海外で暮らし始めた。
思ったよりも毎日しんどい。
私だけだろうか?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
海外生活って意外にストレスが多いものです。
みんな楽しんでいるように見えるけど、どうやってストレスを乗り越えているんだろう、そう思ったことはありませんか?
今回は、海外生活を楽しめる人、楽しめない人という切り口から、「海外生活を満喫するためのヒント」を考えていきたいと思います。
目次
海外生活は楽しいばかりではない
外国に暮らすというと、「いいねえ、優雅で」とか「楽しいだろうね〜」などというコメントをもらったことはありませんか?
でも、本当にそうかというと、どちらかというと反対で意外としんどかったりしませんか?
海外生活、いろいろ面倒です
自分の国を離れて暮らすって、けっこう面倒なことが多いものです。
滞在許可が必要
まず、その最たるものが「滞在するための書類」。
学生なら「学生ビザ」を申請して許可をもらう必要があります。会社員の駐在なら「就労ビザ」ですが、会社側が手配してくれることが多いかと思います。
結婚したなら自動的に住めるか、というとそれもちょっと違います。ちゃんと永住ビザを申請した上、審査を通ったうえで許可証を受けられます。
時間も、お金も、手間も、そして語学力も必要だったりします。
移民局の係官に邪険に扱われて凹んだりもしますよ。
運転免許、社会保険などの手続きも必要
「移住」となると、現地での運転免許取得も必要になる場合が多いかと思います。
なんだか面倒くさかった(詳細は忘れました)思い出があります。
日本の免許証取り上げになって、、、再申請して、などお金と手間がかかりましたね。
やっぱり日本の常識は通じない
時間通りに物事が進まない、修理などの約束の時間に誰もこない、などよくあります。
そもそも、機械類を修理に出しても「うんともすんとも言ってこない」こともあり、結構イライラする場面は多いかと思います。
しかも、外国語。
ちょこっとコンビニ、さくっと宅配便、の便利さに慣れてしまっている私たち日本人には「びっくりの不便さ」を感じることがしばしばですね。
しょせん、外国人(アウェー)です
日本人が集まると、現地のサービスの悪さについての話題で盛り上がることってよくあります。
でも、しょせん、私たち日本人は外国では「外国人」です。
邪険にされても、馬鹿にされても、やっぱりアウェーの身分。それはきっと生涯変わらないことだと思いますね。
海外生活を楽しめる人とは?
せっかく外国に住む機会を持てたのですから、やはり暮らしを楽しみたいですよね。
海外生活を楽しめる人の特徴について考えてみました。
物事を柔軟に考えられる人
「郷に入れば郷に従え」と言いますよね。
その通りで、その場その場で「あ、それもいいじゃない!」と考えられる人は、どこに行っても強いと思います。
新しいこと、不慣れなことにストレスを感じない人は、海外生活を満喫できるでしょう。
好奇心旺盛な人
なんでも面白がれる人、いろいろなことを知りたがる人も、海外生活に向いていると思います。
国や地域によって、人種や宗教によって、暮らしの習慣は大いに違うものですよね。それだけでなく、家の作りや町の作り、建築物なども、歴史や文化の違いを感じるものです。
「あ、それ面白そう!」と楽しめると海外生活はラクですね。
楽天的な人
予定通りに物事が進まない場合も多い海外生活。失敗することだって、恥をかくことだって沢山あります。
「まあなんとかなるさ」と思えるかどうか、ここも大切。
楽天的な人は海外生活に向いていると思います。
人づきあいが好きな人
現地に溶け込んで暮らしていくと楽しみもたくさんでてきますよね。
「孤独を愛する」スナフキンのような旅人は別として、地元に根付いて暮らしていこうというのであれば、やはり人づきあいが好きな人は新しい土地での基盤作りも上手です。
おしゃべり好きな人
語学上達の一番の極意は、「おしゃべり」かと思います。
おしゃべり好きな人って、とにかく言葉を習得するのが早いです。失敗を恐れずどんどんトライしていくことによって、場数も踏めるし自信も出てくる。
現地語ができるとやはり暮らしは楽しくなりますよね。
フットワークが軽い人
「人づきあいが好きな人」に通ずるポイントですが、あまりあれこれ悩んでないでさっさと行動してしまう人は、海外生活も楽しめるようです。
「何か面白いことないかなあ」ではなく、街のイベント情報をこまめにチェックして出かけていく。出かけるだけでなく、ボランティアまでしてしまう。
こういうタイプの人は、はたから見ていても楽しそうですよ。
現地語ができる人
やはり、言葉に強い人は、現地の暮らしにも強いです。
これは断言できます。
海外生活を楽しめない人とは?
では、逆に「海外生活がつらく」なってしまうタイプの人って、特徴があるのでしょうか?
真面目すぎる人
真面目なのは決して悪いことではなく、美徳の一つですよね。
ただ、あまり真面目に考えすぎると「日本の常識」では通用しないシーンが多いので、疲れてしまうと思うのです。
適度にゆるく考えられる方がラクです。
悲観的な人
物事を悪いほうへ悪いほうへと考えてしまうと、海外生活はとてもつらいものになってしまうかと思います。
これは、自分がそのドツボにはまった経験があるので、よくわかります。
連続してうまくいかないことがあった時、「次はがんばろ」と思えるか、「また何か良くないことがあるんじゃないかなあ」と落ち込むか。後者だとつらいですよね。
批判好きな人
これは、典型的な「海外を楽しまないためのコツ」ですね(笑)。
なぜか、日本人が集まると必ずと言っていいほど「現地批判」が始まるんですよね。「現地人批判」もね。
気を許せる同国人との会話なので、それも一時は楽しいですが、あまり批判で盛り上がると自分がつらくなるだけです。
そもそも、なんでそんなに批判しなくちゃいけない国にわざわざ住んでいるんですか?ってことです。
食や異文化に興味のない人
もともと食べることに興味のない人っていらっしゃいます。外国文化にも興味のない人もいます。
でも、どちらかを「面白いかも」と思えないと海外生活は楽しくないかもしれません。
毎日の食事はどうしても白ご飯にお味噌汁じゃないと生きていけない!という場合、海外で長期暮らしていくのは大変ですものね。
食いしん坊で、いろいろな食材に興味があるというタイプの人は、どこにいっても生命力全開で楽しめるようです。
外国語に興味がない、もしくは大の苦手という人
このタイプの人も時々いらっしゃいますね。
外国語が得意じゃなくても海外生活は楽しめますが、興味がなくて嫌い、というと救いようがないかも。
だって、外国なんだから、その国の言葉(もしくは公用語や英語など)が必要なのは当たり前ですもの。
世界中で一番使える言語である英語は、国や人種の違いを超えて「思いを伝えることのできるツール」。「英語は覚えることばかりの教科」とか「英語は難しい、マスターするのは大変」だと思っていませんか?もっと気楽に、自由に英語に取り組むための英語へのシンプルアプローチはこちらから:
まとめ
海外生活を楽しめる人の特徴と、そうでないタイプについて考えてみました。
外国での暮らしに憧れて海外生活を始めた人も、仕事や結婚などで海外に暮らすことになった人も、外国での生活は決して楽しいことばかりじゃないもの。
なんといっても、よその国に住んでいるんですから。
外国人なんですから。
でも、どうせ海外に暮らすのであれば、せっかくだから楽しみたいものです。
あまり真面目に頑張りすぎず、肩の力を抜いて「ほどほどに」が楽しい海外生活のポイントかもしれません。
生まれ育った日本を遠く離れての海外生活は結構つらいこともあります。海外赴任、国際結婚、留学などいろいろな理由で海外に暮らす時に、気持ちがラクになる考え方と、楽しい生活のための12の知恵をご紹介しています。