英語で話す機会があった時、言いたいことが言えなくて、後になって「あのときこういえばよかった!」と悔しい思いをしたことがありませんか?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
言いたいことがとっさに言えなかった!この悔しさ、恥ずかしさ、すごーくよくわかります。
なんといっても、自分自身、何度も経験したことだし、今現在もフランス語ではほぼ毎日リアルタイムでこの悔しさを味わっていますから!
また、長年、英語を使う職場環境で働いていたので、周囲の同僚たちの苦労も見てきました。
目次
英語がとっさに出てこない!
英語のお悩みの「常連」
外国語を話す上での、お悩みNo.1。「いざとなると、とっさに言葉が出てこなくて、あとになって後悔する」。
かつて、一緒に働いていた同僚のAさんが、英語で悩んでいました。
英文のメールや企画書など、ごく普通に苦もなく読めて、会議でも外国人同僚の言っていることはだいたいわかる。
でも、話せない。
話そうと思うと、それだけで頭が真っ白になってしまって、パニックになってしまう。
後になって、「ああ、ああ言えばよかったんだ」と悔しく思う。
これはAさんだけの悩みではないと思います。
おそらく、日本中の大人の英語学習者の多くが抱えるジレンマではないでしょうか。
少なくとも現在の大人世代が受けてきた学校での英語教育は、会話するための語学教育ではありませんでしたよね。
文法を学び、英文学の訳し方(英文解釈)を学び、英作文を学びました。会話はほんの少し。
「書いて覚えなさーい!」と言われ、英単語やイディオム、たくさん書きませんでしたか??
書いて覚えるだけでは英語は話せない
しかしながら、英語は言語。人と人とが理解し合うためのコミュニケーションツール。文書だけじゃなく、聞いて、話せなきゃ意味がないわけです。
それなのに、「書いて覚えなさい」世代は、書いてないと理解できないようにプログラムされてしまっているかのように、いざ話せと言われても貝になるしかない。。。
どうすればよいのでしょうか。
英語のその悩み、乗り越える方法は?
英語の会話の中で、言いたいことをちゃんと伝えられるようになるためには、もちろん文法の基礎がしっかりわかっていることや、語彙や言い回しをたくさん理解していることが重要です。
でも、知識を豊富に蓄えるだけでなく、やはり実践で力を養うことが大切だと思います。
仕事でもそうでしょう?
超難関校を卒業して、理論はばっちり学習してきたはずの人材が、「実践では頭でっかちで役に立ちませ〜ん」なんていうことがよくあります。
転職の時だって、やはり学歴以上に実務経験がモノを言います。即戦力になりますから。
英語の会話も同様ですよね。
もう前線も前線、最前線で戦うのと同じ。上手に会話をするには、ある意味、「その言語を使いこなす機動力と瞬発力」が必要です。
そのためには次の3つのトレーニングをしましょう。
解決法① たくさん恥をかく覚悟を決める。
いいじゃないですか、下手だって!生まれも育ちも日本人なんだから。
子供の頃から英語圏で育った人以外、英語の音を100%キャッチできる英語耳なわけじゃないし、舌の筋肉だって「日本語用」にフィクスされているんですから、発音が日本語なまりで当然です。
解決法② 場数をこなす。
言いたいことが外国語でサクッと言えるようになるためには、なんといっても場数をこなすことが大切だと思います。
この点で、「毎日、英語で話さなくてはいけない」職場で働いていると上達が早いですよね。
自分自身を振り返るに、一番英語が伸びた時期は、カナダで就職した当初だと思います。
現地の同僚と仕事をし、来る日も来る日も担当する顧客とやりとりをしなくてはならず、「へただから恥ずかし〜」なんて言っている余裕はありませんでした。
顧客の言い分がわからないときは、わかるまで聞き、逆にいろいろ教えていただいたりもしました。
一方で、夫とともに暮らす現在のフランス語圏の生活では、子育て中心なので、暮らし一般に使うフランス語は困らないけれど、ガンガン会話できるほどには到達できないでいます。すごいジレンマ。
追い込まれていない、のんき生活がいけないんでしょうね。
解決法③ 間違ってもいいからとにかく伝える。
現地企業で働く友人が言っていました。
「もう下手だからなんて言ってられないの。間違ってもいいから、自分の言い分をとにかく伝えようと必死で話しているうちに、自分で言うのもなんだけど、すごく言葉は上達したと思う!」
その通りですよね。
言葉は思いを伝えるもの。間違ったら恥ずかしいなんて言っていないで、とにかく伝える努力をすれば、上達していくはずですよね。
ネイティブスピーカーからすれば、自分の母語を一生懸命勉強し、頑張って話そうと思っている人と接するのはうれしいことだと思うんです(時々、馬鹿にする人もいますが、その人はその程度の人だとあきらめましょう。気にしない、気にしない!)。
実際に、家人や友人が一生懸命に日本語でコミュニケートしようとしてくれているのはとても励みになっています。うれしいです。
だから、英語が母語のネイティブスピーカーだって、一生懸命話している日本人の私たちの話を理解しようと努力してくれるはず。
そして、間違っていたら訂正してくれるかもしれないし、うまい言い方を教えてくれるかもしれません。
そうやって筆者も、英語を母語とするたくさんの友人や同僚たちに生きた英語の言い回しを教えてもらってきました。
まとめ
英語がとっさに出てこない、うまく話せない悩みを解決する3つの方法をご紹介しました。
ただ、この3つのトレーニング、ゆる〜く気が向いた時にやっているといつまでも英語は上達しないと思います。
「鉄は熱いうちに打て!」、できるなら集中的にガンガンがんばったほうが効果があがるはずです。
ある程度英語を勉強してきた人なら、可能であれば、お金はかかりますが、英会話集中コースなどを取ると一気に伸びると思いますよ。
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