フランス人の彼氏がいます。
彼のことが大好きだけれど、文化の違いを感じることも…。
フランス人と結婚して幸せになれるのかちょっと不安です。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
女性に親切で恋に情熱的なイメージのあるフランス人男性。
でも、彼らって結婚には向かないんじゃないの?
と思う人もいるでしょう。
フランスでは、事実婚を選ぶカップルがとても多いのは本当です。
「フランス婚」という言葉が流行りましたよね。
「フランス人男性と結婚すると日本人は幸せになる?」
うーん。
自分の場合は、夫がフランス人。
この人とご縁があって本当に良かったといつも思います。
周りのフランス人と国際結婚をしている人たちも、みんなとても仲良く暮らしているようですよ。
ただ、やはり、どこの国の人と結婚しても幸せになるかどうかはカップル次第です。
当たり前かもしれませんが…。
フランス人男性に関して言えば、一旦結婚を選んだら男性は、家庭を大切にする人が多いように思いますね。
この記事では、
フランス人男性と結婚した日本人は幸せになるのか?
について書いてみたいと思います。
恋人がフランス人、結婚を考えるべきか悩んでいる…、というかた、フランス人とこれから出会いたい!というかた、ぜひご覧くださいね。
目次
フランス人男性と結婚した理由
管理人の夫はフランス人です。
なぜ結婚相手がフランス人なのか?については、「偶然」としか言いようがありません。
英語圏の3カ国で生活していたこともあり、日本での職場も外資系企業だったので、常に外国人が身近にいる環境でした。
でも、フランス人とだけは、夫と出会うまでご縁がありませんでした。
「フランス人と結婚」というオプションは考えたことがなかったのですが、夫と出会ったときに、
(自分はこういう人と出会いたかったんだ!)
と感動したのを覚えています。
一緒にいたいな、と思った理由は主に5つ。
理由その1. 生きる姿勢が好き
それまで、全然縁のなかったフランス人。
でも、付き合っていくうちに、人生の歩み方(大げさですが)に好感を持つようになりました。
遊びにも仕事にも真剣に取り組むんですよね。
特に、バカンスの日程配分の真剣さと言ったら、笑えます。
理由その2. 引き出しの多さ
休暇が長いためか、娯楽に精通しているフランス人って多いんですよね。
山も海も世界の国も、いろいろ知っている。
政治参加意識も強いフランス人は、議論好きでもあり、さまざまな考え方に常日頃ふれています。
そのためか、夫の場合も「引き出しが深くて多い」んです。
話題も経験も豊富で、人間的に面白いなと思いましたね。
理由その3. 強烈な共通点があった
個人の好みの問題ですが、好奇心のカタマリな私以上に好奇心旺盛な夫。
いろんな人と出会いましたが、なかなか好奇心の方向性が合う人っていなかったんですよね。
彼と出会った時、
(同じようなことに興味を持って、同じようなことにこだわる人がいるんだな…)
と思いました。
「好奇心レベルが合っていること」というのが、結婚相手として譲りたくない部分だったので、これは逃してはいけないと思いました。
理由その4. 金銭感覚が近い
欧米の男性と付き合っていると(日本の男性でも同じかと思いますが)、妙なところがしみったれな人がいます。
また、金銭感覚がザル勘定で、いつもお金がなかったり、クレジットカードの支払いに追われていたりする人もけっこういるんですよね。
「クレジットカードで使いすぎて借金がかさんだため、日本で英語教師をして稼ごうとおもった」なんていうケースも現実にあるんです。
私たち夫婦の場合は、使うところにはパーっと使って楽しみ、あとは地味に暮らす…という感覚が似ています。
理由その5. 素朴な優しさに感心した
アメリカ人のような派手なパフォーマンスはないけれど、素朴に優しい。
言葉も飾らないし、不器用だけど、態度ではきちんと誠意を示す、みたいなところが良いなと思いましたね。
そして、見返りを期待しない、純粋に親切なところに好感を持ちました。
周囲の日仏カップルを見ても、相手の人間性に惹かれた、というようなことを言っている人が多いです。
フランス人男性と結婚してよかったと思うこと
フランス人男性と結婚して、個人的によかったと思うことがたくさんあります。
中でも次の3つのポイントは、おそらく多くのフランス人男性に共通して言えることではないかと思うので、ご紹介します。
家庭と家族を大切にしてくれる
フランス人男性は結婚したがらない…というのが通説になっていますよね。
確かに、結婚しないカップルって多いです。
生まれる子供の半数以上が、婚外子だそうですよ。
結婚という選択をしなくても、カップルとしての権利が様々な形で保障されているので、わざわざ婚姻手続きをする必要がないと考える人が多いようです。
結婚していても、事実婚であっても、いったん家庭を持った男性の多くは、家庭と家族を大切にしますね。
特に、「妻を大切に」というのは子供の頃から刷り込まれている文化の一つかもしれません。
人生の楽しみ方を知っている
フランス人といえば、快楽主義。
まずは人生楽しんでから、あとはなんとかなるでしょう、という楽観的な人が多いと思います。
ラテンですから。
とにかく休みも多くて長いんですよね。
子どもの休みなんて、秋休み・クリスマス休み・冬休み・春休み・夏休みがあって、年間16週間は休みですから。
大人もみんなきちんと休みます。
夏には3〜4週間の休暇を取るのが一般的。
だから、仕事以外の時間の楽しみ方も多種多様いろいろ知っているんですよね。
子どもの頃から、山だ海だキャンプだと経験していますから。
人間性が豊か
フランスの人は自分の感情に正直だと思います。
怒ったり笑ったり、感情をそのままに表現する人が多いんですが、気持ちの切り替えが上手。
お店で並んでいる時に、うっかり横入りする人がいると、「私が先ですよ」とピシャリと言うのがフランス人。
でも、冷たく言ったそのあとで、「でも急いでないし、先にいいわよ」なんてフォロー。
カッとなっても言いたいこと言ったら、スーッとおさまっちゃう。
余計な一言も多いので、イラっとすることもありますが、あっけらかんとした人間味豊かなところは好感が持てます。
変に飾らなくてもいいのがラクかなと思いますね。
フランス人男性との結婚で大変なこと
フランス人男性との結婚には大変なこともやはりあります。
日本人同士の結婚でも、違う環境で育った二人が家族になるわけですから、難しいこともありますよね。
国際結婚なら、さらに違いがいっぱいなので、もっと努力は必要です。
言葉の壁
これを最大の難関と思う人もいるでしょう。
私などは、フランス語という壁さえなかったら、どんなにラクだろうといつも思います。
英語は、学校でも勉強するし、なんとなく親しみやすいですよね。
日本人にとって英語は最も親しんでいる言語。
世界中どこに行っても、英語ができればなんとかなるケースって多いです。
ただフランスでは、ホテルや空港や観光スポットのお店などの一部を除いては、英語があまり通じません。
そのため、フランス語ができずにフランスに移住してしまうと、結構苦労します。
フランスでの生活
フランス人と結婚して、フランスに移住する場合。
それまでフランスで学生生活をしていたとか働いていたとかなら別ですが、結婚を機に移住となると、それなりのカルチャーショックがあります。
まず、生活がいろんな面で不便です。
言葉の問題以外にも、日本では普通にあった「コンビニ」や「宅配便」などのサービスがない、というだけでも最初はストレスに感じる人が多いですね。
また、細かい生活の中の習慣が違います。
外国なので日本との違いはたくさんありますが、英語圏とは違うラテン&カソリックという文化背景からくる考え方の違いを感じる場面も多いかもしれません。
さらにいえば、日本から遠いです。
「ちょっと里帰り」するにもかなりのお金がかかりますし、日本の親の病気や介護というときには本当に困ってしまいます。
▼ 一般に語られるフランスのイメージと現実はどう違うのか?日本とは言葉や歴史もまったく違うフランスの、生活者目線での実際の姿をご紹介した記事はこちらから!
フランス人男性と結婚するなら
ここからは、自戒の意味もこめて、 「フランス人男性と結婚するなら」準備しておきたいことを経験者の視点からお伝えしたいと思います。
フランス語はやはり必須
これは、絶対、です。
例え、結婚後にフランスに住まなかったとしても、絶対にフランス語はできたほうがいいです。
フランス人の親族のつながりはかなり濃いので、離れて暮らしていても休暇などで何週間も一緒に過ごすことが多いです。
言葉がわからない親族の中にポツンといるって、辛いですよ。
また、フランスに住む場合は、移住前に一通り勉強していくことをお勧めします。
「フランスで学校に行けばいいじゃない?」という人もいます。
若い人にとってはその通りなんですが、大人になって初めて学ぶ外国語の場合は基礎は絶対日本でやったほうが効率的ですよ。
「え?なんでこうなるの?」と疑問に思う文法などは、日本人の学習者をよく知る先生(日本人でも在日フランス人でも)から習うのがベスト。
実際に、フランス移住後にフランス語を学ぼうとしたときに苦労しました。
初級クラスはほぼ全員が中国人で、みんな超初心者&訛りが強烈なので、理解するだけで大変。
中級くらいで初めて外国人同士でもフランス語でやりとりがスムーズになったのを覚えています…。
どこに住むかはとても重要
大好きな人といざ結婚!となると、「愛さえあればどこでも幸せ!」なんて思うかもしれません。
国際結婚には、たぶんそういう情熱にプッシュされるタイミングが必要なのでしょう。
(冷静に考えると、かなりリスクのある選択肢なわけですから…)
でも、結婚に踏み切る前にしっかり冷静に考えるべきは「どこに住むか」です。
多くの場合は、仕事の関係などで住む国に選択肢はないかもしれません。
ただ、フランスに初めて住む人がいきなり渡仏するなら、やっぱりそれなりの苦労は覚悟しておかないと、と思います。
彼が、その苦労をわかってくれる人かどうか、とても重要なことですよ。
そして、日本は結婚して外国暮らしになってしまうと遠くなります。
親の急な病気も、仕事のこと子どものことなどもあるので、簡単に帰れないこともあるということです。
フランスはとても異国
日本人にとって馴染みのある海外旅行先フランス。
一度は行ったことがあるという人も多いし、いつかは行きたいと思う人も多いですよね。
でも、暮らすとなるとフランスはとても異国です。
イギリス、カナダ、アメリカと生活したあとに、フランスでの生活を始めた私ですが、やはり日本や英語圏とは文化的に違うなあと思うことがけっこうありますよ。
この記事の中でもすでに書いた、「休み」一つとっても驚きます。
一年中バカンスのことを考えているといっても過言ではないくらい(笑)。
また、食習慣も日本とは大きく違います。
「フランス食は胃がついていけない…」とこぼす日本人も多いですよ。
フランスは、まぎれもなく異国なんです。
自立できる方法も考えておく
フランスで自立、となるとまずはフランス語が肝心。
そして、結婚でフランス移住の場合、必ずしもパリではないんですよね。
地方だとなかなか思い通りの仕事が見つからない場合も多いです(パリだって難しい)。
フランス人の配偶者とはいえ、移民ですからね。
その中で自立できる経済力を持つのは、かなり大変なことなので、結婚・移住という目的が見えてきたら「フランス社会での自分の立ち位置」を考えておく必要があるかと思います。
まとめ
「フランス人男性と結婚すると日本人は幸せになる?」
これは本当にそれぞれのカップル次第。
ただ、国際結婚はうまくいかないとか、フランス人は離婚率が高いなどと言われがちですが、実際にみていると全然そんなこともなさそうです。
家族思いの真面目な男性も多く、幸せそうに暮らしている日本人女性も多いですよ。
国際結婚がうまくいくかどうか。
それは、結婚前の見極めと、異文化に飛び込む強い覚悟が重要。
あとは、「絶対にうまくいかせる、この人と生きていく」努力次第かもしれませんね。