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【英語で働く海外】カナダ会社員暮らしはここが最高!(夏)

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こんにちは、まのんです。

外国に暮らして、働いてみたい!と夢に描き、日本を飛び出して到着したカナダ。一つずつ問題をクリアして念願の労働許可証も手に入れ、会社員生活を送りました。

カナダの季節感をご紹介する「【英語で働く海外】カナダ会社員暮らしはここが最高!(春)」に続く第2弾、夏のお話です。

筆者がカナダに暮らした当時、周囲にはどんな人たちがいたか思い出してみます。そこから、夏の過ごし方が見えてくるかもしれません。

  • 会社の上司や同僚たち ・・・ 日系企業なので日本からの駐在員、日系一世、日系二世、カナダ人(ルーツはいろいろ)、ニューヨークオフィスの同僚たち
  • 取引先 ・・・ カナダ人(ルーツはいろいろ)
  • 日本人の友人たち(多くは学生やワーキングホリデー)・・・ほぼ全員、独身
  • カナダ人の友人たち ・・・ ほぼ全員、独身
  • ご近所さん ・・・ カナダ人(ルーツはいろいろ)
  • オフィスビルで知り合った人たち ・・・ カナダ人(ルーツはいろいろ)

経済的なバックグラウンドは、お金にある程度余裕のある人、親はお金持ちでも本人はお金なし、どっちにしてもお金にあまり縁のない人、などなど。

宗教的には、日本人以外はだいたい、プロテスタント系キリスト教徒でした(熱心な人も、そうでないひとも)。

 

金曜午後の高速道路

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カフェテリアのメインディッシュが必ず、「フィッシュ&チップス」な金曜日。これは、キリスト教のキリスト受難の金曜日には、肉食を避けるという習慣によるものだそうです。

さまざまな人種が暮らすカナダの大都市では、それぞれ信じる宗教もまちまち。でも、筆者がいた新聞社ビルのカフェテリアは、「金曜=魚の日」でしたね。ここのフィッシュ&チップス、衣ふんわりカリカリで美味だったので、むしろ魚の日は楽しみなくらい。

(フィッシュ&チップスの本場イギリスでは、逆においしいのに当たった経験がないです。。。)

 

さて、そんな魚の金曜日、夏場は「午後早退」という人もけっこういたりします。

GO UP NORTH(北へ行く)、です。

金曜日の夕方からの高速道路はかなり渋滞するため、少し早めに出ちゃおうという人たち。北のヒューロン湖沿いや、大小の湖と森に囲まれた大自然の中で週末を過ごすんですね。中流以上の家庭ではCottage(コテージ)と呼ぶ別荘を持つ人も少なくないらしいですよ。

むろん、単身渡加、資産なしの我々日本人独身者や、若いカナダ人たちは、優雅な別荘など持っているはずもなく、「親の別荘」「おばあちゃんの別荘」「親戚の別荘」などに行くことになります。

残念ながら、親しい友人たちにそういう親も親戚もいなかったので、「金曜の午後から北へ向かう」機会はありませんでした。

 

夕方から回れるゴルフ

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サマータイム(Daylight Saving Time)のおかげで、夏季の日没時間が日本よりずっと遅いカナダ。南部のオンタリオでも9時近くまで十分に明るいので、仕事の後で遊んだり日曜大工をしたりできます。

ちょっと涼しくなってきた夕方、庭仕事をするお父さんの姿。

夕食後に庭で遊ぶ子供達。

いつまでも明るい街では、テラス席をにぎわしてビールで乾杯する仲間たち。

 

特に「おー、カナダっぽーい!」と思ったのが、夕方ゴルフ。

オンタリオ州には、たくさんのゴルフ場があるんです。ゴルフといえば、打ちっぱなしや9ホールのハーフコースを「なんちゃってゴルフ」で回った経験くらいしかないので詳しいことはわかりませんが、かなりナイスなコースが多いらしいんです。

駐在員のおじさまがたが、「なにがそんなにすごいのか」熱く語っていました。内容は忘れましたが(笑)。。。

午後5時に定時で仕事をあがれば、日没の9時までに移動時間を入れても余裕で3時間は遊べます。仕事のあと、ハーフコースを周って十分プレーできるというので、ゴルフ大好きおじさんたちはさっさと仕事を終わらせて(終わらなくても)出かけて行きました。

 

商社勤務時代、夏になると日本からの出張者がやたら増えます。そして、必ず、週末をはさんで滞在し、ゴルフをしていきますね。逆に、厳冬期はほとんど出張者来ませんよ。

ニューヨークオフィスから大挙して駐在員&出張者が「ほぼゴルフのためだけに」飛行機に乗ってやってきたこともありました。

あ、でももう三十年近く前の話ですよ。日本ももっと景気がよくて、駅のホームには雨傘でゴルフのフォーム練習をするサラリーマンがいた時代です。

今はどうなのかなあと、ネットを覗いてみましたが、変わらずオンタリオには数多くのゴルフ場が営業しているようです。と、いうことは今も変わらず熱心なゴルファーが夏をまって、青空の下コースを周っているということですね。

 

何はともあれ、BBQでしょう

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夏といえば、これ。

食事時の住宅地を歩けば、必ずどこからか漂ってくる、あのかぐわしい匂いと食欲をそそる音。

バーベキューです。

とにかく、カナダ人(アメリカ人も)バーベキュー大好き。ちょっとでも気温が上がってきたら、「Looks like it’s time for BBQ(そろそろBBQのシーズンじゃない?)」。

庭のある家なら、大抵バーベキューグリルも持っている、という感じ。

炭火で焼くトラディショナルタイプのグリルもあるし、安定した火で焼けるガスのバーベキューグリルもあります。

ある友人は、「ガスのバーベキューなんて邪道。男のすることじゃないね。やっぱりちゃんと炭火をおこしてやかなくちゃ味が違う」なんて言っていました。ちなみに、これは男の仕事なんだそうですよ(その友人曰く)。

またあるルームメイトは引越しの時に、独身にもかかわらず巨大なガスバーベキューを持ち込んできて我々もともとの同居人たちを驚かせました。でもガスバーベキューって便利なんですよね〜。やろうと思えば雪の降る日だってバーベキューできちゃうしね。。。

焼くのは、鶏の骨付もも肉、ビーフハンバーグ、ソーセージ、スブラキ(ギリシャ風の肉の串焼き)、極厚のビーフステーキ、などなど。

ハンバーグなんてつなぎなし、牛ひき肉を丸めてハンバーグ状に平たく伸ばしただけ。ナチュラルな牛の味。

これぞ夏の風物詩!

 

仕事終わって、家に帰り、ルームメイトと合流。まず、ビールを開けて、庭に出る。1日の出来事をそれぞれ報告しあいながらバーベキューの準備。

ほろ酔い加減で肉を焼き、おそくまでワイワイ楽しむ。

カナダ独身会社員生活、夏はこんな風でしたよ。楽しかったな。

秋のカナダに続きますよ〜。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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