国際結婚って、向いている人とそうでない人がいるのかな?
「外国人と結婚しそうなタイプだよね」と言われることが多いけど、
それってどういう「タイプ」のことなんだろう?
こんにちは、まのん(@ManonYoshino)です。
国際結婚する日本人女性について、いろんなステレオタイプのコメントを見かけます。
それはポジティブなものもあるけれど、ネガティブなものも…。
よく言われるのは、
国際結婚する日本人女性に美人はいない
とか
日本人男性にはモテない女性が国際結婚する
というもの。
本当にそうでしょうか?
海外でも日本でも、国際結婚をしている日本人女性をたくさん見てきたんですが、いろんな人がいますよ。
絶世の美女もいれば、ごく一般的な容貌の人もいます。
ただ、「ああなるほどな…」という共通の特徴もあるようには思いますね。
この記事では、
外国人と結婚しそうと思われる女性の特徴
国際結婚に向いているタイプ
について考えていきたいと思います。
「外国人と結婚して海外に住みたいけど、自分は国際結婚向きなのかな?」
とか
「外国人度結婚しそうって言われたけど、どういう意味なのかな?」
という疑問にお答えしていきます!
目次
「外国人と結婚しそう」と言われる人の特徴
周りから「外国人と結婚しそう」と言われる人とは、どんなタイプのひとなのでしょうか。
国際結婚する女性への周りの意見とは?
結婚相手に外国人男性を選ぶ女性のことを、周りはどんなふうに見ているのでしょうか。
この疑問に関する「一般的な答え」は、ネットを検索するとたくさん出てきます。
言われた当人はあまりうれしくない意見が多いんですよね。
そのため、「外国人と結婚しそうだよね」と言われると、その真意を図りかねて、モヤモヤするという人もいるでしょう。
● 派手好き
● パーティー好き
● 話が大袈裟で声も大きい
● 個性的なタイプ
● 気が強い
● 根拠のない自信がある
● メイクが濃い
● 外国かぶれで空気が読めない
私の場合も、面と向かって言われたことはないですが、暗に否定的なことを言われたことはありますね。
「(皮肉をこめて)個性的だよね〜。外国人と結婚するタイプだね」
という感じで。
派手好き
外国人というと、六本木で遊んでいるイメージを持っている人が多いですよね。
確かにその通りで、遊び人も普通の会社員も、欧米から来ている外国人はみんな六本木が大好きです。
日本人も「外国人と遊びたい!クラブ大好き!」という人たちは、六本木に集うわけですね。
クラブで遊ぶのが目的なので、当然、派手めな服装やメイク。
また、外国人彼氏を持つ日本人女性も、その多くは海外生活経験があったり、外資系企業勤務だったりするので、派手な印象が目立つのではないでしょうか。
パーティー好き
パーティー大好き、賑やか大好きという人も「海外向き、外国人と合いそうな人」と思われがち。
派手好きな人が「日本人より外国人と合いそう」と思われるのと同じですよね。
確かに欧米では、何かというとホームパーティーが開かれるので、「社交上手でパーティーの企画も上手」なんていうひとは外国向きなんでしょう。
話が大袈裟で声も大きい
外国人というと、「身振り手振りが大きくて、話も大げさ」というイメージがあるようで…。
日本人でも、ダイナミックな話し方をする人は「外国人と合いそう」とおもわれがちみたいです。
特に、会話の中にやたらと外国語をはさんでいると、ますますそう思われますね。
個性的なタイプ
日本の「右向け右!」に馴染まない、個性的なタイプの人も、「外国人と結婚しそう」と言われがち。
また、外見も個性的な方が外国人ウケしそうだと言われます。
「外国人にモテるのは平安美女や浮世絵美女のような顔」という謎のイメージも、よく知られているところでしょう。
現実に国際結婚している日本人女性で、「浮世絵のような顔」の人を見たことはないんですが、言いたいことはわかります。
ズバリ、
美人でもなくかわいくもない、どちらかと言うとブス
と言いたいのでしょう。
気が強い
欧米の女性=気が強い、というイメージありますよね。
確かに大多数の女性は「しっかりと自分の意見を主張」します。
そのため、自分の意見をしっかり持っていて、それをハッキリ主張する女性は「外国人との結婚が向いていそう」と思われるのでしょう。
根拠のない自信がある
欧米社会の中で強く生きていくには、自分に対してポジティブでいる必要があるんですよね。
上記のように、自分の意見をハッキリ主張する社会なので…。
「背筋をピンと、胸を張って!自信がないと思われたら相手にされないよ!」
と、若い頃、私も海外経験豊富な諸先輩方によく言われました。
はたから見たら、「大したことないくせに自信満々」と思われていたかもしれないですよね(笑)。
メイクが濃い
確かにこれはそうかもしれません。
最近は日本人女子のほうが欧米女子よりしっかりメイクしている人が多いです。
でも、欧米の「目力の強化に全精神を集中」したかのようなメイク、日本でやると目立ちますよね。
アイメイクやチーク濃いめの人は、「外国人と合いそう」と思われるようです。
外国かぶれで空気が読めない
ここでいう外国とは、欧米諸国のことかと思いますが…。
留学などで海外生活を経験して、その国の文化のマネをしたがる人、いますよね。
また、欧米諸国をほめまくって、日本を見下したり。
「アメリカでは〜、日本はだからダメ」とか「イギリスにいたときは、〇〇だった」という言葉が出ると、けっこう周りからは煙たがれる存在に…。
ただ言い訳をさせてもらうと、海外生活経験者は、どうしても住んでいた国の文化や習慣を引きずりがちなんですよね。
そこに住んで生活していたので、話の中に海外生活が頻繁にでてきてしまう、というだけではないでしょうか。
「海外経験を自慢したい」わけではない場合が多いのではないかと思います。
会話の中で、「アメリカで働いていたときは、〇〇だったんだよね」という言葉が出てしまうのはごく普通のことのではないでしょうか。
▶︎ 国際結婚した日本人女性が「結婚を決めた理由」、気になりませんか?どうやって夫となる外国人と出会ったのか知りたい方はこちら!
外国人と結婚している人に目立つ特徴
上記は、「外国人と結婚しそう」と思われる人の特徴でした。
ここからは、実際に外国人と結婚している人に目立つ特徴についてご紹介していきます。
● 独立精神旺盛
● マイペース
● 一人で行動することが好き
● 気が強い
● 自分の意見がはっきりしている
独立精神が旺盛
外国人と家庭を持つということは、日本に住んでも相手の国に住んでも、毎日が異文化体験。
言葉も文化背景も全く違う人と家族になろうという人は、もともと独立精神旺盛な人が多いようです。
周りの国際カップルの日本人女性を見回しても、自分で人生を切り開こうというガッツのある人ばかり。
相手に依存するより、自分でどんどん物事を進めるタイプという感じですね。
たとえば、国際結婚で日本に住む場合。
お役所関係など日本人の配偶者が全面的にサポートする必要があります。
いろいろな場面で通訳や翻訳をしてあげなければいけないことも多いでしょう。
または、海外に住む場合。
今度は日本人の配偶者がサポートされる側になります。
でも、海外の慣れない環境で言葉や習慣を覚え、仕事や子育てに奮闘していかなくてはならないわけです。
いずれにしても、誰かに依存していては暮らしていけないんですよね。
だから、国際結婚をしている人は独立精神旺盛な人が多いです。
マイペース
いい意味でマイペースな人も国際結婚女性に多いですね。
あまり他人の目を気にせず、自分のペースで自分なりにしっかり生きていくというタイプ。
いちいち他の人と比べても仕方ない、自分は自分という感じ。
そして、他人に振り回されることを嫌い、自分と合わなければハッキリ線を引くことも厭わない人も多いです。
一人で行動することが好き
「誰かと一緒じゃないと…」という人は、国際結婚に向いていないんですよね。
一人でサクサク動いちゃう人のほうが海外向きですから。
やはり、国際結婚している人は、一人行動が気にならない人が多いようです。
ただ、
「人と関わるのが苦手」
というわけではありません。
逆に、人と関わるのが苦手、コミュニケーションが苦手、という人は異文化の中では苦労しそうです。
社会生活の中で、やはり言葉は重要。
だから外国人と家族になって、外国語環境で生きていくにはコミュニケーション力にも長けていないと辛いものがありますよね。
人と上手に関わりつつも、一人での行動も好き、というバランスの良さが海外生活では必要だと思います。
気が強い
国際結婚でヨーロッパに住んでいる日本人女性によく見かけるのは、
控えめにみえるけれど、芯がしっかりしていて気が強い
というタイプ。
カナダ在住の頃に多く見かけた日系女性は、「ひたすら気が強い」タイプが多かったんですが、時代の変化でしょうか。
海外で外国人夫と暮らすということは、四六時中「アウェーの身の上」になります。
やはり気が強いくらいでないと、やっていけないんですよね。
自分の意見がはっきりしている
「自己主張は美徳」という風潮が強い欧米。
自分の意見をしっかり持って、それをはっきりと主張することを求めれられます。
そのためか、欧米人と国際結婚をしている日本人女性にも、意見をはっきりいう人が多いなと思います。
ただし、海外の狭い日本人社会でうまくやっていくためには、「控えめであること」も重要。
現地社会では、自分の意見をはっきり述べ、日本人同士の付き合いの中では「あえて控えめ」にする、さじ加減が上手な女性が少なくないですね。
▶︎ 国際結婚にはメリットもあるけれど、言葉の壁やストレスなどデメリットも…。国際カップルの現実とは?
国際結婚に向いているタイプとは?
実際に国際結婚に向いているのは、どんなタイプの女性なんでしょうか。
日本人同士の結婚でもそうですが、結婚とは、生まれも育ちも別な環境で生きてきた他人同士が「家族」になるもの。
惚れた晴れたの一時的な恋愛感情だけでは、結婚生活を健全に長続きさせることは難しいですよね。
国際結婚は、そこにさらに歴史的・文化的な違い、言語の違い、生活習慣の違いなど「違うこと」がたくさん。
宗教面でも驚くことが多いかもしれません。
国際結婚をして15年以上になる筆者ですが、いまも「違い」に戸惑うことが多いですよ。
精神的に自立している
さきに「外国人と結婚している人に目立つ特徴」として挙げた、旺盛な独立精神。
独立精神をしっかり持っているだけでなく、本当に精神的に自立している人は国際結婚に向いていると思います。
でも、「精神的に自立している」って具体的にどういうことなのでしょうか。
精神的に自立している人とは、
● 自分の考えをしっかり持っていて、決断力もある
● 自分自身の価値を知っていて、他人の意見に左右されない
● 自分の言動にきちんと責任を持つことができる
● 他人ともうまくやれるが、一人でいることも楽しめる
の4つのポイントを満たせる人でしょう。
外国の人との生活は、理解し合えないことの連発だったりします。
日本人同士のカップル以上に、相手に理解してもらえるように自分の考えを冷静に誠意を持って伝えることが大切。
自分に自信が持てなかったり、他力本願だったりすると、結局は長続きしないんですよね。
コミュニケーション能力が高い
国際結婚の成功の重要なカギの一つはコミュニケーション能力。
それは、伝え合う言語であり、思いを表現する能力でもあり、相手を理解する能力でもあります。
国際結婚では、夫婦両方が共通言語に強い、ということが望ましいです。
共通の言葉が英語であれば、夫婦ともに英語で流暢に会話可能ということですね。
相手の国に暮らす場合は、その国の言葉をマスターしないとキツイです。
どちらか一方に頼ったコミュニケーションは、短期的にはOKでも、長期的には片方の負担が大きすぎますよね。
また、表現力・理解力が重要だというのは、国際結婚は「毎日が異文化交流」だからです。
結婚すれば、当然、相手の親族や友達との交流も、もれなくついてきます。
相手の国の言葉がパーフェクトである必要はないですが、会話を楽しんだり、社交の場でみんなと馴染むことができる人こそが国際結婚向きだと思いますね。
変化への対応能力が高い
「変化」や「違い」に柔軟に対応できる能力も、国際結婚では重要な要素です。
どこに住んでも、夫婦の少なくともどちらかが「外国人」として生きていくことになる国際結婚。
例えば、筆者の住むフランスを例にとってみても、違いに驚くことがとても多いです。
何年夫婦として暮らしていても、「え、初めて知った…!」みたいなビックリがあるんですよ。
夫婦としての生活が長くなればなるほど、浮き彫りになってくる違いもあります。
食事のこと、宗教のこと、教育のこと、家族への思いなど、結婚を決めた頃には想像もしなかった「価値観の食い違い」が見えてくることってありますよ。
そこで「なるほど、こういう考えもあるね」と、柔軟に対応できるといいですよね。
▶︎ 国際結婚を決めるとき、気をつけてチェックすべきこととは? うまくいく国際結婚のための注意点!
まとめ
「外国人と結婚しそうだね」
と言われた時、ポジティブにとるかネガティブにとるか、それは言われた相手によりますよね。
確かに、外国人との結婚を選んだ人たちには、ある一定の目立つ特徴があるようです。
国際結婚に向いているタイプについて、いくつか特徴を挙げました。
でもよく考えてみれば、これはどんな結婚でも言えることかもしれません。
国際結婚は、異文化の環境で育った男女がお互いに折り合いをつけて家庭を作り上げていくもの。
一緒にいたいという情熱はもちろんのこと、相手の気持ちを想像し、思いやるという気持ちを常に持ち続けないとと思います。