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【初めての海外一人旅】ソロ旅好きの準備術と女性におすすめのヨーロッパ旅5選

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画像ファイル海外旅行に行きたいけど、ちょうどいいタイミングで一緒にいける友達がいないんですよね。

このさい、一人旅に挑戦すべきか悩んでいます…。

 

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

一人旅をする女性がどんどん増えています。

自分なりの予定が立てられて、自由に動ける身軽さが一人旅の1番の魅力でしょう。

友達との旅も楽しいけれど、休みが合わない、予算が合わない、家族の都合…などで、なかなか女友達との旅を計画するのは難しいものですよね。

海外にも行きたいけれど、さすがに海外一人旅は不安…という人も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、海外一人旅に初めて挑戦したい人のために、

 女性一人で安全に海外旅行するコツ

 一人で海外旅行を楽しむコツ

 女性一人旅におすすめの旅行先

をご紹介します。

 

元・海外一人旅リピーターの筆者としては、

行ける予算と時間があるなら、海外一人旅はメリットが多いので行ってみるべき

と思うので、お読みいただけるとうれしいです!

 

初めての海外一人旅はみんな不安

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国内・海外出張もわりと頻繁にあり、プライベートでも毎年必ず数回は海外一人旅をしていた筆者。

「旅慣れた人」のはずですが、それでも毎回、飛行機に乗ったあとに「一人で大丈夫かな?」とちょっと不安になっていました。

あそこにいきたい、あれが見たいという好奇心が不安より強かったという…。

 

海外で行きたいところがあるけど、ちょうど一緒に行ける人がいない…
じゃあ、一人で行ったらいいじゃない?
さすがに海外一人旅は不安です。1週間も2週間も一人でしょ?
まあそれはそうだけど、一人旅ならではの楽しみも多いよ

 

海外一人旅が不安な理由

一人旅の不安には、「経験したことがないための不安」と「経験したからこその不安」のふた通りがあります。

 

経験したことがないための不安

● 何かあった時にどうしたらいいの…?

● 航空券や鉄道パス、ホテルなど全部一人で手配できる?

● 一人で寂しくならない?

● 一人旅って人目が気になる…。

 

経験したからこその不安

 機内預け荷物、最終目的地でちゃんと受け取れるかな?

 飛行機が遅れて乗り継ぎできなかったらどうしよう!

 予約したホテル、本当に安全で快適?

 夕食を毎晩一人で食べるのは辛いな。

 

まだ一人旅をしたことがない人は、様子がわからないがために心配になりますよね。

でも、リピーターも知っているからこそ、いろいろな心配が頭に浮かぶんです。

とくに、周遊の旅なのに飛行機に預けた荷物が届かなかった…なんて時は焦ります。

最終的には何とかなることが多いですが、ハプニングが良い経験だったと笑えるのはずっと後のこと。

 

▼  一人旅にありがちな不安と、その解消法をご紹介した記事はこちらから!>> 【一人旅が不安?】旅慣れた人も心がけている、旅を楽しむ不安解消法

 

海外一人旅の不安を軽減するには?

簡単に言ってしまうと、不安を軽くするには2つのポイントがあります。

ひとつは、準備をしっかりすることで、

もうひとつは、腹をくくることです。

無責任なようですが、行くと決めたら、あれこれ悩まずに腹をくくることも大切なんです。

行ってみなきゃわからないじゃないですか。

 

でも、やみくもに行ってしまうのではなくて、一人旅ならではの準備もしておきましょう。

安全な旅のため、そして旅を楽しむための準備です。

詳しくは、次の項でご説明します。

 

▼ 国内・海外一人旅リピーターが、一人旅で得られるかけがえのない経験をたっぷりご紹介します>>  【一人旅で得たもの!】海外一人旅リピーターが伝えたい旅の価値とは?

 

▼ 自分をのびのび楽しむ旅、女子一人旅の楽しみ方のヒントとは?>> 【女性一人旅の楽しみ方】8つのポイントで自分だけの自由な旅を!

 

女性海外一人旅の安全12のコツ

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ここからは、女性が安全に一人で海外旅行をするためのコツを12のポイントでご紹介していきます。

  1. 治安の良いところを選ぶ
  2. 日本からのアクセスの良いところを選ぶ
  3. 日本からの旅行者が多いところを選ぶ
  4. 公共交通機関が発達しているエリアを選ぶ
  5. 衛生状態の良いところを選ぶ
  6. 宿泊予約は出発前に
  7. 海外WiFiは出発前に
  8. 旅行保険に加入しておく
  9. 夜間の街歩きを避ける
  10. 旅の計画をしっかり立てる
  11. 連絡・サポートリストを作っておく
  12. SNSに注意!

 

治安の良いところを行き先に選ぶ

初めての海外一人旅、しかも女性の場合、まずは治安の良いところを目的地に選ぶことが大切。

「どうしても行ってみたいところがある!」

という気持ちもわかりますが、一人旅は慎重であるべきです。

 

どんなところが「治安が安定しているのか?」については、ごく大雑把にいうと

「日本人が多く暮らしていたり、旅行者として訪れているところ」

が比較的治安がいいところでしょう。

日系企業がたくさん進出していて、日本人留学生も多いところは「日本人が暮らしやすいしるし」と言えると思います。

画像ファイル外務省では海外安全情報を発信しています。

無料メール配信サービス『たびレジ』が便利!

目的地が決まったら、この『たびレジ』に登録しておくと、現地の安全情報が随時送られてきます。

外務省『たびレジ』をチェックする>>

https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_campaign/

 

日本からのアクセスの良いところを選ぶ

初めての一人旅なら、日本からのアクセスの良いところを選ぶのも手。

最終目的地の空港までの直行便がおすすめです。

なぜか?

それは、体がラクという面もありますが、それよりもメンタル的にラクだからです。

慣れた旅行者でもストレスに感じるのが飛行機の乗り継ぎ。

海外の巨大空港の乗り継ぎは、歩く距離も長いし、ターミナルがいくつもあって複雑なんですよね。

飛行機の遅延で乗り継ぎ便に乗れなかった…などのトラブルもありがち。

 

そして乗り継ぎが複数回あると、預けた荷物が届かない「ロストラゲージ」も起こりがちになるんです。

 

短期間の旅行で、空港で荷物が受け取れないとすごいストレスになります。

特に、目的地の空港から現地で周遊する予定の場合は、

「荷物、いつ、どこで受け取れる?」とハラハラ。

結局、日本に戻ってから自宅に荷物が送られてきた…という泣きたくなるような話も。

直行便の場合、乗り継ぎ便の不安がないですし、ロストラゲージの確率も大幅に少なくなります。

気持ちがとってもラクです。

(*現実に、荷物が完全になくなるということはほとんどないそうで、いずれは遅れて届け先に送られてきます。でも、旅行で移動中は受け取りの手配が大変…)

< 機内持ち込み手荷物に入れておきたい必須アイテム!>

貴重品やパソコン・タブレットなどの電子機器はもちろんですが、そのほかに機内持ち込み手荷物に入れておきたいものとは…?

  • 1日分の着替え(Tシャツ&レギンスなどのくつろぎウェアもあるとベター)
  • スキンケア&メイクアイテム
  • 常備薬(痛み止めや胃薬など)
  • 生理用品
  • コンタクト使用の人はスペアのレンズ

*これらを手荷物に入れておくと、万一のロストラゲージ(遅延も)にも少し安心です。

 

日本からの旅行者が多いところを選ぶ

「治安の良いところ」でもお伝えしましたが、初めての一人旅が不安…という場合は、日本からの旅行者が多いところがおすすめです。

ホテルも日本人をしょっちゅう受け入れているので慣れているし、街の人の中にも親日派の人が多いですよ。

 

また、日本料理店や日本食材店などもあるので、日本が恋しくなった時に心強いかと思います。

日系の旅行代理店が進出している都市なら、現地ツアーも運営していたり、航空券の変更などの急な事態にも対応してくれるところが多いかと思います。

日本からの旅行者が多いということは、日本人が旅をしやすい環境だということでもありますよね。

 

公共交通機関が発達しているエリアを選ぶ

海外を一人で旅していて不安を感じることの一つが、交通の問題。

筆者の場合は、中世イギリスの歴史的建造物ファンなので、イギリス旅を繰り返していました。

イギリスは鉄道発祥の地でもあり、鉄道網がかなり緻密に全国を網羅していて、旅はしやすい国。

主要路線には高速鉄道が走り、列車の乗り心地もいいですし、本数も多いです。

ただ、「古城」と呼ばれるものの多くは、鉄道では行けない辺鄙な地にあるんですね。

イギリスでレンタカーを乗り回すほどには運転に自信がなかったので、辺境の地への電車とバスの乗り継ぎには悩まされました。

 

観光立国であるスイスにも何度も足を運びましたが、スイスの公共交通機関はイギリスよりさらに快適で、時間に正確。

スイスでは「いかにも日本人観光客が行きそうな場所」ばかり訪れたのもあって、公共交通機関での移動がラクでしたね。

女性一人旅なら、安全性も考えて公共交通機関が発達しているエリアを選ぶことをおすすめします。

 

衛生状態の良いところを選ぶ

なにしろ自分の健康だけが頼りの一人旅。

途中で病気や怪我をしないように注意が必要です。

そのためにも、衛生状態の良い国やエリアを選びましょう。

 

海外だとトイレ、シャワー、お風呂など、「え?これを使うの?」とびっくりするような状況もあり得るんですよね。

特に公衆トイレには、おもわず「無理!」と言いたくなるようなものも存在します。

水道水が飲めるかどうか、国やエリアによっても違うんですが、歯磨きにすらボトルウォーターが必要なところもあるんですよ。

 

宿泊予約は出発前に

ホテルや民宿など、ゆったり吟味できる出発前に予約を済ませておきましょう。

「鉄道パスを買って、風の向くまま気の向くまま」という旅も楽しいんですが、一人旅ビギナーなら事前に計画を立てておいた方が無難です。

筆者も、本当に寅さんみたいな旅をしたこともあるんですが、天気が悪い時に限って泊まる宿が全然見つからない…ということも経験しました。

(最終的には宿を見つけましたが、予算を大きく上回った上に、歩き回ってずぶ濡れ…)

少なくとも到着日は絶対に予約しておきましょう!

 

海外WiFiは出発前に準備

いまどき、どこでもフリーWiFi あるんじゃないですか?
確かに、WiFiに接続できるところは多いですが、街中をあるいているときとか、移動中とかインターネット使いたいでしょ?
スマホって海外じゃ使えないの?
使えるけど、日本経由での利用だとかなりの通信料がかかると思うな

 

「今どき、フリーWiFiなんてどこでもあるんじゃないの?」

と思われるかもしれませんね。

確かに空港やホテルやカフェ、ショッピングモールなどでは、WiFi が使えるところが多いです。

でも旅行中ずっとフリーWiFiが使える環境にいるわけではないんですよね。

旅先では、ネットで検索したり、チケットを買ったり、地図をチェックしたりすることが多いと思います。

わからない言葉を翻訳することだってあるかもしれません。

そういう時に、いつでも使えるポケットWiFiを持っていると心強いですよ。

 

海外到着時に、空港で現地のSIMカードを購入するという手もあります。

「現地でSIMカード買うのはちょっと不安…」という人は、日本出発前に、海外用のポケットWiFiをレンタルしておくといいと思います。

それから、予備の携帯用バッテリーもお忘れなく!

 

▶︎▶︎ 海外一人旅? 「いつでもつながるネット環境」が安心ですよ!

海外一人旅、非日常時間を満喫するには最高です。

でも、女性の一人旅は不安なこともたくさん。情報検索したり、メールやメッセージの送受信や、ナビに不可欠なのはインターネットですよね。

一人旅なら、必要なときにいつでもネットに繋がるようにしておきたいもの。

空港・カフェ・レストランやホテルなど、無料で接続できるWi-Fiも多いのですが、けっこうデメリットもあります。

安全性が心配、速度が安定していない、そもそも必要な時に必ず使えるわけじゃない!…など、無料Wi-Fiだけだと限界がありがち。

安定した速度で安全に接続したいなら、海外用レンタルWi-Fi を出発前に借りておきましょう。

コンビニでも受け取れるグローバルWiFiがおすすめです。

海外Wi-Fiレンタル 「グローバルWiFi」公式サイト>>海外パケット定額
グローバルWiFi

サポートも充実していて、電話・メールだけでなく、SkypeやLINEでもOK。もちろん24時間サポートを受けられます。これは海外旅行者にとっては重要ポイントですよね!


 

旅行保険に加入しておく

渡航先での怪我や病気。

注意していても、避けられないことってあるんですよね。

もし、旅行中に入院、なんてことになると多額の医療費がかかるんです。

「転ばぬ先の杖」なので、旅行保険は絶対に加入しておくべきだと思います。

 

手持ちのクレジットカードに付帯されている旅行保険もありますよね。

これ、条件をしっかり確認しましょう。

クレジットカードが旅行保険付きだから私は安心でーす!
本当かな?条件確認したことある?
え、条件?
そう。旅行代金をそのカードで払った時だけ補償される保険もありますよ。それから、入院時の補償金額も少なすぎて現実的じゃない場合も…。
し、知らなかった〜。

 

また、渡航地での日本語サポートがある保険が安心ですよ!

 

夜間の街歩きを避ける

夜遅くなってからの一人歩き、慣れている人も多いかと思います。

仕事が遅くなったり、飲み会があったりで、深夜以降に最寄駅から一人で歩いて帰る女性も多い日本。

これ、世界的に見たら例外中の例外と言っていいかもしれませんよ。

 

昼間は安全そうに見える都市でも、夜になると全然安全じゃないところがほとんど。

ヨーロッパの都市の多くは、夜間の女性一人歩きはとても危険。

日が暮れたらできるだけ一人歩きは避けた方が無難なんです。

 

夕食を食べに出かける場合でも、ホテル周辺やホテル内で済ませたほうが安心ですよ。

 

旅の計画をしっかり立てる

一人旅を安心して楽しむために、旅の計画はしっかり事前に立てておきましょう

どういう手段で移動し、どこに泊まるか。

どんな見どころがあって、そこにはどうやって行くのか。

 

交通手段も、単に交通網をチェックしておくだけでなく、旅行する時期の運行ダイヤも調べておきましょう。

季節や曜日によっては運転本数が激減したり運休だったりということも多いです。

 

また、地方では「日本の都市生活者には想像できないような」運行ダイヤもあります。

1日にバスが数本で、終バスが午後3時

とか

土日は運休

と言った具合に…。

 

下調べは入念にしておきましょう!

 

連絡・サポートリストを作っておく

出発前に、連絡リストを作っておくこともおすすめです。

自分の持参用と、留守家族(友達)用のものがあると良いかと思います。

 

自分の持参用には次のような情報をメモしておきましょう。

< 自分用の連絡先リスト >

  • 航空会社の連絡先
  • 保険会社の連絡先
  • 宿泊先ホテルの住所と電話番号、ホームページのアドレス
  • クレジットカード会社の連絡先
  • 滞在予定国と都市の最寄りの在外公館の連絡先
  • もし渡航先に友達や親戚がいる場合は、その連絡先

 

留守家族や、万一の時に頼める友達ようには、次のような情報を伝えておきましょう。

< 留守家族や親しい友達に預ける情報 >

  • 旅行スケジュール(飛行機のフライト番号も)
  • 宿泊先ホテルの住所と電話番号、ホームページのアドレス
  • 保険会社の連絡先
  • 滞在予定国と都市の最寄りの在外公館の連絡先

 

自分が持参するリストは、スマホやPC上だけでなく紙に印刷したものも用意したほうがいざという時に便利です。

(スマホやPCが壊れた、盗まれたなどという不測の事態に備えて…)

 

SNSに注意!

海外旅行中の危険から身を守るためには、不用意にSNSにアップしないようにしましょう。

現在地がわかるような写真や動画を不特定多数の人に配信してしまうと、思わぬ犯罪に巻き込まれる可能性もあります。

え、そこまで注意しないといけないの?
長期で留守にしていることをSNSで公開したために空き巣被害にあった人も。
こわーい

 

滞在先の写真をリアルタイムで載せるのも、実は危険なことも…。インスタ映えの写真などは、時間や日付をずらしてアップする方が安全だそうです

素敵な写真をすぐに公開したい気持ちはわかりますが、個人を特定されないようご注意を!

 

▼ 一人旅をしてみたい女性に必要なのは、ちょっとだけ勇気を出すこと>> 【女性一人旅したい?】勇気を出して旅立つための一人旅のヒント集

 

女性海外一人旅を楽しむコツ

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ではここからは、一人旅を「楽しむ」ためのコツをいくつかご紹介していきましょう。

女性の海外一人旅というと、

なんか危険…

寂しそう…

など、わりとネガティブなイメージもついてまわります。

でも、一度体験するとハマってしまう人も多いんですよね。

一人旅の楽しみ方を知って、ぜひぜひ思い出に残る旅にしていただきたいと思います。

 

< 女性海外一人旅を楽しむコツ >

  1. こだわりを追求する
  2. 一人を満喫する
  3. 日程のメリハリをつける(活動日、のんびり日)
  4. 公共交通機関を使い倒す
  5. 現地ツアーもおすすめ
  6. レストランはランチがおすすめ
  7. 意外な盲点トイレ対策

 

こだわりを追求する

団体旅行に参加したり、友達との旅行を経験した人なら、その「ちょっと困る点」を思い出すことができるかもしれませんね。

人と一緒の旅行では、自分のこだわりだけを押し通すことができません

 

例えば、博物館に行くとしますよね。

何年も前から「一度は行ってみたい」と思っていた場所でも、旅の仲間たちとは温度差があることも多いのが現実。

自分はじっくり1日かけて見学したくても、なかなか思い通りにはいかないもの。

 

こだわりの旅先や目的がある人こそ、一人旅です!

 

筆者は前述したように、イギリス中世の歴史的建造物を見て回るのが大好き。

辺鄙な地にあればあるほど魅力を感じてしまうんですね。

そして、「行きたい!」と思い立ったら、時間を調整して旅立ってしまうほうです。

これ、仲間を探していたら実現が難しいんです。

 

一人を満喫する

「一人じゃ寂しくて旅行なんて無理!」という意見も多いでしょう。

でも逆に、現実の生活では一人きりになるって意外と難しくないですか?

独身で一人暮らしをしていても、仕事や家族、友達との付き合いなどで「完全一人で1週間」とか、難しいことですよね。

 

海外一人旅にせっかく出かけるのだから、一人であることを満喫するよう心をシフトしましょう。

● 何を食べても自由、どこをどれだけ時間かけて見学しようが自由!

● 昼下がりのカフェで、本を読んだり、旅日記を書いたり。

● 初めて訪れる街の古いお城の庭でピクニックしたり。

 

一人旅は、真っ白なキャンバスを持って絵を描き始めるのと同じ。

全部、自分色に染められます。

 

日程のメリハリをつける

せっかくの海外、せっかくの休みなので、朝から晩までとにかく動き回りたいという人もいるでしょう。

でも、一人旅では極限までの無理は禁物かと思います。

楽しい旅にするためには、日程のメリハリをつけることも必要。

バッチリ動き回る日と、ちょっとゆっくり、「そこにいる自分の時間」を楽しむ日を作るといいでしょう。

たくさん海外一人旅をしましたが、なぜかずっと後まで心に残っているのは、「時間を忘れてその場所を楽しんだ日」ばかりなんですよね。

 

公共交通機関を使い倒す

海外一人旅を考えている人なら、「鉄道パス」のことを調べていらっしゃるかもしれません。

外国人旅行者のための乗り放題パスです。

有名なのはユーレイルパス。

イギリスを含むヨーロッパ諸国にトルコを含めた33カ国の鉄道が、一定期間乗り放題となる鉄道パスです。

そのほかにも、スイスやイギリスなどでは、その国内のみの鉄道パスもあります。

これらのパスは、非居住者対象なので日本出発前に忘れずに購入しておきましょう。

また、都市ごとに「地下鉄バス1日券」のようなものもあるので、事前に調べておくといいと思います。

 

乗り放題パスの利点は、利用すればするほど経済的なこと。

価格自体は安くはないんですが、長距離特急も利用可能。

筆者はイギリスのブリットレイルパスやスイスパスを何度も利用していますが、次のようなことも可能になります。

 

< ブリットレイルパスの例 >

ロンドンに滞在。

ブリットレイルパスの2等4日間(¥33,700)を購入。

4日間の有効期間に集中的に地方へ足を伸ばします。

 

< イギリスで実際にやってみた1日旅 >

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スコットランドのエジンバラを訪ねてみたいな、とふと思い立ち1日ロンドン⇄スコットランド往復の弾丸旅を決行。

 

午前7時の列車でロンドンを出発。

⬇︎

エジンバラには11時20分に到着。

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特急電車内でサンドイッチで早めのお昼。

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エジンバラ城を見学。

⬇︎

旧市街のティールームでアフタヌーンティー。

⬇︎

旧市街を散歩。

⬇︎

17時30分の列車でエジンバラを出発し、ロンドンに戻る。夕食は、エジンバラ旧市街で買ったミートパイやヨーグルトを車内で。

 

ロンドン・エジンバラ間を普通に往復チケットを購入すると4万円近い料金になるので、この弾丸旅1回でブリットレイルパス4日間の元は取れちゃいますね。

 

よくやったのが、思い立ったら地方へ特急で…という旅です。

イギリスって鉄道から見える景色が絶景、というところが多いんですよね。

(車で旅していると、「どこにでもある高速道路の景色」しか思い出に残らない…)

鉄道の旅は、ただ乗っているだけで、田園風景や丘の上の古城、荒々しい北の山地、海の絶景などが楽しめちゃうんです。

女性一人旅なら、パスを買って公共交通機関を楽しみましょう!

 

現地ツアーもおすすめ

現地ツアーも、自分だけでは行けないところに連れて行ってくれるのでおすすめです。

言葉が不安…という人は、日系旅行社が主催しているツアーなら安心。

ツアーで一緒になった人とのおしゃべりも楽しみの一つかもしれません。

現地に着いてからツアー会社を調べるというよりも、出発前に旅行ガイドやインターネットで情報を収集しておくといいですよ。

事前に予約が必要なものもあるので、そこは要チェックです。

 

レストランはランチがおすすめ

女性の一人旅、たぶん多くのリピーターが「一人旅の、これは苦手…」と感じる点が、食事でしょう。

何度も旅をしているベテランでも、なかなか堂々と夜のレストランには行けなかったりするかもしれません。

とくに、ヨーロッパでは「おひとりさまレストラン」は敷居が高いもの。

レストランは、カップルやグループで行くもの、というのが一般的。

グルメガイドに紹介される高級店なら尚更かもしれませんね。

 

それでも、美味しいレストランで洗練された食事も楽しみたい…という場合。

おすすめはランチタイムです。

お昼時なら、出張のビジネスマンなど、一人で食事をする人も多いので、ちょっと気が楽。

< レストランに行くなら、ちょっとだけおしゃれを! >

 

カフェではなく、ちゃんとしたレストランで食事を…というとき。

ジーンズにスニーカー、ではなくちょっとだけおしゃれして行くといいですよ。

きちんとした服装であれば、周りの目も気になりにくいんですね、なぜか…。

そして、お店側の対応も違ってくることも多いです。

 

▼ 一人旅リピーターも気にしてしまう旅のおひとりさまごはん。どうすればいい?> 【一人旅の食事、やっぱり恥ずかしい?】こうすれば気楽に楽しめます!

 

意外な盲点トイレ対策

日本ほどトイレに困らない国はないかもしれません。

まちなかなら、どこに行っても「トイレがなくて困った!」ということはないですよね。

しかも、衛生的。

 

ヨーロッパでは、びっくりするほどトイレが少ないです。

公衆トイレも少ないし、壊れていて使えなかったり、怖いくらい不潔だったり。

小さい駅には、トイレがないところも多いですよ。

「行きたい時に必ずトイレが見つかるとは限らない」と知っておくといいでしょう。

コツは、「必ずトイレがある場所」をチェックしておくことと、博物館やカフェなど立ち寄った場所でトイレに行っておくことです。

 

▼ 女性の海外一人旅、実際に困る人が多いトイレのこと。一人旅のトイレの知恵!>> 【女性一人旅】けっこう困る海外旅行のトイレ事情と安心の対策とは?

 

初めての海外一人旅におすすめの行き先(ヨーロッパ)

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これから、初めての海外一人旅を計画しようと思っているかたに、ご参考までに「女性が一人で旅をしやすいヨーロッパの国(都市)」を5つご紹介します。

 

選択のベースになっているのは、

 自分が一人で旅してみて、楽しかったところやラクに過ごせたところ

 英語が通じやすいところ

 公共交通機関が発達している

 治安が(比較的)良いところ

 旅行者(とくに日本人)が多いところ

です。

イギリス

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ヨーロッパの中で、わたしたち日本人がもっともアプローチしやすいのがイギリスだと個人的に思っています。

言わずと知れた英語圏ですし、「日本人に馴染みのある外国」。

日本からロンドンへの直行便も、毎日飛んでいます(ブリティッシュエアウェイズ、日本航空、全日空)。

 

公共交通機関も、さすが鉄道発祥の地、鉄道網が全国を網羅していて旅がしやすいんですね。

イギリスは歴史と伝統の国だけあって、見どころがたくさんあります。

大英博物館やナショナルギャラリーなど、美術館や博物館も多いのですが、イギリスのスゴいところはこれらが入館無料ということ。

エジプトのミイラや、数々の名作絵画もタダで見学できちゃいます。

そして、B&B(ベッドアンドブレックファースト)が全国どこに行っても簡単に見つかるし、格安ホテルチェーンも多いので旅行者には安心。

さらに、(とくに田舎に行くと)人が親切で居心地がいいです。

 

スイス

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観光立国スイス。

公用語はドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語ですが、多くの人が英語を話します。

世界中から観光客が集まる国なので、旅行しやすいようインフラが整っていると思います(フランスに住んでいてスイスを旅すると、その差異に「本当に隣の国かい?」と思うほど違います)。

鉄道は清潔で正確ですし、山岳鉄道や郵便バスがあらゆる地点を網羅しているので移動もしやすいですよ。

大都市の一部エリアを除けば、治安もいいようで、女性の一人旅も結構見かけます。

 

オーストリア

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音楽の都ウィーンが有名ですが、オーストリアはアルプス山脈の東側を抱えた風光明媚な国。

ウィーン、ザルツブルグといった歴史や文化に彩られた都市での滞在も楽しいし、登山やスキーも楽しめます。

一人で旅しても交通面で困らないし、人々も親切。

食事に関しても、レストランでいただく「おひとりさま夕ごはん」がわりと気にならなかった国でもあります。

旅しやすい国だなという印象を持ちましたね。

 

ブリュッセル(ベルギー)

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EU政府のお膝元、ブリュッセル。

ヨーロッパ中から人が集まる都市でもあります。

公用語はフランス語とフラマン語ですが、フランスよりずっと英語が通じますよ。

ベルギーといえば、ビールとチョコレートが有名ですよね。

でもそれだけじゃなくて、庶民的な店から洗練されたレストランも数多く、グルメな旅も楽しめます。

世界遺産に登録された「世界で最も美しい広場」として有名なグランプラスは、中世の時代にタイムスリップしたかのよう。

また、個性的な美術館や博物館も見逃せません。

 

ブリュッセルには日本からの直行便もありますが、パリやアムステルダムからもアクセス良好です。

 

フランス

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5つめはフランスです。

英語が通じない国として有名ですが、パリや大都市では最近けっこう英語を話す人が増えています。

若い世代の間では「英語はやっぱり話せないとねえ」という風潮のよう。

日本からのアクセスがよく、世界中から観光客が集まる国フランスは、旅行しやすい国と言えるでしょう。

宗教建築をはじめとする歴史的建造物の宝庫でもあり、自然も豊か。

さらに、ルーブル美術館やオルセー美術館など世界に名だたる美術品を見ることもできます。

美食の国でもあるので、グルメにとっては夢のような旅になるかもしれません。

 

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まとめ

自由に、自分のペースで旅を楽しむなら、やっぱり一人旅。海外はちょっとハードルが高く感じられるかもしれませんが、きちんと準備していけばきっと楽しい旅になるはず。

海外一人旅リピーターが女性に多いのは、それだけ充実した時間が持てるからです。

勇気を出して、計画を始めてみませんか!

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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