一人旅で人生変わるっていう人がいるけど、本当?
もし本当なら、何がどんなふうに変わったのか知りたい。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
「一人旅で、人生が変わる」…。
これ、大げさじゃなく本当です!
これまでの人生、重要な岐路に立った時、決断を支えてくれたのは一人旅でした。
人生を大きく変える出会いも、なぜか一人旅から始まっているように思います。
この記事では、
自分の今の生活を変えたいと思っている。
なにかきっかけが欲しいけれど、一人旅で人生が変わるって、本当なのか知りたい。
という疑問にお答えしつつ、
「人生を変えるきっかけになる」と言われている一人旅についてご案内したいと思います。
【この記事を書いている管理人の一人旅歴】
中学生時代から、一人でバスや電車で出かけるのが好きでした。時刻表を隅から隅まで眺めては、頭の中で妄想旅!
20歳以降は、さらにフットワークが軽くなり、海外への一人旅も年数回。
「そうだ、明日の土曜日は奈良に行って仏像三昧しよう!」的な国内一人旅も好きでした。
現在はヨーロッパ在住ですが、移住前の海外ソロ旅経験は50回ほどです。
★ なぜ一人旅を選ぶの?その魅力はどんなところなの? 一人旅の魅力について、疑問にお答えします ★
目次
一人旅で本当に人生が変わる!
自分自身の経験からなんですが、一人旅って「人生を変える」きっかけになることがあります。
振り返ってみると、これまで重要な決断や出会いはいつも「一人旅」直後だったんですね。
もちろん、一人旅をしたら必ず人生が変わるわけじゃないですけど(笑)…。
一人旅のメリットってたくさんありますが、なかでも次の2つはかなり強力かと考えています。
非日常な時間に自分を置くことができる
自分自身と心ゆくまで対話できる
一人旅を終えたあとって、とてもリフレッシュできてるんですよね。心の整理ができてたっていう感じ。
だから、スッキリ決断できたり、新しい出会いをキャッチできたりするんでしょうね。
【一人旅が人生を変えるきっかけになる大きな理由】
- 日常と切り離されるので、身も心もリフレッシュできる。⇨ 新しいことに向き合う力が湧いてくる。
- 自分としっかり対話できる。⇨ 自分の本当の気持ちと向き合える。
人生が変わるきっかけになった旅
「人生変わるきっかけの旅」と大げさに言ってますが、その後もずっと心に残った旅のいくつかをご紹介しますね。
イギリス・ダラム
ダラムというのは、イングランド北東部にある古い街。
ユネスコの世界遺産に登録されているダラム大聖堂とダラム城が有名です。
学生時代、写真で見たダラムの大聖堂に心惹かれて、いつか行ってみたいと思っていたんですね。
ある年、イギリス北東部を中心に旅をしました。
そのときに、ようやくダラムに足を運べたんですが、やはり憧れの大聖堂は期待を裏切りませんでした。
大聖堂の中で、天井を見上げた瞬間、体に電流がビリビリって流れるような、懐かしいような不思議な感覚。
ちょうどキャリア面で色々迷っていた時期でした。
このダラム訪問をきっかけに、迷いがなくなってスッキリしたのを覚えています。
イタリア・ミラノの空港(から見えたアルプス)
何気なくテレビを見ていて、急にどうしてもルネサンス絵画を見たくなってイタリアに旅行したことがあります(ちょうど就職活動中でした…汗)。
フィレンツェもローマも良かったのですが、一番感動したのは全然ルネサンス絵画じゃなかったんです(笑)。
ピカイチの感動、それは山!
空港のロビーから見えた、雪をかぶったアルプス。
めっちゃ感動しました。その後の数年間は、アルプスの山を追いかけるために働いていた感じでした。
京都・醍醐寺
仕事のことで大きな決断をしなくてはいけなかった時、週末日帰りで京都へ。
考え事するのにわざわざ京都まで?と思いますよね。
でもね、どうしても非日常スポットに行きたかったんですね。
で、以前から気になっていた醍醐寺まで足を延ばしました。
庭園を前に、ずいぶん長いことボーっとしたんですが、急に憑き物が晴れるように「答え」が出たんです。
今でも、その時の答えを信じて進んでよかったなと思います。
一人旅を「人生の改革」に変える6つの鍵
一人旅で、大きな変化のきっかけを作る旅にしたいなら、次の6つの点に注目するといいでしょう。
1. 本当に行きたいところに行く
2. 旅に予備日を作る
3. 自分と対話する時間を持つ
4. あえて孤独を楽しむ
5. いつも以上に柔軟性を持つ
6. 旅先では積極的に人と交流を持つ
では一つずつみていきます。
本当に行きたいところに行く!
「本当に行きたくてたまらないところ」は、現在の自分を反映している、というふうに思うんです。
例えば、私はこれを書いている今現在、めちゃくちゃイギリスに行きたいです。
「英語を話す自分」を作ってくれた故郷がイギリスなんですが、きっと原点に戻ってもう一度やる気を取り戻したいと願っているからなんでしょうね。
本当に行きたいところに行く旅は、自分と対話する旅です。
旅に予備日を作る
忙しい日程をやりくりして旅行に行かれると思うので、なかなか時間に余裕をもったスケジュールって難しいかもしれません。
でも、できたらキツキツに予定を組まない方がいい。
1日(半日でも)だけ予備日を作っておくといいですよ。
旅先で、ちょっと気になった場所があった場合、そこを訪問することができます。
また、気が向いたら長く1ヶ所で時間を過ごすこともできるからです。
予備日を持っておくことで、自分の興味・関心に対して、じっくり向き合うことができますよ。
自分と対話する時間を持つ
一人旅をする自体、自分と向き合うことでもありますが…。
見て回りたいところはたくさんあることでしょうが、ちょっと待った!
あえて何もせずに、自分と語り合う時間も作ってみてはいかがでしょう。
迷っていることへの答えが、ポッと頭に浮かんでくるかもしれません。
孤独を楽しむ
一人旅はさびしいから無理!という人も多いですよね。
せっかく一人旅に出かけるわけですから、この際ぜひ「孤独」を楽しみましょう。
「孤独」っていうと、ネガティブなイメージが定着してしまっていますが、一人で行動することは別に悪いことでも悲しいことでもないと思います。
日常のしがらみから離れて、自分だけの世界に浸れるのは、贅沢だし楽しいことじゃないでしょうか。
一人旅は、自分だけ。ぜひその「ひとりきり」を満喫しましょうよ。
柔軟性を持つ
一人旅に限ったことではありませんが、旅をしていると、なにかしら小さなハプニングに出会います。
- 予定していた電車に乗り遅れた。
- うっかり博物館が休館日だった。
- 街歩きをしていたら迷ってしまった。
誰かと一緒の旅なら、笑い話になってしまうようなことでも、一人旅だと分かち合う旅友もいません。
ちょっとした間違いや不運も、「旅の面白さのうち」と思えると楽しくなります。柔軟性が大切!
積極的に人と交流してみる
同じ一人旅の旅行者と話をしたり、電車で向かい合わせになった現地の人と話をしたり。宿泊したホテルの人に現地情報を聞いたり。
一人旅の時こそ積極的に人と交流してみるべきです。
新しい出会いにこそ、人生を変える鍵が隠されているかもしれないので…。
人生を変える一人旅を充実させるコツ
せっかくの一人旅を、充実したものにするためのコツを5つほどご案内しましょう。
事前準備はしっかりと
自分だけが頼りの一人旅。準備はしっかりとしておくのが充実した旅の第一歩!
パッと荷物だけまとめて、来た電車に飛び乗って…、という旅も確かに面白いものです。一人だからできる行動でもあります。
ただ、限られた時間と予算なら、あらかじめ下準備をして出かけると安心ですよね。
- 訪れたい場所や、やってみたいことなどの情報収集
- 現地交通の情報
- 宿泊先の確保
- 最低限の現地語と基本の英会話(海外旅行の場合)
私は、「鉄道パスを使って気の向くままに行動する」派だったんですが、無計画なために時間を無駄にしてしまうこともよくありました。
事前に調べなかったために運休だったり、公共交通機関では辿り着けなかったり、しょっちゅうでしたね(笑)。
旅日記をつける
ノート一冊用意して行くといいです。
なんでもメモしちゃうんです。
- パッと浮かんだビジネスアイディア。
- 電車の車窓から見た気になる建物。
- 独り言。
- 美味しかった食べ物。
- 帰ったら頑張ろうと思う仕事。
スマホのノートに書いてもいいんですが、おすすめはやはりアナログに紙とペンかな。
現地で入手したお店のカードだとか、レシートを貼ってみたり、ちょっと落書きもしてみたり(スティックのりとかセロテープなんかも持っているとかなり便利です)。
「一人旅スクラップブック」です。
忘れないうちに、なんでも書いておきましょう(特に、何か決心した時)。あとできっといい思い出になります!
徹底的に非日常を楽しむ
これぞ究極の一人旅の楽しみ。
毎日のしがらみは全部家に置いて来ているわけですから、自由です。
旅のあいだ「別人になる(気分の上で、という意味)」ことだって可能です!
自分を知っている人は自分だけなので、どんな自分も演じることができます。変わった自分を疑似体験するんです。
- 本当は彼氏いない歴更新中だけど、「恋にウキウキする女」を演じてみる
- 本当は今の仕事つまらないけど、「仕事に燃えるキャリア女性が、癒しの旅をしている」を演じてみる
本当に求める自分の姿が見えるかもしれませんよ!
現地グルメに挑戦する
一人旅では、夜のレストランはちょっと気後れする…、という人も多いと思います(特に欧米を旅する場合)。
とはいえ、夜の高級レストランでなくても現地の味は楽しめるもの。
例えば、市場。買って調理せずに食べられるお惣菜やスイーツがいろいろ並んでいます。ハムやサラミをその場で切ってもらったりできます。
オリーブやナッツだけだって、ものすごい種類が並んでいたりして、面白いです。
また、レストランもランチ時やカジュアルなお店なら、一人でも気安く入れると思います。
ぜひぜひ現地の味、試してみてくださいね。
一人旅の食事、実はリピーターさんでも「なんか一人旅の晩ごはんって苦手」という人が多いといいます。一人旅の食事を楽しむ方法をご紹介した記事はこちらです。
手紙や絵葉書を送る
メールやSNSで簡単にどことでもつながれる時代。
あえてアナログに、手紙や絵葉書を出してみてはいかがでしょうか。友達や家族、恋人に、絶景写真の絵葉書をどうぞ。
絵葉書を選ぶ時間って素敵です。送る人の喜ぶ姿を思いながら、一枚一枚選んでいると、日頃は気にしていない「縁」を感じることができるんですよ。
ぜひどうぞ。
女性一人旅の楽しみ方をまとめたこちらの記事も、よろしかったらぜひご覧ください。旅を満喫するポイントをご案内しています!
まとめ
一人旅をすると、いつもの生活を離れて時間を過ごすことができます。旅の非日常が、自分の中に存在するもう一人の自分を呼び覚まし、本当に求めることが見えてきたりします。
だから、一人旅には「自分発見」があり、「人生の大改革」への道筋が見える可能性があるのではないでしょうか。
まずは近くでもいい、一度、自分だけの旅をしてみてはいかがでしょうか。