小さい頃から外国に住むのが夢。
でもどうやったら海外に住めるのか。
具体的なアプローチが知りたい。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
小さい頃から外国に住むの、私も夢でした。
最初は絵本の世界から入って、大きくなってからは冒険家の話を読んでは遠い外国に憧れを抱いていました。
でも、海外で生活したいという人は、何から始めればいいのか?
旅行で海外に行く人も、仕事で行く人も結構いますが、
コネもツテも何もない個人が、海外生活したかったらどうすればいいの?
という疑問。
これって、情報知りたい人けっこういるのではないでしょうか。
この記事では、
海外で生活してみたいという人に向けて
具体的な海外生活へのアプローチ方法
をご紹介したいと思います。
【ちょこっとメモ】
この記事を書いている管理人は、
20代で海外就職・カナダ永住権取得
30代で日本からの派遣で海外駐在
40代でフランス移住
という「あちこち」体験をしてきました。
これから海外を目指したいという方の、ちょっとした参考になれたらうれしいです!
目次
海外で生活したい人がまず最初にすること
海外で暮らしてみたいなら、まず最初に自分自身に次の3つの質問をしてみましょう。
考えをまとめていくために、紙やスマホのノートなどに書き出すといいと思います。
【 まず自分自身に聞いてみる3つのこと 】
① 何をしたいのか?
② どこに住んでみたいのか?
③ 自分ができることは何なのか?
何をしたいのか
一つめの質問は、「海外に行って何をしたいのか」です。
ただ「外国に行きたい」だけでは、その先を決められません。
例えば:
- 英語を習いたいので語学学校に行きたい
- 海外の大学に編入して学びたい
- ダンスを本格的に習いたい
- お菓子の学校に通いたい
- 海外で何でもいいから働いてみたい
- キャリアを生かして海外の会社に就職したい
- しばらくボーッと見知らぬ街で暮らしたい
これによって海外にいく方向性が決められます。
どこに住んでみたいのか
二つめの質問は「どこに住んでみたいのか」です。
海外で生活したいと思う人の多くは、すでに具体的に住みたい国や都市が頭にあるかもしれないですよね。
パリ、ロンドン、ニューヨークなどの大都市には、やはりかなりの日本人が住んでいますが、最初からその都市に住みたいと思って来る人も少なくないと思います。
あとは、旅行で訪れたことのある国や、その国でなくてはできない何かのために(例えば音楽とか美術、料理など)行き先を設定します。
これによって海外に住む方法を探すことがでます。
国によっては、滞在ビザが取りやすい国、取りにくい国があるので…。
自分ができることは何なのか?
三つめの質問は、「自分が持っているもの、できること」は何か?です。
ただ行きたい!という情熱だけでは、海外で生活するのはなかなか難しいもの。資金に余裕があって、ただしばらくのんびり暮らすという選択肢なら別ですが。
行きたい国、したいことに通用する語学力はどれくらいですか?
英語圏なら、まず第一に英語ですよね。
生活に支障がない英語力がありますか?
大学入学に必要な英語力の試験は受けましたか?
英語圏以外なら、現地語が必要になりますが、それも国と居住先の都市によります。
英語ができればOKというところもありますし、現地語オンリーというところもあります。
また、就職を目指す場合、海外でも通用するキャリアは積んでいますか?
もしくは、海外企業にアピールできる資格は持っていますか?
海外で学びながら生活する
ではここからは、具体的に海外で生活する方法について書いて行きたいと思います。
たぶん、もっとも安全で確実な方法は「海外で学ぶ」ことでしょう。
普通に学生をしているぶんには、海外の世間の荒波にもまれて苦労することもあまりないかと思いますね(学業が難しいという点は別です)。
海外留学といっても、いろんな種類があるんですよね。
【 海外留学のおもな種類 】
海外で語学学校に通う(語学留学)
大学や大学院で学ぶ(正規留学)
専門技術や知識を学ぶ
語学留学
たとえば英語。
英語圏の諸国には、たくさんの語学学校があります。世界中から英語を学びに学生が集まるんですね。
学生の年齢も、15歳くらいから高齢者まで幅広いです。
英語圏以外でも、英語が公用語になっているフィリピンなど英語学習のための語学学校があって、日本から近いため人気ですね。
語学留学の場合、入学資格は「年齢」くらい。
そして、特に厳しい試験や要求される資格などがないのが特徴。
誰でも授業料さえ払えば入学できるので、海外生活をしてみたいというひとには一番簡単なアプローチかと思います。
その受講期間も、学校によっては1週間から入学可というところも…。
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正規留学
高校、大学、大学院など、海外の教育機関で現地学生と同じカリキュラムで学び、学位を取得することを目指す留学です。
語学学校に通う語学留学とは違って、入学時点で高度な語学力が要求されることが多く、入学条件(資格&日本での学歴)を満たさないと入れません。
まずは語学学校に通って語学力をつけて、学部や大学院への進学を目指す学生も多いですよ。
学士・修士の学位取得までには時間と資金がかかります。
また現地の学生に混じって学ぶため、そうとうな学習時間を要するようです。
海外で働きながら生活する
海外で働きたい!、と思っている人も多いのではないでしょうか。
そのために海外派遣の可能性のある企業に就職を希望する人もいますよね。
でも、企業からの派遣以外にも海外で働く道はいろいろあります。
海外駐在
希望したから必ず行ける、というものではない海外駐在。
まずは、海外に事業所のある企業への就職が最初のハードルですよね。
海外で事業展開する日本企業、もしくは日本人スタッフを海外赴任させている外資系企業などがターゲットになります。
就職したあとも、駐在可能な部署への配属され、実績を積んで認められることが必要です。
それから、運!
海外で必要な人材が求められた時に、自分のキャリアが当てはまる、というタイミングの良さはまさに運とも言えます。
ただ、この波に乗れれば、現地でもゆとりのある生活が保障されますし、帰国後のキャリアアップも射程距離に十分入ります。
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海外で就職する
海外で生活したいなら、現地採用社員として働く方法もあります。
でも、海外就職、あとでご紹介する永住権の取得と並んで、国によってはなかなか困難な道かもしれません。
私が、現地採用で就職したのはカナダなんですが、「働いてもいいですよ」という就労ビザは固定の雇用主でのみ就労を許可する、というもの。
つまり、まず就職が決まっている必要があります。
そして、ビザはその会社での雇用に対しておりるものなんですね。
これが期限付きのテンポラリー・ワーク・パーミット。自由に転職することはできないんです。
転職の自由が欲しい、もっと強い立場で働きたい、という場合は永住権を取得するしかなかったですね。
海外で求められているスキルや経験があれば、日本から就職先を探すことももちろん可能かと思います。
そういった就職エージェントもありますよね。
また、海外の大学・大学院在学中にアルバイトやインターンとして企業で働き、卒業後に就職というパターンもけっこうあるようです。
働きながら旅をする
年齢制限内なら、ワーキングホリデーのビザを取得して働くことも可能ですね。
日本とワーキングホリデーの協定を結んでいる国は、26カ国(2020年現在)。
滞在先の国での休暇を楽しみながら、滞在資金を補うための一定の労働なら認められるという制度で、国によってビザの有効期間は半年もしくは1年です。
ただ、このビザの目的はあくまでも「観光」なので、仕事をしたり学校に通ったりを主要目的にはしない、という決まりがありますね。
ヨーロッパ内でも、日本食レストランなどでアルバイトしているワーキングホリデーの若い人をよく見かけます。
海外に本格的に移住する
移住者として本格的に海外に住む日本人も多いですよね。
家族で永住、というパターンもよく聞きます。
ただこの場合、最大のハードルは永住権の取得かと思います。
永住権を取得する
移住を目指す国によってそのプロセスも難易度も違います。
また、申請する時期によっても難易度は変わってくるもので、同じ国でも移民を多く受け入れている時期もあるし、外国からの移民流入を制限している時期もあるようですよ。
カナダの例をとると、個人の職業移民として申請した時は、申請から査証がおりるまで2年かかりました。
それ以前に、就労ビザを2回取得していて、その継続という流れでの申請でした。
申請後1年半ほどで、面談の召喚状が届き、東京からニューヨークに向かいました。
そのあとすぐに健康診断を受けるよう指示を受けたんですが、この時点で周りからは「健康診断まで行けば、永住権は時間の問題でおりるよ」と言われましたね。
その通りで、健康診断から2ヶ月後に査証が届きました。
フランスは永住権といっても、10年ごとの更新が必要なので、いつまでたっても外国人枠のままですね。
日本は二重国籍を認めていないため、外国でその国の国籍を取得すると日本国籍を放棄することになってしまうんですね。
その理由から、市民権はとらずに永住者枠で滞在している人が多いと思います。
国際結婚する
これはご縁次第ですが、国際結婚で海外移住するケースも多いですよね。
すでに海外に住んでいて現地で知り合って結婚という場合もあれば、日本や第三国で知り合って結婚し、相手の国や第三国に配偶者とともに暮らす場合もあります。
国際結婚すればすぐに永住権が取れる、と思うかもしれませんが、国によって違うのではと思います。
最初は1年更新の短期滞在許可、数年後に永住権というパターンもありますね。
その他の方法
留学、就職、永住と見てきましたが、そのほかにも海外に住む方法はあります。
海外インターンシップのプログラムに参加したり、海外ボランティアに参加する方法です。
前者のインターンは、例えばホテル業務のインターンだったり、料理関係のインターンなどは参加されているかたも多いのではないでしょうか。
後者は、「青年海外協力隊」が有名ですよね。
行政に関わる仕事や、農業、土木 、医療、教育関係など様々な分野の人材が世界で活躍されているようです。
開発途上国でのボランティアなので、生活環境は厳しい場合もありますが、経験者の話を聞くとかけがえのない体験になったという人が多いです。
以前働いていた会社の大先輩が、定年後にシニアボランティアで海外に行かれましたが、こちらは一定以上の経験や技能が求められるそうです(高齢者限定、ではなく)。
まとめ
この記事では、海外で生活してみたいという人への、具体的な海外生活へのアプローチ方法をご紹介させていただきました。
まずは海外で何をしたいのか、どこに住みたいと思っているのかについて、じっくり考えることをおすすめします。
それによって、次に取る行動が見えてくると思いますよ。
学びに行くのもよし、働きに行くのもよし、遊びに行くだけだっていいと思います。
外国で暮らしてみる…、もしかしたら、それは人生を変えてしまう貴重な時間になるかもしれません!