海外一人旅中。
思い切って一人旅に挑戦したけど、心細いし楽しくないし、今すぐ日本に帰りたい!
ソロ旅が人気っていうけれど、海外の見知らぬ街でどうやって楽しめばいいの?
誰か助けて欲しい!
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
一人で海外旅行に出かけてきたけれど、現地で
「もう一人旅ムリ…。日本に帰りた〜い!」
ってなっちゃった…。
一人旅で現地に着いたけれど帰りたくなってしまう…、実はこれ「海外一人旅あるある」なんですよ。
少なくとも、私はほとんど毎回そうでした。
海外一人旅経験は50回ほどの大リピーターなのに、です。
この記事をご覧いただいているのは、
と、感じているかたではないかと思います。
でもちょっと待って!
この心がザラザラする感覚も一人旅の醍醐味なんですよ!
私は、旅行中に感じるネガティブな感情には、「一人旅の意義がある」と思っています。
この記事では、
海外一人旅で「帰りたくなってしまう」理由
実際によくある「帰りたくなる」瞬間
気持ちを転換させて一人旅を楽しむコツ
をご紹介していきます。
せっかくの海外旅行なので、充実した時間にしたいものですよね。
でも、「つまらないな、帰りたいな…」と思ってしまうのは、珍しいことではありません。
そんなときのレメディとして、お役に立てましたらうれしいです!
▼ なぜあえて海外一人旅を選ぶのか、リピーターたちの一人旅の目的を5つのポイントでご紹介します。
行きたかった海外一人旅なのに「やっぱり帰りたい」?
「一人旅に憧れて…」とか、「どうしても行きたいところがあって」など、海外一人旅をする人がますます増えているようです。
これは最近の傾向だけでなく、ずっと以前から実は「海外一人旅」は根強い人気。
一人旅にはメリットもたくさんあります。
でも一方で、デメリットも…。
「行ったはいいけど、帰りたくなっちゃった」
となることも多いんです。
「帰りたいな」というホームシックを感じつつ、旅を楽しむために、まずは帰りたくなってしまう理由を考えていきましょう。
- 「異国で一人」という現実に気づくから
- 一旦緊張がほぐれるから
- 疲れが溜まるから
- 意外と移動が大変だから
- 本当に一人だから
一つずつ見ていきますね。
▼ 多数の一人旅を経験してきた筆者が正直に明かす、一人旅の実は「楽しくない部分」。難点を克服するコツもご紹介しています!
「異国で一人」という現実に気づくから
海外旅行って、計画段階がもっともエキサイティングだと思いませんか?
「どの航空会社でいこうかな」
「どこの街に滞在しようかな」
「ホテルはちょっと贅沢しようかな」
などなど…。
そして、期待と緊張でいっぱいの出国を経て機上の人に。
ワクワクしつつ長旅を経て目的地に着いてみると、そこからは現実世界なんですよね。
いきなり異国。
いきなり外国語。
そうなったら、もう簡単に「やっぱりやーめた!」はできないわけで…。
海外旅行って、現地到着までは「ハイ」な状態。勢いで出てきたけど、目的地について一安心、自分の置かれた「たった一人で異国!」という現状に気づくわけです。
頼れる人はいないし、街の様子も「異国」だし。
言葉の壁は思ったより分厚い。
そして、不安な気持ちを言える相手がいない…。
自分の無謀なコミットメントに唖然とする瞬間です。
▼ 女性一人の海外旅行、行きたいけれどやっぱり不安?安心して旅を楽しむためのコツをお伝えします!
一旦緊張がほぐれるから
一人旅をやめて帰りたくなってしまう理由の2番目は、目的地について緊張がちょっとほぐれるから…というものです。
旅行開始から、機内での時間を経て、海外の空港に到着して入国審査や税関を通り、最初の宿泊施設に到達すると張り詰めていた気持ちがゆるみますよね。
気持ちに余裕が出てくるので、一人でいる不安が急に大きくなるのではないでしょうか。
疲れが溜まるから
移動時間と時差で、自分では気づかないかもしれませんが疲れているはず。
時差ぼけがかなり深刻な人もいるでしょう。多くの場合、西行きのフライトは時差調整がラク、東行きのフライトは時差調整が難しいと言われています。
また、一人旅はなんでも全部自分でこなさなくてはいけないですよね。
海外での移動中は荷物もしっかりキープしないといけないし、もちろん運ぶのも全部自分。
話し相手がいない一人旅は、愚痴を言い合う相手もいないので結構無理してしまうもの。
疲れが溜まってくると弱気になりがちです。
意外と移動が大変だから
一人旅の個人旅行、移動が大変と感じることがあるかと思います。
スーツケースを持っての旅では、列車移動や市内交通を利用する際がちょっと大変。
「ヨーロッパでは大きな荷物を持っていると、必ず誰かが手伝ってくれる」
と聞いたことがあるかもしれませんが、意外とそんなことはないです(大都市では特に。逆に怪しい人に盗まれそうになる…)。
自分の荷物は最初から最後まで責任持って「自分で運ぶ」のが基本。
この大変な移動に「帰りたくなっちゃった」と思うかも…。
本当に一人だから
当たり前ですが、海外一人旅では同行者はいなくて自分一人です。
ホテルでも一人、移動の長距離列車も一人、レストランも一人、そして観光名所も一人。
周りは家族や友達とワイワイ。
恋人としっぽり。
あらためて「本当に一人っきり!」と感じて急にホームシックになることもあります。
▼ 一人旅をしてみたいけれど、他人の目が気になるという心理と、リラックスして旅を楽しむアイディアはこちらから!
▼ 一人旅をする女性がますます増えている昨今、「でもなぜ一人で行くの?」という疑問の声もあります。日本国内や海外のソロ旅を多数してきた経験者が、一人旅をする女性の心理についてご紹介します。
実際にある「帰りたくなる」瞬間6つ
一人旅に慣れていても、「ああ、もう帰りたくなっちゃったなあ」と思う瞬間があるもの。
ここからは、実際によくあるホームシックのきっかけを6つのパターンでご紹介していきます。
海外一人旅中に日本に帰りたくなるのは、よくあること。
これを読んでくださっている「あなた」だけではないです。
安心してください!
- 体調不良のとき
- 宿が大ハズレだったとき
- 夕食どきのレストランでポツンとひとり
- 一人では気まずい場所にいるとき
- 荷物抱えて悪天候のとき
- 交通ストや不通で立ち往生したとき
体調不良のとき
海外旅行中の体調不良、不安ですよね。
ちょっとした風邪でも
「大丈夫かな、インフルエンザだったら困るな💦」
なんて心配になることと思います。
食料調達にも困りますよね。
熱が出たり、胃腸炎にかかったりしたとき、
「せめて誰かがお粥作ってくれたらなあ…」
なんて思っちゃいます。
食事しに出かけるのも辛いし、買い物にゆくのも辛いし…。
帰りたい気持ちMAXになります。
宿が大ハズレだったとき
例えばイギリス。
昔から宿泊料金が高めなんですが、びっくりするようなボロ宿に遭遇することも…。
宿泊施設のレーティングで1つ星から5つ星まであるのが欧州のホテル。
星3つでトイレ・浴室付きの客室、というのが一般的なんですが日本円で2万円相当以上払っても汚い木賃宿だったことが…。
星4つの「中の上クラス」でようやく日本のビジネスホテル程度の快適度が確保されます。
でも「大ハズレ」の貧相な宿に到着してしまったときの陰気な気持ちといったら…。
これも「やっぱり帰りたい」という気持ちになる要因です。
夕食どきのレストランでポツンとひとり
どんなに一人旅を重ねても、本心を言えば「苦手」な旅先の一人晩ごはん。
「一人旅は好きだけど、レストランでポツンとひとりは苦手…」という人は意外と少なくないはず。
特に欧米のレストランでは、夜の「おひとりさま」はものすごく少数派なんですよね。
レストランは食事と会話を楽しむ場であって、恋人や配偶者、家族や友人たちと行くところという認識があります。
特に女性の一人客はかなりレア。
ハードルが高いです。
▼ 海外一人旅、リピーターでも「これは苦手」という人が多いのが「おひとりさまディナー」。どうすれば楽しめるの?
一人では気まずい場所にいるとき
一人だと気まずい雰囲気になる場所ってあるんですよね。
家族連れに人気の観光スポットのガイドツアーなどがいい例です。
みんな家族連れ、子ども連れでワイワイガヤガヤなところにポツンとアジア人が一人というのは、なかなかシュールなシチュエーション。
カップルばかりの場所もまた、一人だと居心地が悪いですね。
荷物抱えて悪天候のとき
雨風が強い日、スーツケースやバックパックの大荷物で移動…。
一人旅にはつらい事態です。
「なんでお金を払ってこんな惨めな目に遭ってるの、自分?」
と思いたくなる瞬間です。
飛沫を上げながら無情に通り過ぎる車の列を恨めしく思ったりして。
街の家々のレースカーテン越しの「暖かで平穏な時間」が、羨ましくてたまらなくなったりもして。
マッチ売りの少女の気分になります。
交通ストや不通で立ち往生したとき
ヨーロッパに住んでいると、交通ストや突然の不通・遅延は日常茶飯事。
でも、旅行者にとっては大問題ですよね。
鉄道が運行中止、飛行機がストで飛ばない…、しかも不慣れな外国だし言葉もよくわからないなんて考えただけでストレス!
こう書いている筆者自身も何度か
理由もよくわからない(理解できない)電車の運行中止
という経験をしています。
初めてローマに一人で着いたときも、乗り継ぎの飛行機が急に変更になって深夜着になりました。
薄暗い空港に着いて、押しの強い怪しげなドライバーが荒っぽく運転するタクシーで、ビクビクしながらホテルに向かいました。
初めてのイタリアなので、早い時間に到着したいと思ってわざわざ予定を組んだのに、飛行機のせいで深夜のローマ。古い街並みがなんとなく怖くて…。
「もう帰りたいなあ…」と真剣に思いましたね。
一人旅のポジティブ面にフォーカスしよう
「ああ、一人旅やっぱり無理、帰りたい…」
なんて思ってしまったら…。
現実には、そんな簡単に帰国便の変更ができるわけでもないですよね。
それに、決して安くない飛行機代をかけて、時差を超えてはるばる飛んできたわけです。そんな簡単に「嫌だからすぐ帰る」ことはできません。
できる限り旅を楽しむ努力をしたほうが、ぜったい有意義です。
そもそも、何か特別な思いを持って、旅をしたくて思い切って渡航したんですよね?
「もう一人旅イヤ、帰りたい」
という気持ちを吐き出したら、気持ちを切り替えてポジティブ面にフォーカスしませんか?
海外一人旅できる自分に自信を持とう
まずは、「一人で海外を旅できる自分」に自信を持ちましょう!
一人で旅をしようと決めて、いろいろな旅のアレンジをこなし、予定通りに日本を出国、到着した国では入国審査をちゃんと通過し、目的地まで移動してきているわけですよね?
ここまで一人で出来ちゃう人はそれだけで計画力・実行力バツグンということになりますよ。
だって、「行きたいな〜、でも大変そうだな、自分には無理かな」と言って行動に移さない人のほうが多いんです、世の中は。
海外一人旅って、のんびり自由な旅を楽しんでいるようで、実は、いろんな能力が使われているんですよ。
【 海外一人旅で駆使される能力 】
- 企画力
- 実行力
- 交渉力
- 語学力
- 危機管理力
などなど、いろいろな能力をフルに動員する必要があるからです。
一人で海外旅行するのは実はとても贅沢なこと
海外一人旅をするには、その人なりの理由があるでしょう。
「一人で旅するのが好き」という人もいれば、「特別な目的があるから」という人もいるでしょう。
意外と多いのは、
行きたいところがある、
でも一緒に行ける人(時間的・予算的・目的面)がいない
というケース。
できることなら海外旅行に行きたいけれど、そう簡単には行けない、という人が大半なのではないでしょうか。
休みが取れないとか、予算を捻出できないとか、子どもが小さいから無理とか。
「行きたいところにサクッと一人で行けてしまう」って、本当はとても贅沢なことなんですよ。
一人旅のメリットを味わおう
せっかく旅に出たんですから、一人で旅するメリットを存分に楽しもうではありませんか。
一人旅には、「感動を共感できる旅仲間がいなくて寂しい」とか、「なにかあったら不安」とか、デメリットと言われる部分もあります。
でも、これらのネガティブな面にも大きな意義があるんですよね。
寂しい、という気持ちを知ることで普段の人間関係のありがたさが見えてきます。
不安、という感情に向き合うことで、自分の弱さとか本心とかを知ることができるでしょう。
一人旅は、最初から最後まで自分一人を味わう旅。
まさに究極の非日常です。
そして、非日常の時間を持つことで「普通の日々=日常」の幸福に気づくことも多いもの。
長い長い一人時間で自分としっかり対話してみるのもよし、です。
自分は本当は何がしたいのか、何を求めているのか、そんなことを考えてみてはいかがでしょうか。
▼ 海外一人旅は他ではえがたい貴重な経験の宝庫。「一人旅の経験が人生を変えた」という人も…。
海外を一人で旅する時間の楽しみ方いろいろ
この項では、海外一人旅を楽しむ実践的アイディアをいくつかご紹介したいと思います。
明日からの海外時間に試してみてくださいね!
- 旅の目的を振り返る
- 好きなことだけする
- 移動時間を楽しむ
- 旅日記をつける
- ホテルや宿泊施設を楽しむ
- ローカルグルメを楽しむ
- 自分とゆっくりじっくり向き合う
旅の目的を振り返る
一人旅で煮詰まりかけたら、旅の目的を振り返るといいでしょう。
そもそも、なんで一人で海外を旅しようと思い立ったのか、です。
どうしても訪れたい場所があったのではないですか?
憧れの街を歩いて、その場の空気を感じてみたかったのではないですか?
好きなことだけする
日本を遠く離れた外国、自分のしたいことだけしてみましょうよ。
歴史ファンなら、世界史に出てくる有名な場所に行ってみるとか。何百年も前に歴史上の人物が立っていたであろう場所に自分も立ってみるとか。
憧れの街並みを「住んでいる人のように」歩き回ってみるとか。
旅の間の今しかできないことをしましょう。
移動時間を楽しむ
個人的には、一人旅時間の至福の時が移動時間です。
長距離列車に乗って、ひたすら景色を堪能する時間が好きですね。現地の言葉のアナウンスに異国情緒を感じたりね。
例えばロンドンでよくしていたのは、目的地を定めずに2階建バスに乗ること。高いところから見るロンドンの街がとても素敵なんです。
田舎の路線バスも同じく、乗用車とは違うアングルで景色が見られるので面白いですよ。
また、鉄道パスを持っているのなら「当てのない日帰り旅」もおすすめ!
乗り降り自由のパスなら、気の向いた方角へ向かう電車に乗って景色を楽しむのが素敵。ホームに来た電車にふらっと乗ってみるのも面白いです。
黙っていても目的地に連れて行ってくれますし、駅周辺のスーパーやパン屋さんでサンドイッチや飲み物を購入して乗車すれば車内ピクニックも楽しめます。
旅日記をつける
旅日記、おすすめです。
どこに行ったか、何を食べたか、どんなトラブルにあったか、何を感じたか。
なんでもメモしておくとその日の振り返りになるし、旅の記念になります。
何年か後に読み直すと、そのとき感じたことが蘇って楽しいですよ。
小型のスケッチブックと色鉛筆を持ち歩き、景色や街をスケッチしてはいかがでしょう。
ランチを食べたカフェの名前を書いたり、レシートを貼ったり、旅で見かけた素敵な人たちのことをメモしたり。
私自身は、「帰ったら取り組むべき新しい目標!」みたいのをよく書いていました(実際にそこから新しい仕事を見つけるきっかけになったこともあるし、出会いが生まれたことも!)。
ホテルや宿泊施設を楽しむ
一人旅では、宿泊施設で過ごす時間が長くなりがち。
仲間や家族との旅だと、夜の外出もまた楽しみのうちですが、一人旅(特に女性一人旅)の場合は、昼間活動したら夜はホテルで…というパターンも多いと思います。
予算のこともありますが、安全面も考えて一人旅はできれば宿にはちょっとお金をかけたいところ。
もしホテル内にスパやフィットネスジムがあれば、利用してみるのもいいでしょう。
時差ぼけを軽減するには、水に浸かるといいと言います(実際この方法で「時差ぼけ撃退」をしていました)よね。
プールがあれば泳いだりサウナを利用したり。
一人ならではののんびりステイを楽しみましょう!
ローカルグルメを楽しむ
女性一人の海外旅行というと、「レストランでの食事は居心地が悪い」と感じる人も多いでしょう。
上記でご紹介したように、ヨーロッパでは夕食どきのレストランの「おひとりさま」はかなりの少数派。
出張中のビジネス客はホテル内のレストランを利用したりしています。
とはいえ、せっかくの旅先なので「ご当地名物」を楽しみたいですよね。
おすすめはランチタイム!
土地の名物を食べさせる気軽な雰囲気のカフェやビストロなら一人でも気後れせずに食事ができます。
昼時は一人で食事をしている人も結構見かけるので、居心地の悪さを感じることも少ないでしょう。
また、市場やスーパーを覗いてみて、デリサラダやパイ、パテなどをテイクアウトするのも楽しいですよ。
ついでにワインやスイーツも買って、ホテルでのんびりディナーなんていかがですか?
自分とゆっくりじっくり向き合う
一人旅の時間は、自分との濃密な時間。
普段の生活では、なかなか「自分と対話する」なんてできないものではないでしょうか。
当たり前のように不満を抱えていた仕事も、よくよく自分を見つめ直してみたら「実は恵まれた職場で、やりがいもある」ということに気付けるかもしれません。
人間関係の面倒さに「一人になりたい」と思い続けていた人も、いろんな人との関わりが「実はありがたいことだった」と思えてくるかもしれません。
一人旅の時間は、「いつものわずらわしさ」を離れて息抜きをする贅沢な時間なんです!
▼ 海外一人旅を満喫するためには、楽しむためのコツがあります。海外一人旅を50回以上経験したリピーターが、おすすめしたい旅の準備術をご紹介します。
まとめ
一度ハマるとやめられなくなる「一人旅」。
ところが意外と多い、
「旅に出たけど帰りたくなっちゃった」
というケース。
なんとなく素敵、というイメージが先行しがちな海外一人旅ですが、いろいろな感情と向かい合う旅でもあります。
なにしろ一人旅のキーポイントの一つが「自分との対話時間」ですから。
かけがえのない海外一人時間。寂しい、不安、といった感情が生まれても、それも旅の思い出の一つになるはず。
外国の街でのひとときをぜひ楽しんでみてくださいね!