海外で子育て

【国際結婚と言葉】海外在住でも成功する子供の日本語教育7つの方法

 

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国際結婚されているみなさん!日本を離れて外国に暮らすみなさん!

お子さんの「言葉」について悩んでいませんか?

「海外に住んでいれば、子供は生まれながらのバイリンガルでいいわねえ」なんて、言われてドキッとしたことありませんか?

そんな簡単な話じゃないですよねー!みなさん試行錯誤、かなりの苦労をされて、海外で子供たちの日本語教育に取り組んでいらっしゃいます。

 

こんにちは。現役バイリンガル子育てお母さんの、まのん@ManonYoshinoです。

今回は海外で育つ子供たちの日本語教育に役立つ7つの方法についてご紹介していきたいと思います。

実際に我が家で、そして、同じように国際結婚の子供たちを持つご家庭で試されていて、「これは効果抜群!」という方法ですので、これからの子育ての参考にしていただけたら嬉しいです。

★海外での日本語バイリンガル子育てについての情報はこちら★

【海外育児と言葉】国際結婚の子が高い日本語力を育むためにできること

国際結婚で海外在住、子供の「言葉」の悩み

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国際結婚子育て妻の、共通の「望み」

国際結婚をして、夫の国など海外に住み、そして子供がいる人たちが集まると、必ず話題に上がるのが「子供の言葉の悩み」。

日本人ママが、みんな考えるのは、「子供には日本語を覚えて欲しい」ということでしょう。

子供が学齢期にはいる前は、家庭での母親の影響がとても大きいもの。そのため、3〜4歳くらいまでは現地語より日本語の方が上手な子供たちも多いのです。日本人の母親たちも、幼児向けの日本語テレビやDVD、絵本の読み聞かせなど熱心に頑張っていらっしゃいます。

日本語教育に立ちはだかる大きな2つの壁

「お母さんが日本人なんだから、子供は当然、日本語覚えるでしょう?」と思われがちですが、これが実はなかなか困難です。国際結婚の子供達の日本語教育には、2つの大きな壁が立ちはだかっているんです。

1つ目の壁:学齢期の壁

幼児期には、ちゃんと母の語りかける日本語を理解し、自らも「日本語でおはなし」していた子供たち。

それが、幼稚園に入り、小学校に入学する頃になると、大きな変化が訪れます。

親が語りかける日本語は理解するようだが、子供から日本語を話すことが少なくなるというケースが多いのです。

子供たちも「社会生活」を営むようになり、現地語の語彙がどんどん増えていくからですね。日本語の限られた語彙では、自分の表現したいことが言えなくなってくるんです。

2つ目の壁:思春期の壁

10代に入り、子供たちが「親からの精神的な自立」を目指すようになると、お母さんべったりだった子も、親と距離を置きたがるようになりますよね。

すると、ますます親の日本語影響力が弱くなるんですね。現地語での友達との会話も密になり、もう日本語の入る余地がなくなってしまうわけです。

この時期の「日本語の介在の仕方」は、ものすごく重要だなあと思います。

 

国際結婚の子供のバイリンガル教育に役立つ7つの方法

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海外に住みながら子供に強い日本語力をつけさせることが、なかなか手ごわいことは事実ですが、成功させているご家庭もあるのも事実。

ご家庭ごとに、環境が違うので「こうすれば成功する」と簡単に言うことはできないのですが、みなさん、両親ともに日本が好きで教育熱心というのが共通しています。

 

ここからは、海外に暮らす国際結婚の子供たちを、日本語も得意なバイリンガルに!と育てていくときに役立つ方法をご案内していきますね。コストのかかるものも、そうでないものもあります。

絶対に守りたい基本は、日本人の親からは日本語のみでコミュニケーションするということですこれがくずれると、子供はラクなほう(つまり、現地の言葉)に流れていってしまいます。

1. 日本の通信教育を受講する

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通信教育、海外でも受講できます

日本では数多くの幼児向け・子供向けの通信教育システムがありますよね。

そのなかには海外在住者でも受講できるものもあります。

海外の居住地まで直接送付してくれるものもありますし(もちろん、送料・手数料が加算されるので国内よりずっと割高)、実家の両親や親族に頼んで毎月送付してもらっている家庭もあります。

日本の通信教育を受講するメリット

日本の通信教育を受講するメリットはたくさんあります。

  • まず、日本の文化に触れる機会がふんだんに得られること。
  • 日本の最新の教育情報に基づいて教材が作られているので、トレンドにあった日本語が学べること
  • 子供のモチベーションを知り尽くした教材であること。
  • 小学講座からは、国語だけでなく算数や理科や社会も学べること。これが、ボキャブラリーの発達と、日本への強い興味関心をもたらしてくれます。

海外でも受講が可能な通信講座なら、子供のやる気を知り尽くしているベネッセがやはり優秀。赤ちゃんから就学前なら【こどもちゃれんじ】、小学生になったら【進研ゼミ小学講座】がおすすめです。

日本の通信教育を受講するデメリット

  • 海外受講にするとかなりの受講料がかかる。
  • 現地校での宿題や、校外活動(習い事)をこなしながら日本の教材も進めるのは、子供にとって大きな負担になることもある。
  • 親の全面的サポートが必要になる。教材送ってもらって「はい、自分でやって」になるには何年もかけての習慣づけと手助けが重要です。

 

2. 日本語放送を受信する

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国や地域によっては、受信可能な日本語放送があります。

ヨーロッパでは、JSTVという日本語放送局があります。2チャンネルあって、日本のニュース・ドラマ・バラエティ・アニメ・教育番組などがみられます。

特に教育番組は、日本の主だったものがほとんど見られるのが便利。子供が小さい間は、一緒に歌ったり踊ったり、番組中のゲームを楽しんだり、有効に活用させていただきました。

以前はアニメ番組も充実していたため、我が家の子供が学齢期前には日本語のボキャブラリー育成にとても役に立ちましたよ。

日本語放送のメリット

  • 毎日、日本の番組とほぼ同日で見られるものが多く、子供の「毎日の楽しみ」になる。
  • 教育番組は質も高く、安心して親子で見られる。
  • 毎日、新しい内容が放送されるので、子供の興味が続く。

日本語放送のデメリット

  • 受信料がそれなりに高い。
  • 受信のためには設備が必要だったり、ケーブルテレビが必要なことも。

3. 日本語クラスや日本語補習校に通う

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実際に同じようなバックグラウンドをもつお友達ができることは、子供にとってよい刺激になります。

現地校のお友達とはシェアできない感覚を分かり合えるので、子供のアイデンティティ構築にも役立つようですよ。

毎週決まった曜日に通い、宿題も出るので、継続学習のよいモチベーションになりますし、日本的な行事(運動会や発表会、遠足など)も開催する学校が多いので、日本文化に触れる良い機会になります。

4. 日本語の絵本や児童書の読み聞かせ

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読み聞かせ・音読で国語力をつける

これは、日本人の親御さんはみなさん実行されていることですよね。

幼児期から絵本にたくさん触れてきた子供たちは、やはり国語力がついているように思います。

地域で協力して読み聞かせ会をする

お住まいの地域の日系家族で読み聞かせ会などを開催するのもオススメです。その場合、年長の子供には「小さい子にお話を読んであげて」と、読み手側に回ってもらうといいかもしれません。

読み手に回る子は、自信につながりますし、小さい子たちは「あんな風に読めるようになろう!」と目標を持つことができますから。。。

また、いろいろなご家庭の絵本に触れる機会があり、子供達の絵本への興味につながります。読み聞かせに持ち寄った絵本の貸し借りも子供達には楽しいことのようです。

読み聞かせの人気定番

筆者の地域での読み聞かせや、自宅での読み聞かせに喜ばれていた定番といえば、『ぐりとぐら』シリーズと『11ぴきのねこ』シリーズですね。

また、学齢前の小さなお子さんたちは『こぐまちゃん』シリーズが人気。覚えたてのひらがなで上手に読めると、本人や周囲の子供達のやる気につながります。

5. マンガ・アニメ

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「まったく漫画ばっかり読んで〜!」と叱られていたのは、自分が子供の頃。

うちでは、マンガも日本語学習の有効なツールのひとつです。

本来はちゃんと「本」を読んでもらいたい気持ちもありますが、なかなか億劫がって手が出ない時、日本のマンガが役に立ちます。

『ドラえもん』『ちびまるこちゃん』『おばけのQ太郎』などといった定番から、恋バナマンガまで、幅広く子供は読んでいて、かなりのボキャブラリーをそこから吸収しているようです。

アニメも、長編の劇場版よりも、ごく普通のテレビアニメがボキャブラリー育成には良いように思います。普段使いの言葉に溢れていますから。

6. 日本の学校への体験入学

画像ファイルこれは日本側の受け入れ態勢がOKであることが大前提なので、必ずみなさんが可能なわけではないのですが。。。

体験入学は、最強のやる気アップ法

日本の小学校への体験入学は、実はうちではナンバーワンの「やる気アップ」になったようですね。

通信教育教材を通じて「小学生になることはスゴイこと」「学校はとても楽しいところ」というイメージを持っていたうちの子供は、最初からすんなりと日本の小学校に馴染んだようです。

子供にとっては「憧れの夢の世界」のようでしたよ。

親しいお友達もでき、お手紙交換したり、毎年の帰省を楽しみに待っていてくれたりするのがうれしいみたいです。体験入学先の学校のテストで100点など貰ってきたら、もう馬のような勢いでやる気に火がついてしまいます(笑)。

受け入れ先の学校の先生方がとても親切で、子供のやる気を引き出すのが抜群に上手なんですね。

地域によって受け入れ可否は違う

自治体によっては「一切受け入れません」というところもあるので、事前チェックが必要です。区役所・市役所等にまずは問い合わせてみると良いと思います。

これは、あくまで経験値ですが、「謙虚な姿勢」と「入れていただくことへの感謝の姿勢」が大切かと思います。受け入れ校にとっては、数週間だけ外国からやってくる子というのは、間違いなく「面倒なこと」ですから。

「学校のカリキュラムのペースを乱すのでご遠慮ください」と言われたケースもあるそうです。

7. 動画配信サイトを利用する

画像ファイル思春期にさしかかった子供たちに有効なのが、動画配信サイト。

もちろん、親がある程度コントロールする必要があります。頻繁にアップされる、大好きな動画サイトは日本語学習の一つのツールかと思います。

子供がどんなサイトを見るのか、親もモニタリングしながら、子供に動画の説明をさせるのもとても有効な日本語エクササイズではないでしょうか。

ただぼーっと見させていてはそこで終わりですが、見たもの、そこから感じたことを、子供から教えてもらうようにすると、子供の日本語表現力向上につながりますよ。

まとめ

海外に住みながら、子供たちを母語レベルでの日本語バイリンガルに育てることは、とても大変なことです。

親の時間的・金銭的投資などの努力もさることながら、子供たちが高いモチベーションを維持して、かなりの学習量をこなしていく必要があります。

ただ勉強するだけでなく、楽しみのエッセンスを入れながら日本語の上達を目指せる7つの方法をご紹介しました。

  1. 日本の通信教育の受講
  2. 日本語のテレビ放送を受信
  3. 日本語クラス・日本語補習校に通う
  4. 日本語の絵本・児童書の読み聞かせ
  5. マンガ・アニメを楽しむ
  6. 日本の学校への体験入学
  7. 動画配信サイトを利用する

もしまだ試されていないようでしたら、ぜひお子さんの日本語教育に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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