。

それぞれの家庭もあるし、子どももいるし、環境も違うのでべったりしたつきあいにはならないんですよね。

移住当初は語学学校にも通いましたが、ジェネレーションギャップもあり、友達と呼べるような人はできませんでしたね。

習い事でも、その場でちょっとおしゃべりするくらい。

かなり努力して自分からどんどん出かけていかない限り、出会いは限られているなと思います。

海外生活では出会いと別れが頻繁に起こる

海外で親しい友達ができにくい理由のひとつが、「人の移動の多さ」です。

特に、日本人の場合がそうです。

日本語で話ができて、共通の話題も多い日本人とは、海外ではさらに親近感が湧くので仲良くなれるんですよね。

でも、せっかく親しくなっても日本に帰国することになったり、別の国に引っ越すことになったりして疎遠になってしまうことって多いんです。

駐在員の家族もそうですし、留学生やワーキングホリデーできている人たちも「いずれは帰ってしまう人」。

現地人と結婚している人でも、ご主人の転職で引っ越しをするというケースがわりと頻繁に起こります。

メールやSNSでのやり取りは続けていても、「去る者は日々に疎し」、滅多に会えないこともあって気がついたら何年もコンタクトをとっていなかった…ということも。

 

家族持ちの海外生活では素の自分を出しにくい

家族がいる海外生活って、自分一人じゃないので自由気ままに人と付き合えないなと感じます。

どこでどう繋がっているかわからないので、配偶者への遠慮もあります。

ママ友付き合いも、常識的な行動を常に心がけて羽目を外さないようにしないと、子どもへの影響を考えてしまいます。

子どもが仲良くしている子のママとは、やはり良好な関係を保っておきたいですものね。

相手に失礼のないよう、(本来は辛口な自分ですが)気を遣っています。

(ですので、けっこう疲れます。)

 

自分一人なら、もし誰かといさかいがあったとしても、自分だけが「変な人」と思われたり嫌われたりするだけですよね。

でも、家族がいると夫や子どもへの影響を考えてしまうんですよね。

特に、海外の日本人社会は狭いので、敵を作らないように注意していかないといけないんです。

 

海外生活での友達の作り方

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海外生活で親しい友達を作るのは、意外と難しい…。

でもやっぱり、おしゃべりしたり、楽しい時を共有したりする友達って大切。

ライフステージや生活スタイルによって、出逢いの方法も違ってきますよね。

ここからは、海外生活のシチュエーション別の友達作りのアイディアをご紹介していきたいと思います。

学生・独身者の海外での友達の作り方

学生としても、独身会社員としても、いちおうどちらの立場でも海外で生活したことがあります。

その頃は身軽でもあり、自由な時間も豊富にあったので、友達はたくさんできましたね。

当時は、わりと誰とでも気軽に話ができる性格だった、というのもあります。

親しくなった人たちと知り合ったきっかけは、次のような感じ。

 

 語学学校や習い事で知り合った

 友達に紹介された

 友達や自分のパーティーで紹介された

 ナイトクラブやパブで知り合った

 シェアハウスでルームメイトとして出会った

 ご近所さんだった

 遊びに来たルームメイトの友達と仲良くなった

 職場が一緒だった

 職場のあるビルのカフェテリアや廊下で話すようになった

 取引先の同年代の人たちと意気投合した

 

友達とご飯を食べに行くときに、お互いに別の友達を誘い合ってみんなでワイワイガヤガヤ、というパターンが多かったですね。

毎週末が「ごはん会」だったり、なんらかのパーティーだったりしていました。

日本人の友達とは、主に語学学校、友達の紹介、仕事関係で意気投合したというパターンが多かったです。

現地人の友達とは、職場の同僚だったりやルームメイト経由だったり、家が近所で意気投合した、という感じですね。

 

最初のとっかかりとしては、現地の日系学生会に遊びに行ったことがきっかけで一気に友達ネットワークが広がりました。

でも、日系学生会に来ていたのは「日本に興味のある現地の学生たち」が中心でしたけれど…。

SNS経由でのコミュニケーションが一般的になった今は、出会いの方法も多様化しているかもしれませんよね。

大人世代の海外での友達の作り方

結婚してフランス在住の筆者ですが、この地での友達作りは「なかなか難しい」と感じています。

それは、きっと家庭を持つ子育て世代…というのも原因しているでしょう。

仲間と集まってはパーティー三昧、友達から友達へとどんどん輪が広がっていった20代の頃とは違うんですよね。

日本に住んでいても、海外にいても、働き盛り世代や子育て世代は自分のための新しい友達をどんどん増やすというのは困難。

30代からは、本当に気の合った人とじっくりつきあう…という方向にシフトしてきました。

夜通し飲み歩く体力も気力も時間もないですしね(笑)。

 

では、結婚してから新しく出会った人たちとは、どこで知り合ったのかというと、次の7つのパターンでしょうか。

 大学の語学講座で同じクラスになった

 夫の会社関係のつながりで知り合った

 子どもを遊ばせていた公園で話すようになった

 子どもの保育園の保護者同士として知り合った

 日本人会で知り合いになった

 友達の知り合いを紹介されて仲良くなった

 子どもの日本語教室の保護者同士として知り合った

 

あまり出歩いていないのがわかりますよね(笑)。

毎週末、終電を逃してタクシー帰宅していた「飲んべえ」の東京会社員時代が信じられないくらいの引きこもりぶりです。

 

ほかにも、知り合いの人たちの「出会い方」を聞いてみました。

 街で「日本人ぽい人」を見かけると、話しかけてみる

 趣味のサークルに参加しているので、そこで知り合いが増えた

 大学の同窓会に参加して同じ国に住んでいる同窓生と知り合った

 ブログを介して知り合った

 ツイッターやFacebookで知り合い、オフ会をするようになった

 

意外と多いのは、「街でナンパ」のパターンかもしれません。

行動派の友達は、「スーパーで日本人かなあと思った人には話しかけてみる」と言っていました。

そして、独身の頃もそうでしたが、現地人の同性の友達を作るのはなかなか難しいなと思います。

現地人の異性の友達は割と簡単にできるんですが…。

日本人同士、外国人同士のほうが意気投合しやすいですね。

日本人の友達は頼りになる

学生だった頃、せっかく海外に来ているのに日本人ばかりで集まって遊んでいる人たちをみて最初は「もったいない」と思いました。

でも、海外の現地日本人ネットワークはすごく有難い存在だとすぐに気づきました。

困ったことを相談したり、お互いに助け合ったり…。

海外生活に「日本人友人ネットワーク」はすごく大切です。

 

日本語で話せる友達は貴重だし、精神的な支えにもなってくれます。

現地情報を教え合ったり、お互いの愚痴を聞き合ったり。

国際結婚の悩みを共感し合えるのも日本人の友達ならではです。

(もちろん、他の国から来ている外国人の友達も、感性の合う人とは時間を忘れてよもやま話に花が咲くことも)

 

そして、日本人友達ネットワークのありがたいところは、子育ての相互サポート。

お互いに、子どもを預かったり預けたり。

日本語教育の悩みを分かち合ったり、協力し合ったりもします。

そして、子育てや家事の情報を教えあえるのも心強いものです。

なにより、そばに頼りになる人たちがいてくれる安心感がありがたいですね。

 

海外生活の寂しさの解消法

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心許せる友達がすぐ近くにいてくれると、心強いもの。

でも、海外生活では、特に最初のころはなかなか意気投合する友に出会えなかったりします。

一人で寂しくてたまらなかったり、気軽に話せる相手がいない…というとき、どうしたらいいのでしょうか。

まずは「寂しい」感情を認める

とっても簡単なことなんですが、自分の感情と向き合うことが最初のステップかと思います。

やはり自分の国とは違うので、海外在住の人はいろんな意味で毎日気を張って暮らしているんですよね。

勝手が違うこと、うまくいかないこと、理解できないこと、理解してもらえないことなど、数え上げたらキリがないほど「ストレスの素」があります。

両親や兄弟、長年の友ともなかなか直接会うことが叶わない海外生活。

気を許した相手に話を聞いてもらいたいときだってあります。

 

だから海外生活で寂し感じてしまうのは当然のこと

その気持ちを自分が認めてあげないと!

自分に優しくする

自分自身の「寂しい」という感情を認知したら、まずは自分に優しくしてみましょうよ。

「このぐらいで弱気になってどうする」と自分を叱咤するのも大切ですが、心が弱っているときは自分に対してソフトに対応してみましょう。

いいじゃないですか、たまには自分中心の時間を持ったって!

外国で頑張っているんですから。

カフェでゆっくり過ごすとか、ひとりで田舎道をドライブしてみるとか、スパに行って贅沢な時間を楽しむとか、「やりたいことだけする」時間を持ちませんか。

私は、自分中心の時間を作る時はドラマや映画を見ています。

日本の動画配信サービスを利用して、VPN経由でいろんなドラマやバラエティが見られるので「海外生活の憩いのひととき」を過ごしています。

 

体を動かす

悶々と考えていると、ネガティブスパイラルに陥りがち。

海外生活が寂しくて辛いな…というときは、体を動かしてみることもおすすめです。

朝のパリッとした空気の中を走ってみるとか、プールで泳ぐとか。

好きなスポーツがあれば、ぜひ時間を作ってやってみてください。

もっと簡単なのは、掃除をするとか料理とか。

 

私は、ストレスが溜まったり落ち込んだりしたら、ポテトコロッケを作ります。

工程が多くて、その割に単純な作業の連続。

無心になれます。

心の中だけで鬱々と思っているより、まずは動いてみてはいかがでしょうか。

血行が良くなると気分も上がってくるはずです。

人と関わりを持つ

やはり人と関わることも大切。

「寂しい」という気持ちは、自分だけで抱えているとどんどんネガティブになりがち

日本の友達に連絡してみるとか、家族とスカイプで話してみるとか、気分が変わりますよ。

また、まわりに日本人の知り合いがいる人は、持ち寄りランチを計画してみるとかいかがですか。

誰かが声をかけることで、友達の輪が広がることもありますし、日本人同士で集まれば気分転換にもなります。

そして、地区のイベントに参加してみるとか、ボランティア活動をしてみるととか、新しい挑戦によって新しい出会いがあるかもしれません。

 

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まとめ

海外で暮らすって、大変なことも多いもの。

言葉の問題や仕事のこと、慣れない生活習慣…。

親しい友達がなかなかできない、という悩みを持つ人も多いです。

ただ、大人になると友達ができにくいというのは外国生活に限ったことではないんですよね。

海外生活で友達ができなくて辛い…というとき。

まずは、

そもそも大人の友達作りは難しいもの

と考えてはいかがでしょうか。

その上で、行動を少しずつ起こして「知り合い」を増やしていかれるといいと思います。

そうして自分から動いていると、気の合う仲間ができるかもしれません。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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