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【英語で働く海外】カナダ会社員暮らしはここが最高!(秋)

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こんにちは、まのんです。

外国に暮らして、働いてみたい!と夢に描き、日本を飛び出して到着したカナダ。一つずつ問題をクリアして念願の労働許可証も手に入れ、会社員生活を送りました。

カナダの季節感を独断と先入観たっぷりに思い出す、(春)編に、(夏)編に続く第3弾、秋のお話です。

 

「秋」という季節にどんなイメージを持っていますか?

昔から、こと「秋」という季節に関しては「〇〇の秋」というふうに、表現されることが多いですよね。「食欲の秋」とか「読書の秋」など。

暑い夏から解放されて、涼しい風が気持ち良い季節。秋の夜長というくらいですから、日の入りも早くなり、夜が長くなるのでじっくりと読書したり、絵を描いたり、編み物をしたりと、ぐっとインドア志向になってきます。

筆者にとって秋の原風景といえば、運動会、遠足、赤とんぼ、虫の声、夕暮れ、石焼イモかなあ(サザエさんみたいですが)。昭和のニッポンですねえ。

 

カナダの秋はどうだったかと、思い起こすに、頭に浮かぶのは「人恋しく、物悲しい」といった言葉です。

 

秋の日はつるべ落とし

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カナダの国土の中では最も南に位置するオンタリオ州。夏はあまり長くはありませんでしたが、暑い時はかなり暑い!

でも、「ある日突然、秋!」になるんです。9月のレイバーデーウィークエンドが過ぎたあたりだったかな。最近は世界中どこでも気温が高くなっているので、カナダももっと夏が長いんでしょうかね。

日本って、季節の移り変わりがゆるやかですよね。だんだん、だんだん、夏になり、秋も、少しずつ少しずつやってくる。(これも近年の気象変化で、突然季節が変わるようになったと言う人も多いですよね)

オンタリオの季節変化も突然です。酷寒!と思っていたらある日突然、暑いくらいの陽気になったり、夏だと思っていたら、翌日は寒かった、みたいな。

 

「秋の日はつるべ落とし」ということわざがありますが、まさにこれ。

サマータイムで長い昼間を楽しんだ後だからよりいっそう、秋の日が短く感じるのかもしれません。それも、ウィンタータイムに変わった途端、夜が早くやってきます(1時間戻るので、当たり前だけど。。。 昨日の午後5時が今日の午後4時ですからね)。

恋人とラブラブの時期には、秋の夕暮れもロマンチックなんでしょうが、たまたまこの時期に「別れ話」になっていたり、別れた直後だったりすると、もう悲惨。

寒風ピューピュー、やたら夜が早く来て、しかも寒くて長くて、独り身には堪える季節なんですよーー。

何も予定の入っていない週末を前にした金曜の夕方、寒さに震えながら路面電車を待つ晩秋なんて、寂しいったらありゃしない。。。

その逆に、仲間とワイワイ騒いだり、できたての恋人と年末年始の計画を、ワクワク話し合ったりするには最高の季節かもしれません。

本当に秋の夜長、ですから。

 

見渡すかぎりの紅葉

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冬の厳しいカナダでは、秋の訪れも日本より早く、オンタリオだと9月下旬から10月上旬くらいが紅葉のピークでしょうか。

筆者の印象では、「紅葉の盛りはあっという間」という感じです。日本の桜やもみじと同様に、ちょうどよい時期を見逃さずに郊外や、北部のムスコーカ(muskoka)などに足をのばせば大自然の見事な「色彩」を見ることができます。

ある年、ちょうどいい時期に、実家の車を借りることができたルームメイトが誘ってくれてムスコーカ地方への週末ドライブに出かけました。

展望台からは360度、見渡す限り地平線までずーっと紅葉の森。

それはそれは見事でした。

あれから何年、いや何十年たっても、ムスコーカの360度紅葉は、「今まで見た景色の中のトップ3」の中の一つ。それくらい素晴らしかったです。

 

秋の味覚

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秋の味覚。秋といえば、なんといっても食欲の秋ですものね〜。

日本など、夏の終わり頃から「秋の味覚」関連の記事やCM、番組が多くなりますよね。まず、ビール。あの、秋の味覚とビールのコラボ映像、ダイエット中には本当に毒ですよね、あまりにも美味しそうで。。。

ビールに合う系の味覚から、きのこや果物、などなど、美味しいものたくさん!

筆者が暮らす国でも、秋といえば、きのこ、ジビエ、柑橘類、根菜類、などなど季節感あふれる美味しいものが店頭に並びます。

 

では、カナダは?

うーん、なんだったろう。「秋だ、やった、この味だ〜!」っていう味覚は何かあったかなあと記憶を辿ることしばし。

。。。浮かばない。

筆者が貧しい暮らしをしていたからだろうか? 夏はホットドッグにバーベキュー、メロンに桃、地ビールに、と思い浮かぶのに、秋は、浮かばない。

カナダ産まつたけ?

若者の台所にはお出ましになったことがないし、スーパーでも見かけなかったような。。。

 

うーんと考えて、思い出した秋の美味しいもの。それは、アップルパイかな。生地にショートニングを入れてサクサクした歯触りのパイ、ちょっと甘酸っぱいリンゴを生のままどーんといれて、さらにパイ生地で蓋をして焼くタイプ。

バニラアイスクリームを添えて、「アップルパイ・アラモード」。もちろん、パイは温めたもので。

これは定番の美味しい秋の味(秋だけでなく、一年中ですが)かもしれません。

 

また、感謝祭(サンクスギビングデー)には、七面鳥とパンプキンパイですかね。家族もいなかったし、実際に感謝祭を七面鳥で祝ったことはなかったですが、カナダでも重要な祝日でアメリカよりも早く10月に祝います。

勤務していたオフィスと同じフロアにあった小さなベンチャー企業で働く男の子と友達になり、廊下でよく話したりしていましたが、感謝祭の前に「家族が久しぶりに集まるんだ〜、楽しみだなあ」とワクワク話して聞かせてくれたことがありました。

(へえ、そんなに楽しみなものなんだなあ)と内心思ったのですが、のちにアメリカ企業で働くようになって、北米の人にとって感謝祭は家族と一緒に過ごす大切な祝日だと知りました。

 

9月初めのレイバーデー週末くらいから、10月第2月曜のサンクスギビングデーを経て、11月中旬のサンタクロースパレード(トロント市内)くらいまでが、気分的には秋、なのでしょうか。

そして季節は厳しい冬へと変わっていきます。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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