あなたが怖いなあと思うものってなんですか?
おばけが怖い人もいれば、高いところがとっても怖い人もいらっしゃると思います。
英語を勉強している方や、英語の試験を間近に控えている方のなかには、「英語のリスニングが一番コワイ〜!!!」なんていう人もいるでしょうか。
英語のリスニングが苦手だと、試験(特に、入試!)のリスニングの時間って、もはや恐怖心といってもいいくらい緊張しますよね。
目の前の試験問題に答えないと合格できないのに、英語が聞き取れないって、ものすごいストレスです。頭が真っ白です。。。
こんにちは! 英語が苦手な受験生だった大昔をへて、今、英語で暮らしを楽しんでいるまのん (@ManonYoshino)です。
大袈裟なイントロでしたが、英語(外国語は全てですが)のリスニングが苦手だという悩みを抱えている人はとても多いのです。
目次
英語のリスニング、日本人のなやみとは?
英語のリスニングに関する日本人の悩みには次のようのものがあるようです。
聞き取れない
学習法がわからない
聞き取れないので英語が恐い
スピードについていけない
英語の音を聞いても意味が理解できない
長年、語学に悩み続けているので、それぞれの悩みを克服するためのアイディアはたくさん思い浮かびます。まさに、「痩せたい」といい続けて実際は痩せない「ダイエット・ノウハウコレクター」のごとし。
リスニング問題克服法コレクター、ですね。
ダイエットはなかなか成功しませんが、英語のリスニングに関しては自分で実験済み。なので、今回は「恐怖心」について克服法をご紹介しますね。
英語のリスニング、なぜ怖い、何が怖い?
リスニングに恐怖心を持つ理由
英語のリスニングが怖い〜、と思うのはなぜか?思うに、それは「完全受け身で、準備のしようがない上、待ったなしの真剣勝負」だからでしょう。
同じ英語でも、作文や読解は考える時間というものがありますよね。
リスニングはそれがない。耳で聞きながら即興で理解しなくてはいけないのでツライし、パニックになりやすいわけです。怖くて当然なんです。
国際会議などで活躍される同時通訳者さんたちは、15分ずつで交代するそうです。外国語を耳で聞きながら、訳した言葉をマイクを通じて発していくという作業、ものすごい集中力を要求されます。だから、最低2人1組で交代しながら通訳を行うのです。
それくらい、外国語を聞いて理解していく作業は難しいものなんですよー。
英語が聞き取れないのが恥ずかしい
本当は、まったく恥ずかしいことなんかないんですけどね。
フランス人やオランダ人が英語を勉強するのと比べたら、日本人が英語をマスターしようとするのは途方もなく大変なことなんです。なにしろ言語的にまったく似ていないので、普通、3,000時間の語学授業を受ける必要がある、っていうくらい難しいんですから。
ましてや、聞き取るための言語周波数が英語と日本語では違うので、そう簡単にリスニング得意!にはなれないんです。すごい努力が必要なんですよ。
英語のマスターに必要な時間って?詳しくはこちらもどうぞ!
日本人が始めたい習い事の常にトップを占める外国語習得。なかでも英語は身近な存在と言えますが、英会話教室に通ってもなかなか上達しないことが多い。英語を実務レベれるで使いこなせるようになるには、なんと3000時間〜5000時間の学習が必要?
電話だと話がわからず恐怖
これ、国際結婚の日本人妻たちの多くが言っていることです。電話は相手が見えず、その表情もジェスチャーも見えないので、声だけが頼り。
電話を取ったはいいけれど、英語でまくし立てられてさっぱりわからなくなってしまうんですね。特に、電話の突撃セールスとかアンケートの類は「マニュアルに定められた言わなくてはいけないことを有無を言わさずしゃべりまくる」ので、外国人の自分は本当に途方にくれます。
もう電話を取るのさえ拒否反応が出ますもん。
ネイティブ話者との会話が怖い
これも、いったん「嫌だな」「一方的に喋られたらわからなくなるから怖いな」と思ってしまうと恐怖心を持ってしまいますよね。
待った無しの「ライブ」ですから。
聞き取り能力のテストを受けてるような気分になってしまったりします。
英語のリスニング、恐怖心克服法4つのアイディア
ここからは、リスニングの恐怖心をなくす(やわらげる)方法をご紹介します。
自信を持とう
とても基本的なことで、「方法」といばれるようなものではないですが、一番大事なことは自信を持つことです。
繰り返しになりますが、日本語と英語は言語グループも周波数も違う、完全異言語!完璧にマスターすること自体が難しいことなんです。だから、だいたい理解できたならそれでもうすごいことなんですよ。
移民の多いアメリカやカナダ、イギリスに行ってみるとびっくりされるかもしれませんが、めちゃくちゃな英語をめちゃくちゃな発音で堂々と話しながら、正々堂々とたくましく生きている人たちがたくさんいるんです。
私たち日本人、中学・高校と、多くの人が真面目に英語に取り組んできたんです。ちょっとリラックスして胸をはれば、結構英語、理解できる言葉が多いと思いますよ。
自信を持ちましょう!
語彙を音とつなげて覚えよう(復習しよう)
リスニングが苦手〜、英語で聞きとるのが怖い〜、という気持ちはものすごくわかります。
でも、上達したいなあと思うのであれば、中学程度の文法書と単語帳をもう一回おさらいしませんか?
そして、今度こそ単語や言い回しなど、音声教材を使って音で理解できるようにがんばってみてはいかがでしょう。
いくら語彙を文字で知っていても、音で記憶されていないと、実際の聞き取りには役に立たないのです。言葉を音で覚える訓練を、ぜひやってみてください。
場数を踏んでたくさん恥をかくのが手っ取り早い
英語を聞き、話す機会、もてていますか?
すごくベタな方法ですが、やはり語学の上達には場数を多く踏むことが一番のようです。仕事で否応なく英語を使わなくてはいけないというケースだと上達が早いのですが、そう簡単にはいかないことも多いでしょう。
住んでいる地域では国際交流イベントなどありませんか?国際サークルなどに積極的に参加することも外国人と直に話すよいチャンスになるかもしれません。
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オンライン英会話に関する記事はこちらをどうぞ!
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たくさん英語を読もう、書こう、聞こう
リスニング力のアップに、読んだり書いたりは関係ないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、これが結構、関係あるみたいです。
特に、いろいろな英語の本や雑誌を読むと「言い回し」を学ぶことができるので、実際に英語を聞き取る場面でも役に立つのですよね。
書くことも、他人の言い回しや語彙を文章に散りばめて書くことで、それが「自分のものになる」のです。ぜひおためしを。
語彙力を増やす簡単な方法、英語日記についての記事はこちらをどうぞ!
実は簡単、でも意外に効果的な英語学習法は日記を書くこと!毎日の出来事を簡単に英語で綴る英語日記で、書く力(ライティング)だけでなく、語彙や言い回しも「自分のもの」に。英語日記は、英語力がぐんぐん伸びる、オススメ学習法です。
まとめ
英語のリスニング、ちょっとリラックスして考えるだけで、少しだけ怖い気持ちが減りませんか?
多少わからなくたって、それで何が起きるわけでもないんです。入試とか、重要な契約書のサインとか、そういうシビアなケースは別ですが。。。
言われたことが理解できなくて恥ずかしくても、外国語なんだからわからないのが当たりまえと思えば勇気が出ませんか?
勇気を持って英語に挑み続けていると、いつかパーっと霧が晴れるように聞き取りが楽になる時がくると思います。
がんばりましょう!