外国人彼氏がいます。彼と一緒にいると楽しくて幸せだけど、将来がやっぱり不安です。
彼が本気かどうか、いまひとつわかりにくいし、いつか彼が自分の国に帰国してしまう時に二人がどうなるのか心配。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
外国人と恋をして、交際中のかた。最初は、新しい世界が広がって楽しくてワクワクすることばかりです。でも、付き合いが深まるごとに、「この恋はどこに行き着くんだろう?」と不安になったりしませんか?
もちろん、相手が日本人であっても恋愛に「不安な気持ち」はつきものですよね。でも、外国人との恋だからこそ、こちらが真剣になればなるほど「その先」が見えづらくて心配になること、多いのでは?
この記事では、国際恋愛にありがちな恋の不安とその原因、そして彼の本気度の見極めどころについてご紹介していきたいと思います。
不安の原因を知り、彼の気持ちの見極めどころを知って、もっと恋を楽しみませんか?
目次
国際恋愛で私たちが感じてしまう不安
外国人とのおつきあいは、国際恋愛ゆえの独特の不安要素というものがあります。
先が見えない不安
日本で外国から来た人と知り合って恋をした場合、彼や彼女がいつかは自国に帰る日が来るだろうという懸念があります。
留学や研修で来日した人たちや、駐在員として企業から派遣されてきた人たちには、滞在期限というものがあり、それが終了した時点で日本での滞在許可期間も終わるので、自国に帰国していきます。
中には「日本に根をおろす覚悟で住んでいる」という親日家ももちろんいらっしゃいますが、どちらかというと少数派。
また、海外に暮らす日本人も大勢いらっしゃいますよね。海外での暮らしの中で、現地の人や外国からその国にやってきた人と出会うこともあるでしょう。
今度は、自分が「いつか帰る」側。
国籍が違う人間同士の恋愛には、いつかくる別れの日という不安がつきまとうものなのです。
言葉の壁の不安
国籍や言語が違うもの同士の恋愛は、どちらかが第二・第三外国語でコミュニケーションをとらなくてはいけなくなります。
たとえ日本語が流暢な外国人の恋人であっても、相手があなたにあわせて第二・第三外国語で話してくれているわけで、そこにはちょっとした誤解やストレスが生じがちです。
なかなか思っていることのニュアンスが伝わらない、彼・彼女は本当に自分のことをわかってくれているんだろうか?などという不安はつきものなのです。
文化や習慣の違いで理解し合えない不安
言葉だけでなく、それぞれの国には、独自の文化や習慣があるもの。宗教からくる常識の違いもありますよね。
微妙な違い、大きな違い、うまく理解し合えないと「心が通じない」不安が広がりがちになります。
国際恋愛で不安にならないための注意点
恋愛に不安な気持ちはつきもの、とは言いますが、不安な気持ちに支配される恋愛というのはとても不健康。
自分に自信が持てないだけではなくて、相手に対してもなにかしら信じきれないものがあるから不安が続くわけですよね。
忠犬ハチ公がごとく、毎日欠かさず連絡をくれて、「I love you」「I miss you 」「I cannot stay without you」などと追い回してくれる相手ならなにも心配はいらないでしょう?もちろん、それはこちらも相手に熱烈に恋している場合に限りますが。。。
高すぎる言葉の壁に注意
外国人との恋愛。多くの日本人にとって、それは日本語以外で意思疎通をしなくてはいけない恋愛関係になると思うんです。
最近では、日本語が何の不自由もなく話せる外国の人もたくさんいますが、それでもどちらかといえば、英語やその他の外国語を介しての会話になる国際カップルが多いのではないでしょうか。
「愛があれば言葉なんか何とかなる」という人もいますが、筆者の長年の見聞と経験から、「言葉できちんと意思疎通ができない国際恋愛は難しい」と思います。
恋愛初期の盛り上がっている時は、言葉が多少おぼつかなくても何とかなります。
問題はそこから先。長く続く関係を続けていく上で、言葉で解決しなくてはいけないシーンがいくつも出てくるはず。お互いの文化の違い、家庭環境の違いだけではなくて、国際恋愛の場合、二人の間には確実に国境というものがあります。
ずっと一緒にいるためには、「結婚」なり、どちらかの国への「永住ビザ」取得が条件になるんです。面倒な書類の申請、それぞれの親族・友人との付き合いなど、すべて外国語でこなす覚悟が必要になります。
恋愛温度差に注意
そして、恋愛の先に何らかの「普遍的な関係」、つまり結婚や事実婚を求めているのなら、なおさらいろいろ不安があります。
現実に、駐在や留学で日本にやってきた外国人男性に恋をし、彼の帰国と同時に恋愛解消になってしまう女性も多いようです。なかには、日本滞在中だけの「短期限定恋人」のつもりで日本人女性とつきあう男性もいます。
「え?だって、帰国して離れたらつきあいは続けられないでしょ?そんなの初めからわかってることだし」と、ケロッとして言う男性だっているんです。
恋愛の温度差が違うんですね。
あるフランス人の知り合いは、「東京で外国人と恋をしたら、その人が国に帰る時には別れが来るっていうのが常識でしょう」と言っていましたよ。
外国人彼氏の本気度を見極める3つの方法
外国人の彼氏が、本気でいてくれるのかどうか知りたいですよね。
まだ本気になる決意の準備ができていない彼氏に直接聞いて「重いなあ」と敬遠されるのは避けたい。でも、彼が遊びのつもりなら深入りしたくない。。。
そんな時に、彼のの本気度を見極めるいくつかの方法があります。
その1. 二人はみんなの公認
恋がヘルシーなものであるかどうかを判断する材料の一つが、「公認度」かもしれません。
二人の公認度はどこまで進んでいますか?
公認カップルとは?
恋人の親しい友人たちが誰か知っていますか? その友人たちと会ったことはありますか?
何組かのカップルで食事をしたり、週末遊びに出かけたりしているなら、「公認の恋人」と言えると思います。友人たちもきっとあなたのことを「〇〇の彼女」として認識していると思います。
家族との面識
さらに、お互いの両親には会っていますか?
「え?それは結婚の挨拶の時でしょ?」と思われるかもしれませんが、欧米の人の多くは、結婚をコミットするよりずっと以前に、それぞれの家族に紹介することが多いと思います。
両親や親戚がよほど遠方に住んでいない限り、結婚をまだ考えていない恋人段階( Boyfriend & Girlfriend の関係)でも、それぞれの両親や兄弟たちと面識があるカップルがほとんど。
家族公認、でも注意すること
ただ、注意しておきたいのは、一方的に盛り上がりすぎないこと!
欧米の場合、真剣交際でなくとも家族に紹介したり、友達に紹介したりします。ですから、彼の両親の家に招待されて休暇を一緒に過ごしたからといって、必ずしも彼があなたとの結婚を真剣に考えているとは限りません。
すでに二人の間で結婚への話が出ていない限り、「交際しているから、その先に結婚を視野に入れている」わけではないということを、頭の片隅に置いておいたほうがいいと思います。
その2. 近い将来のことを二人称で話している
二人の間の会話の様子で、そこに確実な未来が予想できるかどうかが見えることもあります。
近い将来、例えば来週、来月、年末などのプランについて、フランクに話せていれば二人の関係はかなりヘルシー。
どちらかが、煮え切らない態度の場合は、プランが明確に立てられないですものね。
そして、近い将来の予定を話す二人の会話が「二人称」なら、さらにヘルシー度は高いと言えるでしょう。
彼女 – What shall we do for the long weekend? It’s coming in two weeks. (ねえ、連休どうしようか?2週間後だよ)
彼 – Maybe we should plan to go somewhere for the weekend to enjoy autumn leaves. Where shall we go? (紅葉狩りの週末旅行でもしようか。どこに行く?)
We の連呼ですよね。ぼくたち、わたしたち、というわけで二人はお互いに認めるワンユニットということ。
相手から we が聞こえるのもうれしいことですが、こちらからもできるだけ多く we や us など二人称を使うようにすることをお勧めします。相手にその気があれば、二人の親密度はぐんぐんアップすると思いますよ!
その3. 来年のプランをフランクに話せている
恋をしている二人にとって、来年のことを気軽に話せるというのは、二人の関係が長く続くものであるという象徴のようなもの。
ましてや、片方が外国人という国際恋愛ならなおさらです。
「来年のプラン」がとても重要な理由
国際恋愛をしている二人が、来年のプランを、フランクな気持ちで話せるということは、二人の関係がかなり真剣だと言えるのではないでしょうか。
外国人であるパートナーは、本来、「いつ本国にもどるかわからない」「いつかは自分を置いて国に帰ってしまう人」。
それにもかかわらず、長期的なプランを立てられるのであれば、そこには「国籍も国境も越えて、二人は一緒」という気持ちがあると言えるのでは?
外国人の多くには、滞在期限がある
例えば海外から3年の任期の駐在でやってきて、まだ来日半年という相手なら、「まだまだ日本にいるしー」的な時間的な余裕と気楽さがあるでしょう。
でも、外国人である以上、なんらかの在留資格で滞在し、それには期限があります。多くの在日外国人の人たちの頭には、常に「自分はここに短期的に滞在している人間」という意識があるのではないでしょうか。
自分を振り返れば、イギリスでの学生ビザも、カナダのテンポラリー就労ビザ(永住権取得後は別)も、アメリカの就労ビザも、「期限付き」という認識が常に頭にありました。自分は外国人なんだ、という意識です。
だからこそ、単なる夢物語や冗談でなく、次の年の「二人のプラン」、つまり海外旅行だとか一緒に帰省するだとか、が話せるのであればあなたと外国人の恋人はワンユニット(真剣交際のカップル)と言えるでしょう。
注意が必要な国際恋愛の相手とは?
夢をこわすわけではありませんが、よくあるパターンに次のようなものがあります。これらのパターンのお相手には要注意、です。老婆心ながら。。。
例1. 夢だけ、有言不実行の男
ありえないような計画を語りながら、一向に実行にはうつさないタイプ。
たとえば、起業して社長になって成功してずっと日本に住むんだー、とのんきにいいつつ何もしない、自国では社会から落ちこぼれて「英語を教えりゃなんとかなる」と日本にやってきたような人。
例2. 調子よすぎる、自分を「ガイジン」と呼ぶ男
調子のいいことを言いながら、実はいろんな女の子と同時進行で付き合っているタイプ。
いけしゃーしゃーと「ガイジンはモテるから、カノジョにはコマラナーイ!」なんて言っている欧米男性が存在することも事実。
妙に流暢な、こなれた日本語でナンパしてくる男性には、ちょっと注意をしたほうがいいですよ。
例3. 嘘つき男
甘いことを語りつつ、実は既婚者だったりする嘘つきタイプ
自分の周辺には(自宅とか)には寄り付かせなかったりするので、注意していればこの手の罠にはかからないと思いますが、中には自国に妻子をおいてきていて、日本では「独身」を謳歌している人もたまにはいるんです。この手のひとに本気になってしまい泣いていた日本人女性の話、けっこう聞きました。
要注意です!
まとめ
いかがでしょうか。国際恋愛で感じがちな不安と、本気の恋の見極めについて考えてみました。
外国人と恋をすると、「文化が違うから」などとつい自分の都合のいい方向に想像してしまいがちなこともありますよね。でも、本当に付き合う相手を大切に思っている男性なら、きちんと誠意ある態度や言葉に表してくれるはず。
不安の原因をよく理解して、彼の態度を見極めてみましょう。恋の行方も見えてくるのではないでしょうか。
楽しい国際恋愛を!