最近、よく耳にする女子一人旅。
一人旅に行きたい理由ってなんだろう?
どうして一人旅を選ぶんだろう?
ちょっとした冒険で、いつもとは違う自分に出会える…。
それが、一人旅。
自由に、思いついたままに旅をしてみませんか?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
女性一人旅は、最近ますます人気ですよね。
でも、一人旅に魅力を感じるけれど、不安だし、人の目も気になるし…、とためらっている方も多いのではないでしょうか。
一人旅をしたいけれど、勇気が出なくて実行できていない。
実際に一人で旅する人は、どんなところに一人旅の魅力を感じているのか知りたい。
この記事では、「一人旅に行きたい、でもちょっと不安もある」というあなに、一人旅だからこその魅力をお伝えしていきたいと思います。
【この記事を書いている管理人の一人旅歴】
中学生時代から、一人でバスや電車で出かけるのが好きでした。
20歳以降は、さらにフットワークが軽くなり、海外への一人旅も年数回。
「そうだ、明日の土曜日は奈良に行って仏像三昧しよう!」的な国内一人旅も好きでした。
現在は、ヨーロッパ在住ですが移住前の海外ソロ旅経験は50回ほどです。
★ なぜ一人旅を選ぶのか、その魅力はどんなところなのか。疑問にお答えします ★
目次
「一人旅に行きたい!」、その理由とは?
一人旅が好きという人たちが、みんな「孤独を愛する旅人」かというと、そんなことはありません。
さくっと海外に一人で行ってしまう友人たちも、そして私自身も、普通に「おしゃべり好き」「仲間とワイワイするの好き」。誰かと旅をするのも好きという人が多いです。
では、人はどんな理由で一人旅に出るのでしょうか。4つのパターンを考えてみました。
どうしても行きたい場所がある
ある特定の場所にどうしても行きたいとき。
例えば、子供の頃から憧れていた場所。映画で見た景色。一度でいいから現物を見てみたいと思っていた博物館…。
ずーっと行きたかったカナダ。
休みも取れそうだし、予算もなんとかなりそう!
思い切って一人で行っちゃおう!
今ならいけそうだし、行きたいと思っていた憧れの地を一人で旅行するというケースです。
海外を旅していると、こういう「昔からの憧れだったので、思い切って来ちゃいました!」という一人旅女子と結構出会うんですよ。
してみたい旅の形がある
なにか強いこだわりのある旅をしたいとき。
例えば、日頃の全てを離れて一人きりで静かに考え事をしたいから、一人でイタリア・ルネサンス美術を巡る旅。
例えば、大好きな景色のそばで、ゆっくり休みたいから、山の絶景を楽しめる温泉宿に連泊。
私は、「風の吹くまま気の向くまま」の列車旅が大好き。
仕事やプライベートで行き詰まった時のリセットには、乗り放題の鉄道パスを買って、気まま旅に出ます。
ある特定の理想の旅の形の実現には、実は一人で行くのが一番ピッタリだったりするんですね。
一人で楽しみたい
一人でこそ楽しめる旅というのもあります。
気の合う仲間との旅も楽しいですが、誰かとペースを合わせながらの旅は意外と疲れることもあります。
長丁場の海外旅行の場合など、途中で疲れてくると微妙にピリピリしてきたり…。
貴重な旅の時間だからこそ、一人旅を選ぶ人も多いようです。
ひとりでじっくり味わいたい旅ってあるんですよね〜。
博物館とか、歴史的建造物とか。
せっかく高いお金を払って旅行に行くのなら、自分だけのペースで見て回りたいなぁ。
ちなみに…。個人的には、博物館と美術館は絶対一人で行きたい派ですね。筆者は、見たいところだけじっくり見て、どうでもいいところはスルーでOKな人間なのです。一方、相方は全部とことんじっくり見たい人。博物館・美術館に限っては、旅のペースがまったく合わない!
ちょうど一緒に行ける人がいない
社会人になると、友達と休暇を合わせて旅行をするのもけっこう大変になってきます。
女性の場合は、恋人ができたり、結婚したり、子育てが始まったりすると、自分だけの旅をするのは難しいんですよね。
長期の休みを取って一緒に行ける友達が今いないのよね〜。
親友は現在、子育て真っ最中だし。。。
海外旅行となると、ある程度の長期休暇が必要だし、かなりの出費にもなります。
「行きたい時に自由に飛び立てる時間的・金銭的な余裕がある」という友達が周囲にいない場合も多いですよね。
一人旅の7つの魅力
では、ここからは一人旅だからこその魅力について、7つのポイントでご案内していきましょう!
1. 自由に動ける
たぶん、一人旅を愛する人の多くが、この理由をあげると思います。
一人旅は、全部自分のペース(旅館の食事時間とか、電車の時間とか、多少の制限はありますが…)!
やりたいこと、見たいもの、食べたいもの、全部自分で決められます。ラクです。
しかも、急なプラン変更も自分の責任でOK。
イギリス旅。今日は、エジンバラを目指して特急列車に。
途中、あまりに景色が幻想的だったので、思い立って下車。
海の近くでベッド&ブレックファーストを探して泊まります!
そして、思い立ったその日に出かけるなんていうことも一人旅の醍醐味。
早く目覚めた休日の朝、「そうだ、京都行こう!」というのも楽しいものです。
2. 計画がシンプル
一人旅の場合、旅のアレンジの関係者は自分一人!
計画を立てるのも、変更するのも、最終的に決めるのも、自分一人の都合なのでとてもシンプルです。
休暇を取とって、飛行機や電車の予約をして、好みの宿泊先を選ぶ。誰かの都合や好みと合わせなくていいのが一人旅の利点!
3. 非日常にひたれる
女友達との旅行って楽しいですよね。
でも、意外と「すっごく日常を引きずった」旅になっちゃいませんか?旅行中の話題は、恋愛の事だったり仕事の愚痴だったり。
一人旅の魅力のひとつが、非日常感!
旅の始まりから、「完全マイワールド」! 旅行中は、別のキャラクターになりきって演じてしまう事だって可能ですよ。
日頃のしがらみを忘れて、自分だけの旅を楽しめます。
4. 細部をしっかり楽しめる(ついおしゃべりに夢中で見逃しとかがない)
誰かと一緒だと、ついおしゃべりに夢中で「全然景色見てなかったーーー!」なんてことありませんか?
一人旅は、旅に完全集中できます。
景色でも、歴史的建造物でも、博物館でも、自分なりのペース。じっくり細部まで楽しむ事ができるんです。
5. 自信につながる
一人で旅の企画を考え、予約をし、現地でも全部自分で対応。それが、一人旅です。全部自分の責任。
特に海外旅行の場合、外国語での会話が必要です。そして、見知らぬ世界に一人飛び込んで行って無事に旅を終える事は、とてつもない「自己肯定感」につながります。
- 外国語で会話をこなすことができた。
- 見知らぬ国でもうまく現地の人たちと交流できた。
- 計画をきちんと立てて、突発的な出来事にも上手に対応できた。
これらは、大きな自信になりますよね。
6. 自分を見つめ直す時間が取れる
一人旅って、すごく時間に余裕がもてるんですよね。
移動の交通機関の中。滞在先の宿。観光先。
誰かと一緒の旅よりも、ずっとずっと時間があるんです。
例えば、歴史的建造物を見学するとき。一人だと、自分のペースで見て回り、ちょっと休憩してお茶、なんていう時も時間はゆっくり流れるんです。
宿泊先の宿でも、食事を済ませたら、あとは長い長い夜の時間。今の自分、これからのこと、じっくり考えることもできますよね。
7. 「ありがたみ」を再確認できる
一人旅に出かけるたび、家族の事、好きな人の事、いつも以上に考えるものじゃないですか?
いつもは「あたりまえ」と思っている人たちの存在がとても大切なものなんだと再認識できるのも一人旅。
そして、「ああもう辞めちゃいたい!」なんて思いがちだった仕事でさえ、ちょっと日常を完全に離れる事で、ありがたいことだと気づけたりするんですよね。
一人旅を楽しむためのヒント
前項で、一人旅の魅力について7つのポイントをあげさせていただきました。
「よし、一人旅してみよう!」
そう思ったら、熱い想いが冷めないうちに一度出かけてみましょう!
ここでは、一人旅リピーターたちの楽しみ方のコツをいくつかご紹介しておきますね。
ある特定の目的のための旅をする。
例:
① 海沿いのローカル線を乗り継いで「絶景をとことん楽しむ鉄道旅」をする。
② ルネサンス美術を追いかけて、イタリアで美術館・教会巡りをする。
「好き」をとことん極める。
例:
① 民芸雑貨大好き。陶磁器の産地を回って、自分だけの逸品を探す。
② 仏教美術が大好き。奈良に連泊して、寺院巡りをする。
ほかにも、大好きな映画・小説の舞台を訪ねてみるとか、一人温泉旅で日常を完全に忘れてリラックスするとか、楽しみ方はいろいろあります。
キーワードは「全部自分のため」。
やりたいことだけやれるのが、一人旅の楽しさです!
女性一人旅の楽しみ方については、「【女性一人旅の楽しみ方】8つのポイントで自分だけの自由な旅を!」にて詳しくご紹介しています。
まとめ
わたしたちが一人旅に行きたくなるその理由と、一人で旅を楽しむ魅力についてご紹介しました。
女性一人旅は、そのまま自分発見の旅でもあります。非日常をたっぷり味わって、明日からの元気をチャージ。きっともっと自分が好きになれますよ。
あなたも一人旅に出かけてみませんか?