海外に住み始めて半年たちました。
希望に燃えてやってきたのに、なんかすでに燃え尽きそう。
まわり全てが「異国」で、ものすごく孤独。…つらいです。
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
そう、つらいんですよ、海外生活の孤独。
何度も何度も「ああ、しんどい」という経験をしてきたベテランなので、すごく気持ちわかります。
「アウェーの寂しさ」って当事者じゃないと理解してもらえないかもしれないし。
「自分で選んで来た海外でしょ」
「嫌なら日本に帰れば!」
なんて言われちゃうと身も蓋もない感じで…。
でも、その辛さ、あなただけじゃないですよ。
海外在住者は、みんな多かれ少なかれ孤独の波を何度も経験しているものなんです。
大丈夫、波を越えればラクになりますから!
この記事では、海外生活の孤独について
海外生活で孤独を強く感じてしまう理由
海外生活の孤独との付き合い方
海外生活が「孤独でつらい」ときの解消法
をご紹介していきます。
海外生活に孤独はつきもの
海外で暮らすというと、
「いいなあ」
なんて言われますよね。
外国暮らしに憧れている、という人も多いかもしれません。
ところが、現実に海外で生活を始めると、
「孤独でつらい…」
と真剣に悩んでしまうことも。
海外での生活に憧れて移住した人でも、決して毎日がバラ色ではないわけです。
そしてついてまわるのが、孤独感。
海外生活だからこそ、孤独を強く感じてしまうケースが実は多いんです。
- 急に自分が無力に思えるから
- 言葉の壁が意外と厚いから
- 日本の家族や友達と遠いから
- 新しい環境に馴染めないから
- 出会いと別れが頻繁にあるから
ひとつずつ見ていきましょう。
理由1. 自分が無力に思えて寂しくなる
海外で暮らしてみると、「自分って無力…」「こんな自分じゃなかったはずなのに」なんて感じるかもしれません。
日本で積み上げてきた「自分」という存在が、ゼロの状態になるからです。
まったく新しい異国の地で、また自分のアイデンティティを再構築する必要があるんですよね。
いろんな意味で無力感にさいなまれることが、たびたび起きてしまうかもしれません。
強い孤独を感じる人も多いでしょう。
理由2. 言葉の壁が厚い
英語以外の言語圏ではとくに感じるであろう「言葉の壁」。現実に経験した人は、ほんとうに「壁」だなあと感じることでしょう。
これまで、自分の気持ちや考えを、日本では当たり前のように言葉で表現していたのに、外国語の環境ではそれができない。自分の意思を思い通りに表現することができないのって、とても悔しいことですよね。
日本で、何気なく目にしたり聞いたりしていた、電車の中吊り広告やアナウンスやテレビのニュース。
それが外国では、「注意して聞き取ろう!がんばって読み取ろう!」と、がんばある必要が出てきます。
「言葉に置いて行かれてしまっている自分、情報に取り残されてしまっている自分」を感じてしまうかもしれません。
これって、かなり寂しいものなんですよね。
理由3. 家族・友達が遠い
インターネットの普及によって、昔ほど「海外って遠い」と思わなくなったかもしれませんよね。
でも、会いたいと思えばすぐ週末にでも会えてしまう距離と、海の向こうの外国との距離感はずいぶん違うもの。行き来するのに時間もお金もかなりかかりますし。
なにより、欧米ってものすごく「家族単位の行動」が多い社会。お店がほとんど閉まってしまう日曜日などは、家族と過ごすか友達と集まる人がほとんどなんですよね。
日曜日や休暇に「帰る実家」や「訪ねる親戚や友人の家」がないと、本当にぽつねんと一人に…。
夏の「ぽつんと一人」も侘しいですが、秋冬の「ぽつんと一人」もけっこうつらいものがあるかもしれません。
理由4. 新しい環境に馴染めない
海外生活で孤独を強く感じる理由のひとつに、
慣れた日本と、暮らしの環境が大きく変わるから
というのがあります。
新しい環境になかなか馴染めないと、異国生活はさびしいものです。
これは、海外生活に飛び込む年齢と、社会的立場と、その人のもともとの性格に左右されるかもしれません。
筆者の場合、学生として渡航したイギリスでは、毎日が楽しくて友達もすぐにできたので、あまり孤独を感じることはありませんでした。
いっぽう、社会人としてスタートしたカナダやアメリカの生活では、どんなに人に囲まれていても時々どうしようもない孤独を感じたものでした。
日本での社会経験が長ければ長いほど、新しい海外の環境や人間関係に慣れるのに時間がかかるなと感じます。
そして、たとえ慣れたとしても、外国人でいる自分の立ち位置はいつもどこか不安定で、そこに孤独という感情が入ってくるのかもしれないですね。
理由5. 出会いと別れが頻繁
外国人として日本以外で生活している人の宿命が、「頻繁にある別れ」でしょう。出会いも多いですが別れも頻繁なので、とてつもなく孤独になることもあります。
世界中、だいたいどこで暮らしていても、日本人との出会いはあるもの。海外に暮らす日本人同士、わりとすぐに打ち解けあって、親しい友達になることも。
また、日本人以外の外国人と「アウェー同士」仲良くなることもあるでしょう。
遠く日本を離れた地でできた友達は貴重ですし、大切な存在になります。
ところが、海外生活では、出会いと別れが頻繁に起こるんですよね。
学生の場合は、留学期間が終われば、日本に帰ってしまいます。
駐在員であれば、帰国辞令や転勤辞令が出れば、お別れになりますよね。
国際結婚の移住者でも、「やはり家族で日本に本帰国することにした」というケースが出てきます。
せっかく仲良くなったのに、「さようなら」になることがとても多く、その都度とても寂しい思いをするのです。
▼ 海外生活でなかなか友達ができなくて寂しい…。こんな悩みを持っている人は少なくありません。大人になると友達作りが難しいと言われますが、海外で友達を作るコツとは?
海外での孤独との付き合い方
ここからは、海外生活での「孤独」との付き合い方についてご紹介していきます。
まず、「気持ちが楽になる考え方」を3つほど。海外生活でお世話になった先輩たちの知恵から学んだことです。
● 一つめは、人はしょせん孤独なものなので、あまり孤独を怖がる必要はないのではということ。
● 二つめは、孤独は決して悪いことではない、逆にメリットもあるよ、ということです。
● 三つめは、人と比べないということです。孤独と戦っているときは、「あの人はあんなに友達がいるのに自分はひとり…」とか思いがちなので。
海外で暮らす中で感じてしまう「孤独」と上手に付き合うには、
1. 孤独という感情を受け止める
2. 外国にいるという現状を受け入れる
3. 孤独は悪いことではないと理解する
という3つのポイントがあります。
ポイント1. 孤独という感情を受け止める
ドツボにはまって自分から悲劇の主人公になってしまう前に、「寂しい」という感情を受け止めることが大切です。
自分の気持ちを感じるままに書き出してみるのもいいかもしれません。
ポイント2. 外国にいる現状を受け入れる
「自分がいるのは外国で、自分は外国人」という現実をしっかり受け止めることです。
海外生活がつらくなる理由のひとつは、そこを納得していないからなんですよね。
異邦人なんですよ。
だから孤独を感じて当然!
文化も習慣も言葉も違うのは当たり前で、そこに自分の居場所を作るには時間と努力がかなり必要なのです。
異国で新しくアイデンティティを築くためには、積極的に行動あるのみですね。
ポイント3. 孤独は悪いことではない
孤独というと、つらいこと、悲しいこと、みたいなニュアンスで捉えることが多いかもしれません。
でも孤独って必ずしも悪いことではないですよ。
孤独を別の面から捉えると、「自由」だとも言えますよね。さらに、自分を振り返るチャンスでもあります。
海外生活には「孤独」という感情はつきものです。
たぶん、長く海外に暮らしてもふとした瞬間に言いようのない孤独を感じたりすると思いますよ。
海外で暮らして感じる孤独、自分の「よくある感情のひとつ」として、上手につきあっていきたいものです。
海外生活が「孤独でつらい」ときの解消法
外国暮らしに孤独はつきもの…。とはいえ、「孤独でつらい」ときは、なんとかして気分をアップさせていきたいものです。
具体的な解消法をご紹介しましょう。
「寂しい」という感情を受け止める
上の項でもご紹介しましたが、自分の感情を認知してあげることが大切だといいます。
孤独でつらい、一人でいるのが寂しい…など、異国で外国人として暮らしていくうえではよくある感情。
自分の素直な気持ちを書き出してみるのも有効な解消法です。
海外在住者には、日々の気持ちをブログやSNSで発信されているかたも多いですよ。
自分に優しくする
「孤独でつらい…」と気持ちがへこんでしまうときは、心がヘルプシグナルを出しているとき。
内面に湧いてくるネガティブな感情を受け止めたら、自分なりのケアをしてあげるといいでしょう。
自分をほめる
考えてみてください!
はるばる遠い外国に来て、外国語で頑張っているあなた。
まず、日本を飛び出す勇気を持てたことがすごいわけです。そして、慣れない環境で自分なりの暮らしを作ろうと努力しているわけです。
これって、すでにすごいことですよ。
「海外に住んでみたいな〜」「英語が話せるようになりたいな〜」「外国で働いてみたいな〜」なんて考えたことのある人はたくさんいます。
でも、その中で着々と準備して実行にうつせる人はほんの一握り。
だから、そこで頑張っているあなたはほんの一握りのすごい人なんですよ!
まずは海外で頑張ろうとしている自分をほめてあげませんか。
小さな成長を喜ぶ
簡単なことでいいので、ちょっとした自分の成長を喜びましょう。
- 語学学校のテストで良い点をとった
- 職場のスタッフをランチに誘った
- パン屋でお店の人とちょっと会話した
- 美容院で希望の髪型を伝えることができた
- 遠くまで車を運転して出かけられた
自分自身のことや周りに注意を払っていると、毎日いろいろな発見があるはずです。
日々を丁寧に見ていくと、「着実に前に進んでいる自分」が見えてくると思いますよ!
自分を甘やかす
海外生活では自分を甘やかすことも大切。
いいじゃないですか、頑張っているんだから!
ちょっと高級なチョコレートを買うとか。
週末は少し値段の張るワインを楽しむとか。
街で見かけて気になっていたエステに行ってみるとか。
人それぞれの「甘やかし方」があると思うので、日頃から自分の甘やかしメニューを作っておくのも楽しいかと思います。
▼ 楽しそうに見える海外生活ですが、実際はけっこう大変なことが多いもの。海外で暮らすと見えてくるデメリットと、その中でも楽しく生活するための在住者の知恵とは?
日本語の娯楽を楽しむ
日本語のドラマや映画を見たり、日本語のコミックや雑誌を読んだりするのも心の健康には良いことだと思います。
なにしろ、ラク。努力しなくても理解できちゃいますからね。
昔、インターネットが一般にはまだ普及していなかった頃は、日本語の娯楽を手に入れるのも大変でした(笑)。
それでもみんな日本から買ってきたり、送ってもらったりして「日本語の飢え」をしのいでいたものです。
いまやVPNに接続すれば、日本発の動画配信サービスにもアクセス可能。あのドラマ、この映画…と、簡単に楽しむことができます。
コミックや書籍だって同様で、電子書籍があれば世界中どこにいても最新刊を読むことができちゃいますよね。
海外で孤独にハマり切らないためにも、適度に日本語の慣れた環境を楽しむ時間を作ることは大切かと思います。
▼ 海外で日本の動画サービスを楽しむなら、快適・安心に接続できる仮想ネットワークサービスが必須。おすすめはなんといってもNordVPNです。公式サイトはこちらからどうぞ >> プライベートで安全な制限のないネットワーク今すぐNordVPNを体験【NordVPN.com】
物理的に動く
気持ちがダウンしているときには、「少し休んだら、あとは動く」こと。物理的に動くことで、悶々としていた重い心が、少しずつ軽くなってくるはずです。
おすすめなのは、次の4つの行動です。
1. 体を動かす
2. 現地語を学ぶ
3. 地元を探訪する
4. 小旅行をする
体を動かす
散歩でもいいし、ウィンドウショッピングでもOK。とにかく、靴を履いて外に出てみることです。
スポーツが好きな人なら、まず一人でもすぐにできるジョギングなどを始めてみてはいかがでしょう。
ジムに通うとか、プールで泳ぐとか、何かのレッスンを受ける(テニスやゴルフなど)のもおすすめです。
現地語を学ぶ
海外で暮らしていこうとしている人なら、現地語を既に習得しているか、もしくは、勉強を始めているかと思います。
もしまだなら、さっそく語学学校に通うとかオンラインレッスンを受けるなどしましょう。
現地語での会話は、充実した海外生活を送るためには必須かと思います。
地元を探訪する
住んでいる街、もう歩き回ってみましたか?
近所を散策するのもいいですが、街のなか、裏通りの隅々まで探検してみませんか。
意外なお店を見つけたり、小さな公園を発見したり。静かな教会や歴史的建造物を訪れてみるのもいいですよ。
居心地の良さそうなカフェなんかが見つかるとテンション上がりますよね。
小旅行をする
日帰りや週末の小旅行もおすすめです。
孤独がつらいときは、もしかしたら泊りがけではなく日帰りで行ける範囲がいいかもしれませんね。
場所を変えると気分も変わります。
新しい発見や出会いがあるかもしれないですよ。
人と関わる
やはり孤独から抜け出すためには、人と関わることも大切。
「でも知り合いなんて周りにいないし…」
ということもありますよね。
交際範囲を広げるとっかかりとして、自分の生活周りを考えてみてください。
会社員なら、同僚で話しやすそうな人はいませんか?
学生なら、クラスメートで気の合いそうな人はいませんか?
駐在員家族や、国際結婚家族なら、何か習い事などは興味ありませんか?
住んでいるところに日本人会のようなものがあれば、問い合わせをしてみましょう。
世界中、わりとどこに行っても日本人が住んでいます。
一人知り合いになれば、そこから日本人の知り合いが増えていくことがほとんど。現地人の知り合いも、日本人の友達を介して増えていくパターンが多いです。
よく周りをみてください。
どこかに人と関わりを持つきっかけがあるはず!
海外在住者の「孤独」の乗り越え方(体験談)
参考までに筆者自身の体験もシェアさせていただきますね。
イギリス、カナダ、アメリカ、そしてフランスと、4カ国での生活経験がある筆者。「海外で孤独」「寂しくてたまらない」などの経験は、メチャクチャ豊富です(笑)。
そんな私が、海外での孤独から抜け出すためにしたことを、ザクッとまとめると主には次の3つのポイントになります。
1. 自分から積極的に行動を起こす努力をした
2. 小さな成功体験を作るようにした
3. 「海外で一人」のメリットを楽しむようにした
少し詳しくシェアさせていただきますね。
自分から積極的に行動を起こす努力をした
イギリスは学校に行っていたので、自然に友達ができてあまり困ることはありませんでした。
でも、カナダは本当にゼロから飛び込んで現地で就職先を探したので「どうしようもない孤独」にかなり悩まされました。
そこで頑張ったのは、自分からあれこれ行動するということです。
具体的にしたことは、人的ネットワークづくり。
- 滞在地の大学の日系アソシエーションのイベントに参加
- 大学のスポーツ部活に参加
- 同僚やご近所さんとは積極的に話し、ランチや飲み会に参加
- 社会人向けの市民講座を受講
- タウン誌をチェックしてさまざまなイベントに参加
- 会社やイベントで知り合った人とのつながりを大切に維持
実際に海外でどんなふうに友達や仲間を作ったかというと、次の10のパターンがあったと思います。
- 語学学校や習い事で知り合った
- 友達に紹介された
- 友達や自分のパーティーで紹介された
- ナイトクラブやパブで知り合った
- シェアハウスでルームメイトとして出会った
- ご近所さんだった
- 遊びに来たルームメイトの友達と仲良くなった
- 職場が一緒だった
- 職場のあるビルのカフェテリアや廊下で話すようになった
- 取引先の同年代の人たちと意気投合した
若かったので、仕事先やルームメイトがらみ、というのが多かったですね。周りも独身が多かったので可能だったのかもしれません。
小さな成功体験を作るようにした
少しでも前向きになれるように、ちょっとしたことでも自分を褒めるようにしました。
落ち込んだりした時には、小さな行動目標を決めて、達成したら自分にご褒美をあげるようにしていました。それも、めちゃくちゃ小さいことですよ。
ジムに目標通り通ったら、週末にカフェでケーキを食べるとか。
イベントで自分から話しかけて知り合いを作ったら、ワンランク上のワインとチーズでひとり乾杯するとか。
大人になると、そう簡単に人は褒めてくれないので、自分で褒めちゃうわけです。
「海外で一人」のメリットを楽しむようにした
一人で海外で生活するって、実は、かなり贅沢なことなんですよ。
何をするのも自分次第で自由なんですから!
でも、実際に、本当に一人で海外にポツンといると、なかなか暮らしを楽しむ気持ちの余裕とかないんですよね。
アメリカに赴任した時は、結婚の予定もなく、吹雪の中で「一生一人か?」なんてとても孤独になりました(笑)。
そんなときは、海外で独身を謳歌するメリットをひたすら考えました。
好きなことだけできます。
休日に何時まで寝ていようが自由です。
逆に、何時まで起きていようが誰も文句を言いません。
東京のアパートと比べると部屋が広い!
究極の非日常時間が可能!
思いついたらサクッとヨーロッパやアメリカ旅行ができる!
こうやってメリットに目を向けたら「一人で孤独も悪くないし…」と思えるようになりました。
海外生活を楽しむためにしたいこと
最後に、孤独に負けずに海外生活を楽しむために5つのアドバイスです。
1. 海外でがんばる自分を誇りに思おう
2. 居場所作りの努力をしよう
3. 現地の言葉に慣れよう
4. 郷にいれば郷に従おう
5. 焦らないで今を楽しもう
海外でがんばる自分を誇りに思おう
異文化・異言語で暮らしていくのはストレスが多いもの。
そこで暮らそうと思った勇気と、毎日がんばる自分を誇りに思いましょう。
「自分ってエラいなあ」
そう心の中で思って、明日も少しずつ前進を目指しましょうよ。
居場所作りの努力をしよう
自分なりの「居場所」を見つけられたら、海外生活のクオリティはぐんとあがります。海外生活を楽しめる人は、しっかりと自分の居場所を見つけて、立ち位置を築いた人です。
居心地の良い仲間たちと出会えるよう、いろいろなところに顔を出してみましょう。
仕事でも学校でも、家庭でもいいので、自分の居場所づくりの努力を!
現地の言葉に慣れよう
ネイティブ並みの語学力は、あれば素晴らしいですけれど、外国で暮らす人の大半はそんなものすごい語学力があるわけではないですよ。
とはいえ、自分の生活のクオリティを上げるためにも、現地の言葉に慣れる努力は必要かと思います。
ちょっとずつでいいので、ボキャブラリーを増やし、聞き取る力もつけていきましょう。
郷にいれば郷に従おう
「日本ではこうなのに、なぜダメなの?」
なんて考えないことが、海外生活者の心の健康の秘訣。
私たち日本人は、外国ではよそもの。アウェーです。
郷にいれば郷に従え、です。
まあ、接客態度とか衛生面とか、言いたいことはいっぱいあるでしょうが、現地の習慣や文化を尊重することも大切かと思います。
焦らないで今を楽しもう
海外生活を楽しむなら、焦らないことです。
友達できて、彼氏もできて、仕事も充実していて、語学もバッチリ!なんて、いっぺんにすべてがスムーズに動かないかもしれません。
でもいつか「あの頃は大変だったんだよ〜!」がよい思い出になり、大切な経験としてその後の人生の支えになるかもしれません。
焦らないで今を楽しみましょう!
まとめ
世界中どこに行っても、実際に住んでみると「夢の国」はなかなか見つからないもの。
海外生活も、その暮らしが日常になればなるほど実は「自分はアウェーの身」と感じることも多いんですよね。
言葉の壁、文化の違い、食の違い、生活利便性の違い…、などなど思い通りにならないことがけっこうあるわけで。
頑張っている気持ちが疲れてくると、ふと「どうしようもない孤独」に陥ってしまうこともあります。
でも、それってよく考えてみると、日本でだってあることなんですよね。
ふと気づくと「孤独だなあ」ってこと、たまにありませんか?
海外だと、孤独を紛らわせてくれる家族や友達があまり身近にいなくて、そこがつらいところ。
スタイリッシュな海外の風景も、落ち込んだ時には「すごく異国」に感じてしまうものです。
海外生活での孤独とうまく付き合う方法は、自分の気持ちをうけとめることと、自分に合った対処法を見つけること。
そして、できるだけ楽天的に物事を考えることも大切。
貴重な体験である海外生活、リラックスして暮らしていきたいものですよね。