海外在住で、もうすぐ待ちに待った一時帰国。久しぶりの日本だからいろいろ買ってきたーい!
子ども用に買ってくるべきものを考えているけど、みんなは日本でどんなものを子ども用に買うの?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
待ちに待った日本への一時帰国!
久しぶりの日本だから、行きたいところいっぱい。
食べたいものも、買いたいものもいっぱい、ですよねー。
日本の滞在っていつも「あっ!」という間に終わってしまいませんか?
あれもこれもと詰め込みすぎたスケジュールに、山のような戦利品(買ったもの)。
それなのに、帰りの飛行機に乗ったとたん、
「あ!あれ買うの忘れた〜」
ってなりません?
そして、海外で普段の暮らしに戻った時になって、日本で買っておけばよかった物が頭に浮かんだりして…。
とくに、子どものための買い物は重要。
一年一年の成長が著しいので、教材や知育玩具などのベストタイミングを逃したくないですから…。
この記事では、子育て中の海外ママが
一時帰国の時に子ども用に買ってきたいもの
をご紹介します。
子どもの年代別に分けてご案内しますので、次の一時帰国のときの参考にしていただけたらうれしいです。
目次
一時帰国で子どものために買ってきたいものとは?
子連れ一時帰国で、みなさんがよく買ってくるもの…。
日本語学習教材や知育玩具。
そして文房具に絵本。
海外では手に入りにくく、日本から送ってもらうより自分で選びたいものが多いですね。
ただ一時帰国は、いつも本当に忙しくてバタバタ〜ッと時間が過ぎるものなので、ぼーっとしていると買い忘れます。
そして、帰りの飛行機や、海外の自宅にたどり着いて
「あ、しまった、忘れた!」
となるわけで…。
一時帰国の子ども向け買い物のコツ
子ども向けの買い物は、
「ちょうど良いタイミングで子どもに与えられるもの」
をチョイスすることが大切なんですよね。
買い忘れたり不必要なものを買ってしまったりしないためにはどうすればよいでしょうか。
子どもの成長に合わせてアンテナを張っておく
のがベストです。
そして、口コミやネット上で「気になったもの」や「我が子にぜひ欲しいもの」があったら、すぐにメモをしておくといいですよ。
知育玩具や学習用品は、「翌年に使う」ものを選びます。
例えば、お子さんが幼稚園に入園する時期なら、ひらがな学習に使うものを持ち帰るようにするとか。
子どもが「日本語の文字」に興味を持ち始めた段階で、すぐに使えるようにしておくと子どもの知的好奇心のタイミングを逃さずにすみますので。
一時帰国が決まったら、買い物リストを作ります。
子どもと一緒に選んだほうがいいものと、親が選んで購入するものを分けます。
親が選んで購入するもので、ネット通販を使うものは出発前に発注してしまうとラクです(受け取ってくれる実家などがある場合)。
店舗で購入するものは、買いに行くお店ごとにリストをまとめておきます。
事前の下調べがとても重要
小さい子をつれてのショッピングって、けっこう大変ですよね。
ですので、どこで何を買うのかを事前に調べておくと、子どもを連れてあちこち探し歩かないですみます。
知育玩具は、本当にいろいろなものがあるので、ネット通販の口コミなどを参考にして候補を決めましょう。
個人的には、知育玩具に関しては親が決めてしまっていいと思います。
デパートやショッピングモールに行って子どもに決めさせると、別のおもちゃに興味が走ったりしがち。
結局、ぜんぜん知育玩具ではない、「おもちゃ」を買わされる羽目になることもあるので…(そういうものはすぐに飽きるし)。
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一時帰国で「乳児期の子ども」に買いたいもの
ここからは具体的に「買ってくるといいもの」をご紹介していきます。
乳児期の子どもむけには、
● 食に関するもの
● 情操教育に関するもの
をいくつかピックアップしました。
乳児期の子どもに日本から買ってきたいもの | |
食に関するもの | 離乳食グッズ |
ストローマグ | |
情操教育に役立つもの | 絵本 おすすめ絵本の例: 『おつきさまこんばんは(林明子 福音館)』 『しましまぐるぐる(柏原晃夫 学研プラス)』 |
音の出る絵本 |
「食」に関するもの
海外(フランス)で妊娠・出産を経験して痛感したことがあります。
「出産と産褥期」に関しては、現地で調達したグッズが合理的だし使い勝手もよかったです。妊産婦の快適さが優先されるフランスならではかもしれません。
産前・産後のケア商品や、赤ちゃんグッズなどは、とても便利で快適に過ごすことができました。
いっぽうで、赤ちゃんの食事に関しては日本に軍配があがります。
これは、私自身が日本人なので日本式の食事準備のほうが、合理的で作業がしやすかったということもあるかもしれません。
日本で買うことをおすすめしたいグッズは次の2点です。
離乳食グッズ
離乳食は和洋折衷で、と考えていらっしゃる在外ママは多いでしょう。
なかでも、小さい時から和食も教えようという人がほとんど。
理由食グッズの中でも、もっともおすすめなのが小分けパックです。
赤ちゃん期の一食分ってとても小さいですよね。そのサイズにピッタリ、という小分けの容器は日本製がいいですよ。
ストローマグ
もちろん同じようなものが海外でも売られています。
でも、細部がちがうんですよね。
子どもが持ちやすく、飲みやすい設計。
日本製のストローマグ、おすすめです。
情操教育に役立つもの
乳児期から、本の読み聞かせをしたり、音楽を聴かせたり、歌をうたったりと、情操教育をがんばろうと思っていませんか?
こちらも、日本には優れものがたくさんあります。
なかでも乳児期からおすすめなのが音の出る絵本です。
手遊びうたや、おなじみの童謡が録音された絵本は、小さい子も大好き。
ボタンを押すと歌が流れるものです。
幼児期の子どもに買いたいもの
3歳くらいから学齢期前までの子ども向けには、
● 楽しく遊びながら日本語学習につながるもの
● 情操教育に関するもの
などのアイテムを買ってくるといいでしょう。
幼児期の子どもに日本から買ってきたいもの | |
日本語学習につながるもの | キャラクター知育玩具 |
ひらがな表 | |
ひらがなカード | |
情操教育に役立つもの | クレヨン、色鉛筆 |
シールブック | |
お弁当グッズ |
日本語学習につながるもの
「海外に住みつつ日本語もきちんと話せる子に育てたい!」、という場合、幼児期がとても重要です。集団生活を始めると、日中の会話は現地語になるので、少しずつ日本語から離れていく子が多いためです。
特に小学校に入って、正式に現地語での授業が始まると、どんどん日本語は遠い言語になっていくようですよ。
ママと多くの時間を過ごす幼児期に、日本や日本語への興味と土台をどれくらい育てられるかでその後の日本語習得力が変わってくると言ってもいいくらいでしょう。
ですので、「ぜひ日本語と現地語バイリンガルに!」という場合は、小さいときにしっかりと種を植えて育ててあげるといいですよ。
キャラクター知育玩具
ひらがな表
ひらがなカード
情操教育に関するもの
絵本の読み聞かせや、お絵かき、工作など情操教育に効果的なものも日本で買ってきたいアイテムです。
クレヨンや色鉛筆、シールブックなど、日本製には良いものがたくさんあるんですよね。クレヨンや色鉛筆は、色のつきがいいものを使うと、お絵かきも上手にできたりするもの。
子どものやる気と自信がアップします。
また、幼児期におすすめの日本のグッズの一つがお弁当用品。
キャラクターもののかわいいお弁当箱や水筒など、一緒に選んでみてはいかがでしょうか。おいしいお弁当を持って、公園で思い切り遊んでピクニック。
子どもの食と食文化への自然な興味を引き出してくれる優れものです。
▼ 海外で子育てする国際結婚や移住家族の多くが頭を悩ます、子供の日本語教育。海外子育てファミリーの成功する日本語教育とは?
小学校低学年の子どもに買いたいもの
ここからは学齢期以上の子ども向けに日本で買ってきたいもの、です。
小学校低学年の子ども向けには、
● キャラクターグッズ
● 知育玩具(かるた、ゲーム)
● レターセット
● 本
● 学習ドリル、学習帳
● 文房具
がおすすめです。
小学校低学年の子どもに日本から買ってきたいもの | |
キャラクターグッズ | キャラクター文房具 |
お弁当グッズ(お弁当箱、水筒など) | |
知育玩具 | ひらがなかるた、ことわざかるた |
パズル、漢字ゲーム | |
学用品 | 学習ドリル |
学習帳 | |
文房具(鉛筆、鉛筆キャップ、鉛筆削り、消しゴム) | |
書籍 | 低学年向け児童書 |
キャラクターグッズ
日本といえば、子どもたちが大好きなキャラクターグッズの聖地。
世界のいろいろな国で日本のアニメは大人気ですし、サンリオキャラクターも不動の人気です。
小学校低学年の子なら、キャラクターデザインがついた水筒やお弁当箱、文房具などがおすすめ。
日本語学習を続けている子には、キャラクターのついたペンケースや鉛筆、レターセットはいかがでしょうか。
ピクニックや遠足に!
やる気アップのペンケース
知育玩具
小学校に入ったら、知育玩具も幼児期のものとは違ってきます。
在外家庭で人気な知育玩具は、カルタやゲームです。
ふだんのひらがな学習は面倒がる子どもも、カルタやゲームだと頑張れる、というケースがけっこう多いようですよ。
最初はひらがなカルタから初めて、カタカナカルタ、ことわざカルタなど、少しずつ日本語難易度をあげていくといいかもしれません。
学習ドリル、学習帳
特に決まったドリルを使っていない場合、なるべく子どものモチベーションが維持できるよう、人気のドリルを選ぶといいかもしれません。
学習帳も日本語学習には実は必須アイテム。
漢字練習帳や国語ノートは、字をきちんと書く練習には欠かせません。
文房具
キャラクターグッズとかぶりますが、日本の文房具はめちゃくちゃレベルが高いです。
クレヨンや色鉛筆については、すでに幼児期のらんでご紹介しましたが、鉛筆や消しゴム、鉛筆キャップ、鉛筆削りなどは日本製がおすすめ。
そもそも、海外の学校では鉛筆自体をほとんど使わないことが多いので、日本語補習校に通う場合はぜひ日本で購入を。
小学校低学年向け児童書
簡単に読めて楽しい本をたくさん紹介してあげるといいですね。
親が子どもの頃好きだった児童書もいいですよ。
本は、やはり子どもと一緒に書店に行って、本人が興味を持ったものを買うのが一番ではないでしょうか。
小学校高学年の子どもに買いたいもの
小学校4年生以上になると、親が決めたものに興味を示さない子が多くなります。
せっかくの日本への一時帰国なので、子どもと話し合って「持ち帰るもの」を買うのも一つの手。
うちでは予算を決めてキャラクターグッズや洋服などを買っていました。予算内で好きなものをできるだけ買おう!と、一生懸命計算していましたよ(笑)。
▼ 海外で子育てをしている日本人が欲しいなあと思うものは、やはり育児グッズや子供が使うものでしょう。日本からのお土産や小包でいただくとうれしい品を、子供の年代別にリストアップしました。欧米で暮らす人へのお土産アイディア集です。
まとめ
日本への一時帰国って、毎回あとから振り返ると本当に一瞬で終わってしまいます。
そして、ただバタバタ過ごして不完全燃焼だったり…。海外で子育て中なら、なおさら一時帰国は忙しいもの。
それでも楽しい一時帰国。
子どもたちにとっても日本での時間はとても楽しく刺激的。
一気に日本語学習のモチベーションがあがってしまったりしますよね。
一時帰国で上がった学習意欲を、海外でも維持するためにも日本から持ち帰る子どもグッズは重要です。
絵本や知育玩具、文房具など、お子さまの興味や成長に合わせて一時帰国のときに忘れずに持ち帰りたいものですね。