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【イギリス大好き!】どこにそんなに惹かれるの?イギリスに魅力を感じる5つの理由

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画像ファイル「イギリス大好き!」っていう人と、「イギリスは苦手」という人がいますよね。

イギリス好きな人の中には、何度も何度もイギリスに行っている人も。

そんなに好きな理由って、いったい何なんだろう?

 

イギリス大好き、イギリス旅 “永久リピーター” のまのん@ManonYoshino)です。

ずっと昔、学生時代の旅行でイギリスに恋して以来のイギリスファン。

いや、それ以前に、ブリティッシュロックに夢中だった中学・高校時代から「憧れの国イギリス」でした(笑)。

 

「イギリス大好き〜っていう人多いよね」という話は聞くんですが、意外と実生活ではあまり出会ったことがありません。

アメリカ大好きとか、フランス大好きという人は、けっこう周りにいたんですけど、イギリス派は少ない…。

それでも、イギリスは日本人の旅行先としては依然として人気の国です。

 

イギリスの何がそんなに好きなの?

と、聞かれることがあります。

これ、一言で答えるのがとても難しい質問なんですよね。

「山が好き」「海が好き」なんていうのと同様に、いろんな理由があるわけです。

この記事では

 イギリスが好きな理由

について、あくまでも個人の意見としてお届けしたいと思います。

イギリス旅行や留学を検討のかたの、ほんのちょっとの参考になればうれしいです!

イギリスの何が好きなのか?

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イギリスの何が好き?

結論:自分が心地よく感じるものがそこにあるから。

英語が好き、文化が好き、景色が好き、気候が好き、食べ物も好き。

でもよく考えると、イギリスに惹かれ続ける理由は、その「奥の深さ」だと思います。

古いものと新しいものが共存するイギリスには、懐かしさと斬新さが隣り合わせになっていたり。

ざっとカテゴリー別にまとめると、次のようになります。

イギリスの何が好き?

イギリスの英語が好き

イギリスの文化が好き

イギリスの風景が好き

イギリスの気候が好き

イギリスの食べ物が好き

次の項から一つずつ詳しくご説明したいと思います!

 

▶︎ イギリスでこそやってみるべきこと、行ってみるべきところ、味わってみるべきこととは?

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イギリスが好きな理由① イギリス英語が好き

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英語を「日常的に話す」ようになったのは、イギリスに語学留学をした時からです。

ずっと住んでいたいと思うほどイギリスが大好きでした。

でも、その頃はイギリスではワーキングホリデー制度もなく、20代前半の女子が簡単に移住することは難しかったんですね。

かといって、大学や大学院への留学の資金もなく、職務経験もなく、コネもなく…。

不完全燃焼の気持ちを抱いたまま、日本に戻らざるをえませんでした。

その後、カナダで就職し、のちにアメリカでも働くことになるんですが、いずれもまわりは北米英語ばかり。

だから、ずっとイギリス英語にはあこがれを持ち続けているのかもしれません。

イギリス英語の響きが好き

イギリス英語、私は音とリズムが好きです。

地方によって本当に音が違うのも、「なんか歴史を感じていいなあ」と思います。

語学学校に通ったのは南海岸の田舎町。

だから、そのあたりの人が話す英語が自分にとっては「イギリス英語のスタンダード」です。

ロンドンの地元の人の訛りには「???」となるし、ヨークシャーなど北イングランドの人の言葉にも「???」となります。

イギリス英語の響き、「自分には永遠に身につけることができないもの」という感じで、そこに憧れますね。

ちょっと古臭い言い方が好き

東京で出会う「英語を話す日本人」の多くが北米英語を話します。

イギリス生活直後、まだイギリス生活の名残があった頃は、北米英語を話す人たちからは、「まのんちゃんの英語、古臭いね〜」と笑われたりしました。

確かに、ちょっと古臭い言い方も多いようですよね。

イギリス人の大昔の彼氏は、女性の下着を「ニッカース」と言っていましたが、これがカナダ人からすると「おばあちゃんの下着みたい」になっちゃうんですよね。

日本でいうと、ズロースというやつ(完全に死語ですね)。

セーターをジャンパ(ジャンパー、じゃなくて「ジャンパ」と発音します)。

ドラッグストアじゃなくてケミスト。

パーキングじゃなくて、カーパーク。

ガス(ガソリン)じゃなくて、ペトロール。

ガベッジ(ごみ)じゃなくて、ラビッシュ。

イギリス人の使う言葉って、何となく時代を感じさせるんですよね。

そこに郷愁を感じますね。

 

▶︎ 海外留学は人生の大きな変化のきっかけになることも。イギリスで暮らしてみて変わったこととは?

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【留学で人生は変わる? 】イギリス生活で変わった8つの素敵なこと海外留学が人生に大きな変化のきっかけになることがあります。海外留学生活で、どんな変化を期待できるのでしょうか。大きな人生の変化を得るための条件はなんでしょうか。イギリス留学の実体験を交えてご紹介します。...

 

イギリスが好きな理由② イギリスの文化が好き

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イギリスを愛してやまない理由の2つめは、イギリスの文化や習慣に愛着を感じるという点です。

人が親切で礼儀正しい

● 目があったら、ニコッと微笑む。

● 女性が重い荷物を持っていたら、スッと手伝う。

● ドアは次に来る人のために開けて待つ。

● サンキューという言葉を頻発する。

● 困っていそうな人には進んでヘルプを申し出る。

今では日本でも当たり前のように思いますが、初めてイギリスに行った80年代のころはカルチャーショックでした。

トイレでも駅の切符売り場でも、整然と列を作ってじっと待つイギリスの人たちの姿に感動したのを覚えています。

その頃の日本はもっともっとカオスだったし。

なんか「えらくスマートな国民だなあ」と思ったんですよね(もちろん、そうじゃない人もいますよ…)。

怖そうなお姉さんが、めちゃくちゃ親切に道案内をしてくれたり、バスの運転手さんに行き先を確認してくれたりなんていう経験もあります。

駅の階段でスースケースを運ぼうとしていたら、通りすがりのお兄さんが「手伝いましょう」と言って持ってくれたり。

それが、かなりの頻度で起きましたよ。

だから「イギリス人=親切」というイメージがしっかり頭に焼き付いています。

(注! もちろん、泥酔して物を壊す若者も多いし、治安も良くないところは多いし、必ずしもイギリス人全員が「善意の人」でも「礼儀正しい人」でもないですよ…)

ブリティッシュロック最高

全くもって個人的な好みですが、イギリスの誇る文化の一つがブリティッシュロック。

すごいアーティストたちを輩出する国なんですよ、イギリスって。

「古臭い伝統にしがみついている国」というイメージもありますが、こと音楽に関しては斬新。

20世紀、新しい音楽の波を作ってきたのは、いつもイギリスだったと言ってもいいのではと思います。

古いものを大切にするイギリス的精神

イギリスの人って、ものを大切にしますよね。

古い家を直しながら使う、古い家具も修理しながら使う、という感じ。

街並みも統一されていて、19世紀や20世紀初頭の建物が並ぶ通りはとても美しいです。

そして、歴史的建造物がいたるところにあるんですよね。

古くはローマ時代のものから、中世、近世と、身近にイギリスが歩んできた歴史の足跡を見ることができます。

しかも、その多くは見学しやすいようにきちんと整備されていて、週末の家族のお出かけにも最適なものが多いんです。

中世の古城でピクニック、なんていうこともできます。

私が歴史的建造物を訪ねるのが好きな理由の一つは、自分が歴史の流れの中の「点にも満たない」ことを感じることができるから。

いろいろ悩んだりストレスを抱えていても、圧倒的な「そこにある歴史」の前では、自分の悩みなんてほんのちっぽけなことに思えてくるんですよね。

それで、「ま、とりあえずいいか」と前を向くことができるんです。

世界史で勉強した人物が、何世紀か前にそこにいて、自分と同じようにいろいろ考えていたんだなと思うと不思議な気持ちになりますね。

そして、あっという間に一人の人間の人生は終わってしまうんだなと実感するわけです。

だからこそ、この一瞬を大切にしよう、なんて思えてきたりして。

 

イギリスが好きな理由③ イギリスの風景が好き

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イギリスが好きな理由の3つめは、風景の美しさとそこに溢れる情感です。

ロンドンの街並み

イギリスを旅して、「ああ、着いたな」と感慨に浸るのは、ヒースロー空港に向かって高度を下げてきた飛行機の窓から、規則正しく並ぶ煉瓦の家並みが見えてきた時。

ロンドン市内の街並みとひとくくりに言っても、エリアによって全く様相が違います。

市内中心部のリージェントストリートやピカデリーあたりも、いかにもロンドンで楽しいですが、私が好きなのは、ケンジントン周辺。

普通の住宅街で、クラシックな建物が並ぶエリアですね。

ロンドン屈指の高級住宅街でもあり、歩いているだけでイギリスにいる実感が湧いてきます。

ケント・サセックスの景色

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ロンドンから十分日帰りで観光できるケント州やサセックス州。

魅力的な海岸線と、ドーバーやボディアムといった中世の古城が旅情を誘います。

ドーバーは石灰岩の白い崖で有名なところ。

その白い崖の上に、ドーバー海峡ににらみをきかすようにそびえるのがドーバー城です。

12世紀、ときの英国王ヘンリー2世が海岸線の防衛のために外郭・内郭を建築しました。

現在も往時を偲ぶ姿を残し、整備された内部は必見ものです。

田舎町の街並み

「イギリス好きな人あるある」かもしれないですが、普通の田舎の街並みが素敵です。

道に沿って、同じ色合い、同じサイズのテラスハウスやデタッチドハウスがずらーっと並んでいる姿に「イギリスらしさ」を感じてしまうんですね。

電車やバスで通り抜ける、名前も知らない街や村の石造りの街並みも味があります。

北イングランドの景色

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ノースヨークシャー州やダーラム州、ノーサンバランド州など、北イングランドは荒々しい自然豊かな景色の中に文化遺産が散らばっている、イギリス歴史オタクには「聖地」のようなところ。

エミリー・ブロンテの小説『嵐が丘』を彷彿させるヒースの花咲く丘も、単なる丘というより本当に荒野。

北イングランドからスコットランド南部にかけて南北に伸びるのが、ペニン山脈ですが、低山が続く起伏に富んだ景色は言葉では言い表せないくらいの絶景。

日本では見られない風景が広がります。

海辺の街のうらぶれ感

これは本当に「え、そんなところがいいの?」と思われがちなポイント。

イギリス各地に点在する「忘れ去られたような海辺の街」の景色が好きです。

気の利いたレストランやカフェなどは全く存在せず、地元の人御用達のパブや、お年寄りが散歩がてらに集まるティーハウスくらい。

お決まりのフィッシュ&チップスのテイクアウト専門店が、周囲に油の匂いを撒き散らしている…そんなうらぶれた風景、たまらないですね。

ちなみに、日本に置き換えてみると昭和の時代、『男はつらいよ』で寅さんがおでんをつまみにお酒をのんでいるような、小さな連絡船が出る港、って感じです。

 

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イギリスが好きな理由④ イギリスの気候が好き

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イギリスが好きな理由の4つめは、その「お天気」です。

四六時中しとしと雨が降る、イギリスにはそんなイメージがあるかもしれません。

でもそれだけじゃなく、やっぱりイギリスらしい雰囲気を作っているのが気候でしょう。

カラッとしている明るい夏

いくらイギリスでも、年がら年中雨が振っているわけではないです。

イギリス=雨、というイメージがあるかもしれませんが、降水量自体は他のヨーロッパ諸国と比べて特に多いということもないんです。

晴れた時は、カラッとして青空がまぶしいスッキリ天気になります。

特に、夏場は昼間の時間が長いので、お天気がいい時は本当に気持ちがいいんですよね。

陰鬱な冬も味がある

何度も何度も通っているイギリスですが、実は冬は2度しか経験していません。

どちらも、じめっとして暗かった…という記憶。

ただ、それがまた味があってよかったという思い出があります。

秋があっという間に過ぎると、どんどん日暮れが早くなるんですよね。

お天気も不順。

でも、同時にクリスマスに向かって、家族や仲間との時間が増えていくわけで。

海辺の街で冬を過ごしましたが、荒れた海やどんよりと垂れ込めるような雲、イギリスらしくてよかったですね。

 

イギリスが好きな理由⑤ イギリスの食べ物が好き

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イギリスが好きな理由の5番めは、食べ物です。

「イギリスはいいところだけど、食事が美味しくない」というのは世界共通の定説。

どれだけ美味しくないものに出会ったか、滞在経験者の間で「まずいもの自慢」になるくらいです。

でも、それなりに美味しいものもけっこうあるんですよ。

クリームティー

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日本でも「アフタヌーンティー」はよく知られるようになってきましたよね。

三段トレーに乗せられたサンドイッチやスコーン、ケーキに、紅茶という組み合わせ。

高級ホテルのティーラウンジのほか、カフェで気軽に楽しめるお店もあります。

でも、このクリームティーはまだまだ知られていない存在。

なんのことはない、言ってみれば紅茶とスコーンのセットです。

シンプルなんですが、ここに欠かせないのが大ぶりのスコーンとクロッテドクリーム。

バターに近いようなこっくりしたクリームは、イギリス南西部のデボン州やコーンウォール州特産のもの(日本でも入手は可能です)。

スコーンにクロッテドクリームをたっぷり乗せて、いちごジャムも一緒にいただきます。

紅茶はもちろん濃いめに淹れたミルクティー。

水の違いもあって、やはり濃いミルクティーはイギリスに限るなあと思います。

ポークソーセージ

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イギリスの食べ物には、「これは無理!というものがある」という人がけっこういます。

たとえば、朝食によく登場するベイクドビーンズ。

パブでよくお目にかかるステーキ&キドニーパイ。

そして、イギリス風のソーセージ。

このイギリス風のソーセージ、日本のソーセージのようにパリッとした歯応えやジューシーさとは無縁。

噛むと歯にくっつくようなネチャネチャしたテクスチャーのものが主流なんです。

それで、「あんなまずいものはない!」と思う人が多いらしいのですが、慣れると「ときどき無性に食べたくなるもの」になるんですよ。

ソーセージを使った料理に、「トード・イン・ザ・ホール(穴の中の蛙)」「バンガー・アンド・マッシュ」という2つのポピュラーなものがあります。

前者はソーセージに小麦粉・卵・牛乳で作った生地をかけて焼いたもの。

後者は焼いたソーセージとマッシュポテトにグレイビーソースをかけたものです。

フィッシュ&チップス

ものすごくベタですが、フィッシュ&チップスもイギリスの味。

別に世界中どこで食べても、基本的にはあまり変わらないような気もするんですが、なぜかイギリスで食べる方が雰囲気が出ます。

それも、決してレストランとかではなくて、庶民的なテイクアウトの店のごく普通のフィッシュ&チップス。

そこにモルトビネガーをたっぷりかけたものがいいですね。

もう匂いが「イギリス!」なんです。

 

▶︎ イギリス人はどんなものを食べているのでしょうか。日本との違いはどこ?

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まとめ

好き嫌いが分かれる国、イギリス。

住んでみると、より一層好き嫌いがハッキリわかれるようです。

好きになった人は、とことんハマってしまうのがイギリスという国。

小説や映画の世界からイギリスに憧れる人もいます。

音楽シーンの先端をリードしてきたブリティッシュロックから、イギリスに魅力を感じるようになる人もいます。

純粋にイギリスの風景に惹かれる人もいます。

行ってみないと、その良さはなかなか実感できないもの。

「行ってみたいな、見てみたいな」というかたは、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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