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【国際恋愛】バレンタインデー、日本と欧米の4つの大きな違い

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こんにちは、まのん @ManonYoshinoです。

またあの季節がやってきますね。

そう、恋のお祭り、バレンタインデー

聖バレンタインのお祭りってことで、起源はキリスト教ですよね。ってことは、本場は欧米かな〜と想像します。

 

日本のバレンタインデーは、ご存知、「女子からのチョコレート&告白デー」で定着していますよね。

いや、社会人にとっては愛の告白デーというよりも、会社関係者への義理チョコばら撒きデーと化しているかもしれません。。。

クリスマスやハロウィンなど外国の祝祭が「日本流」に解釈されて、そこに商業的なプッシュが加わり日本独特のイベントになっている。。。というのはよくある話。

ということは、バレンタインデーも日本の祝い方はきっと欧米とは違うはず。自分自身、初めて海外で2月14日を過ごした時に「えー、日本と全然違う」と思った記憶があります。

 

そもそもバレンタインデーの起源は?

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ローマ帝国時代にさかのぼる。。。

バレンタインデー、Saint Valentine’s Day の起源は、ローマ時代に遡るとか。3世紀に殉教したローマの司教バレンタイン(ヴァレンチヌス)にちなむお祭りだそうです。バレンタイン司教は、当日、戦場での士気が下がるという理由で結婚を禁じられていた兵士たちの結婚式を秘密で行なっていたとか。

皇帝からの、結婚式を行なってはいけないとの命令に従わなかったバレンタイン司教は、2月14日に処刑されたそうです。そしてこのバレンタイン司教の殉教の日が恋人たちの日となって広まったらしいです。

ただ、諸説いろいろあるとのこと。

「バレンタインデー&恋愛」最古の記述は?

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バレンタインデーを恋愛と絡めて初めて表現したと言われているのが、あの『カンタベリー物語』の著者として知られるジェフリー・チョーサー(1343 – 1400)だそうです。彼が書いた Parlement of Foules の詩に「バレンタインデーなので、鳥たちはみんなやってきて相手を求める」という一節がありますね。

その後、シェイクスピアの『ハムレット』などにもバレンタインデーのことが出てきますね。

近代のバレンタインデーはどこから?

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バレンタインデーがロマンチックなイベントとして一般に浸透したのは一体いつ頃からなのでしょうか。

19世紀初めのイギリスでは、もうかなりバレンタインデーが愛のイベントとして定着していたらしく、カードを贈る人たちが多かったようですよ。

1835年には、イギリス国内でなんと6万通ものバレンタインカードが郵便で配達されたそうです。当時は郵便料金も決して安くはなかったのに、です(参照:英語版ウィキペディア https://en.wikipedia.org/)。

日本では天保6年、江戸時代ですよ。幕末から明治にかけて活躍する人物たちが産声をあげていたころです。イギリス、進んでましたよね。。。

その後「郵便切手」が発売されるとますますバレンタインカードのやりとりが盛んになったそうです。そして、アメリカでも同様にバレンタインカードが大流行。

さらに、19世紀の後半、イギリスのチョコレート会社がハート形の箱にチョコレートを詰めたバレンタイン用ギフトを発売しました。20世紀の後半には、カードの交換だけでなく様々なプレゼントの交換に発展して現在に至るとか。

そういえば、日本ではバレンタインカードのやり取りってあまり聞かないですね。

日本と欧米のバレンタインデーの違い4連発!

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恋人同士が祝う

国や地域、または個人によっても違いはあるようですが、基本、バレンタインデーは恋人たちのもの。

日本は、クリスマスこそが恋人イベントのクライマックス的な意味合いが強いですよね。でもキリスト教信者が多い欧米では、クリスマスはあくまでも宗教行事が前提なので、家族や親族の間でのお祝い事なんです。

それに対して、バレンタインデーは恋人同士がカードやプレゼントを贈り合う、ロマンチックなイベントです。

義理チョコはない

会社の同僚や上司にお義理でチョコレートを配る義理チョコっていつ頃から定着したんでしょうね。

欧米にはもちろん義理チョコという習慣はありません。

恋人同士のイベントなので、そこに「義理」は存在しないんですね。

バレンタインデーを「告白」に使わない

かつて日本では、「バレンタインデーだけは女の子から男の子に愛を告白していい日」と言われていました。

この日に愛を告白することは絶対ない!とは言い切れませんが、「好きです、つきあってください!」と伝えるための特別な日がバレンタインデー、という定義は一般にはないと思います。

そもそも欧米では、男女が恋人同士になるときは自然な流れでそうなっていくことがほとんど。「好きです、つきあってください!」という「告白」のプロセスは、ほぼありません。

だからバレンタインデーに、恋人ではない男性にいきなりチョコレートを贈って気持ちを告白すること自体、あまりないと思うのです。

好きだと思ったら女性からもアプローチするのが自然だからでしょうね。

男性から女性へプレゼント

多くの国では、バレンタインデーは男性から女性に贈り物をするようですよ。

赤いバラの花束を贈る男性が多いですね。それにちょっとした贈り物を添えることが多いようですが、場合によってはアクセサリーなどを贈るケースも。。。

赤いバラとダイヤの指輪を贈りプロポーズ、なんてこともあるかもしれませんね。

バラといえば、真紅のバラは男性から好きな女性への定番の贈り物ですが、バレンタインデーの夕方あわてて買いに行ったら赤いバラは完売だった!なんてことも。。。

バレンタインデーのプレゼントの中身は?

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愛といえばバラでしょ

もちろん、基本は真紅のバラ。

それも、本数にも意味があるとか。

フランスでは偶数はダメだと花屋さんに言われます。必ず奇数で贈ること!だそうです。

そのほかにも、1本から、本数ごとに意味があるそうですよ。。。

愛といえばチョコレートでしょ

こちらも定番中の定番。

ヨーロッパでも年明けすぐにバレンタイン商戦開始ですね。チョコレート屋さんの店先には魅力的な「恋人仕様のショコラ」が並びます。

イギリスのチョコレート会社がすでに19世紀に売り出した、ハート形の箱に詰められたショコラの詰め合わせ。この形態、150年後の現代も、やはり洋の東西を問わずバレンタインデーのギフトの定番のようです。

ほかにも。。。

そのほか、キャンディやケーキなどの手軽なものから、ジュエリーやランジェリーまでクリスマス同様、カップルによって色々贈り合うようですよ。

まとめ

バレンタインデーは愛のお祭りというのは、世界共通のようです。

でも、義理チョコ需要でチョコレート屋さんが一気に潤う日本のバレンタイン、祝い方が世界の中でも独特です。

国際カップルのかたも、そうでないかたも、バレンタインデー多いに盛り上がりましょう!

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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