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海外生活するならどこがいい?日本人が暮らしやすい国のポイント8つ

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こんにちは、まのん@ManonYoshino)です。

海外で暮らす日本人の数は、長期滞在者・永住者合わせて約136万人だそうですね(参考:2021年版外務省海外在留邦人数調査統計より)。

在留邦人の数がいちばん多いのがアメリカで、ついで中国、オーストラリアとなるようです。

欧米を中心にいろんな国を訪問しましたが、どこに行っても現地で頑張っている日本人のかたたちがいます。この記事を書いている管理人自身も欧米4カ国での生活を経験しました。

英語を含む語学学習のスクールはいつでも不動の人気ですし、「いつか海外で暮らしてみたいな…」と考えている人も多いですよね。

海外で生活する方法は、留学やワーホリ、現地での就職などいろいろ選択肢はありますが、その前に…。

日本人が海外生活をするとしたら、どこがいいのでしょうか?

もちろん具体的な国やエリアは、海外で何をするのかによって決まってきますが、日本人が暮らしやすい環境というのがあると思います。

 

この記事では、

日本人にとって暮らしやすい海外の環境

について、実体験に基づいて書いてみたいと思います。

どんな条件が整っていたら、海外でもラクに楽しく暮らしていけるのでしょうか。

ぜひご覧くださいね!

 

外国人としての暮らしやすさの一般的な基準

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海外で外国人として暮らすとき、その国が暮らしやすいかどうかを判断する基準はどのようなものがあるのでしょうか。

一般的に、暮らしやすさは次の7つのポイントで判断されます。

  1. 政治の安定性
  2. 経済環境
  3. 社会と文化環境
  4. 医療サービス
  5. 教育環境
  6. 生活利便性
  7. 住宅環境

 

政治の安定性

居住する国の政治が安定しているかどうか。

とても重要なことですよね。

普段の日本人の暮らしからは、あまり想像できないかもしれませんが、政情不安定な国は世界中にまだまだあります。

政情が不安定だと、治安にも不安がついてまわります。

経済環境

経済状態が安定しているかどうかも、暮らしやすさの重要な判断基準。

居住する国で働くならなおさら、経済的に安定している国を選びたいものです。

経済不況に陥った環境だと、就労許可証の取得に深刻な影響がでることも。どこの国だって、まずは自国民の就労を真っ先に優先させるので、外国人のビザ申請が承認されないこともよくある話なんですよ。

また、経済状態の不安定さは治安の悪化にも連結しているので、注意したいところですね。

社会と文化環境

日本では、憲法で「すべての国民は法のもとで平等」と定義されています。人種や性別、信条や社会的身分などで差別されないのが基本。

でも、世界の中にはそうでない国もたくさんあります。

「基本的人権が守られる国」も暮らしやすさの基準でしょう。

医療サービス

国民皆保険制度が導入されている日本では、保険証1枚で自由に医療機関を受信できる日本の医療サービスは、世界でも「もっとも平等で手厚い」と言われています。

居住したい国の医療と保険のしくみがどうなっているのか、海外に行く前に知っておきたいものです。

教育環境

子どもが一緒の海外生活なら、気になるのは居住先の教育環境。

高い水準の教育が受けられるか、高等教育へのアクセスはどうなのか、親としてはとても気になるポイントです。

たとえ独身の移住でも、将来の子育てを視野に入れて考えておきたいものです。

生活利便性

生活して行く上で、便利かどうかも重要ポイントですよ。

特に、日本ほどあらゆるサービスが溢れている国も少ないので、どこにいっても多少の不便を感じるかと思います。

電気・ガス・通信などの公共インフラが整っているか、安定した公共交通網が発達しているか、買い物の利便性はどうかなど、知っておきたいですよね。

住宅環境

住宅環境については、欧米諸国のほうが日本より整っているかもしれません。

とはいえ、都市部では住宅価格も賃貸価格も高いんですよね。スペースも限られているし…。

また、家賃がかなり安いところには必ずと言っていいほど、安くする原因が隠れているんですよね。外国人だから気づかない治安の悪さや、衛生状態の悪さなど、引っ越してみて初めて気づいたというケースもあります。

賃貸物件も、安価な物件は間に不動産業者が入らずに、掲示板やネット広告を介して決まるので、「こんなはずじゃなかった…」というときに間に入る人がいなくて困るんですよね。入居時に消毒までされているキレイな日本の物件と比較するとびっくりするような状態なことも…。

職住接近、居住スペース、住宅の気密性なども気になりますね。

 

日本人が暮らしやすい環境とは?

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外国人として生活しやすい環境、日本人が住むならどんなところがよいのでしょうか。

欧米4カ国に住んだ経験から、次の8つのポイントが満たされている国だと暮らしやすいかな、と思います。

①  公用語に馴染みがある(ラクに使える言語が公用語)

②  生活利便性が高い

③  治安が良い

④  医療サービスが整っている

⑤  外国人受け入れに慣れている

⑥  日本人や日系企業が進出している

⑦  生活水準・教育水準が高い

⑧  日本との直行便が就航している

ひとつずつ見ていきましょう。

 

その国の言語が話せる

大人になってからの言語習得って、けっこうエネルギーがいります。第二外国語、第三外国語を一から学習しなくてはいけない国は、ちょっと大変。

英語がある程度わかる人なら、やはり英語圏が暮らしやすいでしょう。

英語圏以外でも、スイスやベルギー、オーストリア、デンマークなど国民の多くが英語を話す国もあります。

ただ、いくつになっても学ぶことは楽しいもの。

気力のある人は、未知の言語の国に行って一から学ぶのも面白いかもしれません。

 

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生活利便性が高い

日本は、至れり尽くせりのサービスのある国。

そのため、世界中どこに行っても、最初は「え、ここって不便…」と感じてしまうかも。

ましてや外国語の世界ですから。

前項でも紹介しましたが、公共のインフラが整っていて、交通の便もある程度よく、買いたいものが大体買える、という環境がラクですよ。

旅行ではなく、居住なので、長期的にストレスを感じずに住む環境が望ましいです。

治安が良い

世界から見ると、日本は最も治安の良い国の一つ。

民族間の紛争や内戦が続いている国、凶悪犯罪が頻繁に起きている国は、今も世界のあちこちにあるんですよね。

外国人として住む以上、さまざまな勝手が違うので不安はつきもの。

だから、少しでも安心して暮らせる治安が良い国、治安の良い街がいいですね。

医療サービスが整っている

こちらも前項でポイントとしてあげましたが、海外に住むなら医療サービスがきちんと整っている国がいいですよ。

先端医療も受けられるところがいいです。

社会保障制度の充実度も重要なポイントかと思います。

外国人受け入れに慣れている

駐在や留学、就職や結婚などで、流入してくる外国人が多いところだと「外国人慣れ」している人が多く、日本人もさほど違和感を感じずに暮らすことができます。

特に金銭的余裕をもってその国に住んでいる外国人は、現地の人たちにとってもプラス要素が多いため、みなさん友好的に扱ってくれます。

住むなら、外国人をポジティブに受け入れているところがいいですよ。

日本人が多く、日系企業が進出している

すでに日本人が多く住んでいて、日系企業も進出している都市は、利便性という面で暮らしやすいです。

日本食料品店や日本食レストランが身近にあるので生活しやすいんですよね。

なかには、日本風のベーカリーやケーキ屋さん、和菓子屋さんなどもあったり、日本語書籍を扱う書店も…。

また、こういった都市には日本人会、日本語補習校などもあって、横のつながりもできて心強いですよ。

現地の人たちの中にも、日本や日本人に馴染みのある人も多く、友達もできやすいかと思います。

生活水準・教育水準が高い

日本の一般の生活水準って、世界の基準にしたらかなり高いほうかと思います。

また、日本は教育水準も高いんですよね。高等教育機関への進学率も常に世界トップクラス。

同じような暮らしを望むなら、生活水準や教育水準の高い国を選ぶといいですよ。

日本との直行便が就航している

長く海外生活を続けるなら、日本へのアクセスが良いことも大切な条件ではないでしょうか。

以前、東京からチリ最南端へ旅したことがあったんですが、片道30時間でした。もしこんな遠距離に住むことになったら、そう簡単に日本には帰れないなあと思いましたね。

帰りたいなと思ったら、サクッと日本に到達できる直行便へのアクセスがあると理想的です。

人生の中では急を要する帰国ってあるものですから…。

 

暮らしてみてよかったのは?

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最後に、自分自身の海外生活を振り返ってみて、暮らしやすいと感じた街についてご紹介したいと思います。

イギリス、カナダ、アメリカ、フランスでそれぞれ暮らし、北欧でもなんども休暇を過ごしたこともあります。

広い世界の中で、エリアは限られていますが、いちばん暮らしやすかったのはカナダですね。

カナダの住みやすさとは?

カナダとひとことで言っても広大な国土。

おまけに、英語圏とフランス語圏があります。

私がコメントできるのは、オンタリオ州のトロントだけなんですが、次の3点を強く感じましたね。

カナダ(オンタリオ)が住みやすい理由

①  外国人だらけなので、気がラク

②  日本人多くて、便利

③  英語がわかりやすくて助かる

カナダは日本人向き?

世界の国の中でも、日本人がすんなり暮らしていけそうな国の一つがカナダじゃないでしょうか。

アメリカの陰に隠れて、印象が薄いと感じるかもしれませんが、まぎれもなく先進国。インフラも整っているし、文化水準も教育水準も高いです。

世界大学ランキングの上位にランクされる大学もいくつもあります。

そして、日系移民の先輩たちがしっかり日本の文化を根付かせてくれているんですよね。日系企業も、日系人経営の企業もあって、日本人でも働きやすい環境があります。

さらに、カナダ人はクリアでわかりやすい英語を話す人が多いのが定説。

 

▼ 日本人が暮らしやすい国カナダの生活の良いところを、文化面と生活面から、18のポイントでご紹介した記事はこちらから!

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まとめ

外国人として海外で暮らすなら、どんな国、どんな街がいいのでしょうか。この記事では、日本人が暮らしやすい海外の環境について、ご紹介しました。

海外でも心地よくラクに暮らしたいな、と思う日本人にとって考えたいポイントは次の 8つ。

  1. 言語(ラクに使える言語が公用語)
  2. 生活利便性
  3. 治安
  4. 医療サービス
  5. 外国人受け入れに慣れている
  6. 日本人や日系企業が進出している
  7. 生活水準・教育水準が高い
  8. 日本との直行便が就航している

これから海外移住を考えたいというとき、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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