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【海外生活と外国語】外国に住んでも言葉が上達しない人の5つの理由

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英語がいつまでも上達しな〜い!

外国語って、海外に住めばすぐにペラペラになるはずだよね〜!

 

なーんて考えている方、その考えは実は甘いかもしれません。

こんにちは、まのん@ManonYoshinoです。

結婚のために海外移住した直後、現地の言葉フランス語の学校に通いました。その時、知り合った日本人の方に「ご主人と話すだけでフランス語ペラッペラになるんじゃないの?なんで学校が必要なの?」と聞かれた事があります。

 

いやいやいやいや、大人世代はそんな簡単に外国語できるようにならないですよー。

海外生活を何年送っても、ちっとも英語などの現地の外国語ができるようにならない人だっています。

 

今回は、ちょっとシビアな話。「何年たっても外国語が上達しない人」が、なぜ上達しないのか、5つの理由を説明させていただきます。

外国語習得に悩んでいるあなた、もしかして5つの理由のいくつかに該当してはいませんか?チェックしてみてくださいね!

 

海外生活しても、英語などの外国語が上達しない人はいる?

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はい、います!

数年の期間、海外生活を送った場合、「めちゃくちゃできるようになる」人と、「まあだいたい話せるかも」程度になる人と、「ほとんどダメ」な人がいます。

家族と海外に滞在する場合

駐在員の家族として海外に住む場合には、家事・育児などに時間をとられるので、語学習得のために100%時間を使う事は不可能。

駐在員同士の横のつながりや、現地日系社会のつながりもあり、日本語でのやり取りも多いですよね。

それでもなかには、努力を重ねてぐんと語学力アップして帰国される方もいます。

永住者でも語学力不足?

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一方、国際結婚や家族での移住などで海外に住みながら、その現地の言葉がおぼつかない人もけっこういるんです。

例えば、カナダには相当数の日系人がいますが、何十年もカナダに住みながら、決して英語が上手とは言えない方もいますよ。

英語以外の言語だと、結婚を機に学習を始めるケースも多く、「大人世代」になってからの語学習得に苦労する人もいますね。

留学生はどうでしょう?

学部留学、大学院留学等の場合は相当レベルの語学力を要求されるので、「全然、話せませーん」では通用しないですよね。

でも語学留学の場合は、かなりユルい場合が多いので、半年や1年の語学留学で「ペラペラになりました!」というほうが少数派かもしれません。

海外生活で外国語が上達しない理由

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外国語を実はそれほど使っていない

インターネットが普及し、メールやSNSは誰でもが使う時代。

海外に住んでも、ネットで日本の情報や動画は見放題ですし、日本の友達とも簡単に話したりメッセージを交換したりできます。

よほど覚悟を決めないと、「海外生活で日本語だけ使ってました」状態になります。

 

自分から現地の社会に積極的に関わっていかない限り、言葉も使うチャンスがないんです。

タブレットもスマホも便利なんですが、「日本をどこにでも連れて行ける」ので要注意ですよね。

基礎文法の知識が不足している

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「外国語を話すのに文法なんて必要ない、ない!」なんて気軽に言う人がいますが、これは大きな間違い。

言葉の決まりごとをしらないで、大人が言葉を習得することなんてできないはず。

だって、言葉には決まり(文法)があることを、もうすでに学校で習っちゃいましたから。頭の中の構造は「理屈で物事を考えたい」癖がついちゃった大人なんですから。

理屈を考えずに、言葉をぐんぐん吸収できるのは、小さな子供だけでしょう。

英語で言うなら、英検2級程度の文法の知識はやはり必要かと。。。

ボキャブラリーが足りていない

どんなに文法がわかっていても、外国語の会話が成り立たない一つの理由がボキャ貧。

ボキャブラリー不足です。

こればかりは言い訳なしで、外国語をスラスラ話すには、ある程度の量の言葉を知っている必要があります。

そして、それは受験の時に必死に覚えたような「書く言葉」ではなくて、外国語の音で覚える必要があります。聞き取れない言葉を話すのは難しいですから。

聞き取りと発音の訓練をしていない

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ボキャブラリー不足のお話とかぶりますが、聞き取りの力(リスニング)はとっても重要です。

聞いた言葉が、すぐに頭の中でイメージにならないと会話についていけません。

同時に、発音も(完璧は無理でも)わかっていないと聞き取れないし、こちらが話しても相手に通じませんよね。

 

必死さがない

これを書いている自分自身が身につまされる点。

「何が何でもこの言葉をものにして、暮らしていくぞ!」という必死さが、外国語習得のキモかもしれません。

うちは、夫の母語がフランス語。出会った時、二人の共通言語は英語でした。その後、わたしはフランス語をかなり頑張って勉強したものの、「必死さがなく」あまり上達しないまま幾年月。

ついつい慣れている英語が気楽で、いつも英語中心になってしまいます。だから、いつまでたっても、もう一つの外国語フランス語がヘタなままです(笑)。

パートナーとの会話が、彼の母語だけしか無理!という家庭では、もう否応なしに会話力が伸びます。だって、その外国語を習得しなければ生活できないし。

あと、現地企業で働く場合は、待った無しに現地語の力が要求されるので、必死にならざるをえなく、めちゃくちゃ上達しますよ。

まとめ

いかがでしょうか。

海外に住めば必ず外国語が上手になるわけではないのです。

インターネットの普及で、海外に住んでも、日本のテレビは見られるし、IP電話でいつでも日本と通話可能だし、日本の雑誌だって本だって電子書籍で簡単に読める現代。

海外在住で「日本にどっぷり浸かってに生きる」ことが十分可能といえますよね。

だからこそ、かなり必死で現地社会に入り込んで行かないと、外国語の上達は難しいのです。

海外に住んでいるのに、なかなか現地の言葉がうまくならないよ〜という方は、一時日本を忘れて現地語にどっぷりつかる生活、必要かもしれませんね。

 

 

ABOUT ME
吉野まのん@英語生活
英語で暮らし、フランス語に悩み、日本語教育にも頭を抱えるヨーロッパ在住の昭和組。受験英語は超苦手だったのに「言葉としての英語」に惹かれ卒業後はイギリスに。カナダ・アメリカ・東京で長年働いたのち、ヨーロッパ移住。英語や外国語に関することや仕事のこと、外国生活のあれやこれやを発信中。

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