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【次のイギリスはB&Bへ】魅力的な宿でイギリスらしさを満喫しよう

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自分でプランを立てる海外自由旅行の楽しみの一つは、宿!

でも、どこに泊まるがいいのか、宿泊先を探すのは結構たいへんじゃないですか? ロケーション、予算、設備から、食事はどうしようとか、海外だからこそ様子がわからなくて到着するまで不安だったり。

 

こんにちは、イギリス大好きまのん @ManonYoshinoです。

【イギリス旅行どこに泊まる?】ホテルとB&B、おすすめはどちら?」では、イギリスの主な宿泊施設の種類をご紹介しました。

今回は、イギリス好きの旅行者に昔から愛されているベッド&ブレックファースト、B&B について少し詳しくご説明していきたいと思います。

 

イギリスのB&B、今と昔

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古き良き(?)B&Bのスタイル

古い伝統にこだわり続ける英国の人々、なんていうステレオタイプは流石にもう古いかもしれません。

宿泊施設のスタイルもひと昔前とは変わったように感じます。

では、そのひと昔前の古き良きB&Bのスタイルって、どんなものでしょうか。

外観

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ごく普通の住宅にB&Bの名称を記した簡単な看板が立っていたりします。そして、道路から前庭を挟んだ1階の窓ガラスに空室のあるなしを示した札が下がっているのが一般的。

◆ 空室がある場合 → Vacancies(空室あり)

◆ 満室の場合 → No Vacancies(満室)

建物自体は、住宅街の2階建テラスハウス(何軒かが繋がっている長屋式の建物)だったり、セミデタッチドハウス(2軒続きの家)だったり、デタッチドハウス(一軒家)だったり。

もしくは道路沿いに並ぶ3〜5階建てのテラスハウスの1・2階部分だったりなど。海辺のリゾート地など、クラシックな美しい建物もこの形態のものがあって「ああ、外国に来たなあ」と思わせてくれる景観です。

玄関やラウンジなどパブリック部分

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ちょっと一般家庭っぽくて、でもほとんど生活感のない綺麗な玄関。ホールの小さなテーブルには任意のサイン帳や、地元の見所のパンフなどがおいてあることも。

ラウンジと呼ばれる居間にはソファなどが置いてあって、宿泊客が自由にくつろいでいいことが多いです。

ホテルとは違って、フロントデスクなどはないので、応対に出てくれたホスト(宿のオーナーファミリー。おかみさんは通常ランドレディーと呼ばれる)と直接のやりとりになります。

バッグパッカーなど、街を歩いて宿を探すというのが一般的だった頃は、まず部屋を見せてもらってから泊まるかどうか決めることもできました。

最近、この方法で旅していないのですが、おそらく「飛び込みで予約なし宿泊OK」は変わっていないものと思います。

客室

一般住宅の一部を客室にしているので、部屋のつくりは千差万別。

ドアを開けたら、「部屋の中は、ほぼ全部ベッドで占められていました!」的な部屋に出くわすこともあります。日本式に言うなら、部屋の広さが2畳とか3畳、ってところでしょうか。

ミシミシいう階段をいくつも登ってたどり着いた『小公女セーラ』の屋根裏部屋のような部屋もあるし、中世の建物なので柱も床も傾いていたB&Bの部屋に泊まったこともあります。

大きなスーツケースで旅している人には、狭くて急な階段の多いB&Bは、けっこう大変かも。

部屋によっては洗面台のみ付いていたり、バスルーム(トイレも)付いていたりしますが、もちろん設備はそのまま値段に反映されますよ。。。

 

ブレックファースト・ルーム

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ベッド&ブレックファーストですから、必ず朝食が付きます。

なのでB&Bには、朝食を食べる部屋、ブレックファースト・ルームがあります。

地方のB&Bは、ほぼだいたいフル・イングリッシュ・ブレックファーストが付くのが基本だと思います。

ロンドンなどの大都市では、特に「イングリッシュ・ブレックファースト付き」と明示されていない場合は、パンとコーヒーのみのコンチネンタル・ブレックファーストとなります。

清潔な部屋にテーブルと椅子が何組か並べられ、それぞれのテーブルにはテーブルクロス。その上には田舎の田園風景などが描かれた絵のついたコルクマットとカトラリーがセットされています。そしてもちろん、大ぶりのティーカップとソーサーも!

*イングリッシュブレックファーストに関する記事はこちらをどうぞ

 

接客・サービス

数々、各地のB&Bに泊まってみた結果、これは本当にピンきり!

安いけれど「うそでしょ?」みたいな、あり得ない部屋(悪い意味で)だったこともあるし、安くないのに大したことないところもありました。

とても親切なホストがいるB&Bもあるし、いかにもビジネスでやってます的なところもありましたね。

 

南海岸のイーストボーンには、友人がいたので何度も行きましたが、そこにはお気に入りの宿もありました。ビーチからほど近いところにあったテラスハウスの一角のB&B。ニコリともしない無愛想なおじさんが一人で切り盛りされていたんですが、すごく居心地が良かったんです。

いつ行ってもお客が少なくて、トイレもシャワーも共同という安宿なのに、自分の家のように使い放題。おじさんはニコリともしないけれども、けっこう親切で、電話の取り次ぎや訪問客の応対も丁寧なんです。

そして朝食もフルブレックファーストで美味しかったですよ。

残念ながら、もう営業はされていないようですね。

いまどきのイギリスのB&Bって?

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プライバシーを尊重するエンスイートタイプが多くなっている

かつての安宿の定番は、トイレ、バス、シャワーは共同、というものでした。

「あ、トイレ!」と思って部屋の外に出てトイレに入ろうとすると先客がいて、場合によってはかなり待たされることもしばしばだったのは過去の話なんでしょうか。

(おまけに客室のドアはオートロック。うっかり鍵を持たずに廊下に出てしまって、閉め出されたり!)

 

いまどきは、やはり客室内にトイレとシャワー(B&Bでバスタブがあるところは少ないかも)が付いているエンスイート(ensuite)ルームが多いんじゃないでしょうか。

スッピン、起き抜けのだらけた格好で、見ず知らずの白人男子とトイレのドアでばったりというのは何とも嫌なものでしたもの。。。

ホテル並みがウリ

B&Bと言いながら、ゆったりとした客室内にキングサイズベッドが置かれていて、バスルームも広くてバスタブ付き、おまけに事前に予約すればディナーも食べられるという宿もあります。

B&Bとホテルとの違いは、B&Bは個人が住宅の一部を宿泊用に貸している施設であるとか、オーナー(ホスト)が同敷地内に居住しているとか、部屋数が10室以下であるとか、いろいろな点が挙げられます。

また、ホテルでは昼食や夕食を提供するレストランやバーがあり、アルコールを提供するライセンスを持っている、という点がB&Bとは違うそうです(が、B&Bと言いつつ上記のように、夕食も出しアルコールももちろんあるという宿もありますよね)。

 

高級さと優雅さを売りにしているB&Bの中には、スパ併設だったり、アメニティも人気ブランド製のものだったりするところも。。。日本人の感覚からいうと、民宿というよりもプチホテル。

実際に、そういった小さなゴージャス系のところは「ブティックホテル」などという名称だったりもしますね。

オーシャンビューの定義って何?

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イギリスと言えば日本同様に島国。海に囲まれています。

日本列島のように島の中心部を標高の高い山脈が走っているわけではなく、全体に緩やかな丘陵がつづいている美しい緑の大地です。

でも、海岸線は美しく穏やかなだけではなく、荒々しい自然の宝庫。

当然、海沿いには観光地があり、ホテルやB&Bが建ち並んでいます。

そして、そういった施設では「オーシャンビュー(海側景観の部屋)」と、そうでない部屋があるわけで、もちろんお値段が違います。

夏のホリデーシーズンなど、かなりお値段に差がでるところもあるようですね。

日本でも海辺の温泉旅館など、オーシャンビューがウリのところって多いですよね。でも、日本の温泉旅館の場合のオーシャンビューは本当に部屋一面の大きな窓(ベランダもある場合が多い)越しに「どーーんと海」が見えることがほとんど。

イギリスも海辺の中高級以上のホテルであれば「どーーんと海」なのでしょうが、B&B の場合、微妙。

実に微妙なオーシャンビューだったりするわけです。

立ち上がって天井に近い窓にすり寄ってみると、屋根越しにほんのちょっと海が見えるオーシャンビューとかね(笑)。

海を楽しみに宿泊するなら、「どれくらいのオーシャンビューなのか」事前に調査しておいたほうがガッカリがないかと思います。

イギリスのB&B、オーシャンビューが微妙なことが多い!

こういう時、予約サイトの口コミとか、ホテル口コミサイトなどをチェックすると結構厳しい意見が載っているので是非参考にしてみて下さいね。

 

次回は、意外に高満足度の宿泊施設探しが難しいイギリスの、後悔しない宿探しについてご紹介しますね!

→「【イギリス旅行の宿泊予約】満足度がぐんと上がるホテル選びのコツ!

 

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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